『本気の恋』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
「本気の恋」
何度も恋をしてきた。
その度に、この恋こそは本物なんだ、って思ってた。
これが、最後の恋なんだ、って思ってた。
でも大体は間違えてて。
その内に段々、恋とか愛とかよくわからなくなってきて。
思い込みなのかな、とか、流されてるだけなのかな、とか、好き好き言われて相手に刷り込まれちゃたのかな、とか。
でも、よくわからないなりにも、それからも恋をしてきて。
楽しい思いも、切ない思いも、嬉しい思いも、哀しい思いも。たくさんの気持ちを抱えて。
そして、今度こそ本物だって思える貴方と出逢えた。
今までの恋が、おままごとにしか見えない程の、本気の恋をした。
貴方と二人で人生を歩んでいきたいと思えた。
貴方との、一瞬一瞬が、本当に愛しいと思えた。
貴方との将来とか、家族でいる姿とか、色々想像もしたよ?
でも、時が経って、やっぱりこれも違っていた事に気付かされた。
だって、お互い本気の恋なら、本物なら裏切らないよね?嘘つかないよね?傷つけないよね?相手を大事にするよね?
偽物だったんだよね。
見せかけだけだったんだよね。
全てが、最初から虚構だったんだよね。
だったら、偽物なら、いらない。
偽物なら、壊してしまえばいい。
貴方との思い出の品物も。
貰ったアクセサリーも。
デートに着ていった服も。
勿論、一番の元凶である貴方も。
そして、今貴方の隣にいるその人も。
姿を見ても思い出せない程までに、壊してしまえばいい。
欠片も残さず、壊したい。
【本気の恋】
⚠ネタバレ 進撃の巨人
雑談会
「私の気持ちを伝えられたなら、
こんな事にならなかったのかな…
誰も…失わずに……、幸せな人生を……」
「もう、終わったことだから、
過去を振り返るのはやめようよ。ミカサ」
「エレンは私の過去にしか居ない…」
「うん…、でもエレンだってミカサの自由を望んでると思う。過去に縋るミカサを、望んでないと思う。」
「………」
「ねぇ、アルミン」
「どうしたの…?」
「私って、エレンに冷たかった?
しつこかったかな……」
「………
エレンのあの言葉は気持ちの裏返しだと思う。
本当はミカサのこと、誰よりも好きだと思うよ。」
「そう……なのかな。
私はエレンに嫌われたくなかった…
誰よりも大切に思ってる…
だから……その……」
「……ミカサらしいね」
「え…?」
「あのときも、つたつたの言葉でみんなびっくりしてた。」
「あのとき…?」
「うん。」
『私は…強い
あなた達より強い…すごく強い!
…ので私は…あそこの巨人共を蹴散らせることができる…たとえば…一人でも』
「あの時はミカサらしくないって思ったけど。人並みに動揺してるんだなって」
「………」
「言葉では伝えられてなかったけど、
ミカサはミカサなりにちゃんとエレンに伝えられてたよ。
心から一緒にいたいんだなって…
言葉では伝えられない…
相手に嫌われたくないから…ずっと側にいたいから…
あの関係をやめたくないから…
そう感じたよ、
きっと、失敗のできない
本気の恋だったんだと思う」
「本気の恋………」
「あははっ…なんだか話し込んじゃったね。
みんなが待ってるから行こう」
「うん。」
追記作品【本気の恋】タイトル同じ
「これだから新兵は何もdッ…」ブシャッ
「また舌噛んでる。しっかりしてよね。」
いっつもはそんなに話さないのにいきなり話して〜
「@#$%^&*…」
※わかってる…
「ほらハンカチ。」
「$8##@%<{¿」
※ありがとう
「ペトラって結構オルオと話してるよな〜」
「え?そうかな…」
「ん?いや俺がそう思っただけだから違うかもしれないけど…」
「まぁペトラはリヴァイ兵長の話めっちゃしてますからね〜(笑)オルオはお世話してるみたいな感じがッ」
「%*{%^&$&!?!?」ブシャッ(悪化)
※今なんて言った!?!?
「何でもないよっ!」
――――――――――――――――
「なぁオルオ。ペトラと話しててどう思う?」
「楽しい…」
「そうか…リヴァイ兵長の話でも?」
「楽しい……」
「思うところはあるんだな…やっぱり。
言わないのか?」
「……」
「そうだよな。ペトラがあんなに楽しそうなんだもんな。やめさせたくないんだろ?」
「……」
「お前ってほんとに優しいよな。
俺は報われてほしいと思うよ。」
「……」
「あいつがいいなら俺はそばにいるだけでも……」
「…、何言ってんだよ。本当は違うんだろ…?」
「俺だったら無理かもしれない。
好きな人が自分以外の人の話を楽しそうに話すの
だから、お前は凄い。
本気なんだよな、一番」
「……」
「頑張れよ」
「ありがtッ」ブシャッ
本気の恋をしても悲しくなるだけだった。
だから恋愛をするのが怖くなった。
語学を学びたくて他国の人と
ネットで交流でき
語学が学べるサイトで
知り合った人と
超遠距離が始まった
お互い習い始めのレベルの語学
時間が真逆
そんななか
お互いの事を知ってもらおう
相手の事をを知りたい
…その先進むと
会ってみたい
いや会いたいと思うようになった
会うといっても費用や知識など
就活間近の学生にはハードルが高いが
大学をやめ
バイトをやめ夜勤の仕事につき
ひたすら貯金と語学学習に励んだ
その数年もお互いTV電話で話した
ついに会いに行けるくらいの貯金が
でき
親にはヒッチハイク的な旅行と
だけ言って会いに行った
その数年後
彼女が日本に来てくれた
この1ラリーが
その時
結婚したいと言う事を
お互いの両親にご挨拶。顔合わせ
2ラリー目
彼女に会い再び行った
この時プロポーズ
彼女が来てくれた時に
籍を入れた
日本で2人で暮らす事を決め
彼女は一度国に帰った後
不安と国を離れる寂しさで
マリッジブルーになった
イロイロ何度も話し合い彼女の国で
暮らすことを決めた
旅行とは違い
永住するとなると
次
彼女の国に行くのは
とても困難だったが
たくさんのミッションを
クリアするまでに何年もかかった
今では
彼女の国で暮らし始めて
8年目だ
…イロイロあったな〜
今
この2人からのLINEを
とても楽しみにしている
仕事をやめ
友達とも離れ
1からのスタートした
息子の“本気の恋”を胸キュンで
見守っていた母であった
息子が彼女の元へ行く前
彼女と
とてもたくさんメールで話した
数年後
2人に会いに行くのに
老夫婦珍道中
子ども達への“本気の恋(おもい)”だ
“本気の恋”と言うものは
想像もつかない
パワーが出るものだ
~喪失感 after story~
本気の恋
はぁ~……と深いため息をついて、形のいい尻をソファにかける
こいつが俺の彼女。
俺が煙草を吸うのを見て、もう一度ため息
疲れ果てた顔で帰ってくるこいつを見て愛おしいと思う。
これは「本気の恋」だ。
今まで付き合った人は長続きしなかった
一人目…三ヶ月
二人目…五ヵ月
三人目…二ヵ月
:
:
九人目…三年 (これが隣の奴)
一言で言えば、
女垂らしで喧嘩で警察に世話になってばかり。
そんな俺を、当時三つ上の先輩が正してくれた。
それがこいつだった。
「ごめんね、怖かったよね」
初めて喧嘩で負けそうなとき、
そう言ってきたのがあいつ。
当時はバカにしてんじゃねぇ!って思ってた
今はどうしても好きで、好きで、好きだ。
「そろそろ、同棲か?」
「いや、向こうはそんな気ないとおもーけど?」
「言ってみなきゃ分かんねぇだろ」
そう言った俺のダチ
その言葉を信じて
「どーせいしない?」
「はぇ?……えっと…急すぎない?」
そんなこと言って目線反らしてるけど、嬉しいんだろうな~って分かる。
顔がそう語ってる。
うれしい
しあわせ
だいすき って。
よかった。
じゃあ日を改めて同棲したいってちゃんと言おう。
「嬉しい!ありがとう!
…でもやっぱりあんたは不器用だよね、笑」
「ん?」
「普通、ずっと一緒に居たい、だから同棲してくれ!
でしょ?」
「俺はその「普通」なんかに捕らわれないの。」
「うっそだ~!恥ずかしいだけのクセに~」
始まった、度々始まる彼女の
「俺をいじる」のコーナー
すでに赤い顔が、図星を刺されてもっと赤くなる
今まで感じたことのない、恥ずかしさと焦りに変な汗が吹き出る。
「別に火事になっただけ、」
つい口走ってしまった
今思えば、いつもみたいに流せばよかったんだ
こんなこと言うんじゃなかった。
「は?」
にこにこ笑顔が消え失せ、
地を這うようなドスの聞いた声が聞こえ、
一瞬にして、血の気がサッと引いた
「出てけ。今すぐ!!」
突然のことに驚いてなにも言えずにいると
彼女は泣き出した
「結局私はあんたの家政婦なんだね。
洗濯して、掃除して、ご飯作って、ご機嫌とりまで?」
「ちが」
「家がヤニだらけになっても文句一つ言わずに過ごしてきたのに、ずっと許してきたのに!!」
「冗談!」
「最後には火事になったから居候させてくれ?冗談じゃない!」
「ごめん!聞いて!」
「私はあんたのなんなの!
母さん?知り合い?友達?
…もしかして、まだアネキ止まり?
あんたの尻拭いはもう嫌だ、」
そう訴えるとスンと静かになって、足を玄関へ運んだ
「ちょっと今は外に出てくる。
冗談でもその冗談はイヤだった。
同棲しようって言ってくれたの嬉しかったの。
それがないことにされるのが悲しかった。
ごめんね、怖かったよね」
一つ俺の頭を撫でてからバタリと扉は閉まった。
たぶんすぐ戻ってくるだろ
この間の友達に電話を掛ける
「もしもし?俺、やっちまったわ…」
終始説明すると友達は呆れたように怒った
「なにしてんだよ!追いかけろよ!」
とりあえず、スマホと財布を持って家を飛び出した
「お前ほんとなんにも分かってねぇな。
女の子はいつだって、誰だって
プリンセスになりたいんだよ」
今なら、あいつの怒った理由が分かる
夜が明けてきたころにあいつの家に行くともう鍵は閉まっていて、連絡先は消去されていた。
あいつの肺を俺で埋めてやりたかった。
外で煙草を吸う人を見たら俺を重ねて、
思い出してほしかった。
だから形振り構わず煙草を吸ってた。
あいつにとって俺は今、なんだろう
きっともう、終わりなんだ。
雨が降りしきる中あいつを扉の前で待っていても出てくることはなかった
扉を開けて言ってほしい。
ボロボロでグシャグシャになった俺の頭を撫でて
「よく頑張ったね、あとは私に任せて
あんたとあんたのダチの分殴ってくる
もっと人を頼りな」
へったくそなウィンクしてから
「ごめんね、怖かったよね」
って。
「あ、日の出」
『本気の恋』
【本当の恋】
「それでも恋と言ふならば、恋なのかもしれない」
離れてる時に寂しいのが、恋だと言った。
昼夜なく頭から離れないのが、恋だと言った。
視界にいると目で追うのが、恋だと言った。
前にすると胸が高鳴るのが、恋だと言った。
緊張して顔見れず話せないのが、恋だと言った。
そばにいたいと感じるのが、恋だと言った。
独り占めしたいと思うのが、恋だと言った。
本気で幸せを願うのが、恋だと言った。
恋をした。恋しくなった。
実際は、恋なんてしていない。
ただ、その人が好きだった。
一緒にいると幸せで、その人が幸せだと幸せで、その人と喧嘩をしても幸せで、「恋人だね」と笑いあってても幸せで、然るべき関係位置になっても、それはそれで幸せなのだ。
ただ、本当に好きなだけ、その人の幸せのためにはなんでもやれそうで、その人の幸せのために自分がなにかできた時、より一層幸せで、その人と在る人生そのものが私の幸せだ。
「恋」だとか「恋愛」だとか、それは憧れるだけ、実際は、そんなことよりその人の笑顔が見たくて、幸せな情報だけが聞きたくて、でも、たまに街で見るカップルに何だか妬けちゃって、少し寂しそうにするけど、なんだかんだで、その人といるのが好きで、やっぱり幸せだ。しいて、私の欲を言えば一生そばにいて欲しい。それだけ
恋したんじゃない。恋愛なんてご大層な名前の構造に興味はなくて、ただ、好きになっていつの間にやら愛しているだけ。それだけ
君はどう?
「本気の恋」
昔の映画を観た。
男の方は一夜限りの関係と思ってたが、
女の方はそうではなかった。
はじめから男の恋人になるため、
偶然を装って近づいてきた。
男が無下にすると怖いストーカーに変わっていく。
というか、はじめからストーカー。
女の狂気が怖かった。
映画が終わり、今日のお題を見たら"本気の恋"。
今のも本気の恋だよね、と思った。
ただ、本気になり過ぎて怖かったけど。
本気の恋?そんなの今までの恋全部本気だったよ、
でも本気の恋は本気の愛へと変わっちゃうんだな〜
“本気の恋”
パチンと柔らかい音と共に右の頬が熱くなる。あ、叩かれたと思った時にはもう叩いた相手は涙を数滴地面に落として走り出していた。
ああ、またか。ゆっくり小さくなっていく背中を見送りながらため息をつく。ちょっと走ればすぐにあの細い腕を掴んで小さな身体を抱きとめられる。バックハグして、ごめんね大好きだよと囁いてやればいいのだ。きっとあの子もそれを望んでいるだろうに。俺の足は少しも動く気分じゃないみたいだった。
まあ良いや。あの子が走り去った方に背を向けて数歩歩いたところであっと声が漏れた。あの子、左利きだったんだ。今更それに気付いたところでどうしようもない。車どころか人気すらない十字路で足を止める。
信号待ちの間にメッセージアプリを開く。数週間前にやり取りをした腐れ縁の名前を探し出して画面を開く。今度の女とは上手くやれよ、と素っ気ない一文で締めくくられたその下に、今さっき別れたよとメッセージを送る。
速攻で付いた既読の文字に思わず笑いがこぼれる。どんな顔でこのメッセージを読んだのだろう。ガラス細工みたいに繊細で取り付く島もない冷淡なふりをして、身内には分かりづらく甘いあの男がいつも通りの整った顔のまま、少しだけ細い眉をひそめる姿を思い浮かべる。
『今回は短かったな』
ややあって、かかった時間のわりに短いメッセージが返ってくる。そうだったか?と彼とのやり取りを見返していくと確かに前回は一ヶ月ほど続いていたから、それに比べたら二週間強は短いかもしれない。ああ、そうだ。あの子に告白された時、確か左手を差し出された瞬間に何となくその手を握ってしまおうと思ったのだった。多分、あの子が左利きだったから。
彼と同じ、左利きだったからあの手を握ってしまったんだ。申し訳ないことをしたな。頭の隅に走り去っていく小さい背中を思い浮かべながらも、俺は思いつきのまま通話ボタンを押す。もちろん通話相手は別れたばかりのあの子じゃない。
『……なんだよ』
ワンコールの内に出た彼の不機嫌そうな声にどうしようもなく心が弾む。君の声が聴きたくなったんだ冗談を言うみたいなフリをして答えると電話の先の彼がフッと笑う感じがした。ああ、好きだなと思った。
私のこと、本気で好きじゃないんでしょ!彼女の言葉を思い出す。ごめんね、そうなんだ。俺の本気の恋はずっとずっとたった一人の、絶対に叶わない相手へ向けられているんだ。
本気で好きになった人のことは
その人にとっての幸せを願ってしまう
自分と繋がりを持てるだなんて
夢みたいになる
挨拶などできようものなら
もうその1日は何があっても幸せだ
目が合ったら
鼻血である
まともに見ることすら眩し過ぎる
そんな感覚
私より賢い君よ
願わくは
私を選ぶ大バカをせん
「本気の恋」
【本気の恋】
君に恋をして動き出したこの時間
本気で恋をしていたからこそ動き出したこの時間は
君にまた止められて2度と動き出すことはないのかもしれない
君に残された時間があと少しでも
その少しの時間を俺に使ってほしかった、、
我儘なのは分かってる
でもそれくらい君に本気の恋をしてたんだ、、、
本気の恋
いつも本気の恋だと思っていたわ!
あれも、それも、これも…笑
馬鹿みたい笑って
馬鹿みたい泣いて
ただ、楽しかった
想い出は綺麗にしかならないしね
やがて、恋の季節が過ぎて
共に生きる愛を見つけると
本気は覚悟に変わり
妥協を覚えて許し合う
馬鹿みたいに笑って
馬鹿みたいに泣いた
ただ、馬鹿みたいだったから
今があり明日に繋がるんだ
昨日の私が今日の私を連れて来てくれた
過去があるから私は今ここにいる
今が輝いているなら
昨日の過去の自分が頑張ったから
過去に感謝
いくつかの本気の恋のひとつが
本気の愛に育ったはずだから
オールOK(笑)
蒸発をしてしまわぬよう蓋をした
/お題「本気の恋」より
恋は盲目というが、あばたもえくぼに見えてくるものなのかなぁ。相手も人間だから短所もあるわけだけど、それさえも長所に見えてくるなんて、素晴らしいね。本気の恋とはそういうこと?
「本気の恋」
本気の恋なんかしたら
自分が壊れてしまうと
ずっと思っていた
でも、人を愛するって
相手の事ばかり考えて眠れないとか
そういう事じゃないと思う
私の本気の恋は...
きれいごと無しの
かっこ悪い恋だった
だから、今隣にいる
貴方との関係はとても穏やか...
本気の恋
このお題で書けるわけがないでしょう。と思ったけど書けないのも悔しいのでなんか書きました。変態で気持ち悪いしグロ描写もありますので、そういうのが苦手な方は読まずにスルー推奨です。それでもいい人だけスクロールしましょう。というか今気づいたけどこの作品が100作品目…こんなのでいいのか。私らしいのでいいのだたぶん。(グロと気持ち悪いの増量しました
本気か本気でないか誰が決めるのでしょうか。恋か恋でないかは恋すると称する本人が決めたらいいのでしょうか。たかが恋のせいでバカみたいに泣いたり笑ったりした友人たちを思い出して、わたしは呆れました。また、本気の恋だと言ってきた連中のねっとりじっとりした視線を思い出して、わたしは身震いしました。
ええ、本気の恋なんてありゃしないと思ってたんですよ。ビルから突然落ちてきた鉄骨の下敷きになって死にかけているあなたを見るまでは。口からも鼻からも血がたれて、潰れた内臓から悪臭が漂ってきました。あなたの顔は土気色で、白目をむいて、あなたはそれでも生きていて、生きていたいとでも言うようにわたしに手を伸ばしました。わたしはその手を取りませんでした。だってこれは本気の恋です。かなってはいけないんです、そういう種類の本気なのです。誰かが呼んだ救急車がくるまで、わたしはあなたの顔をずっと見ていました。
わたしの本気の恋はそれで終わりました。いえ、終わらせないといけなかったんです。本気の恋なんて何度もあっちゃいけない。いま目前にいる、内臓をさらけだした血まみれの男、わたしが殺したこの男はあなたではない。あなたはもういない。あれは一回きりの奇跡でした。
「言葉で通じないんだったら…捕まえて閉じ込めるしかないだろ」
そう言って、私を地下に閉じ込めて鉄格子の外側で彼はそう言った。
私だって本気の愛だよ。ねぇ、閉じ込めたつもりで、閉じ込められたのはたぁれ?
私もあなたが好きだよ。
私が拒否をすればあなたはワタシをトジコメテくれるでショ?
いつだって嫌われたくない恋だった幸せならいい恋は初めて
題-本気の恋
私は、恋をしたことがない。
だけど今、本気で恋をしている。
恋をしている相手は、2-Bの鈴木竜君。
学校1のイケメンで、ものすごくモテる。
竜君は誰にでもやさしくて、文武両道の、天才なのだ。
その、竜君には彼女がいる。
その人と別れない限り、私の恋が叶うことがない。
私の、初めての本気の恋。
みんな、応援してね!