最悪』の作文集

Open App

最悪』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど

6/6/2023, 3:41:09 PM

【最悪】

 最悪だ。こないだから始めたダイエットは続かない。好きなあの子には恋人が出来てた。全部始めるのが遅すぎたのかも。そんな中聞いたあの子お前に気があるらしいよの噂。そんなの期待するしかないじゃないか。
「好きだったよ。」
 過去形だった。どうやら、痩せてしまった僕はタイプじゃないらしい。あー、やっぱり最悪なんじゃないか。

6/6/2023, 3:15:27 PM

ゲームをしていて、
あと一歩というところでやられたり、
ここぞというところで失敗したり、
そういう時に「最悪!」と叫ぶことはある。

でも案外「最悪」は悪くなくて、
ゲラゲラ笑いながら楽しんでいたりする。

本当の本当に最悪な時は、
もう何も言葉が出ないからね。


~最悪~

6/6/2023, 3:15:19 PM

『最悪』


際限なく拡大しては
底なしに深く沈んでゆく

呑み込まれるのは
世界か
お前か
或いは――


眠りながら目覚める胎児よ
果てしない有限の悪夢を嗤え

6/6/2023, 3:15:17 PM

「こんな筈じゃ無かった」
そう呟きながらベッドに倒れ込む。顔を枕に沈める形でダイブしたため両手で持ったスマホを掲げる体勢になった。
通勤距離と人間関係という、割と重要なポイントがクリアされてる職場を変えようと思った。理由は至ってシンプル、

「遊ぶお金が欲しい」

ただそれだけだった。
何も最低賃金ギリギリの限界生活というわけではない。手取りから生活費を引いても、慎ましやかな生活を送れば多少の貯金は出来るぐらいは貰ってる。
学歴や資格など、企業が諸手を挙げて歓迎するような何かもない自分は程々の経歴を引っ提げで程々の給料の所に就職した。なので今より給料を上げるには、程々の年数を働いて、昇給を待たなければならない。

「でも、それじゃあ…」
そう、それだと“今遊ぶお金”に回せない。今やりたいことを楽しむには、何はともあれ遊ぶ金が必要なのだ。お金が無くても楽しめることは数あれど、悲しいことに自分が楽しいと感じることには少なからず費用と交通費が掛かるのだ。
副業という手もあるが、休日を潰してまで働くと今度は遊ぶ時間が無くなってしまう…あと、そこまで労働すると自分の中の何かが確実に減る。そしてそれは簡単には回復しない。上手く言えないがやめた方がいいという確信があるのだ。
そうして考えた結果、「もっと給料良いとこに転職しよー!」と転職サイトに片っ端から登録。今より給料が良くて、年間休日数のしっかりした自宅から片道30分圏内の仕事に応募しまくったのが2ヶ月前、結果は惨敗。

「新しい求人に応募しようにも、もう目ぼしいやつは全部受けた後だしな…」
スマホで新着求人やスカウトメールをチェックするが、届いてるのは一年中求人を出し続けてる香ばしい会社や、応募条件からして自分はお呼びじゃないやつばかりが並んでる。転職始めに見たスカウトラッシュなんぞとうに過ぎ去っていた。

(そもそも、)
いい加減腕が痺れて来たので、寝返りをうってスマホを下ろす。真っ暗な画面に映るやる気のない自分。
そう、そもそも今の自分はやる気がないのだ。やる気が無いけど、なんとなくお金が欲しくて惰性で面接を受けては落ちているのだ。そりゃあ受かる筈もない、だって一緒に面接を受けてた人より熱意やらなんやら足りてないのだから。
転職したかったのは本当、お金が今より欲しいなって気持ちも本当。でも、今の会社から抜け出したいかと言われると返答に詰まる、そんな中途半端な状態で必死さに欠けていたのだろう。

「あー!!転職ってもっとこう、ふわっとした感じでもイケると思ってた!」
スマホを布団に沈めて、ゴロゴロ転がりながら独り言ちる。脳裏に浮かぶのは自分の活躍を祈る文面と、遥々電車で事務所に伺った対面面接の移動費用だ。WEB面接じゃないから日程調整に手間取った分、切なさが他よりプラスされている。
別に何がなんでも今の会社を辞めたいわけじゃない。それでも、今辞めたらこの2ヶ月間会社にバレないようせっせと活動した全てが無駄になる。プリンターが無いので履歴書や職務経歴書をコンビニコピーした費用やせっかくの土曜日を潰してキャリアアドバイザーと会話した、その全てが。

(うん、やっぱりもったいない。)
布団から半身を起こしてスマホを付ける、新着のお知らせが無いことを確認してアプリを終了する。ひとまず、自分のやる事は決まってる。“遊ぶ金を稼ぐこと”それは譲れない。なので、転職活動は続けるしいずれは今の会社だって辞めるだろう、そのためには行動あるのみだ。
起き上がった勢いで身支度を整える、服は着替えていたから直すのは髪の毛くらいでいいだろう。鏡で軽くチェックして財布やら鍵やら入れっぱなしの鞄にスマホを雑に投げ入れる、準備完了。
とりあえず、神社に神頼みしてその帰りにコンビニで職務経歴書コピーしますか。

6/6/2023, 3:13:28 PM

「最悪」

これがあの子の口癖だった。
なにをするにも開口一番この言葉で始まる

「最悪」
なにが?なんでー?
主語がないんだもん、
こちらもいつも聞き返しちゃう
そのうち、こちらのなにが?にも
あの子は最悪って言い始めたから

最悪となにがが無限にループする

最悪 なにが? 最悪 なにが? 最悪

なにが? 最悪 なにが? 最悪……


だから、なにがよ?

6/6/2023, 3:04:24 PM

嗚呼、最悪で最低な人。

そう、誰かを罵れば、そう罵った私も、それを聞いた人から、『最悪で最低な人』と認識されるのだろう。

それは、とても怖い事だ。

ならば、口に出さぬようにしよう。

嗚呼、でも、少しも愚痴を零さないというのは、……とても最悪な気分だ。



お題【 最悪 】

6/6/2023, 3:03:54 PM

最悪
いつものように、いつもの時間に、通学していた…そして、いつもの角を曲がると、その先に、いつも見かける制服の女の子がいた…違う学校の制服で、名前も知らない。ただ毎朝、少しだけ同じ通学路を距離を開けて歩くだけ…ただ、いつもは一人で歩いている後ろ姿の横に、初めて見る制服姿の男がいる…密かに、想いを寄せていた彼女なのに…

6/6/2023, 2:49:13 PM

部活中、突然雨が降り出して、毎朝きっちりセットしてる髪が崩れてしまった。
早く直そうとヘアワックスを探すけど、今日は生憎忘れてきてしまった。
しかも、色んなダチに貸してもらえないか尋ねても、みんな忘れたり切れたりで誰も持っていなかった。疫病神でもいるんじゃないだろうか。
そのまま部活が早く終わってしまったので、先輩のもとへ急ぐ。
彼女は晴れてる日はベンチで待っててくれてるけど、雨の日は図書室にいるのだ。
階段を駆け上がって扉を開けると、先輩は一人きりで静かに本を読み進めていた。
「先輩!帰りましょう!」
俺が声をかけると、先輩は立ち上がって俺を見た。
「あ、もう終わったんだ。じゃあ帰ろ…って、その髪…」
あぁ、最悪だ。
先輩にこんな姿見られて、カッコがつかない。
俺が落ち込んでいると、彼女の口からは思いもよらない言葉が発せられた。
「へぇ、濡れるとそんな風になるんだね。なんか新鮮…その髪もかっこいいよ」
「えっ…!!」
その言葉を聞いた瞬間、だだ下がりだった俺の気分は一気に元に戻った。
「へへ、そ、そうッスか?」
「うん。私はいいと思うけど」
そう微笑む彼女。
…お世辞かもしれないけど、それでも凄く嬉しい。
我ながらチョロいな、なんて思いながら、先輩と図書室を後にした。

【2023/06/06 最悪】

6/6/2023, 2:45:45 PM

最悪には色々な意味がある
普通に嫌だから最悪。
美味しすぎて最悪。
この2文字で真反対の文章が出来上がる。
最悪って人に言われたら、それが知らない人とかだったらどうでもいいけど親友とかに言われたらグサってくると思う。
自分は仲が良いと思っていたのに相手は全然違ったり…。最悪って文字みたいに自分が思っていることと相手が思っていることは真反対でぜんぜん違うかもしれない。
「最悪」。この言葉でどれだけの勘違いが起こりうるか良い意味でも悪い意味でも自分の言葉がいつか簡単に命を奪える大きな凶器になることがあるということを忘れてはいけない。

6/6/2023, 2:44:49 PM

テストが返された。100点満点中4点だった。最悪だ。赤点確定、最悪だ。
勉強についていけないって思ったよりも辛いことだった。のび太は、その苦しみと、0点のテストの中で生きている。実は、のび太は強い人間なのかもしれない。

6/6/2023, 2:42:17 PM

最悪な毎日のなかで、君だけが私の光だったよ

きみは、最悪を最高に変えなくてもいいって言ってくれたから
その瞬間君は私の中の最高になったんだ

きみの煌めきで目がくらんで
私も君みたいになりたかった、だけど

私はどこまでいってもわたしなんだよね
それも全部きみが教えてくれたことだ

最悪を消さないで
ほんとうは私が人生をかけて最高にしたかった

ごめんね

(最悪)

6/6/2023, 2:40:03 PM

「最悪」

なんて日だ。
立ち直れそうにない、泣きたい夜もある。

でも明日は明日の風が吹く。
生きていれば必ず吹く。
向かい風だろうと、追い風だろうと。

死ぬこと以外は、かすり傷。
いつかは、癒える。
いつかは、変わる。

#10

6/6/2023, 2:37:03 PM

【モンシロチョウ】【子供のままで】
【創作】【宵(よい)と暁(あかとき)】

4/22 PM 2:00

「わ、すご~い、咲き乱れてるって
 感じだね!」

 河川敷を埋め尽くす勢いで咲いている
 シロツメクサやハルジオンを見て、
 暁が感嘆の声を上げる。

「あ、見て、ちょうちょも
 飛んでるよ。春だねぇ」

 ハルジオンの側をひらひら舞う
 モンシロチョウを指差している、
 暁の白いワンピースも
 優しく風に揺られていて。
 暁自身がまるで蝶々のようだった。

「もうこれはアレだね。
 花冠を作るしかないね!」
「作るしかないね、って、
 作り方知ってるの?」
「宵ちゃん。ここにスマホっていう
 文明の利器があります」
「つまりこれから調べるのね。
 いいけど、ここで作るの?
 座ったりしたら服が汚れるわよ」
「それなら大丈夫」

 暁の服を心配して言うと、
 アタシの懸念を払拭するように
 真夜(よる)がリュックから
 レジャーシートを取り出した。

「なんでそれがこんなこともあろうかと
 みたいなノリで出てくるのよ……」
「河川敷は公園と違って、休憩する為の
 ベンチとかないだろうと思ったから」
「さすが真夜くん、抜かりない。
 よーし、じゃあ早速お花摘もう~!」

 言うやいなや、暁はワンピースの裾を
 膝上までたくし上げて結びだす。

「……暁、その格好はどうかと」
「アンタは少し恥じらいってものを
 持ちなさいよ……」
「えっ、なんか急にダメ出しされた!?」

 花を摘むのに裾が邪魔だから
 結んじゃおう、という単純な
 思考だったんだろうけれど――行動が
 子供じみているというか、高校生に
 なっても感覚が子供のままというか。

「そんな風にしたら、せっかくの
 ガーリー系ファッションが
 台無しでしょ。全くもう……」
「花はオレが摘んでくるよ。
 宵と暁は、レジャーシートに座って
 花冠の作り方調べながら待ってて」
「ええ~?」
「いいからほら」

 何がダメなのか分からなそうな顔を
 している暁のワンピースの裾を元に
 戻して、座るように促す。

 (無邪気過ぎるのも考えものね……)

====================

 世間は早6月で、数日前に【梅雨】って
 お題があった気がしますが、
 宵たちはまだ4月を生きてます。
 ……どうしよう。

6/6/2023, 2:32:21 PM

「車に引かれて死んじまえ」「脱水症状で死んじまえ」「自殺してくれ」「産まなきゃよかった」「事故で死ね」「なんで帰ってきてんの」「なんで周りに言うん。そんなに私を悪く思わせたいんや。へー」「ちゃんとできんお前が悪いやん。なんでこっちが注意されんといけんの」


この言葉は私の好きな子のメモ帳に書かれてたもの。もっと、もっと沢山書いてあった。もっと沢山同じようなメモ帳があった。これはほんの一部。メモ帳いっぱいに書かれた悪口。全部親に言われた言葉なんだって。最近のメモ帳の最後のページの端に『絶対に許さんけんな』て書かれてた。
偶然目に入ってしまって、「なにー。交換日記かなにかー?」て勝手に見ちゃって。全然頭からあのページの言葉が離れん。一部、血のついたページがあった。一部、文字の線が変に伸びてるページがあった。本当、最悪や。それ見てもなーんも行動おこさんかった自分も最悪やし、そんなこと言った親も最悪。本当ずっと最悪や。

6/6/2023, 2:28:35 PM

最悪
今日は、アルバイトがあった。そのときに、47の宴会の予約がありとても忙しくて最悪だった。

6/6/2023, 2:25:12 PM

だんだん気分が重くなるのが分かる

とても笑えそうにない

偶然目を向けた部屋の隅の観葉植物から目を離せない

このまま眠ってしまいたい


*最悪

6/6/2023, 2:20:58 PM

意外と私の口癖かもしれない

      ───────「最悪」

6/6/2023, 2:20:35 PM

最悪

はっ?おまえが隣とか一番いやなんだけど?
幼なじみの菜央がな言う。
昔はいつも一緒にいて遊んでいたのに、何で嫌いなのかわからずにいた。
それは、恋だった。
菜央は奴が好きだった、いわゆるツンデレだった。
卒業式、告白しようと思っていたが母が死んだと連絡がきた。
泣いて、泣いて、泣いた。
家族なんてもういないから。
父は行方不明、母は死んだ。
そんな地獄な中で君にいう。
好きだから、ずっとそばにいて。
離れないで、彼はいう。
離れないよ。

6/6/2023, 2:20:08 PM

「最悪」…最も悪いということだろう。
ならば対義語は何だろうか?
「最善」ということになるのか?
「最善策」があるなら「最悪策」があるはず。
我々が「最悪~っ」と言うことがあるが、ならば「最善~っ」ということがあってもいいはず。

幸せのハードルを下げてちょっと幸せなことがあったら「最善~っ」と使ってみよう。
そうすればちょっとずつだけど気持ちが明るくなるはずさ。

6/6/2023, 2:19:30 PM

テーマ:最悪 #205

「あ〜! もう! 最悪!!」
これが私の口癖だった。
うまくいかないことがあるといつもこれ。
周りで聞いている人が
気分を害していることだってわかっている。
でも、もう癖なのだ。
自然に出ている。
「も〜、今度は何があったの?」
友達のリアが話しかける。
彼女は私の話を聞いてくれる。
唯一の最悪じゃないことだ。
彼女はこの言葉を何度言っても、
私と一緒にいてくれる。
この言葉を言ったとしても優しく原因を聞いてくれる。
唯一の友達だった。

Next