『月に願いを』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
お題 月に願いを
明日はあなたと話せるかなと
心の中で呟きながら月に願いを込める
わざと駆け引きするのは
あなたの気を引きたいから
いつでもあなたの事だけで
夜更けが来てしまう
明け方の夢だった
それはとても心地好い夢だった
その夢の中私は1人河川を歩いていた
その時、浮かぶ月が見えた
「空」 に
胸が痛くなった
私とは裏腹に輝く月を見て息が苦しくなった
月が沈みかけて朝が来ることに死にたくなった
胸が、痛いから下を向く度。
君がまた遠くを征んだ
夢を見たい僕らを汚せ
さらば
昨日夜に咲く火の花
夢で居たい街を今。
あァ、 藍の色
『夜明けと蛍』
例えば、月を見上げたとする。
その時、僕は何を思うだろうか。
"月が綺麗ですね"なんて言葉を思い浮かべる心なんか
持っていない僕は何を思うだろうか。
好きな人を思い浮かべるだろうか。
単純に綺麗だな、と感動するだろうか。
それとも、なんの感情も抱かないだろうか。
僕が何を思うのかなんて考えればすぐに出る答え
なのかもしれない。
けど、いろんな選択肢を考えて、その場の情景を思い浮かべるのも穏やかな時間であると僕は思う。
例えば、月に願いを。
その時、僕は永遠を願うだろう。
宵に浮かぶは、白い月。
「んじゃね」
友達と別れて、家への帰り道。今日もみんな賑やかだったねぇ。
「楽しかったねぇ」
誰にともなく独り言を呟いて、私は自転車を押して歩く。遠く聞こえる踏み切りの音に、どこからか漂ってくる美味しそうな匂い。あ、今日はこの家カレーなのか。誰の家か知らないけども。
誰もいない帰り道。ふと、私は空を見上げる。そっか、今日は満月なのか。
「……」
振り返ると、月に照らされた私の影が伸びる。それはきっと、私の心の奥の想い。
今、この月に願いを祈るのならば。
この嘘が、誰にも知られませんように。
月の願いってなんだろう。
ねぇ、考えたことある?
例えば、手足がほしいって言ったら?
目がほしいって言ったら?
体がほしいって言ったら?
私はね、ほしいって言われたらなんでもあげちゃう気がする。
だってね、月っていつも私達のこと見守ってくれてたんだよ?
だからさ、私も恩返ししたくて。
そして、1番原型をとどめてわたす方法があるんだ。
だから海に来たんだよ?笑
月に願って
星に祈るは
重力が
君の手足に
枷を掛けたか
【月に願いを】
「あー、疲れた」
金曜日の深夜。草臥れた顔のままベランダに出た私は、待ちかねたかのように煙草を取り出しては、ライターを取り出し先端に火をつけていた。エモい雰囲気というのを楽しみ乍きらゞと光っている月を見詰めた。嗚呼、そう云えば、流れ星が流れているあいだ願い事を三回唱えたらそれが叶う、なんて事を信じて流れ星を待って夜更かしをしようとして、途中で眠ってしまった事が有ったな、と思い出しては今じゃ空を見詰めるのも少なくなっちゃった、と物思いに更けていた。夜空を見るのは、昔は趣味と言っていい程好きだったけれど今では仕事の忙しさに負けてこうしている時間もない。
「あー、妥協して月に願い込めてみっかなあ」
流れ星を待っているのも面倒だ。でも懐かしさのエモさとやらに負け、何か御願い事をしたくなって来て居た。夜を照らす月を見詰めて居るとそこまで眩しくは無い筈なのに、眩しげに目を細めていた。黙祷をする時のように完全に目を瞑り、御願い事を心で三回、呟いていた。
ころしてころしてころして。
勝手に死んだら、仕事が出来なくなる。
つまりはあのハゲクソ上司に叱られてしまう。
でも、今だけはどうでもいいんだよ!!!!!
「あんの、クッソ上司ぃいい !!」
運動会の応援団に負けないくらいに叫んだ。あーこんなに叫んだら喉痛めるわ。さいあくさいあく。でも気分は最高潮ってやつだぜアドレナリンどばゞ私ないっすぅーンハハハハハハァ!!!!!
はあ、しにてえわ。
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
刺咲 絞憂です。
段々語彙が消えてなくなっていくところがすっごく素敵だと自分で思いまーーーす。
急にハイテンションになったり気分が下がったりで情緒不安定なこのこの名前は「カサキ」。
毎日頑張って生きてる社畜。えらいねカサキ。
お月様、お願いです。
どうかその姿を現さないでください。
貴方が綺麗な円の姿になる日、
それが今日なのです。
今夜、私は彼女に想いを伝えます。
お月様、貴方が現れたら私の惨めな姿を彼女に晒してしまうのです。
だからお願いです。
どうか雲に隠れていてください。
こんなちっぽけな狼男の願いを
どうか聴いてください。
ー月に願いをー
オレの前から消えてくれと願っていた。
眩しいから。綺麗過ぎるから。心が波立つから。
でも、きっと、本当に消えてしまったら、オレは後悔するんだろう。
愚かな願い。そもそも、おまえが月なのに。
_________________
月にそっと願うの。
“きみの傍に無条件で居られる
関係になれますように”と。
_________________
Theme:月に願いを
もっと読みたい1600越え ありがとう
月が綺麗ですねと君が言ったから届かないけど、そうねと返す
月に願いを。
私は、毎日月を眺め、それから布団に入る。
全部同じ月に見えると言う人もいる。
でも、私は全部違うモノに見える。
小さい子供、大人、誰しもが夢を持っている。
そして、その夢を叶えたらどんな自分になっているか、それを考えながら眠りにつく。
そして、すべての願いが月に届く。
私はその願いを見ることができる。
だから、毎日月を眺めているのだ。
なんの夢もない、したいこともない。
そんな私の人生に意味を持たせてくれたのが、この能力だ。
誰かの夢を見て、その夢を私が叶える。こんな夢を持つことができたのだ。
私からしたらこの夢はとても素敵なものだ。
私は、この夢を叶えるためにいまを生きている。
月に願いを届けた人にためになると信じて───
開け放った、フランス窓から、月明かりが射し込む。昨日までの嵐が嘘のようだ。あれは夢だったのかしら?
季節外れのヒースに沢山の美しい蝶の群れ。
月に願いをするでもなく、私は祈るような気持ちで三日月を見つめていた。
満点の星空の中、俺は田舎道を徘徊していた。
五月下旬、寒くも暑くもないこの気候、夜の散歩にはうってつけだ。
強いていえば、田舎すぎる故の、蛙の大合唱が少々鬱陶しいくらいだが、まぁ、それも風情と捉えておこう。
スマホはいじらず、目的地もなく、ただなんとなくの夜の散歩。
たまに夜空を見上げると、小さな星々が瞬いている。
街灯は少なく、街灯よりも自販機の方が多くて明るい。
小さい星も霞んで見えるのは、大きな月の周り。
星に願いをと人はいうけど、こっちの方が願い叶いそうじゃね?、と俺は思う。
流れ星を探すより、こっちのエネルギッシュの月に願いをしようか。
女の人は月からパワーを奪われるというけど、俺は足を止める。
「明日のアルバイトの面接、合格しますように」
さて、そろそろ帰るか。
俺はまた歩を進めた。
蛙はまだゲコゲコと大合唱をして、俺を見送ってくれた。
【月に願いを】
月に願いを
皆が寝静まった夜
いつものように瞑想をする
心が落ち着くから
自分が何をするのが大事か、わかるから
毎夜のように願う
私自信が、目的を忘れないように
周りに染まらないように
自分自身を忘れないように
願いを込めて
ぽつり寂しく「ここにいるよ」と輝いて伝えている月のように自分も「ここにいるよ」と気づいてもらえるように輝いていく。
月に願いを込めてなんて夢物語もう必要ない。明日が怖くて消えてしまいたくてだけど辛くても休めない。どれだけ月に願ってもどれだけ星に願ってもどれだけ神に願ってもなにも変わらなかった。なのにまだ信じろというの?無理だよ。もう信じられないよ。でも最後に言って良いのならば、まだ、月に願いを唱えていたい。
お願い、お月様
私をまともにしてください
月に当たった太陽の光が私の目に焼き付く
ああ、憎い
月に願いを。
月か。普段あまり関心ないのに前年度、スーパームーンだかなんとかムーンだか。月蝕もあったな。
なんで去年あたりだけこんなに、月に関するニュースが目に入ったのか?
天文学の知識がないのでわからないが。
今思えば不思議だ。
一生懸命、月の写真撮ったなぁ。夜の街を彷徨いながら。
結局撮れた写真は、スマホの低クオリティだし、見返すこともしてないが笑。
なかなか面白いイベントだったな。
でも、思えばその時無防備で少し危険だった。
月って人を惑わせる何かがあるよね。
普段は当たり前のようにあるけどさ。
月に関する作品も数知れず…。
世界中の人が昔から月を見てるけど。
カニに見えたり、うさぎに見えたり国によって例える形が違うそうな。
皆の発想力を掻き立てる物なんだね。月は。
いつまでも月は、みんなの注目の的であってくれ。
それが平和ということだから…。
何お願いしたの?
えっとね、好きなものをいっぱい食べられますようにと
いっぱい寝れますようにと
いっぱい遊べますようにだよ!
本当に僕の彼女は子供みたいで可愛い
僕と話すときはいつも笑顔
笑顔じゃないときは構ってくれなかったときだけ
その笑顔を守りたくなる
彼女の彼氏でホントによかった
君は何をお願いしたの?
僕はね
君といられますようにだよ
彼女はどんどん顔が赤くなっていく
本当にもう可愛い
愛してるよ
私も
〈月に願いを〉