『未来』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
「未来ってなんだと思う?」
「先のこと、とか、そういうことじゃなくて?」
ふと、そんな記憶を思いだした。もう何年も前――彼女がまだ、生きていた頃の話だ。
「ふんわりしすぎじゃない?そんなんだから君は」
――やっぱり、なんでもない。言いかけた言葉を飲み込んで遠くをみた彼女の瞳が揺れていて綺麗だった。確かその日は雨が降っていて、僕たちはどこかの軒下で雨宿りをしていて。楽しげに跳ねる水をぼんやりと眺めながらぽつりぽつりと会話をしたその一場面の出来事。だけど、彼女のこの「そんなんだから」に何と返したのかはどうしても思い出せなかった。
ぽつり、ぽつりと取り留めもない会話を重ねて雨止みを待つ。朝食のパンがおいしくなかったとか、新しい靴を買うならどんなのがいいかとか。
そのまましばらくくだらない話をして、確か雨は止んでいたと思う。水たまりに反射した光が彼女の瞳に映っていたような気がするから。
「いい言葉だよね、未来って」
くい、と伸びをして僕の方を振り返った君の笑顔が小さなトゲに変わって心に巣食うなんて、この時の僕は一ミリたりとも思っていなかった。
『遅効性 未来哀悼 症候群』
未来
前まで優しかったのに
急に冷たくなるのはなんで
いい感じだと思ってたのが違うかったかな
貴方と付き合う未来が見えない
未来
毎日をコツコツ大切に生きたい。家族のこと、周りのこと、自分のことも大切に。
そうすれば、未来もきっと、素晴らしい出来事いっぱいになるよ。
作品No.78【2024/06/17 テーマ:未来】
未来なんてわからない
ほんの少し先のことすら
わからないんだから
だから
未来なんて考えたくない
この先どうしたいかなんて
この先どうなりたいかなんて
難しいこと
ぐちゃぐちゃ
ごちゃごちゃ
考えたくない
その場しのぎで構わない
〝今〟を重ねて 生きていきたい
未来
私に未来はない
希望もない
はい終わり
今日も何度もイラついた
少しの事でイラつく私に希望もないよ
関係ねぇなとか言うな
『薔薇色の未来』という言葉がある。
なぜ薔薇なんだろう?
薔薇は確かに鮮やかな色をしているけど、いつか萎れて枯れてしまう。それを見越して『薔薇色の未来』と言っているのなら、皮肉がきいているなと思う。
でも現実は、そういう意味で使われていない。
薔薇色の未来、薔薇色の人生という言葉には明るくて、華やかで、幸せなイメージしか湧かない。
そういうイメージを持つことで、少しでも前向きに生きようと自分を奮い立たせているのかもしれない。
END
「未来」
未来のことなど、考えなくて良いのです。
貴女は今この瞬間を、ご機嫌で楽しく過ごすのだと決めました。
どうぞ、その通りに生きてください。それは俺たちの望むことでもありますから。
未来に怯えず、過去に囚われず。
どうか、貴女という存在を、存分に生きてください。
[未来]
未来とは誰にも、わからない、これからのこと、けれど、これを決めつける人がいる。
未来は人から決めつけられるのではなく、自分で考えてきめるのだ。これはホントに予想もできないものだから。
「未来」
科学の未来
日常的生活の未来
IT技術の未来
人間の未来
動物の未来
植物の未来
昆虫の未来
経済の未来
お金の未来
コミュニケーションの未来
等々
この先々も少しずつ進歩していっては失われていくモノもあり、
後に失われたモノが未来に再び脚光を浴びるかも知れないし、
無いかも知れない。
未来に
何が進歩して
何が失い
何が脚光浴びるのだろうか?
「未来」
高3の夏、進路の話ばかりで疲れてきた今日この頃。
みんなスラスラ決まっていくのに、私だけ決まらない。
なんでそんなやりたい事や、行きたいところがあるんだろう。
どれだけ調べても、ピンと来ない。
未来を見据えて、やりたいことは無いのか、なぜまだ決まらない、そこは難しいんじゃないか
こんな事ばかり言われる。
そりゃあ、頭が悪いのはわかっている。
でもやっと、いいかもと思ってもそんなこと言われたら、
じゃあどこなんだ
って思う。未来のための選択はいつも命がけ。めげずに頑張ろう!
未来は変えられるというけれど、本当に変えることは出来るんだろうか。
そんなの、誰にだって分からない。
最初から僕らに未来なんて分からないんだから。
それなら、今を大切にしよう。
より良く変わった未来に辿り着くために。
『未来』
未来
私は未来のことは考えないようにしてる。
だって不安だらけだから。
一つ不安が見つかると、
もしもこうだったら、
もしもこうなったら…。
芋づる式に不安でいっぱいになる。
考えないに限る。
・8『未来』
キルケーはグラウを心酔させ使役しようと思っていたが
グラウがキルケーに恋をせず、
キルケーだけがグラウの気持ちを手に入れようともがくこととなった。結果グラウにそれなりの地位を与えるように他の神々にも頼み込んでしまう始末だった。
彼が満足するように。
それなのに人間の娘に恋を?
私は知らなかった。人間の男は相手を一目見て恋をするかどうか決めるのだ。そうでない相手にはもう恋をすることはないと。
私がどれだけ尽くしたとしても無駄だったのだ。
思い通りにはさせない。お前たちに幸福な未来はない。
グラウの地位を剥奪し、スキュラには毒を与えよう。
【続く】
未来。
未来といっても色々な未来がある。
不安な未来、楽しい未来、辛い未来、、、
例えば自分の不安な未来は明日のテストだ。
なんでこれやってんだろ(笑)
まあとりあえず今を生きるしかないよなぁ
『瞳は灰色』
朝六時 お決まりの曇り空 それでも私はお弁当詰めて 仕事へ出かける 目につく全てが灰色なのか私の瞳が灰色なのか コーヒーに問いてみる 答えなんてあるわけないね ネットに出現、未来人 何でも答えると言ったのに レスなく逃亡 明日はきっと酷い雨
雨具をしっかり準備しなくちゃ
未来
私にとって
未来というのは希望でも光でも
何でもない
ただの恐怖対象だった
怖かった、ただ怖かった
何か大きな変化が訪れるのだとしても
このままずっと苦しい“今の延長線”だとしても
どちらにせよ耐えられる気がしなかった
未来を思うのが苦手なのは
想像もつかないのではなく
自分がその日まで生きてないからだと思って
未来の話をすると悲しくなるのは
あなたの描く未来が眩し過ぎたんじゃなくて
必ず未来が“今のままではない何か”であることを
突きつけられた気になるからだと思った
未来は怖い、そう未来は怖いんだ。
私にとって
未来と言うのは
希望でも光でもない
明日突然空からカエルが降ってくることもなければ
10年前に咲かせてからずっと咲いたままの花もない
この星で生活できなくなることは無かったし
人類はずっとなにがしかの問題を抱え
問題に追われている
だけど
明日は来るし、明日も明日が来れば過去になる
いつの日も同じぐらいの価値であるが
今だまったく同じ日を送ったことはない
明日何が起きるかわからないが
そんなのこの星でわかる人の方が少ないだろう
昔からずいぶんと変わったモノも有れば
あの日からなにひとつ変わらないモノも有るのだ
未来は面白いとは言わない、だけど
あん時死なんでよかった〜とは
今も思っとーよ。
未来
アラームに起こされて、ぼーっとした頭で学校へ行く
放課後すぐに塾に行って、クタクタになって家に帰る
少し寝たら、数時間後にはまた朝が来る
一日の大半を椅子に座って過ごしている
どこかで8時間以上椅子に座っていると
寿命が縮むと聞いた
私はどれほど寿命を縮めたのだろうか
つまらない人生
この生活は退屈で、なんのために生きてるのか
時々わからなくなる
私が死んで悲しむ人もいるかもしれないけれど
私がいなくて困る人なんて誰もいない
誰にも必要とされてないし、居場所だってない
そんな人生で、未来なんて考えられない
不安になるの
このままでいいのか
未来のわたしは、生きていてよかったと思える人生を送っているのだろうか
希望なんて持てないよ
未来なんて誰にも分からない。
それに、未来を考えていたって時間の無駄だ。
だから自分は考えることをやめた。未来になにが起きるかは分からない。もしかしたら、死んでいるかもしれない。もしかしたら運命の人に出会うかもしれない。もしかしたら、大切な人を失っているかもしれない。もしかしたら、人生に愛想を付いているかもしれない。そしてそれらのことがいつ起きるかも分からない。例えば、百年後かもしれない。もしかしたら、五十年後かもしれない。もしかしたら、明後日かもしれない。もしかしたら、明日かもしれない。もしかしたら、1時間後かもしれない。もしかしたら、十分後かもしれない。もしかしたら数秒後かもしれない。
そんな「もしかしたら」という無駄なことを考える必要はないと考えたのだ。
だけど、いつなにが起こるかは分からなくても、今を大切に生きたり、大切な人を大事にしたり、大切な人に感謝を伝えたりすることはできる。そうすれば、もし明日なにか起こっても悔いなく死ねるかもしれない。悔いなく生きれるかもしれない。だから、自分は余計なことを考えずに「今」を大切に生きることが、人生においてとても大切だと考えている。
だけど今でもよく分からない「予言」や「予測」を信じてしまう人がいる。それを信じるのは構わない。だけど、そんなことに怯えているなら、近くにいる人を失うことにでも怯えていたほうが自分にとって大きな成長に繋がると思うんだ。
よく「ねえ◯年後に世界が崩壊するかもだって。怖いよね〜」と話していたり、「それなら今死んじゃおうかなw」という人がいる。
どうしてみんなそんなに「未来」にこだわるのだろうか。今目の前にある問題や幸せに目を向けたほうがいいのではないのか?起きるかも分からないことに怯えていたって、必ずその日がやってくる。もし、その事が起きたとしても、起きなかったとしても、必ずその日はやってくるんだ。
「うちら1年後に死ぬかもよ?!」と言っている人もいるが、人はいつ死ぬかは分からないんだ。もしかしたら数秒後に死んでいるかもしれない。それなのにどうして1年後という日を意識するんだ?普通に考えればわかることだ。きっと誰しもが、あなたはいつ死ぬと思う?と聞かれたら、分からない。と答えると思う。そう。わからないのだ。自分になにが起きるかなんて分からないのだ。だから人間はいつでも生と死の、幸せと不幸の、ほかにもいろいろな瀬戸際に立たされているのだ。そのことに恐怖を感じることはないのだろうか?もし、自分が明日死ぬと分かっているなら、あなたはなにをする?と聞かれたら、自分は多分こう答える。たくさんの今まで支えてくれたりした大事な人たちに感謝を伝えると。でも自分は常に考えているのだ。みんなも考えてみてほしい。自分が明日死ぬと分かっているなら、あなたはなにをする?と聞かれたら、考えるかもしれない。でも聞かれなかったら、考えないのだろうか?聞かれなくても、いまそのような質問のような状況かもしれない。明日死んでいるかもしれないと思ったら、きっと今日を大事にできるはずなんだ。だったら、毎日そのように考えることで、毎日を大事にできると思うんだ。
今回は普通に自分の考えたことを書いてみました!
私のアカウントでは、主に短編小説を書いています!でも最近はお題が難しくてあまりかけていないんですけど、最初の方を見てくれればたぶんいいお話が見れるかもしれません。
あなたの心に残るような、言葉、小説を残したい。あなたの人生を変えるきっかけになりたい。
本気でそう思っています。ぜひ小説読んでみてね!ここまで見てくれてありがとう。
ここまで読んでくれたあなたの毎日がとても素敵なものになることを願っています。
「未来」
ピアノをやめてた頃は
未来をうまく思い描く事ができなかった
いつ死んでもいいやと無気力だったり
身の丈に合ってなくてもお構い無しに
今よりももっともっと大きな家に引っ越すと
引き寄せノートに書いていたり
ピアノを再開してからは
2年練習したらこの曲に挑戦できる
5年練習したらこの曲が射程圏内に入る
ピアノ再開10年経ったら
昔、弾けなかったあの曲を
今度こそ完成させよう
年齢を重ねるしかなかった
数年後を楽しみに思う自分がいる
もし来世があるなら
ピアノを弾いていた記憶は
持っていきたいな
未来
小さい頃になりたかった未来の仕事も
子供の頃にやりたかった未来の夢にも
学生時代になりたかった未来の活動も
結婚してから描いていた未来の生活も
どれひとつ叶った未来は私の所には来なかったよ?
その代わり
暮らしにくい日本の未来(現在)は
想像さえしてなかったなぁ
どーする?未来の世界