『月に願いを』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
お月さまへ
私の願いを聞いてください。
生活に不安がない人生をください。
私を受け入れて一緒に歩む人は
私を裏切り、離れていきました。
離れるだけなら傷は
浅かったかもしれません。
裏切りをされて、私は怖いです。
裏切らないのはお金と物だけです。
人は裏切るのだとわかりました。
もう、恋人も結婚も考えません。
子供もほしくありません。
悲しみでいっぱいです。
どうか、生活に不安のない人生を。
私を裏切った旦那に制裁を。
私を傷つけた人たちに制裁を。
ゆっくりでいいので、
立ち上がる気力を私に授けてください。
月に願いを
ねえ
いつも見守ってくれるお月様
この空の下で
孤独を感じてる人を
アナタのやさしさで照らしてあげて
一人じゃないよって
月に願いを
「お月様にお願いするんだ!」こんな乙女なことを言っていたような言わなかったような。
でも、今は違う。願いは自分で叶えるもの。月にも神にも頼まない。全ては自分の努力と才能
神様、どうして
彼だけを苦しめるの
痛みも、苦しみも、
たくさん経験してきた
彼をこれ以上苦しめないで
私が全部受けるから
お願い
彼に笑顔を戻して
#月に願いを
私を月に帰らせて
この世界は目まぐるしくて忙しないの
いつも何かに急かされているような心地
そこかしこで音や光が乱立して
夢見が悪くてたまらない
穏やかに過ごすことがこんなにも難しい世界なんて
知らないままでよかったのに
まんまるお月さま
叶えておくれ
輝くお星さま
聞いておくれ
わたしの愛しの
あの人に
わたしの想いを
届けておくれ
月に願いを
星にお話を
わたしはあなたを
あいしています
今日もあなたの夢が見られますよう
込めた想いは何処へとか
流れ着きゆく海岸の
瓶の中の文のように
お月さま
いつも見守ってくださりありがとうございます
月の光を目に焼きつけて
その光は綺麗な光
月に願いをするなら
お月さまに逢えたそれだけで私は嬉しくなる
夢の中は、
僕だけの世界であり、
友達といるための世界である。
僕には元々この世界があって、
夢の中でも楽しく過ごせた。
もちろん、起きても楽しかった。
みんないた。
数年前まではこうだった。
今の僕にはこの世界しか残っていない。
もう外には出れない。
月なんか、見えない。
「月に願いを」
omoriってゲームの中の、my timeって曲が最高に良いんですよ!!それを1日ぶっ通しで聞いてたので頭おかしくなりました。
―月に願いを―
沈んでゆく太陽を惜しむ
もう少し2人で…と月に祈る
「次の満月の深夜に、姫をお迎えに参ります。」
それだけのメールだった
でもそれだけで全てがわかった
もう私がここに居られる時間は
一月ほどしかないと
初めてここに来た
忘れもしないあの夜のこと
あなたは私を見つけ笑ってくれた
全て受け入れてくれた
いつか終わりが来るんだと
悟った悲しい夜にも
触れた優しい言葉と温かさに
涙を零した日も
それすらも思い出となって終わってしまうんだね
ずっとこのまま2人で居たいと
感じ合った日々ももうお別れ
もうほかに何も要らないから
私に自由を与えて
初めて感じたこの幸せな日々を
手放してしまいたくはないから
帰らないわ永遠にあなたと2人
月に願いを
夜に駆ける/YOASOBI
原作:タナトスの誘惑
[替え歌]
月に願う/RAICHOU
原作:竹取物語(パロディ)
欠ける月 姿変われどいつの夜も
そっと光れよ 君それでよし
#短歌 #書く習慣 20230526「月に願いを」
背伸びして
まんまるな
あの月に
描いてみる
✳︎月に願いを✳︎
月に願いを
「何を祈っているんだい? そんなに必死に」
「何を、祈っていると思う?」
一人の女性がこの荒廃とした世界の上でなにかに祈っている。
その横には一人の男性。
「それは…いささか無意味な問題ではないか? …まあ、僕の君の問いに対して考えを巡らす実に滑稽でゆにぃくな姿を見たいのならば話は別だがな」
男はふんぞり返ったように鼻で笑いながら女にそういった。
「そう卑屈になるな。……まあ、そんなお前のままなら、私のこの行動の意味は一生わかるまいな」
と、女は男を見上げてそういった。
「私は世界を救うぞ。皆のために」
男をみる女の目は、実に勇ましく、猛々しいまるで英雄の光り輝くあの希望に満ち満ちた強い瞳だった。
なにかに祈る必要なんてないような人間のように見えた。
「ふん、そんなバカみたいなことを言うようなやつがなにかに祈っていてどうする。……祈ることは弱者にのみ許された行為だ。今のお前がするべきことではない」
「私は祈っていたのではないよ。……これ以上話してもしかたがあるまい。そろそろ行くとするよ」
女は男に背を向けて歩き出した。
男も女も、もう二度と見ることはなかった。
「月に願いを込めていたって何にもならないだろう。どうしてそこまでしてただの物体に対して願いを込めるというのだ」
男の独り言は月明かりの照らす静寂に、木霊すること無く消えていった。
「そんなものに願うのなら……」
そんな男の願いもまた、その空気に木霊することはなく、或るかもわからないものには届かない。
【お題:月に願いを】
「綺麗だね」
それはどんな
意味合いで?
月夜の晩に
悩みふけてく
月はたしかに美しい
けれど、星々の光をかき消してしまう
流れ星の最後の一閃を隠してしまう
星の方が好きな私は
月に願いを託さない
「月に願いを」
「月に願いを」
電車の窓から低く大きな月が見えた
綺麗だな
よく観たくて歩道橋を使う道で帰る
ねぇ、今日の月綺麗だょ
この月を見てるといいなぁ
「人類がまだ月に行けなかったほどの遠い古の話だが」
「ああ」
「月には兎や蟹や鰐などの生き物と、若い女性や老婆、あとは月の女神が住んでいると考えられていたらしい
「楽園か何かと思ってたんだろうか」
「なんにも住んではいなかったのにな」
「だな。そこに初めて住んだのは結局人類で、」
「今や何者も住んではいない……」
「あるのは廃墟と、過去の亡霊たちくらいだな」
「あとはおれたちのような、」
「亡霊のなりそこない」
「……虚しいものだな」
「"賑やかな亡霊"もいるから、しんみりはしないかもな」
「いいや、あれは"騒がしい"。被害をもたらすからな」
「はいはい、冗談言ってる場合じゃないってね」
「笑えないがな」
「すんませんね。まぁ、今日もちゃっちゃとやりましょっかねぇ」
「ああ。……そうだな、古の月の女神にでも祈ってから行くか」
「いいねそれ」
「"一日も早く、亡霊が鎮まりますよう"」
「"一日も早く、昔みたいに笑える場所になりますよう"」
——————
月に願いを
空を見上げると、うっすらと月が見えた。
童話に出てくる猫が笑っているような、細く弧を描いた月。
(お星さまに願い事をすると叶うとよく聞くけれど、月に願い事をするとどうなるのかしら?)
数時間後に夜を連れてくるための標のように空に笑う月は、ともすれば嘲笑しているようにも見えた。
(今日の月は本当にあの猫みたい。あれで本当に願いを叶えてくれるのかしら?)
心持ちの問題だとは思うが、一度そうだと思ってしまうと本当にそう見えてしまう。
(――けど)
ニヤニヤとこちらを見下してくる笑みに一瞬心を逆撫でされた気がしたが、
(けど、それくらいのいい加減さがちょうどいいのかもしれない。“彼”は気まぐれだもの)
ふと思い直し、肩の力が抜けた。
「お月さま、どうか私の願いを叶えて」
人知れず呟いて、少し白が濃くなった月に祈った。
(些細なことに捕われない、強い心を持てますように)
/『月に願いを』
月に願いを
夜空の遠い所には、星があります。
それらはキラキラと輝いていて、幻想的です。
月はこの星から一番近い星。
曜日のひとつになるくらい有名で、綺麗です。
彼女は夜によく見られますが、お昼頃にも見える時があって、昼の彼女もまた、趣があります。
二度楽しめて、とてもいいです。
宵闇に乳白色の輝き
伝わる光りに微睡み
癒やしを浴びる
夜毎姿が変わり
光りは消える
微睡みの夢に
癒やされますよう
―「月に願いを」―