『最悪』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
「最悪」
好きな人を親友にとられた。
わたしは絶対に好きな人を言わないタイプだ。
大親友でも好きな人は絶対に言わなかった。
それが悪になったのか、好きな人をとられた。
わたしは親友より可愛くなる努力をして、たくさんファッションを勉強して、
苦手なメイクも、ヘアセットも頑張って彼のために尽くした。
それなのに、彼は彼女の方がよかったみたい。
努力したわたしが馬鹿みたい笑
悔しいはずなのに笑顔がふと溢れて、一緒に涙も溢れる。
あーあ、親友に好きな人の名前教えれば良かった。
「最悪」なんて残酷な言葉を雨の降る空に呟いた。
最悪最悪最悪。
バスを逃したしICカードに残金がなかったし遅刻したしペンがどっか行った。
なんかそういう何もかもダメな日ってある。
ダメな日は通りすぎるのを待つに限る。
そう、ただ時の流れを意識して。あと数分。日付が変わるのを見守って。
あとは寝るだけ。きっと明日は大丈夫。
まあダメな日って続くこともあるんですけどね。
人は今日を精一杯に生きている。
誰1人手を抜いている人なんか居ないと考えるのに、その枠の中に自身が入ることを許せない自分がいる。
夜更かしをしてしまう。朝は寝過ごして、授業に遅れてしまう。課題の締切に間に合わない。お金に余裕は無いのに外食をしてしまう。忘れものをしてしまう。
「変わりたい」なんて口で言っても動かないし動けない。
今日も友達を支えに生きる。
いつか変われるといいな
・7『最悪』
カヨはただただ玄関先で叱責を受けるだけだった
長年、元夫が幼い頃から見守っていただの
恋心を抱いていた、向こうもそうだった
結ばれなかったのはお前がいたからだ、それは世間体だ
なぜ病気の彼を放っておけるのか等、
暴言は暴走となりカヨは
じじい暇なんだなとぼんやり思った
【続く】
今日の出来事。出先でふとあの誕生日を思い出しプレゼントを買った。実際、姉の誕生日自体5ヶ月ほど前のことなので何気ない日のちょっとしたサプライズも兼ねて姉の部屋に置いて置いたのだが、今日は何があったのか温厚な姉の機嫌が悪くその態度に自分もイライラしてしまい、久々の喧嘩をしてしまった。咄嗟に姉が部屋に入る前にプレゼントを撤収し部屋に駆け込んだ。姉の帰りをそわそわしながらまった時間や、なけなしのお金で買ったプレゼントだった事もあり色々な感情があいまって涙がさーっと溢れた。「あぁ。買わなきゃよかった」ムカつくし理不尽なキレ方にも腹が立つ。でも1番は普段の姉の優しさを知っているからこそ呆れや悲しさが込み上げてきて…。
さらに追い打ちをかけたのがこのアプリを開いた瞬間目に入ったお題「最悪」こんな偶然がある?今の私の気持ちをあっさり代弁したかのようなお題がまた涙を引き戻す。悔し涙がこういうものだと再確認した今日だった。一度自分の中でプツンとキレてしまった糸が姉との関係性をどう絡ませてくるのか。明日になれば何事もなかったかのように接してくる姉が想像できる。でも、今回はいつもの自分より少し違くて、久しぶりに心も傷ついた。さらに最悪なのはこじれが続くこと。ちょっとの事でもこれまでの関係性が変わる事もある。それが他人でも身内でも明日の自分はどこまで気持ちも立ち直せるだろうか。
最悪
どうしよう…あの人が、こちらを見ている…何でこんな時に…
別に、悪いことした訳では無いけれど、勘違いされそう…ただ、友達と一緒に買い物しているだけのことなんだけど、何故か、あの人に知られるのが、困るというか、誤解されるのが怖い…
最悪。
最も悪い。
そんな言葉を軽々しく言う自分が嫌いだ。
そんな言葉を軽々しく言う君は別に嫌いでは無い。
最悪な時のおまじない
「自分のせいじゃない」
「いつか変わる」
「変わらなくていい」
おまじないだよ
最悪
私の過去は全部最悪で、
全部 黒歴史。
全部忘れたいけど、
忘れたら同じ過ちを繰り返すから覚えとく。
作品No.67【2024/06/06 テーマ:最悪】
小学六年生の頃、担任だったS先生へ。
私には、「給食を残さない!」だの、「せめて果物は食べなさい!」だの、「食べ終わるまで片付けたらだめだからね!」だの、色々言ってましたね。おかげで、私はいつも三階の教室から一階の配膳室まで、一人で給食を片付けに行かなければなりませんでした。ときには泣きながら片付けに行くこともありました。当然、クラスメイト達は掃除をしているのに、それにも参加できず、なんとも言えないいやな気分にさせられたものです。
まぁ、あなたの言い分——「この世界には、満足に毎日の食事ができない人達がいる。せっかく給食があるのだから、残すなんてとんでもない。せめて二皿は完食しなさい」というのも、わからなくはないです。でも、無理してまで——いや、この場合は、ときに泣くほどの無理をさせてまで——食べさせる必要があるでしょうか?
確かに私には、食物アレルギーは当時も今もありません。私が給食を残すのは、ただの好き嫌いと食わず嫌い、そして、そこまで量を食べられないからです。そんな私の行為は、あなたの目にはきっと、〝ワガママ〟だと映ったでしょう。
でも、そう、多分——あなたのそんな指導がなければ、私はもしかしたら、今よりも食べることに関心をもてたんじゃないかと、そう思えてならないのです。今の私は、下手したら一日何も食事らしい食事を取らないということも、してしまうでしょう。それほどに私は、〝食べること〟に関心が薄い。
卒業してしばらく経ってから、あなたから届いた年賀状には、あの頃と違うあなたの名字が書いてありましたね。おそらく、ご結婚されたのでしょう。どこかのテーマパークで撮ったらしい、キャラクターとのツーショットに、負の感情がわいたのを今も憶えています。とにかくも、結婚したのなら、もしかしたら、子どもも生まれたのかもしれませんね。
さて、もし子どもがいるとして、その子が食事を残したとして、あなたは一体自分の子どもにどう指導したのでしょうか? まさか、「食べられないなら残していいよ」なんて、優しく言ったりしてませんよね?
あれから、二十年近く時が流れても、あなたへの恨み言は私の中から消えません。給食のことばかりではありません。図書室割当ての時間に図書室に連れて行ってもらえなかったことも、読書好きの私からすれば、あなたを嫌うに充分な理由でした。
私がもう少し、反抗的な態度を言葉に出せたなら。
あなたは私にとって最悪の教師だった——そう、伝えたかったのに。
人生を諦めたくなる時期というものは誰しもに訪れると思っている
ただ私はその時期が少し早く訪れて、ただそれが取り返しのつかないものだった。
ただ、それだけの話
「こかぜ〜依頼よ〜」
「はーい」
私の名前はこかぜ、この街では至って普通の《殺し屋》である
最悪
「今日はさいあくな日だったよぉ。」
珍しく父が僕の習い事のお迎えに来てくれた時に、僕は父に言った。
僕は父が苦手だった。今よりはまだマシだったと思うけど、それでも久しぶりに話す父との会話にとんでもなく戸惑っていた。
その日は確かに「さいあくな日」だった。
少し寝坊したし、先生に挨拶できなかったし、ともだちに悪口を言われたし、みんなの前で褒められたし、今何話せば良いのか分からないし。
少し小走りになりながら、お粗末な脳みそをフル回転させ、話す話題について沢山考えていた。
沈黙が気まずい。だから少しだけ、最近覚えた言葉を使いたくなってしまった。周りに合わせたくなったのだろう。
「お前、最悪なんて言葉を使っているのか。そんな言葉、軽々しく使うんじゃない。」
うん、知ってる。
最悪なんて、言ったこともなかった。軽々しく言える言葉じゃないと思っていた。
でも、普通になりたかった。お父さんに、普通だと思われたかった。
その後なんて言われたかは覚えてないけど、どうせいつもの口癖が飛んできたのだろう。
俺はこの最悪な日を、ずっと忘れない。
「最悪」
ほんとに私って、太ってて、可愛くもなくて、見える良さがなくて最悪。だけれど、そんな私をみて素敵だと言ってくれる貴方がいるから、頑張ってみようかな。
最悪の日々の中で最善の手を探る。
可笑しな言葉だがどうやらそれが人の世の常らしい。
誰しも傷みを抱えているが、それゆえ歩みを止められない。誰かにとっての愚鈍な手が、誰かにとっての最善手であるのはままあることだ。
そうした中に関わっていかねばならぬときは最悪だが、最悪自己とは異なる他者を知れたのならそれで良い。
我々は盤上で勝負をしているわけではないからな。
収まるところに収まれば、それで良い。
『最悪』
4裕翔の部屋
遅くなってすみません!
ー裕翔の家の前ー13:06
鈴「シッシツレイシマス!」
かしこまった様子
裕翔「そんなかしこまらんでよ」
鈴「かっかしこまっとらんしー」
裕翔「そう?」
ー急に顔を近づけるー
鈴「ふへっ//♡ 」
裕翔「うっそー」
鈴「なにがうっそーやね!!」
裕翔「面白い反応するねぇ」
鈴「うっさいんじゃ、ぼけ、あほ、ヤ〇〇ンが!」
裕翔「口わっる」
鈴「知らんしー」
裕翔「お菓子おる?」
鈴「、、、いる。」
裕翔「デブ」
鈴「あ”?」
裕翔「ごめんって笑」
そこからたわいもない学校生活や成績の話をし、22:37
裕翔「やばもうこんな時間かい、、風呂入る?」
鈴「うん」
鈴がお風呂に入っている時
裕翔は寝ていた
鈴「上がったで〜裕翔もどーぞ」
鈴「ひーろーと?」
ため息をつき鈴が想像していたドキドキハプニングは、なにも無かった。
〝最悪〟
今日もまた、玄関前でため息をつく。
家に帰るのは、いつだって少し憂鬱だ。
別に家族が嫌いとかじゃないし、いい家族だと思う。
最悪な毒親もいる中、ラッキーな事だ。
ただ、一人の時間が終わってしまうのが寂しいだけ。
最悪じゃなくても、最良でも、何となく憂鬱で、
生きるのが下手だと自覚して悲しくなる。
最悪な人生じゃないのにプレイヤーが私なんて、
笑えない冗談だな。
死ぬのが怖いと思わなくなってしまった
私はきっと最低で最悪だ
やってしまった
電車を逃してしまった
無人駅で項垂れる 僕
僕の住む町は 田舎
最寄りの駅に電車は
2時間に1度しか来ない
その貴重な電車が
たった さっき
走り去った 走り去ってしまった
時刻表 そういえば
変わったんだった と
ああ あと2時間
駅の待合室で どうしようか
【最悪】
「最悪」
君と僕。
貴方と私。
性格も判断基準も年齢も、
何もかもが違う。
気分の波も、真反対で。
どちらかが求めると、
どちらかが苦しんでしまう。
最悪なコンビと言わないで。
生涯の中で一番最悪な出来事
それは
あなたと結ばれちゃったことかな