『枯葉』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
この枯れ落ちた葉を見て春に咲く桜を思い出す人は居ない。春にだけ好きとか言って都合がいいほんとに。花が散ったらまた私の事など忘れてしまうくせに。
雪も溶けはじめ
春の萌し
しかし雪溶け跡には
枯葉が…
冬の寒さに
堪え忍んだんだね。
お題
枯葉
色とりどりの枯葉が舞って光に透けるのを見ている。
賑やかな枯葉の上を歩く。
暖かい光の中、ざくざくと音を立て。
怯えるような音はもう一切ない。
🍂枯葉🍂
カサカサ
枯葉を踏みしめて歩く
足元から森の香りがする
ふかふかの枯葉のベッドに
きつねがスヤスヤ眠ってる
まあるくなって
しっぽもふわふわ✨
枯葉色に同化して
まるで大地の一部みたい✨
たくさんの命を育む
冬の枯葉ベット🍂
春はもうすぐ🍀
ふと頭上を見上げると、裸だらけの枝に一枚、オレンジの葉がぶら下がっていた。
まるで季節に置いていかれたかのようだが、なぜか眩しく映る。
自然と、スマホのレンズを葉に向けていた。シャッターを切った瞬間、思わず目を瞑る。
そこに葉はいなかった。軌跡を追うように視界を下げていくと、他の枯葉たちの海に沈もうとしている。
しゃがんで掬い上げ、身長と同じくらいの位置にあった枝の生え際に乗せた。
あんなに眩しかったのに、ひどく褪せて見える。
まさに、一瞬の輝きだった。だからこそ目を引いたのかもしれない。
もう一度カメラに収めて、樹の根元にそっと置いた。
お題:枯葉
枯葉
体を震わせる風が吹く秋の夕暮れ。
見上げた先の空に溶け込むような色を付ける紅葉たち。
地面には空から落ちてきたのか?と思わせる色の付いた葉たちがかさかさと話をしている。たまに風と踊りながら優雅に場所を変えては着いた先でまたおしゃべりをしている。
そんな事を考えながら自分の隣で傍若無人に空から落ちた葉をがさがさと、音を鳴らして楽しんでる人を見る。
そんな行動でさえ可愛く見えるのは、人肌恋しいとかそんな理由じゃない。
大きくなった君はいつの間にか目線の高さも合うようになり、言葉遣いも大人になった。そして、色んな事があって今、自分の隣に君はいる。
大人になったら失われる無邪気さ、君はそれをいつまでも持っていて、大人になったら忘れてしまう楽しさ、君はいつまでもそれを忘れない。
楽しそうだね
うん!今しか出来ない事だから!
大人になった君の、自分にしか見せない子どものような笑顔が好き。
今が秋の夕暮れで良かった。
#36 『枯葉』
サクッ
仕事帰り、ボォっと歩いていた
足下を見る
枯葉だ
いや、バラバラになった枯葉だったものだ
すると、風がその足下を吹き抜ける
枯葉だったものは天へと舞っていく
私もつられて、顔を上げる
その刹那、ビルの合間に流れ星が走っていった
…明日は何か少しいいことがありそうだ
枯葉
街道沿いにあった職場の前に
桜の木が三本あった
桜の時期が終わり秋になると
道いっぱいに枯葉が積もる
街道沿いの店舗は、歩道の枯葉を毎朝きれいに掃除するカーディーラーや、遊戯店もあるが
その他は放置、風で飛ばされるのを待つ
うちの店はと言うと、敷地は広いが従業員がいないので、普段は放置
そこで、天気のいい、風邪のない日
私が時間潰しに歩道を掃除をする
サボりだ!
綺麗になるのは気持ちいい
でもそれをゴミにすると結構な量になる、産廃にはできないので、植え込みに捨てる、なのでまた飛んで行く
この繰り返し
秋のサボりのルーティーンだ
「枯葉」
枯葉は嫌いだ、
夏が終わると冬にかけて、秋色の紅色に染まったり
儚く、枯れ落ちる
なんと醜い姿なのだろう
そんなでも、枯れ落ちる姿は綺麗だった
人生も葉のようだ
大人になるに連れて、紅色に染まり
枯れるような茶色になり、最期には枯れ落ちていく
枯葉が、今まさにその俺だ
苦しい、痛い
醜い感情が、哀れな感情が湧いていくる
誰か、助けて
ここから逃げ出したい
誰か……
「ろんか、!ろんか!」
「…っ、めぐ、み?」
「そうだ、俺だ、大丈夫か?」
「ん、大丈夫」
枯葉になっていた部分がもとに戻っていく
あそこで、助けてくれなかったら
俺は、枯葉になっていただろう
枯葉。
今の私は枯葉のようだ。
確かにかれる前まで花を咲かせてた
だけど、そんなの一瞬だったよ。
綺麗に咲いてた花に戻りたいな。
枯葉
秋の色。
根本から「もういいよ」と言われた葉が私達の踏んでいる「地」に落ちてくる。
役目を終えたら子供達の遊びに使われるか踏まれるか、やり方は沢山ある。
だけれど枯葉は動けない。
私達の踏んでいる場所にいるのに動けない。
風に飛ばされるかぐらいだ。
とても可哀想なものだ。
夏に緑。
活躍できるくらいで本当は何もしていない。
私達の間違った思い込みに似ている気がする。
葉からしたら私達はきっと邪魔でずるい存在なのだろう。
そんなことを言いたくても口がない。
声が出ない。
歳をとった葉は今でも私達を憎んで踏まれて無能なまま散っていくだろう。
「ねぇ、自分を物に例えるとしたら、なに?」
教室の机に腰かけ、足をぶらぶらさせながら彼女が言う。
「また唐突だな。物か……考えたことないな」
「私はね〜、枯葉かな!」
彼女は弾みをつけて机から飛び降りると、僕の顔を覗き込むようにしてそう言った。
「枯葉……?」
天真爛漫を具現化したような彼女にはおよそ似合わない物だ。彼女を例えるなら、枯葉というよりむしろ花だろう。満開の花。
「そう、枯葉! 後は朽ちるだけの枯葉なの!」
「またどうしてそんなふうに思うのさ」
彼女はスっと姿勢を正すと、僕に背を向けて窓の方へと歩き出した。窓を開けてから振り返ると、彼女は静かに話し出す。
「……私ね、多分全盛期は終わったんだ。感性が一番新鮮で、世界を綺麗に見れる時期は、終わったの」
何を馬鹿なことを。僕達はまだ思春期真っ只中だろう。
そんな軽口が叩けないくらい、彼女の目は真剣で、憂いを帯びていた。夕焼けを映すその瞳が今にも崩れそうで、それを何とかしたくて、僕は言葉を紡ぐ。
「君が枯葉なら、栞にでもしようかな。ちょうど欲しかったんだよね」
「あはは、なにそれ。でもそっか、枯葉でも栞になれるんだ……」
開いた窓から、肌寒い風が吹き込む。風に乗って一枚の枯葉が僕らの間にひらりと落ちた。
この道で君と出会えたこと
本当に良かったと思う
枯葉がひらひらと散るこの道で君を呼ぶ
後ろ姿まで美しい君は
笑顔で振り向いてくれる
あぁ君は何回私を好きにさせるんだ
どんな君も美しいよ
─────『枯葉』
頬を撫でる冷たい風に
くしゃくしゃと枯れた枝の先
日が落ちるのも早いこの季節
寂しさを覚えますか?
きっとあなたは
冷たい風も手を繋ぐためだと笑い
枯葉の先の蕾に春を重ねて
星の美しさを知り
この季節をも愛でるのでしょうね
__枯葉
、、、枯葉?、、なんて読むんだべか?
と思ったから「枯葉 読み方」でググってみたんだ
そしたら"かれは"って出てきたんだ
全然知ってる言葉だったんだ
読めなかったのがほんのちょっと恥ずかしかっただよ
おいら受験生だから検索履歴は"累進課税"とか
"慣性の法則"とか、カッコいい言葉で埋め尽くされてただよ
長押しすればその検索履歴だけすぐ消せるって
おいら知ってたんだ
誰にも見られたくない、そして真面目そうな履歴を保っていたいと思ったおいらは黙って
「枯葉 読み方」を長押しして消した
でもおいら思ったんだ
たまーにそんな検索履歴があるのもかわいいんでねえかって
そんな受験生かわいいんでねえかって
そう企んだおいら、またおんなじことを検索した
誰かおいらのスマホのロックをなぜか突破して
検索履歴を覗いてかわいいって思ってくれる人
現れねえべかって夜な夜な思ってたんだ
今から風呂入るからそのうちにでもいいだよ
※この投稿を見ていない人に限るだ
完
深夜テンションでふざけただけなんだ
許してだ
枯葉ってみんなはどういうイメージ?
俺はかっけぇってイメージ。なんでかって?
枯葉ってさ絶対に自分が1番美しかった頃ってある訳
ですやん?自分という自分を最大限見せて、周りの仲間たちと枯れていくんだぜ?自分の人生を真っ当してる感じがして最高にかっこいいと思う。
ヒーローみてぇだもん。
それに比べて俺は、自分を最大限見せてないし、
自分の人生で最大限真っ当したってこともないし、
俺は枯葉みたいになれねぇよ。石みたいだわ。
ただいるだけの存在。別に誰も気にしやしない。
そうならないために俺は枯葉になってやるわ。
待ってろよ。俺のSuper ultimate 良き人生!!
あ、みんなー雑談しようぜーー。出来ねぇけど。
みんなは友達いるか?
もしいるんだったら、その人が大切だと思ったら心底大切にした方がいいぞ。俺はそんな人間すらいねぇけど。
大学生になったら友達できるかなぁ。
まぁ小学生の頃は結構人気者やったんで余裕っす。
(威張ってるだけ)
最後にさぁ。1つ考えてみて!
みんなは、人間って好き?
俺は好きだよ!
なんでかって言われるとわからんけど、
よくさ、「全員から好かれようとしなくていい」とか
言うでしょ?でもさ、「全員から好かれようとしなくていい」って言うってことは、少なからず、
「全員から好かれたい」みたいなことを考えてる方々がいるわけじゃん?俺も昔は好かれたい。って思ったけどさ、俺は好かれるような存在じゃないから、なら!
俺がみんなのこと好きになればいいんじゃね?!
あったまいい!ヨッ!! テンサイ!!
って思ったんすよ。(自称鬼ポジティブです)
[名前自称鬼ポジティブに変更しようかな.....]
とにかく色んな人と触れ合ってみたいなぁ。
ガキンチョ可愛いっすよね!! マジで可愛すぎて
吐いてしまいますわ。 ヤベッ 話逸れた...
だから俺は大学生になったら絶対にボランティアサークルに行く!!国公立に行こうって思ってるんで、もしここに受験生or大学生かつ九州の方へ!!
ボランティアサークルに行こう!!
俺と遊ぼうぜ!!!! ヤベッ 話逸れた.....
今日も最後まで見てくださった暇人の皆さんありがとうございます。だいたいよく分からんことしか発信しないのですが、それでも見てあげるよ!!っていう、
心優しい暇人の方々は見て言ってくださると
主が喜びます。では。今日もお疲れ様。
#枯葉
スーパーを出て
ノロノロと駐車場を歩いていると
前日の雨の名残の水溜まりに
足止めを食らっている
色とりどりの枯葉たち
薄緑や黄色や茶色の葉の中に
赤い紅葉が混ざっていて
そのコントラストが
陽の光で光る水と相まって
ハッとするほど綺麗で
こんな所にも芸術が・・・
って
しばし見惚れた
時には
下を向いて歩くのも
悪くない
枯葉よ
ひと時の感動をありがとう
「枯葉」
※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※
枯葉で真っ先に浮かんだのは
モチロン焼き芋っ🍠🍂
枯葉。
多分一瞬なのだろう。そこにあった自然も、建物も、人も、花も。枯れるのなんて、ほんとに些細なこと。
これから働き出す僕は、いつまで新人なのだろう。
今まで現役だったあなたは、これから何になるのだろう。比べても分からないことを、もわもわと浮かべては、みつめて、悲しくなる。このまま果てていきたいなんて、誰が思うのだろうか。
一生無くならない場所なんてない。現に私だって、今から地元を離れようとしている。右耳に聴こえるかすれ始めた電車の音と、左耳に聴こえる車が回すエンジンの音。こんな音ですら感傷に浸れるようになるのだから、枯れた心は美しい。
今日は枯葉のように過ごす。きっと明日も実ることは無い。
でも、そんな今日を栄養に、いつか茂る葉を想像して、更なる深みへ落ち沈んで行く。
それが明日の楽しみかもしれない。
- 枯葉 -
木枯らし吹くたび
ひらひらと
思い出のせて風に舞う
暮れゆく秋空
ゆらゆらと
金の枯れ葉 恋心
お願い あなた
もう少しだけここにいて
最後のひと葉
落ちるまで
それは、ちっちゃな宝石だった。暗闇のなかで、ただひとつ黄色にピカピカ光る宝石。それさえ見つければ、幸せになれるんじゃないかと思った。
「ん……」ぼんやりと部屋の景色が見えてくる。まだぼうっとしていたいなと思うのに、手探りにスマホを探してしまう。後ろ手に枕の下から引っ張り出して、寝返って両手でスマホを掴みながら画面をのぞき込む。SNSの返信…は、まだ来てないか。Instagram、Twitter、discord…指を滑らせて開いていく。何時間も前に来ていたら大変だ。どれにも通知が来ていないことを知ると、ため息をついた。できるだけ最小限の動きで体を捻ってベッドから降り、スリッパを履く。リビングに向かうその間も、SNSを行ったり来たり。昨日は遅くまで電話したんだっけ。見ればチャット欄に記録が残っていた。3時間半もやってたのか……。最近、もっぱら色々な人と繋がって、チャットをしたり電話をしたりしている。
でも……
「なんで寂しいって思っちゃうんだろ」
結局、起きてみればそこには自分しか居ないんじゃないかとか、スマホを切ってしまえば1人なんじゃないかとか、そういうことを考えてしまう。
麦茶をグラスに注ぎながら、光る宝石のことをぼんやりと思い出す。とにかく大勢と、誰かと繋がれば、宝石が見つかるんじゃないかと思った。けど……見えるのは何もない暗闇だけ。
ピコン♪
「あっ、通知………あはは、俺のリプに笑ってる」
俺の笑い声が、一人ぼっちのリビングに響いた。