『本気の恋』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
今の私が思うこと
心から相手を思うこと
形は違ったとしても
目に見えても
見えなくても
形は違ったとしても
一瞬だけは
本気の……恋だと思う
テレビで
好きな俳優さんに
ドキッとさせられたり
本を読んでいて
とあるシーンで
ドキドキさせられたり
街中のどこかで
誰かと目が合って
ドキンとしたり
一瞬だけは
本気の恋をしていたと……思う
(2023.09.12/本気の恋)
300字小説
秘恋
画家の叔父には、これは自分の為だけに描いたのだと、とても大切にしている絵があった。
うちの庭をアトリエの窓越しに描いたもので、薄い青の空の下、満開の淡い桜と東屋が配置された美しい風景絵だった。彼はその絵を時折、切ないような笑みを浮かべ眺めていた。
叔父の死後、遺言で棺に入れ、共に燃やすよう言われていた絵を、僕は無理に頼み込んで引き取った。その絵を主のいなくなったアトリエのイーゼルに立てる。
「ここから描いたんだ」
時は絵と同じ春。薄い青の空の下、満開の桜が咲いた東屋で母が日課の午後のお茶を楽しんでいる。
その時、僕は叔父のサインの上、鉄筆で引っかいたように記された絵の題名に気付いた。
「……『本気の恋』」
お題「本気の恋」
#本気の恋
全てと引き換えにしても
欲しいと望んだ恋だった
さりげない優しさも
不器用な言葉やしぐさにも
心が震えた
自分の幸せと引き換えにしても
あなたの幸せを護りたいと
願った
本気の恋…だったから
あなたにサヨナラを告げた
もう二度と
会えなくなるとわかっていたら
違う選択をしていたのだろうか
離れていても大丈夫だと
思えた覚悟は
未来への可能性が無限だったからだろうか
時を経た今
貴方と出会えたら
まずは笑顔で
息ができなくなる程のハグを
本気だから
緊張して
力んで
器用にできなくて
上手くいかなくて
泣く回数も多くなる。
一生の片想い。
#本気の恋 -31-
本気の恋 … ?
恋をする時は、どれをとっても本気。
なのではないだろうか。
但し 、
一度に一人だけを好きになるなら。
本気の恋
あなただけにしか見せない顔
があるの…あなただけ…
あなたのことをずっと
見てる…
本気ということばに
動揺してるの
正直…
でもね…
あなた以外は考えられないの
あなたが他の異性に目を向けたら
許さない
許さない…
絶対に
愛してる…
愛してる…
あなた中毒…
「好き!」
「はいはい、また明日な」
と、毎日アピールしてもはいはいしか言わない。
彼は私が幼馴染みだから冗談だとでも思っているのだろうか。
なんで気づいてくれないの?
私は毎日毎日本気なのに…
本気の恋
恋
来い
焦がれて
濃い
恋と
それが本気の恋
でした
本気なのかな?
君の事好きだけど 君に
会えるわけでもないし
この想いが伝わるわけでもないから
本気になったってしょうがないよね
でも憧れてるのは本気だよ。
本気の恋?何だそれ。
本気、なんて、そんなやっすい言葉、
俺は信じたくもないし信じるつもりもない。
そう、思ってた。
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「まーだ遊んでんの?良夜(りょうや)」
「遊んでるって言わないでくれる?一夜の恋を楽しんでんだからさ。」
「サイテーだな、お前」
俺と喋っているのは、幼馴染の慎也(しんや)俺と違って、慎也は真面目。いいヤツ、そんな慎也が何で俺と向かい合って居酒屋で飲んでくれてるのか、疑問でもある。
「良いんだよ。俺は、来る者拒まず、去るもの追わずで生きてくんだよ」
「ふーん。まあ良いや。俺が言ったところで変わんねーだろうし、俺は別に、そんな良夜でも良いしっ」
「はっ!それは有り難いねー」
慎也とは色々な話をしながら、今日はお開きになった。そして慎也とは駅で別れ、俺は自分の家へと帰っていく。
そんな時………
「あの……っ」
……誰かから話しかけられた。
「はい。何でしょうか?」
俺は愛想笑いの営業スマイル全開で、声のした方へと振り向いた。
「これ、落としましたよ」
振り返った先には、髪の毛がサラサラとしていて頭の端と端で三つ編みをしている女性だった。
彼女が手に持っていたのは、昨日あった女の子のハンカチだ。
「あー、それ、捨てて下さい。俺のじゃないし、多分、もう会えないので、持ち主」
「………そう、なんですか?」
「ええ。お手数かけてすいませんけど…。それじゃあ、失礼します。」
俺は帰ろうと向きを変えようとした時、
ガシッ!
「…………!!」
彼女に服を引っ張られた。
「……っ、何ですか?!」
「あ、あの、泣いてませんか?」
「はいっ?」
「泣いてないですか?」
「泣いてません」
「顔じゃないです。私が聞いているのは、心の方です。」
何なんだこいつは。わけのわかんない事を。
段々と面倒くさくなってきた。
「俺は悲しくないし、泣いてません。いい加減離してくれませんか?」
「嘘です。泣いてます。心が」
「〜っ何でそんな事わかんです!」
「私、わかります。」
「とにかく、その掴んでる手、離して下さい。」
俺は彼女の手をむりやり離し、前へと進み始める。
「あっ、待ってください!まだ、お話、」
「俺はする事ない」
「あのー!」
「しつこいっ!!」
そんな彼女との出会い。彼女と出会い、俺が本気の恋を知ることになる事を、この時の俺は、まだ知らない。
一世一代の、恋になる。
そんな出会いだった。
本気だった。本気の恋…のはずだった。
だけど最後の瞬間、私は足を止めてしまった。
どうしてなんだろう。
本気じゃなかったの?少し疲れて良く見えていただけ?なぜだかわからないけど、私の直感がアイツはダメだと言っていた。
題:本気の恋
なかなか話しかけられないけど、
DMとかLINEだと少し話せる。
でもやっぱり文章とか考えちゃったり、
会話を終わらせたくなくて焦っちゃう。
こんな気持ち初めて。
本気の恋なんてしたことなかったよ。
あなたに逢うまで、好きなんて知らなかったよ。
大好きなあなたへ。たくさんありがとうをこめて
"本気の恋"
ずっと《恋》なんて知らなかった。
言葉だけは知っていた。だけど、学生の頃は医者になる為に勉強ばかりしていたし、医者になってからも1人でも多くの患者を救う為に日々奔走していたり、最新の医学を調べて学んだりしていたから、恋愛なんて自分には縁遠いもの。
それなのに、そう思っていたのに。29になって、しかも同性の、年下のやつに《恋心》を抱くようになるなんて誰が想像できる?最初は『なんかあいつ、よく俺の視界に入ってくるなぁ』と思う程度で。あいつが来た時、心のどこかで喜んでいる自分がいることに気付いて。以前から料理の腕は立つ方だったが、ある時期を境に料理のレパートリーが増えていた事にも気付いて。あいつと離れている時、何だか胸が苦しくて辛くて。それらに気付いた時、俺は一体どうしてしまったのか、と不思議で仕方なかった。
それは《恋》だ、と言われた時勿論混乱した。初めての感情の名前が《恋》だし、その相手が同性だし。けど、それを否定する事なんて出来ないし、したくない。そんな事したら、自分の心に嘘をついて、自分を否定する事になりそうで怖かった。だから、こんな自分を受け入れて、何もしないで過ごす事を選んだ。この気持ちを伝える事なく、ずっと片想いでいる事を選んだ。だけど、苦しくて苦しくて、片想いでいる事に耐えられなくて、どうしようもなくて。いつか伝えなくちゃいけない。心臓が、ドクンドクン、と打ち付けてきて痛いけど、伝えなくちゃ。伝えなくちゃいけない。この想いを、胸にわだかまっている言葉を伝える勇気を、どうか、俺にください。
本気の恋
ずっと思っていた
これは、本気の恋ではないと
似たようなものを探しては
重ね合わせて違うと認識する
何度も何度も…
そんな事、終わりにしなければいけないのだとも分かっている
過去に縛られたまま
大人になった今でも
私は愛した人を探し続けだろう
最後の瞬間まで
太陽の下で輝き靡く空色の髪、煌めくアイスブルーの瞳。
しなやかで、綺麗な曲線を描くその身体。
いつも、あいつの姿を、どこか目で追っていた。
今日も窓越しに、あいつを眺める。
『今日も、綺麗だな...』
その時、あいつがこちらの視線に気付き、ふわりと優しく微笑んだ。
『...あぁ、これが...』
その瞬間...俺は、あいつへの思いを自覚したんだ。
#本気の恋
56作目
"本気の恋"だったのか
"浮ついた恋"だったのか
天秤に乗せてもグラグラ揺れて
きっと量れないと思うんだ
「言ってなかったっけ?
ずーっと片想い中の人が居たんだけどねぇ
きのう漸く両思いになったの♡」
本気の恋だったと気付くのは…
「そうなんだ、うん、良かったね。良かったよ!」
手遅れだと知って
取り残された気持ちに嘘をついたとき
#本気の恋
本気の恋
愛じゃなくて
恋
毎日 恋はしてる
かな…
朝、起こした2人の息子に恋
今日も私を 気遣ってくれる方に 恋
ありがとう
愛するということ という本
3回読んでみたけど…
いまだにわからない
恋はちょっと理解したけど
心から 愛する を模索中
彼岸花は
別名
相思華
花が散らなければ
その葉は姿を現さず
葉が消えると
花が咲く
花は葉を
葉は花を
想いながら
逢えない日々を
重ねていく
まるで
今のわたしのようです
あなたが逝って
わたしの想いは
増すばかり…
彼岸花の
鮮やかな赤い色が
とても哀しい
今年の秋です
# 本気の恋 (275)