『月に願いを』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
お月さまお月さま
私はなぜこんなにも美しいのかしら!
街行く人は私を振り返り
私を好きな人か私を知らない人しかいない世の中で
あなただけが私を見守り続けても近づいてこない
私の魅力じゃなくて、それこそ軍でも使えば
あなたは墜ちてくれるのかしら?
どうして、願いを捧げるのは星なんだろうか。
「星に願いを」という曲があるし、七夕でも願い事を書く。
なぜ、月に願いをかけないのだろうか。
うさぎじゃ頼りないから?
月に願いを
月が綺麗ですねこれが今は告白の意味になるらしい彼にもこの言葉が伝えられたらいいのに
『愛があれば何でもできる?』
19年前、一人目の子どもを産んだ時
新生児特有のクタッとした
柔らかく小さな我が子の寝顔を見つめながら
考えていたことは
「がんばらないこと」
だった。
昨日までは顔も知らなかった我が子。
これから始まる子どもの人生を
成人するまでともに過ごし
サポートし続けるために息切れしないこと。
この思いは子育てしている時、
度々思い返していた。
「愛」があれば何でもできる。
正直、「愛」というものを実感できていないのだけど、
「愛」という大きなものは
その時々の状況によって、
いろんな言葉に変えることも
できるのだろうか?
もしそうならば、
母親としての子どもに向けた「責任」という言葉が
それにあてはまるのかもしれない。
今、子どもは親元を離れ
あと数か月で19歳になる。
『真夜中』
大人になって幾分の時が過ぎ、
体力に自信がなくなってきてから
夜更かしをすることはなくなった
それでもたまに
家族みんなで夏の夜空の天体観測に出かけたときや、
仲のよい友人たちとの飲み会の後に食べた
ファミレスのパフェの美味しさは
特別なきらめきを持って
記憶を彩ってくれている
遠い子どもの頃の
夜道を歩く心細さや、
精霊流しが終わったあとの
道々に散らかった爆竹
闇夜に切り取られた情景に
その頃の想いが重なる
これからずっと先、
年老いてから思い返すのは
子どもが幼かった頃に
毎年、家族と一緒に
大晦日に除夜の鐘をつきにいったこと
だろうか
真夜中は人の思いを
あらわにして
妖しく鮮烈で大切な記憶として
刻んでいく
『恋物語』
「恋物語」というワードを聞いて
まずぱっと思いついたのが、
40年前の原田知世主演映画
「時をかける少女」だった。
その2年ほど前の映画、
薬師丸ひろ子主演の
「セーラー服と機関銃」
も続いて思い出した。
後々まで知られる
この有名な二本の映画が
上映されたころは
まだ小学生で、
だいたいのあらすじは知ってはいるけれど、
いまだにきちんと観たことはない。
なので恋愛がテーマの映画なのかさえも
本当はよくわかっていない。
原田知世も
薬師丸ひろ子も
今でもキュートな容姿で
そしてベテランの大女優で
二人が出演するドラマは
その存在だけで
惹きこまれて好きだ。
自分の恋愛について、
特に語れる内容がないのだけど、
「恋物語」という言葉の雰囲気から
昭和的な懐かしい感じがしたので、
書いてみました。
今日は満月が綺麗な夜だ。太陽より優しい、青い光が私たちを照らしている。私の大好きな曲のように、不思議な事が起こって欲しいな、と思いながら彼の方を見た。月を見上げる彼の横顔は月明かりに照らされて美しく見え、思わず見とれてしまった。それに気づいた彼がこちらを見ると、首を傾げて私に問いかけた。
「おや、俺の顔に何かついていますか?」
「ううん、あなたの横顔が美しくて見とれてた…」
「ふふ、嬉しいですね。貴方もとても綺麗ですよ」
月の光を反射して輝く彼の瞳が、私を真っ直ぐに見つめるものだから、思わず私は赤面してしまった。太陽の光だったら全て照らされてしまうけれど、月の光はちょうどそんな表情を隠してくれる明るさだったのが救いだった。
「私がダンスを踊れたらなぁ…」
再び月を見上げていたら、思っていたことが無意識に口から出てしまった。はっ、と我に返ったときには既に遅く、彼にも聞こえていたようでこちらに微笑んでいた。
「それなら、俺と踊ってくれませんか?」
「えっ、でも…」
「大丈夫です。貴方は俺の手を取ってくれるだけで良いんです」
そう言って、彼は跪いて手を差し伸べた。ドキドキしながら彼の手を取ると、そのまま引き寄せられた。すると不思議なことに、ワルツなんか踊ったことないのにも関わらず、私の足はステップを踏んでいた。彼のリードに身を任せながら、くるくると回るように踊る姿を、月明かりが優しく照らしている。
あぁ、どうか時を止めて。このまま彼と踊っていたいと、私たちは心の中で月に願いをかけた。
テーマ「月に願いを」
もう少し好きなことをしていられますように。大切な人が元気に生きていられますように。もしどうしても死んでしまうと言うなら、楽に死ねますように。
お休みなさい。
月に願いをかけたなら、
その願いが叶ってくれたなら、
私は幸せになれるのだろうか。
月に願いを
みんなは神様、仏様などに願い事はする?神様、仏様って地球の人だよね?ほかの惑星の人は誰にお願いごとをするんだろうね。
1番想像できるのは月。月にはうさぎがいるとか居ないとか。でも月にうさぎが映る時ってあるよね。
じゃぁ月の神様ってうさぎかな?
みんなはうさぎに願い事をするとしたら何お願いする?
自分は
頭が良くなりたい…… 美羽
月へ旅行してみたい。
ねこのミケもつれて。
あなたは火星へいきたいの?
ふーん、あなたって変わり者なのね。
月へ行くのが良いに決まってる。
近場だし費用も浮くのよ。
火星へ行くんだったら月へ10回は行けるわ。
そうよ、火星ってうんとお金がかかるんだから。
それなら、地球へ旅行したい?
無理に決まってるじゃない。
あなたったら何も知らないのね。
もうあの星はメチャクチャなんだから。
/『月に願いを』
月に願いを…(゜゜)
月に願うおまじない等ないか調べたところ、2つほど見つかった。
1.満月の時、月明かりに当たりながら願いを唱える。
2.新月の時、新月から8時間以内に願い事を紙に書く。願い事を書き終えたら読み返す。書いた紙は保管または処分のどちらでも良い。
1も2も月を利用して手軽に出来るおまじないだ。
この2つのおまじないの共通点として──月のおまじないなので月が関わるのは言うまでもないが──どちらも、願い事を明確にし、唱えたり書いたりして自己暗示するかのような動作がある。
ただの自己暗示ならば、いつ書いても構わないはずなのに、月が関わっている。
これはもしかしたら、
月がある=ツキがある=幸運がある
といった洒落もあるのかもしれない。
一方で、陰と陽の顔を持つ神秘的な月に願いを託したくなる本能のようなものが、そうさせるのかもしれない。
そういえば、人の生死は潮の満ち引きが関わっているというのを聞いたことがある。
潮の満ち引きを起こしているのは、月だ。
月に神秘性を感じるのは、やはり本能なのであろうか。
月に願いを。
今夜は満月。久しぶりに雲一つない空に満月が一つ輝いている。
満月のおかげで夜だけど、明るい。
ずっと見ていられる。
こんな綺麗な月が輝いているのに。
世界中が、こんな綺麗な月を穏やかな気持ちで眺められる日常を送れますように。
『月に願いを』
月でも
星でも
太陽でも
神でも仏でも
願って叶うなら苦労はしないさ
誰も、なにも、信じない私が悪いのか?
私は…捻くれて生きているから
自分しか信じてはいないのだ
散々、身近な人からの裏切りを繰り返されたら
捻くれても仕方なくね?
自分しか信じていないから
大切な人が例え
嘘をついていたとして…
嘘じゃない!と言うなら信じるのさ…
嘘だと分かっていてもさ
自分が信じたいものを信じるのさ
こんな私は醜いのだろうか!?
だからずーっと裏切られてきたのだろう…?
そうだよ…
そんなことは、とっくに分かっているさ…
それでもさ
今ある、わずかな眼の前にある幸せを
私は…感じていたいんだよ♡
結局さ
何に願うのも祈るのも本人次第
そして何を信じて、何を信じないのかも
自分次第
そして…
それらを信じられるのは自分だけなのだ
変わるも変わらないも
自分次第
全ては自分の手の中にあるのだよ
月に手を伸ばして月をつかみとろうとする
だがつかめない
だからこそ月に願いを叶えてもらおう...かな
月に願いを
流れ星🌠 消えるまで
願いを架ける
出来れば願う 願い事
何度も見たが 間に合わず
叶う事無き 闇に消え
星に願うは 叶わぬが
月に願えば 叶うかな
徳博🤔
もっと読みたい♡1252♡記念号
通算106作目
明日も笑えますように
生きててよかったって
生きてる実感を得られますように
【月に願いを】
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明日学校に行きたくない
明日会社に行きたくない
休日があっという間に終わって
人間関係の重みを知って
「あぁ、もう嫌だな」
疲れたな、いきたくないなって
いきたくないは
どの意味だろう
【嫌なこと】
月に願いを託したら……
いつか願いは叶うでしょうか……
わからないけどとりあえず願ってみようと
思います……
No.10『月に願いを』
月に願いを。
どうかいつまでも、夜のような暗闇を照らし続けてくれますように。
月に願いを。
どうかいつまでも、暗闇にいる私の道しるべであり続けてくれますように。
星に願いを。
ではなく。
月に願いを。
月に・・・、お願い事を三回繰り返せばいいのだろうか?
でも、流れ星ならばともかく、月ならいつだって―――昼にだって見えるのだ。
あまり特別感はないし、だから己の願いを託すには、少しだけ期待性に欠ける。
―――そもそも自分の中には、月はあろうことか、星にさえ授ける願い事がない。
だって、現状に大いに満足しているのだから。
君が隣にいてくれれば、願うことなんてそんなの、どこにもありはしないのだ。
そう一人独白しながら、とっくのとうに冷たくなって動かない、大好きな彼女に頬擦りをした。
『お願いお月様』
網戸を開けると、からりと乾いた音がする。
一歩踏み出した足がスリッパに収まると、途端にひんやりとした夜風に体を包み込まれた。
今日は大きなお月様が登っていた。
街灯など必要ないほどの明るさで、くっきりと夜空に浮かび上がっている。
流れる髪を耳に掛けると、わたしはバルコニーの手すりを掴み、背伸びをして、少し身を乗り出す。
その瞬間、
「危ないから」
と、声がし、わたしは驚いて下を見た。
立ち並ぶ三角屋根の、真っ直ぐに伸びた道。
そこで、さっき自分の部屋の隙間からこっそりと見た、桜色のパーカーが浮かび上がっている。
表情こそ分からないが、きっと怖い顔をしているだろう。
戻りなさい、と口が動いたような気がした。
わたしは仕方なく、手すりから手を離すとその場でしゃがみ込む。
すると、わたしの姿がなくなったからか、またこちらに背を向け、歩き出すのが手すりの隙間から見えた。
その姿を見つめながら、わたしは恨めしいような気持ちで夜空を見た。
「お願い」
わたしの口から、か細く声が漏れる。
玄関口でトントンと靴を鳴らす音。
起きているわたしを知りながら、ちいさく
「いってきます」
という声が蘇る。
もう一度、素知らぬ顔をしているお月様を見つめていると、涙が頬を伝った。
きゅ、と唇を噛んだ。
お月様。お願い。おかあさんを連れていかないで。
2024/05/26
「月に願いを」
月に願いをすると叶いそうだし、素敵だ。
そんな夢見がちな事を言っても、現実は甘くないし、
月だけでなく色んなものに願い事をしたい。
欲望だらけというのが本音。
でも、夢を見るのもいいよね。