『時間よ止まれ』をテーマに書かれた作文集
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全部がいっぺんに押し寄せてきて
なかなか片付かない
ゆっくりする暇もない
時間よ止まれ
何度、願っただろう。
恨み、憎み、信じてもいない、大嫌いな『神様』に。
自分でも、虫のいい話だって分かってる。
それでもひたすらに願った。
…時は残酷だ。
……時間は止まってくれない、どれだけ後悔したところで過去には戻れない、やり直せない。
だったら、未来なんて来なければいい。明日なんて、いらないから、【時間よ止まれ】
お題『時よ止まれ』
あなたの手を繋いだその瞬間
本当に時が止まって欲しいと思う
この幸せな時間が続いてほしいな
「時よ止まれ、お前はいかにも美しいから」
ファウストが求めた悪魔的な願望だ。神さえも止められない時間の流れに、必死に立ちはだかった彼の姿こそが、儚げで美しいだろうよ。
ただ、その美しさは現代でもう見られない。その言葉を言うのは、大人になれない子どもだけだ。地団駄踏んで、幼い頃、両親に愛情を受けられなかったことに死ぬまで悔やみ憎み狂い、大人になれなかった責任を親に求めて、自ら心の成長の時間だけを止めている。
幼心を抱えた大人の希少性を自慢したいだろうが、やはり時間の流れを止めた者は醜い。時移ろい衰えていく身体と時止めて幼稚にしかならない心は、実に見ていて不愉快だ。
少子化だと言うのに、子どもが増える矛盾した世界で、私は仕方なく大人になるしかないと腹を括った。子供騙しに妖精の羽を背中にしょって、目の覚める針の粉を子どもらにばら撒いてやろう。その針を目に突き刺して、内なる大人を叩き起こせ。さあ、もう新しい朝だぞ。
「時よ流れよ、お前はいかにも美しいから」
(250216 時間よ止まれ)
花びらが落ちて話は終わる 君を春の風ごと永遠に綴じて
題-時間よ止まれ
「時間よ止まれ」
もしも時間を止められるのなら
8時間くらい時を止めてその時間を睡眠時間に充てたい
時間よ止まれ
何回そういうきもちを経験できるんだろう。
そう思えるほど
幸せを噛み締めることができたら
こんなに特別な事はないかな
時間も経ってしまえばいつか
あの頃は楽しかった
と思う時がくるかもしれないけど
その感情だけにとらわれずに
自然の摂理にさえも抗いたいほどの
強い感情に揺さぶられる瞬間を
見つけたいものだよね
時間よ止まれ
時間が止まればいいなんて、本当にそうかな?
でも、もし──止まってほしいと切実に願っている過去の自分がいたら、迎えに行ってあげたい。
こんなに楽しい未来が待ってるのに止まってていいの?
時間が止まれば、その先の未来が捨てられるのと同じ。
時間が進んでしまうのを恐れなくていいよ。
私達には進んでいく時間を、未来を楽しむ才能がある。
限られた時間の中で生きていると、取り戻せない失敗をすることもある。迎えたくない未来を知ってしまうこともある。怖くて立ちすくむこともある。それを許して貰えない理不尽にも会う。
でも、最高の瞬間が更新されていくこともある。
止まるなんて、もったいないよ。
今この瞬間だって変わっていく自分をもっと楽しもう。
時間よ、止まってくれるな。
私達をさらなる未来へ連れて行ってくれ───
「時間よ止まれ」
この瞬間を逃さぬように
記憶に残るようにシャッターを切る
いつかフィルムに焼き付けられるように
「時間よ止まれ」
大切な人が目の前から消えないように
あなたを置いて行かないように
わたしを置いて行かないように
大切な人・大切な物が壊れてしまわないように
時間が止まればいいのに。
それでも私は今日を生きている。
あなたと今を生きている。
時間に立ち向かう準備は出来ている。
時間よ止まれ
時間よ止まれ?
いいや。
きっかり動いておくれ。
ちゃんと歳をとらせておくれ。
止まってほしいのは肌年齢だけ。
たるんだ瞼に目尻の尾びれ、
刻みこまれたほうれい線。
そこは合わさないで、
肌年齢よ止まっておくれ。
彩りのない日々に色が落ちた気がした。
学校で君を見た時に雷に貫かれたような、そんな感じがした。
次第に君に引き込まれていった。君が底なし沼のように僕を引きずる。その容姿も、手も足も何もかもが美しい。芸術を一言で表したようなその姿は僕の目に焼き付かれる。
あぁ、もっと、もっと見ていたい。卒業なんかしないでほしい。
「時間よ止まれ」
そんな無謀な言葉が、風に流れていった。
2025/02/16
時間よ止まれ
あと一歩を踏み出した
すんでのところで堪えていた気持ちを
一身に吐き出して崩れた
二度と止められない覚悟で
複雑な思いと添い寝した日々で
自己嫌悪の暇つぶしをし続けた
この先のことはどうでもよくなった
考える時間はもう無かった
――サメの言うことにゃ、
時間よ止まれ
『時間よ止まれ』
レ「なぁチーユ」
チ「レイさん、どうしました?」
レ「いや、お前のスキルを
もっかい確認しときたくてさ
確か…時魔術も習得してるんだよな?」
チ「えぇ、そうですよ。
と言っても 白魔道士の派生系なので
大抵の人はちょっと頑張ればなれますよ?」
レ「いや〜…、戦士系以上に
魔術向いてないからいいわ…」
チ「そうですか?白・時魔道士には
簡単な補助魔法だけでも損は無いですが…
そしたら何が知りたくて?」
レ「ぁーそうそう、さっき知ったんだけど
時魔術の中に、『ミドストプ』って
術があるのを聞いてさ。
どんなんか知っときたくて」
チ「ミドストプですね!使えますよ〜
でも、ご存知の通り
この世界の時間魔法は
あくまで自他のすばやさを調整するもの。
ミドストプも、実際には
「術者以外が全て止まる」って言うもので、
レイから見たら、私が瞬間移動を
してるように感じるだけなの」
レ「へぇ〜…なんかそれはそれでいいな!」
チ「ただ残念ながら、
対象を叩いてもダメージにもならず
私が触れても、人でもなんでも
ほとんどロウみたいにしか感じないんです
ほかの魔法も
極々一部しか使えなくなります
ちなみに、一定の魔力と合わせて
魔力を消費することで
その時間を伸ばすこともできますよ。
一般的にはおよそ30秒ぐらいですね
上位魔術師になると
もっと伸ばせるらしいですけど
私はそれが精一杯ですね〜」
レ「ちょい残念…
とはいえ…ちょっと興味湧いてきた…
せっかくだからちょこっとでいいから
見せてくれよ!瞬間移動!」
チ「んー構いませんけど…
そうですね…では、条件!
ここのお店の
エールミール(魔力回復ドリンク)を
奢ってください。そしたらいいですよ?」
レ「エールミール?
まぁ…魔力使うわけだし…
よし、それぐらいならいいぜ!」
チ「言質いただきました!
では行きますね?
〜時魔術『ミドストプ』〜!」
☆〜
〜☆
レ「…!?消えた!?まじか!?」
チ「さぁ、私はどこでしょう〜?」
レ「!?…〜〜〜〜!
そこだ!後ろ!…あれ?いない?」
チ「わっ の、テーブルの下でした〜」
レ「チーユ…たまに意外と
子供っぽいことするな?」
チ「も、もぅ!子どもっぽいって
言わないでください!
というわけで奢ってもらいますね!
すみませーん!
ハイエールミールひとつくださーい!」
レ「な!?ミドル 飛ばして ハイ!?」
チ「エールミールには
変わりませんもーん♪いただきマース!」
レ「そ、そんなに魔力使うんかなぁ…?
…はぁ、使うタイミング考えた方が
いいのかもしれないなぁ〜…」
☆〜
チ「…さて、…魔力最大でやっちゃった…
この時間だけ…
(ギュッ…)
ごめんなさい レイさん…
…ズルい女で…。
私…まだ臆病で…
けどあの子たちには負けたくない…
誰よりもあなたの役に立ちたい…
勇気が出た時は必ず…私から…
もしくは…もしあるって言われてる、
もっと上の時魔法が使えたら…
でも、今はこれが限界…
この時だけでも…2人…
この時間のまま…
止まればいいのに…
―――っ
…あっ、いけない!魔力が尽きる!?
え、えーっと…あ!ここにしましょ!」
〜☆
〜シロツメ ナナシ〜
青い空のした
桜の中で
僕は立ち止まる
あの日の出来事
思い出す
おはよう
おはよう、元気?
うん、元気だよ どうしたの?
いいやなんでも
そんな毎日が、続けば良かった
おい、なんで俺を置いていくんだよ、
なんで、なんで、
ありがとう、そう笑う君がいる世界に戻れたらいいのに
時が止まってくれたら、いいのに。
時間よ止まれ
あぁ、自分は例えば事故で死ぬ間際
もっと生きてたいと思って愚かにも
「時間よ止まれ」
と唱えたりするのだろうか。
気づいていないだけでたぶん自分は幸せなのだろう。
でも、自分はそこまで生に対して執着できるだろうか。
愚かにもと書いてしまったが、人間である前に生物として
生に対して執着するのは当然であって、
「時間よ止まれ」
と死ぬ間際唱えたくなるような人生を
あぁ、送りたいなぁ。
あなたと話す帰り道。五時のチャイムが鳴って、手を振り別れる。わたしと反対方向に歩き出すあなたが眩しくて仕方がなかった。あなたの姿が見えなくなるまで、わたしは動けなかった。
空に浮かぶ泡
どこまで行くの
時間よ止まれ
もうても届かない
はるか遠くまでいってしまうのか
すぐ側で消えゆくのか
まだすぐ彼方にあるのか
見つけた時にはまた膨らむ
時間よ止まれと思ったことはないだろうか。例えば、遅刻しそうなとき時間が止まったら遅刻しないですむのになと考えるだろう。だが時間は待ってはくれない。
好きな人から6日ぶりにメールがきた
じりじり待ってた時間なんかもう一瞬で溶け去った
イタいポエムなんか詠んじゃうくらい、切実にあなたが好き
時間よ止まれ
受験生になりたくない
嫌だ
時間よ止まれ
((((めちゃくちゃ切実に))))