『最悪』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
最悪、とはどういう字を書くか。
「もっとも」「わるい」
と書く。
もっともわるい。
もっともわるいってすごくないか?
「うわっ最悪!」つい口癖のように言ってしまうが、
もっともわるいってすごくないか。
今後は「うわっほんのちょびっとだけ気分悪!」
くらいにしておこうか。
毎日、特に最悪なことは起きない日常を送っている。
家族も友達も自分も健康!
私は幸せだ。
明日も最悪ではない日であればいい。
「最悪」
最悪ってなんなのでしょうかね。
心が痛むときですか?
でも、それは辛いに入る。
全てが嫌になった時ですか?
皆さんにとっての最悪ってなんなのでしょうか。
私にとっての最悪は、味方が誰一人居ない。
まぁ言ったら1人きりになるってことですかね。
1人で幸せの時もありますが、1人が嫌なことも多くあるので。
年齢を重ねると共に「最悪」と言う
言葉をあまり使わなくなった…
それは、ホントの意味での最悪な
経験をしてきたからに他ならない。
若かりし頃の最悪とはレベルが違う
年を重ねるとは本当に大変なものだ…
けれど、同時にしぶとくもなる
ちょっとやそっとでは動揺もしなくなった
前の最悪が大きいほどそうだ
打たれ強くなるって事だ
最悪の経験が多いほど人の痛みもわかる
ようになるし、人としては深みが出て
魅力的に成長していくのも事実…
さてさて…
「最悪」な経験は必要か否か…
出来れば他の幸せな経験からも魅力的に
成長出来ればベストなんだが…
人生、そうそう楽はさせて貰えないみたいだ…まっ、頑張るしかないかな…
・最悪
はぁ〜まじ最悪
明日単語テストとか
範囲広すぎて全然覚えてないし
最悪すぎる〜
まあなんとかなるか
最悪
早起きして
身支度して
余裕を持って家を出たのに
急なゲリラ豪雨に見舞われて
折角セットした髪も
この日のために買った服も
全部ずぶ濡れ…
あんなに晴れていたじゃん!
本当最悪…
傘もなく、途方に暮れた
約束に間に合わないけど
一度帰る事にするか…
《最悪》
最悪。もうあなたのこと…嫌い。なんであなたはこんなにもどうしようもない人間なの?私を1番に愛してるんじゃなかったの?なのに…浮気とか…私の心を弄んでるの?自分で言うのもなんだけど、私、結構ちゃんとやってたよ?あなたの彼女。どこが不満だったの?言ってくれれば直したのに。ああ、本当に最悪。あんたにとっては私は大人数の中の1人だったかもしれないけど私にとってはそんな器じゃなかったのに。…いや、私は浮気に対して怒ってるわけじゃない…か。浮気の女のためにあんたが私に貢がせたことに怒ってるんだ。おかげで私はお金がどんどんなくなり、今大変な状態になっている。もう…許せない。
「さようなら、私の愛した―最悪の彼。」
信号待ちで背後から
いきなり突風に襲われた
後頭部の10円ハゲを見られたかも
いや…絶対見られた…最悪
✴️50✴️最悪
「最悪」
悪いことは重なる。例えば、家電。
壊れる時は一緒。
冷蔵庫がダメ、乾燥機がダメ、洗濯機がダメ、
ガスコンロがダメ、掃除機がダメ、エアコンがダメ…。
ここ2、3年、こんなのばかり。
何度、電気屋さんに行ったり、修理の電話をしたか…。
何でこう続くのだろうか…。最悪…。
と、ため息が出ました、、
「最悪」
仕事帰りに買い物をして帰宅する途中に嫌いな人を見かけた。
「最悪だ」とつぶやく。
相手も私に気付いたようで、声をかけようとしているのが分かったので、その場を離れた。
その日は最悪な日になった。
「最悪」
最悪の気分は
人それぞれ…
最高の気分も
人それぞれ…
どっちも
人それぞれなのだ
最悪でも
最高でも
自分は
そこに置いとく
好きな人が私に寄ってきて話そうとしてくれてたのに、気づかなかった。友達が作ってくれた最高の機会なのに。毎回、いざというタイミングで話す機会を逃してる。
最悪という言葉はなるべくは言いたくないな。ネガティブな言葉は悪い状況を引き寄せるから。
いつも感謝の心で。
心穏やかでいられますように。
水族館のお土産、そろそろ食べ終えてしまいそう。
2024/06/06㈭日記
最悪
見えない心は些細なことで
反応する…
離れていく人
追いかけたくなる
縋りたくなるの…
とてもさみしい気持ち
思い通りにいかない
あなたがいるから…
あなたがそこにいるから…
代わりはいないのに
切り替えるまで
どのくらいかかるのだろう…
さいあく
最近怒りの感情が
コントロール出来るようになってきた
最悪怒鳴ってしまうくらい
激昂してしまっていたが
とりあえずイライラしたら
水飲んで6秒数えるくらいしている
今怒ったら疲れるよな、
損だなって思うようにもなった
アングリーノーモア
「最悪」
結構みんな言葉の勢いを付けるために
さいあくぅ〜って言うよね?
一番底辺の状態なのに
しょっちゅうそんな出来事ばかりなのか?
使いすぎじゃない?
やばいも同じだけど
なんかさぁ勢い付ける会話って
そもそもそんなに面白くない場合だったりする
それで先に勢い付けた話し方する時に
さいあくぅ〜
やばい!
なんて使っちゃうよねぇ〜
まぁ〜それでも
最悪許しちゃうけどね!
#元ヤンカフェ店員と元ギャル男モデル (BL)
Side:Yuga Hikami
「ゆ、う、が、く〜ん♪」
「…」
「勇河クン♡」
「…実琴サン声でけぇっす」
「ねーーえーー、ゆーーうーーがーーーー」
「だから声がデケェっつってんだろ!アンタのファンにバレてもいいのかよ!」
「でもさ、勇河がこっそりヴァイオリン弾いてるとこが見たくて閉店ギリギリの時間をわざわざ狙ってくるのって、俺さんくらいしかいないじゃん?」
「チッ…そういう魂胆すか」
人気モデルの実琴サンはオフの日や仕事帰りに必ず俺が働いている音楽カフェにお忍びでやってきては、ほぼ毎回必ず俺の演奏を聴きたがる。
俺がまだバリバリのヤンキーだった9年前に知り合ったからか、実琴サンの前では未だに当時の口の悪さが抜けきらないでいる。
…ったく、最悪な男に好かれちまったもんだ。
「ねぇ、勇河」
「…んだよ今度は」
「俺がモデルの仕事頑張れてるのは、勇河が演奏を聴かせてくれるおかげなんだよ?」
「ば…っ!アンタ真面目な顔していきなり何言ってんすか、いつもウザ絡みしてくるくせにキモいんすけど」
「ちょっと勇河〜!?お兄さんにだって真面目モードは搭載されてますけど〜!?」
「…その真面目モード、今秒でオフになったっすね」
「はっっ!!…とにかく!俺さんは勇河に感謝してんの!OK!?」
「…ふっ…バカみてぇ」
実琴サンがいつもリクエストしてくるエルガーの愛の挨拶を弾きながら、俺はフッと笑った。
真面目にペラペラ喋られるよりかは、いつものテンションのほうが俺の調子が狂わない。
「あっ!勇河が笑ったの久しぶりに見た!」
「笑ってないっす」
「笑ったって!いつも仏頂面な勇河にしてはイケメンな笑い方だった!」
「おいコラぶっ飛ばすぞ」
「勇河が弾く愛の挨拶が世界一好き!」
「サラッと話変えようとすんな!」
…前言撤回。この男どっちにしろ調子狂う。
世界一好きだと褒められて満更でもないと思っちまった。最悪だ。
俺は実琴サンにわざと背を向けて、リクエストにはなかったパガニーニのカプリース第24番を弾き始めた。
世界一ウザいけど世界一俺のヴァイオリンの腕前を分かっているこの男に、いいから黙って聞いとけとばかりに。
【お題:最悪】
◾︎今回のおはなしに出てきた人◾︎
・大瀧 実琴 (おおたき みこと) 攻め 32歳 人気モデル(元ギャル男)
・樋上 勇河 (ひかみ ゆうが) 受け 22歳 カフェ店員(元ヤン)
「常に最悪の状況を想定して備えなさい。」
それは生きていく上では当然の事かもしれない。
「備えあれば憂いなし」という言葉がある通りそういった事態は余りそう起こり得るものではない。
起こり得るとしたらそれは我々の想像を遥かに超えるそれ以上の事態か、それ未満の他愛のない事態かのどちらかである。
起こり得る事態の80%位は何も起こり得ないと仮定できるのであれば残り10%は起こり得たとしても大した問題にはなり得ない。
では残りの10%はどうだろうか。
最悪の事態とは常に後ろ髪を引っ張られるような思いで想定しなければ些細な事であれ簡単に脆く崩れ去るものなのかもしれない。
最悪の事態が発生した際、その人物や企業の本性が露わになる。
だが我々は知らなければならない。
それはあくまでもその人物やその企業のほんの一面に過ぎないのだと。
そして我々はその人物や企業が今できる事をできる限りしたのであればそれ以上の事を決して求めてはいけない。
それは懲罰感情というものが働くからである。
懲罰感情というものは決して良いものではない。
人間として当たり前のように起こり得る感情なのだから。
人間の本能ほど醜いものはないのかもしれない。
だが、その本能すら我々の一部であり一面なのである。
だからこそ他者の行動を戒め、認め、赦す必要がある。
現代の私達は果たして互いに信じ合え、認め合えていると言えるだろうか。
あなたは如何だろうか。
最悪とは常に最悪な事とは限らないのだから。
「ヒトとは何か」
早朝4時、自宅に上がりそっと寝室に入る。
3日前のこの場所で、薄明かりの中、首から下を傷だらけにした夫が座り込んでいた。
「ごめん、うまくやれると思ったのに…出来なかった」
不倫相手を殺してきたのだ─
夫から呼び起こされたばかりでまだ頭がボーっとしていた。が、夢ではない…夢ならまだ良かったのに、これは現実なんだ。身体が震えていたからだ。
「ロープで絞め殺して、ロープを焼いて消したらバレないと思ったんだ、けど、物凄い抵抗されて…こんなになると思わなくて…」
首には無数の抵抗傷が付いていた。
爪が深く入ったのか血の滴っている部分まである。
「ここに来るまでに車でトラックにでも突っ込んで死のうかと思った…でも出来なかった」
手には凶行に使われたのだろう、ロープが握られていた。
「行こう…私も行くから、自首しよう、一緒に自首しよう」
微かに震える手で運転しながら
「待つから…いつまでも待つから」
と俯く夫にそんな話をし続けていたと思う。
警察署で私は事情聴取を受けることになっても2、3時間で帰されるだろうと思っていた。
けれど実際には日が暮れるまで終わらなかったし、帰るときも近くに住む兄が呼ばれ
「絶対に1人にしないで下さい、ハッキリとは言えませんが…少ないケースではないので」
と兄は念を押された。
兄を呼ぶときも
「まだ事件と断定されていないので、理由は決して言わずに迎えに来てもらうように」
と言われた。
けれど兄は事情を察して来たのだろう。
「ごめんなさい、こんなことになってしまって」
と言うと
「きっちり、別れろよ」
とだけ言われた。
それから家にはマスコミが押し寄せる可能性があるので、暫く寄り付かないほうがいいとこれも警察から助言があったので3日程家に戻れなかったのだ。
私達夫婦の間には子供がいない。
だが、望んで出来なかったのではない。
子供を望まない夫の意思で作らなかったのだ。
不倫していたのは知っていた。
あんな甲斐性なし、欲しければくれてやったのに。
不倫相手は絶対に産むとゴネたのだろう、だからって殺さなくても良かった…いや殺さないで欲しかった。
私までこんな目に遭うんだから。
あの時
「一緒に死のう」
と言われていたら、今頃どうなっただろうか。
勿論、死ぬ気なんかないし
「むり」
と断っても手にしていたロープで今度は私が殺されていたかも知れない。
これから裁判が始まれば証人として呼ばれるのか…結局マスコミからは逃げられないかもしれないが、乗り越えて行くしかない。
「相手の方の存在は気づいていました…」
「けど…、お腹に子供が…?」
「彼とは離婚しました。不倫は勿論ショックでしたが…私達がこのまま婚姻関係を続けることは…」
と言葉を詰まらせながら涙ながらに語ろうか。
大丈夫、最悪の局面はもう逃れたのだから。
お題 「最悪」
史上最悪と私上最悪
並べて想像してみたら
少しちっぽけな悩みに思えた
『最悪』