『月に願いを』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
月に願いを
最近は、満月にも名前がありますよね。その月ならではのとか、特別に大きく見えるからとか。
わたしにとっては、そんなのはどうでもいい話し。二階の自室から、窓を開けてちょうどよい時間に観ていられるかが問題です。
何故なら、お月さまにお願いをするから。満月の光には特別なパワーがあると感じるのはわたしだけではないと思います。
では、何をその光に願うのか。やはりそれは、健康と病気の治癒。
特に最近は、大きな病気している友人知人が多く平癒をお願いします。
世の中には、人の力ではどうにもならない事ありますからね。
星に願いをはなんとなく。
月もいいの?
月ならなんかでかいし
願い事も大きく叶えてくれる?
そしたら私は今すぐに君に会いたい。
今日は満月だねぇ、
願い事には最適じゃない?もしかして。
叶えて欲しいよ
どうしたら君に会えるの。
会いたいよ。
「会いたい、、、」
『誰に?』
「え⁈、、、」
(嘘でしょ、、、)
叶った。
夜道をひとり。
「コンビニ 行ってくる」
明らかに 不自然だけど そぅ言うしかなかった。
涙の訳を 話せるはずもなく。
指を絡ませ握ってくれた大きな手
抱き寄せてくれた匂い
クシャとなる笑顔
優しいKiss
失ったものは とても大きくて。
あぁ いくつかアイスを買って帰らなきゃ
見上げた夜空に 白い三日月
にじんで ぼやけて
もしも 願いが叶うなら
その光で ココロの憂いを浄化してくれないかな
#月に願いを
「月が綺麗ですね」
あなたが私にそう言ってくれるならば。
私はひとり空を見上げる。アパートのドアに鍵をかけ、ふうと手に息を吹きかけて、近所の小さな公園に向かう。古びたベンチに腰掛けて、天を見上げる。
雲のかけらのない空に、しんと輝く満月を受けながら、着ているコートのポケットにあるカイロを握りしめる。かじかんだ指先がほんのりと温まった。
カイロではなく、あなたの手が私の指先に絡んでくれたならと。もう一度、となりにあなたがいて、ともに月を見上げてくれたなら。
そんなことを月に願ったこともあったけど、それが叶うなんてことは一生ないとわかってはいても。それでも、私は十五夜になると、その場所で空を見上げることをやめられないでいる。
月に願いを
新月に願い事すると
叶いやすくなるんだって
紙に願い事を書く
書く時のコツは
叶った、
やりたいなあ→やれた
出来たらいいな→出来た
行きたいなあ→行った
と、叶った、完成形で書く事
2023年6月の新月は18日
ぜひ、試してみたら?
因みにこの4月から初めて24コ書いて6コ叶っています、渡しの場合。
お題
月に願いを
⌇月に願いを⌇
私の願い、、、
それは好きな人と結ばれますように
どんなに頑張っても彼は私の事を見てくれない
でも絶対諦めない
絶対好きにさせてやる
だから今日も月に願う
⚠︎切爆
#月に「告白を」
寮のベランダで部屋が隣の切島とそよそよと冷たい風が吹く中今日あった出来事を笑い混じりに談話していると…
ふと、切島が空を見上げる……その顔を俺は見つめた。いや、見惚れてたの方が正しいか…?まぁんなこたぁいいんだよ今は
「なぁ爆豪…こんな話知ってっか?」
そういい何とも信じがてぇことを話しやがった此奴に俺は半ば呆れを見せる
此奴が言うには…月に願い事をすれば何でも叶う、という非現実的な話だ
んなガキじゃねーんだから信じるわけねぇだろ
「ハッんなガキの夢みてぇな事言ってんじゃねぇ」
嘲笑的に鼻で笑うと切島は何処か儚げに顔を俯かせ、話し出す
「そーか?俺ァいいと思うけどな…」
切島の横顔が月明かりに照らされる
思わず胸元がドキッと揺れる
と同時に差恥感にブワッと襲われ切島の視線の先にある銀色に光る満月を慌てて見た
その満月は眩しくて、それでいて何処か儚げで…
まるで___
「(今の此奴(切島)に似てんな…)」
そう思った。
「なぁバクゴー!今からでも月に願い事しねぇか?」
「あ?テメェ一人でやれや」
「いいじゃねぇか!一緒にやろうぜー!!」
な?といい俺に向かってにっこりと微笑む
俺は此奴にこの顔をされるとどうしても断れなくなってしまう
どうしてかは自分でも分かってんだ、それに…此奴も分かってやってんのがムカつくんだよクソが。
「チッしゃーねぇな」
「おっしゃあ!!んじゃ、それぞれ願い事しようなバクゴー!!!」
そういい目を瞑り出した切島に便乗し俺も目を瞑る
何をお願いするかはもう俺の中で決まっている、それは___
さっさと俺に振り向きやがれ、クソ髪
恐らく、これは必然だったのだろう。
永遠に叶うことの無い夢は月の明かりへと消え、遍く星は宇宙の彼方へと旅する。
退屈だった幾多の日々が、実は幸せだったなんて
そんなの、後出しだと思う。
いや、分かっていたのだろう。
この日々がどんなに幸せだったか。
貴女のお陰でどれだけの幸せで満たされたか。
まあ、後悔したところで何も変わらないが。
今日も僕は月に願う。
誰も居ない、この大地で。
もう何日経ったのだろうか。
あの時、僕と、地球最後の女神は、いつもの夕飯が最後の晩餐だと言うのにも気付かず、談笑をしていた。
雲一つない夜空を眺めながら。
「月が綺麗ね。」
そう微笑み言う貴女は、まるで今日が最後の晩餐かってことが分かっていたのかもしれないくらいに、どこか悲しい表情をしていた。
「どうしたの、元気ないけど。」
「私、晴日さんと居れて幸せだったよ。でも、もうちょっと、話したかったなぁ。」
「何言ってんの?まぁ、最近仕事も忙しくなってきて話せてないけど。」
「いいの、いいの。もう、終わるから。だけど、せめて最後は名前で—————」
“みつき”
美しい月、と書いてそう読む。
美月。ごめんね。名前、呼んであげられなくて。
多分僕。自分が上だって思ってたんだ。
僕は願う、
君とまた、笑い合える日々を願って。
「晴日さん。」
「———美月!」
誰も居ない真っ白な空間で、君と二人、月に願う。
次こそは、ちゃんと愛してみせるから。
ちゃんと、名前で呼ぶから。
あれからどれほど月日が流れて行ったのか。
僕は一羽の鳥になった。
今日は満月。あの日を思い出す。
そして、貴女のこと。
美月のことを。
今も君を探している。
いつも、いつだって。
僕の心とは裏腹に、明るく、美しく輝く月は———
「美月?」
《月に願いを》
月は太陽に力を借りて光っている
すごく成功した人も誰かに支えられて今を生きている
誰かを頼るのは悪いことじゃないよ
普段頼られてる人も他の誰かを頼っていいんだよ
ひとりで抱え込んだら苦しくなっちゃうから
我慢しないでね
月に願いを
星に願いをなら分かるけど、月に願いをかぁ。
星は自分で光るけど、月は自分では明るくなれないじゃん?
くだらない夢を自分が太陽となったとして
頑張って、努力して、それに向かって突き進んで
その夢が大きく良い物に見えるように月を照らして
明るく素晴らしい夢に出来たらいいなってなんか思った
てことで、私は月には
『これからも人並みに幸せに生きれますように』
と願います。
#月に願いを…
月に願う清らかな乙女…
物語の中に出てくる
守りたくなるような美少女に
生まれてきたかった…
とは思わないといえば嘘になる( *´艸`)クスッ
でもそんなこと月に祈ってなんになる
願わくば…
互いに尊敬し合える
互いに愛し合える
互いに慈しみ合える
そんなふたりにこれからでも
なれるでしょうか……
お寿司の玉子の甘さが好きです😳
完
月に願いを
5さいの時の
約束を
あなたは
「月に『誓う』のはやめてくれ、ってセリフは、シェイクスピアの『ロミオとジュリエット』で登場してたな。『月は形を変える気まぐれ者だから』って」
で、「月ではなく、あなた自身に誓って」、って続くんだったっけ?某所在住物書きは昔々の記憶を頼りながら、ネット検索の結果をなぞった。
昔々の大学での講義内容である。教授の語り方が特徴的であったため、妙に覚えていた。
「逆にスピリチュアル方面では、『新月に願い事をすれば叶う』なんてのもあるのか」
形を変える不誠実の気まぐれか、願い事を叶えてくれる新月か。タロットでは確か不安定や暗中模索、一筋の光等々。天体ひとつにしても解釈は多種多様なのだと再認識した物書きは、ポテチをかじり、ぽつり。
「お題がエモ過ぎてゼロエモで対抗したくなる定期」
――――――
「先輩お花詳しいじゃん。月っぽい花知らない?」
「は?」
「ネットでさ。『新月に願い事をすると叶うって太古の昔から信じられてる』って」
「聞いたことないが。それで?」
「『ウチの職場のクソ上司ども全員訴えられろ』ってお願いしたら叶うかなって」
「お前の『新月』は私ではなく労基じゃないか?」
ウチの職場の新人ちゃんが、クソ上司にいじめられた心の傷のせいで、今月末で辞めるらしい。
金曜日に退職届持ってきて、課長と話をして、特に引き継ぎが必要な仕事も無いからって、希望通り、5月31日を最後にサヨナラが決定した。
最後の週は有休で全休の予定。ということで、付き合いが長い私のコネとチカラで、新人ちゃんが密かに恋してた先輩本人を誘って、ささやかなお疲れ様会を、某スイーツがおいしい回転寿司で開いた。
新人ちゃん、結局最後まで先輩に告白しないままだったけど、良い思い出にはなったみたい。
愚痴って、共感し合って、悩みを吐き出して泣いて。
「短い間本当にありがとうございました」で、お疲れ様会は終わった。
その帰り道。先輩と私の、ふたりっきりの道中。
「そもそも、『新月』に願い事だろう」
ポン、ポン。律儀にスマホで何か調べ始めた先輩。
「何故そこから『花』に飛躍した?」
そもそも私が知っているのは、私の田舎に咲いている野草だの花だの程度だが?なんて、つらつらつら。
「だって新月じゃスマホのホームに使えないし。花ならキレイだし」
って率直に答えると、先輩は別に、あきれるでもため息つくでもなく、ただ淡々と、数度頷いた。
「月下美人。検索してみろ。綺麗だぞ」
「違うの先輩が撮った画像が欲しいの」
「無い」
「じゃあ花言葉。何か、今月で辞める新人ちゃんに贈れるカンジの元気が出るやつ」
「それが理由か」
「それも、理由」
また数度、小さく頷く先輩。視線をチラチラ滑らせて、ライブラリから画像を選んでタップして。
ピロン、ピロン、ピロン。たて続けに、私のスマホがメッセ到着の通知を鳴らした。
「『喜びも悲しみもあなたを救う』、『星への願い』、『幸せを祈る』」
個チャの画面を見ると、白い星型のキレイな花2種類と、紫の少し差す薄桃色の花が1種類。
綺麗に、ハッキリと、力強く写ってた。
「何の花?」
私が聞くと、
「新人には、内緒にしておけよ」
先輩は淡々と、至極淡々と、答えた。
「ソバとニラとアサツキ」
「……他無い?」
「キンポウゲの『到来する幸福』、キバナノアマナの『開運』、ミズアオイの『前途洋々』」
「開運良いじゃん。新人ちゃんと共有していい?」
「どうぞ。お好きに」
どうせこの世の中って
悉く解脱に失敗した奴らで形成されてるから
世間様なんてたかが知れてるのよ
柔い月明かりは
向こうを見つめても手の届かない壁に射す
氷のように冷たく触りたくても触れない
檻の木は暖かく私を受け入れるのに
どれだけ強く手を結んでも
どれだけ崇め奉っても
ただ、かれは微笑むだけ
のばしてものばしても掴めない望みは
掌(たなごころ)にとどまるだけ
#月に願いを
猪口に波波と酒を注ぎ、じっと見つめる。暫く猪口の中で揺れていた酒は、溢れることなく直ぐに静まった。
酒に映るのは、欠け一つない満月だった。
くいと飲み干した千景は、そっと猪口を置き、徳利を手にした。
何してるんですか。
盆を手にした茜を一瞥し、鼻で笑った。誤解されやすい人だが、今のは小馬鹿にしたわけではない。見られていたことを恥じている、この人にもそんな人並みの感情を持っていることに茜が気づいたのはここ数年だった。
再び猪口に目を戻した千景は、それを手に取り口にした。
「……ある地域、私が昔神官として赴任していた村で伝わる満月の日の慣習だ」
月鏡酒。その村ではそう評していた。
徳利から猪口に注ぐ際に、満月が酒面で揺れないように映るようにする。それを徳利一杯分飲み干すまで繰り返す。それだけだ。
もう酒がなくなったらしい。空の徳利を盆に返し、その隣の新しい徳利を手に取った。
「…………その村では、子供の成長や自立を祝う時にそうやって飲むんだが、元々の成り立ちは……」
……国試を受ける子供の受験祈願なんだ。
重そうな口調で紡いだ千景の言葉に茜は目を丸くした。バツの悪そうな顔で猪口をいじる千景は、小さな村だし受験するような子供なんて滅多にいないからいつの間にか子供の成長だとか漠然としたものに変わったのだろうなどと呟いている。
「あの子も、麗華ちゃんも慶士君も皆受かると良いですね」
「どうだかな。二人はともかくあいつは無理なんじゃないか」
「またそんなことおっしゃって……」
相変わらず突き放した言い方だが、それだけじゃないことはそのお酒の儀式を見れば一目瞭然だ。
「落ちたら宮城内に入らなくて良いんだ。あいつは受からない方が」
千景は途中で言葉を止めた。もう何度もその話はしてきたし、最終的に都に送り出すと決めた。しかし、いくら母親似だからといって、目の届かない場所、しかも城内にある学校で過ごすことに対して、未だに不安は拭えなかった。
「大丈夫ですよ、見た目は私似。千景様曰く性格は似ても似つかないのでしょう?」
顔も性格も全く似ていない。最初から奴が存在していなかったかのように。
それでも、場所が場所だけに眉を顰めざるを得ず。
新しい徳利から注いだ酒は波打ち、ぐにゃりと月を歪ませた。
夜空の月には最早願いを託せない。
太古、私達の遠い遠い祖先が既に
月へ願いを告げたのだ。
「伸ばした指先さえ見えぬ真っ暗な
夜を生き延びるための光が欲しい」
その願いに応えて今も地上を照らす
月の優しさにこれ以上何を求める?
身勝手な望みは白い光を燻ませる。
卑小な欲はあの輝きに釣り合わぬ。
私達はただ祈るのみ。
美しい白銀の月光よ、永遠なれと。
************
月に願いを
************
所感:
我勝ちに飛んでくる80億の願いを聞くなんて
どれほどの慈悲深さと忍耐力かと。
月は優しく照らしてくれる。君はいつもがんばってるねって。だから無理しなくて良いんだよ。
私たちは大きな何かに包まれて優しい世界にいるんだって月は教えてくれている。
だって暗闇でもあんなに美しい世界があるんだって月は言っているようでしょ。
泣いてばかりでもいいの。
弱くてもいいの。
きっと心がどんどん優しくなって、人の気持ちに寄り添えるような素敵な女性になれる。
私は、今の自分が好きだよ。それは月のおかげでもある。月に願っても叶わないよ。そんな風に思っていたって月は優しく私を照らしてくれていた。
大丈夫。無理しなくても。
笑えなくてイライラしちゃったり、臆病でずっと布団から出られなくても。
泣き出して、一人だって思っていたって。
私はそんな自分がそんな過去が、今の私のこんなに好きな私に繋がっているって、思っています。
そして、月は、そんな私に私らしく生きていいよって言ってくれた。
月の願いは、優しく叶う。
月のまわりには何かふわふわした命が私たちを見守ってくれている。
大丈夫だよ。月に願ってみよう。やってみよう。信じれなくても、怖くても、月は私たちの味方だよ。
今日のテーマ
《月に願いを》
「知ってる? お月さまに願いごとを紙に書くと、その願いが叶うんだって」
「流れ星じゃなくてお月さまなの?」
「うん、お母さんが言ってた」
「紙に書くだけでいいの?」
「書くだけでいいけど、書き方にコツがあるんだって」
彼は得意そうな、でもどこか真剣な目をして、お母さんから教わったというおまじないを丁寧に教えてくれた。
半信半疑だったわたしも、だんだんつられて真剣になってきて、彼の話を忘れないようにメモ帳に記す。
新月の日に行うこと。
書く願いごとは叶えるための意思表示であること。
願いごとは複数、十個以内で書くこと。
満月の日には叶った感謝を書くこと。
「ほんとにこれで願いが叶うの?」
「うん……ぼくは、そう信じてる」
「願いごと、叶ったの?」
あまりに神妙な顔で言うものだから、わたしは好奇心に駆られて聞いてしまう。
彼は少し迷うように視線を落とし、微かに頷いた。
「半分くらい、叶ったと思う」
「そうなんだ! すごいね!」
「でも、まだ完全じゃなくて……」
「そっか、じゃあちゃんと完全に叶うといいね」
こんなに真剣に願ってることなら、ちゃんと全部叶ってほしい。
願いごとを書くために必要なのは叶えるための意思表示。
それならわたしも少しは手伝えるかもしれない。
だって、彼には願いごとを叶えてほしい。
だからわたしは自分の願いごとの内の1つを彼のために使うことにした。
宿題を忘れて怒られないようにとか、お小遣いが上がるようお母さんのお手伝いを頑張るとか。
お兄ちゃんと喧嘩しても泣かないとか、欲しいゲームを買ってもらうとか。
他人から見たら他愛ない、だけどわたしにとっては切実な願いごと。
その沢山の願いの最後に記したのは「彼のねがいごとのおてつだいをしてよろこんだかおを見る」。
他の願いごとよりよほど丁寧に記したのは、幼い恋心の為せる業だった。
子供の頃、わたしはささやかな魔法を教わった。
魔法というのは大袈裟かもしれない。
願いが叶えるためのおまじないのようなもの。
叶うか叶わないかはさして重要ではない。
その思い出そのものが、わたしにとっては何よりの宝物。
今わたしの隣で笑う彼の笑顔と共に、大事な大事な宝物なのだ。