柔らかい雨』の作文集

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柔らかい雨』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど

11/6/2022, 1:18:18 PM

柔らかい雨


私は傘が嫌いだ。
だから私は雨に打たれる。

柔らかかったら良かったのに。

11/6/2022, 1:17:16 PM

屋上から見下ろして映る群衆は浮足立っていた
パラパラと降る天気雨なんて気にも留めずに
国を救った英雄の凱旋を今か今かと待っている

柔らかい雨では今から起きる惨劇を防ぐことはできない
いっそのこと視界すら奪うほどの
激しい雨が降ってくれればいいと願う
そうすればこの凱旋も中止になる

柔らかく温かな雨なんかじゃなくて
もっと激しく冷たく俺を覆いつくしてくれ

俺の罪を洗い流すように
深く染みついて消せない硝煙の匂いを
かき消すように

……そんなことは今更無理だとわかっている
本当は俺の罪を断罪してほしいんだ

雨はやんだ
集中して俺と世界を隔絶させる
人々のざわめきは遠のく

俺の視界には英雄の笑顔のみ
引金に力をこめた

11/6/2022, 1:14:35 PM

傘もってるのに差さないで
柔らかい雨と
抱きしめ合ったっていい

11/6/2022, 1:00:50 PM

私の前に降る雨は
いつも柔らかい

悲しいはずなのに優しく包み込むように柔らかい雨

いつもと違う雨の気持ちを考えながら
歌を歌うように優しい気持ちになる私

11/6/2022, 12:59:25 PM

#柔らかい雨


恋が終わった時

雨が降っていた…

私は傷ついた心を隠したまま

鼻歌交じりで歩いた

全然平気なふりをして

クルクル傘を回してピエロの様に歩いた

ピエロは泣かない!

泣くもんか!

強がるピエロの頬に

柔らかい雨がそっと触れて

涙の跡を消してくれた

ピエロの涙が誰にも気づかれぬように…


🌈黒猫のつぶやき🌈

ピエロは誰にも気づかれずに泣くんだろうね
一人ぼっちでそっと…

11/6/2022, 12:57:04 PM

『柔らかい雨』

今日は雨だった 
止みそうで止まない弱く柔らかい雨だった
長年仲良った友人との別れだった
最後に友人と話したのは病室の中だった

友人は言った
今はすごく気持ちが穏やかなんだ
もしタイムマシンがあって過去や未来に行けて今現在を変えることができたとしても僕は何もしないと思う
だって過去や未来を変えてしまったら今現在が無くなってしまうから、今現在が人生で一番幸せだから

今日は雨だった 止みそうで止まない 弱く柔らかい雨だった。


#柔らかい雨

11/6/2022, 12:56:18 PM

生きづらい世の中だ
傷つきたくない私は
聞きたい言葉だけに 耳を傾けた

生きづらい世の中だ
息も詰まる出来事が
昨日に続きまた今日も 続くのだろうか

柔らかい雨に 慰められて
柔らかい雨に 感謝した
柔らかい雨 心に 優しく…

生きづらい世の中だ
息のつく間もないほどに
この雨も この辛さと一緒 止み間もなく

柔らかい雨に 慰められて
柔らかい雨に 感謝した
柔らかい雨 心に 優しく…

柔らかい雨に 傘を開く…

#柔らかい雨

11/6/2022, 12:56:00 PM

今日は朝から暗い気分だった。
雨が降っているからではない。
そう今日は月イチのアレ,女の子の日の2日目だった。

「ねぇ,もう朝だよ。仕事でしょ?起きて。おはよう。」
いつもはこうやって優しく話しかけて起こしてたのに。
今はそんな気分になれなくて,
「ねぇ,朝起きて!!」
厳しい口調で彼を起こしてしまった。
お腹痛すぎて死にそう...。
死にはしないことは分かってるんだけどね。
痛み止め飲んでも,痛みがなくなっても
気持ちが天気が晴れる訳ではなくて
彼はいつも優しいから
「いつもありがとう。おはよう。今日は温かくしててね。行ってきます。」
声かけてくれる。
そんな声掛けに涙が出そうになる。

「ただいま。」
彼の声で目を覚ました。
「ごめん。起こしちゃったね。おはよう。」
ニコって笑いかけてくれる彼。
「ごめん。今日何もしてなかった。」
落ち込む私にそっと手を伸ばして
「大丈夫。」って
その優しさがなんだか私にはもったいないと思って。

「...ごめんなさい。ちょっと外に出てくる。」
お腹の痛みに気付かないふりをして走り出した。
雨が降っているのに傘を刺さない私は
ここにいるのは場違いだろう。

「ちょっと待って!!」

彼の声が聞こえる。

もう止まれないよ。
止まることなんて許されない。
冷たい雨は私の居場所はもうないと言っているようで
私の心に鋭く突き刺さって座り込んだ。

突然雨が止んだ。

「待っててって言ったじゃん。」

頭の上から声がした。
顔をあげると傘を差した彼がいた。

「なんで...。」

「なんでって心配だからじゃん。ほら早く帰るよ。」

彼は私に手を差し伸べて優しくキスをした。

「君のことだから,
つり合わないとか思っちゃったんでしょ。
そんなことないから。
俺,君のことだからこんなことしてるんだよ。」

彼はすごい。
私の居場所をすぐ作ってくれる。

私と彼をつつんだ雨は
さっき私を包んだ冷たい雨ではなくて
とっても温かく柔らかい雨だった。





─────『柔らかい雨』

11/6/2022, 12:55:35 PM

柔らかな雨


柔らかい雨は、傘をささなくてすむ。

優しい心は、毎日続けていくのは、大変。


優しい気持ちは、大切。


人間だから、怒り、悲しみ、苦しみがある。

人間だから面白いのかな。

11/6/2022, 12:55:02 PM

春に降る雨が柔らかく感じる。

音もたてずにサワサワと

霧雨みたいな感じかな?

雨は土を柔らかくし、何かを芽吹かせて

花を咲かせてくれる。


秋の雨は冬を連れてくる。

落ち葉を朽ちさせて

春の準備をしてる。

11/6/2022, 12:54:41 PM

涙を隠してくれる雨が好きなの

そういえば、君と別れたのも

こんな雨の日だったね

11/6/2022, 12:52:06 PM

晴れの日は嫌い。
ハレバレとした気持ちよりも 自分の醜さが際立って
覆い隠したくて 傘をさしたくなってしまうから
だけど
こんなに柔らかく、優しく、雨の降る日は。
少し私もみんなに溶け込んでいられる気がしたの。
少し濡れて帰ろう


柔らかい雨

11/6/2022, 12:47:06 PM

雨は好きじゃない。

だって暗い気持ちになるでしょ?

でもね、1度だけ素敵な雨に出逢った。

泣いてる日に降ってきた雨。

いつも冷たくて鬱陶しいのに

その日だけは涙をかき消してくれてるみたいで

凄く優しくて柔らかい雨だった。

11/6/2022, 12:43:14 PM

柔らかい雨

あなたの前では
泣き虫なの…

それはね

あなたがどんな
雨でも受け止めて
柔らかい雨に
変えてくれるから…

11/6/2022, 12:41:31 PM

このお題は、
「雨を、“柔らかい”と感じる時はどんな時か」
という事なんだろうか
うーん‥

私は雨を「柔らかい」と感じたことはない。

そろそろムリかもしれない。
詩的な表現は、あきらめた方がいいかもしれない。

#柔らかい雨

23 319

11/6/2022, 12:37:08 PM

わかんない
どーしたいかとか

今はただシーパラ行ってイルカが見たい
あとスタバでキャラメルクリームのホット飲みたい
で、自分の気が済むまでずっと寝て
美味しいご飯が食べたい

11/6/2022, 12:32:30 PM

あなたと最初で最後のキスをした夜


酔っていたこともあって
4駅分歩いて帰ろうと相合傘で歩いていたね

友達4人で飲んだのは覚えいる
他のふたりの地元だったから、アパートに泊めてもらえるかと思っていたが、ダメで歩いて帰った

後で考えたら二人はつきあっていたから、泊めてもらえなかったんだろう


私は、あなたと一緒に歩けるのが嬉しくて
何駅分でも歩ける気がしていた

何度も二人で食事したり
夜のドライブしたり
二人で遊園地にも行った
でも、まだつきあっているとは言えなかった。


車の通りもほとんどない住宅地
橋を渡れば次の駅の住宅街が始まる
川の手前は夜の闇には空地なのか畑なのかも分からなかった
橋を渡れば、もうすぐ2つ目の駅
もう半分歩いた


なんで私が傘を持っていたのかも
もう覚えていない
きっと、私よりもあなたが酔っていたからだったかもしれない

橋の手前の坂道に差し掛かったとき
急にキスをされた
すごく嬉しかった
生まれて初めてのキスでは無いが
どうしたらいいのか分からなかった
なんの前ぶれもないキス

ファーストキスはあなたが良かった

少し長いキスに、気持ちはとろけていたが、今度は手に持った傘をどうしたらいいのか困った

ドラマならキスした瞬間、傘から手を離すのだろうけど
現実は被っていた傘をスローモーションで足もとへ動かすのが精一杯で
傘から手は離せなかった

キスの後の私は、きっと一番いい顔をしていたに違いない
知り合ってもう何年も経つが
こうなることを
私はずっと望んでいたのだ

再び歩き出した

まもなく、タクシーが通りかかった
タクシーで彼の家まで帰った
酔いが覚めたら送っていくよと
彼は実家暮らしだから、駐車場の車の中で夜が明けるのを待った
彼は車に乗るとすぐ寝てしまった
私は眠れなかった

朝帰りの罪悪感
家を出る時、女友達と飲みに行くと出かけた手前
彼に家に送ってもらうのは
つじつまが合わない

彼には駅に送ってもらい、始発で帰ってきたていにして母親に駅まで迎えに来てもらった
嫁入り前の娘が朝帰りだなんて
母親には車の中でこっぴどく怒られた
そんな時代だ


数日後、彼から
もう会えないと言われた
ふられたのだ
いやつきあってもない
「え?ねぇあの夜キスしたよね?」
ノド元まで出てきたセリフは口に出すのを止めた

あの夜のキスまで否定されそうで
何も言えなかった
それに嫌われたくなかったのだ
ズルい別れ方だった
本当に好きならしがみついてでも、別れたくないと言えばよかったのか



何十年も経って
SNSで彼を見つけた
住んでいる場所が他県なこと
家業は廃業して別の仕事をしていることが分かった
仕事の事で使っているSNSのため
家族の事とかは何も分からない

まるでストーカーだな
少し後ろめたく感じた

元気に過ごしているだけで良いと思った


私はあの頃から
自分の恋心を癒すため勝手に妄想している
彼は、ゲイだったのだ。
彼の話に出てくる人は男の人ばかり、時にはゲイの人に気に入られてる話なしもしていた。
私にやきもちを焼かせるために話しているのかと思っていたが、あれは、恋バナだったのだ
ずっと何年も私とお互いの事を好きだったが、口に出せなかったのは、本当に女の人を愛せるか分からなかった
ある雨の夜、酔に任せてキスをしたが、その時やはり女の人じゃないとハッキリわかった
彼女とは、家族にはなれない
そう思ったのだ


本当にただの妄想だが、本気でそう思っている
それでも、今も一人でいてほしい
あの時彼女と別れなければ良かった
そう思っていてほしい
勝手な妄想だ




『柔らかい雨』

11/6/2022, 12:21:52 PM

柔らかい雨


ぽつぽつ、と地面に模様ができる。空を見れば、晴れているところもあるのにその雨は細かい粒子みたいになって降ってきた。
立ち並ぶビルの窓ガラスや緑が美しい生け垣、道端に咲く花やアスファルトがしっとりと濡れて、それらにそっと寄り添う水滴が太陽の光に照らされて美しく輝く。
雲の隙間からは青空が顔を出したまま、世界は雨独特の暗さにはならず、ちょっとだけ幻想的な時間が流れた。
傘を差さなくてもこのくらいの雨なら濡れたって変に不快にはならないから、止めていた足を再び動かして柔らかな雨にうたれながら歩き出す。
少し遠くの空に見えた七色に心を踊らせて、踏み出す足が軽くなる。
向かう先はもちろん、あの七色をぬけたもっと先。
希望はきっとそこにある。

11/6/2022, 12:13:43 PM

雨の日なんて嫌いだったのに

どこにもいかず
ただ、薄いカーテンをひいた
ほの薄暗い部屋の中で

やさしい雨音と
あなたの気配があれば

それだけでいい。

と思ったあの日から


雨の日は嫌い。ではなく

雨の日は寂しい。になった。


#やわらかい雨  2022.11.6

11/6/2022, 12:09:57 PM

黄色い線を超えると、朝から降り続いている細やかな雨がふわりと空に漂い、じっくり、しっとりと俺の髪を濡らしていく。
一時間弱乗ってきた電車に別れを告げ、改札を抜ける。ぱっぱっと周りに開いていく傘に合わせるようにしてこうもり傘を開き、道なりに歩き出した。

正直、雨に濡れるのは心地良くて大好きなのだが、観光名所でもあるここでびしょ濡れになりながら歩くのは流石に目立つし、下手すれば変質者だと思われるだろう。
ただでさえ俺は伸び切った髪に鋭い目つき……自分で言うのも何だが、人相が悪いのに。

それはそれとして、緩やかな坂になった道路を道なりに進んでいくと、目的地の神社に辿り着く。
今、ここの庭は紅葉が始まり、老若男女がカメラやスマホを片手にごった返し、みんなして上を見上げている。時々知らない言語を話している若者たちとすれ違ったりとなかなか楽しげなことになっている。

雨が降っているというのに、かなりの人数だなぁ。と少々げんなりとしながらも、この場所が好きな人間がこんなにもいることに嬉しさを感じつつ合間を通り抜け、遠くの鳥居へと向かう。
俺の目的はあれの向こう、毎年この季節になると、この日の為に労力と時間とお金をかけて育てられてきた見事な菊が参道に並べられるのだ。

自信に満ちた佇まいで観光客を待ち受ける背高の菊たち。その景色は毎年見ておきたいと思うくらいには素晴らしいものだと思っている。しかも今日は雨粒の飾り付きだ。周りに植えられた樹木たちも含め、その情景はいつもとは一味違う神気を纏っているだろう。

今降っている雨が、優しくて柔らかな物だということに感謝をしなければ。

もしこれが強くて激しい雨であったら、誰もが屋根の下に隠れ、菊たちも傷つけられる。そうなったら総てが台無しだった。

よかった、よかった。俺はずっと広がる灰色を見上げ、ふっと微笑んだ。

柔らかい雨

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