『時間よ止まれ』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
時間よ止まれ
愛しいものがこの世から去ってしまう時、
人は時間よ止まれ、と強く願うのでしょうね。
時に関する小説はいろいろあると思いますが、この作品は鼻水を啜りながら夢中で読みました。随分前ですが、忘れられない小説の一つです。
時生(トキオ) 東野圭吾
更新時間が迫っている。
書くものは決まっているのに、間に合いそうもない。
改めてお題を一目し、鼻で笑った。
想い人と同じ電車に乗っているということは、とても幸せなことだと思うのです。
クラスが違うあなたと私は、あまり会話をしませんでした。前に一度だけ同じクラスに入ることが出来て、辛うじて認知されているような、そんな希薄な関係でした。
授業も何もかもが違うあなたの傍に居れる、唯一の機会が、この登下校の際に乗る電車なのです。
毎度、私はあなたの姿に視線を釘付けて、あなたがこちらを見れば、きっと目が合ってしまう。そんなことを想像して、頬を朱に染める。
それだけで満足で、それ以上を望むなど、なんてわがままだろうかと、そう思っていました。
嗚呼、神様、私はあなたに何かしてしまったのでしょうか。
肩に伝わる温もりと、あなたの寝息。
そう、あなたは今、私の肩に頭を乗せて、眠っていたのです。
本当に奇跡としか言いようがない確率でした。
たまたま座った席の隣に、たまたまあなたが座るだなんて。
私のことを覚えていたのにも、驚きを隠せませんでした。
一言二言、言葉を交わして。
確か、あなたのクラスは体育の授業がありました。だから、疲れていたのでしょうか。
あなたが妙に静かになって、そして。
心臓がけたたましく脈打つようでした。
あまりの喧しさに、あなたを起こしてしまうのではないかと、それが心配でした。
目が覚めたあなたは、どんな反応をするのでしょうか。
きっと慌てて飛び起きて、その後ハッと電車の中であることに気付いて、声を潜めて、謝罪をする。
そんな光景を想像出来ました。
時が止まってくれれば。
そうなれば、私は幸せのあまり死んでしまうでしょうが、それもまた本望なのです。
『時間よ止まれ』
楽しいと感じている時や幸せを感じている時程
【時間よ止まれ】と思うのに。
そういう時に限ってどうして、
時の流れは早く感じるのだろうか。
『時間よ止まれ』
友人が机に突っ伏していた。しばらくすると時折漏れ出ていた声が止み、涙目になった顔がこちらを向いた。
「俺明日のテストなんも勉強できてねぇんだよ〜…お前勉強した?」
「一応は」「やっぱりな!」
友人は再び机に突っ伏した。小さく お前はそういうやつだって知ってたけど〜 との声が聞こえた。
「そうやってても時間は待ってくれないぞ」
チラと視線がこちらを向き、何やら考える様子を見せた。
「そうだよな〜…でも時計ぶっ壊せば時間止まりそうじゃね⁉︎」「お前やべぇヤツじゃん」
友人は笑いながら 冗談だって と言った。
「やるなら明日だろ」「お前こそヤベェやつじゃん」
【時間よ止まれ】
あの子といっしょにいて、楽しい時間を
もらって思うのは、
"この時間がずっと続いてほしい"
そう願わずにはいられない
君は「時間よ止まれ」って願ったことはあるかな?
……まあ、そうだろうね。普通の人間なら一度や二度くらいはあるよね。
そして、本当に時間が止まったらやりたい事もあっただろう。
それが何か? なんてあえて聞かないけどね。
凡そ、普段出来ないようなインモラルなことだろうし……そこは、ね。触れないほうがお互いのためだろう。
でも、実際に時が止まったとして、君はそんなことが本当に出来ると思う?
ははっ、随分と威勢のいいことで。結構結構。
けどさ、断言するよ。君はそんな事を出来るほど大それた人物ではない、とね。
君は、普通なんだよ。認めたくないだろうけど。だから、普通の人が持っている道徳観から外れたような行為は——たとえ誰も見ていないとしても、出来ないんだよ。
例えば、車が来る気配もないのに信号をキッチリと守る。例えば、誰が捨てたかなんてバレないだろうにポイ捨てをしない。
そうした当たり前の道徳観が君の根底にしっかりと根付いているから、君はたとえ時が止まったとしても普段と変わらない行動しか出来ないと思うよ?
試してみるかい? 私にはそれが出来る。
……そう言うと思ったよ。君は私の申し出を断る。『時が止まる』なんて、君の普通から著しくかけ離れているからね。そこに君が飛び込むことは無い。前言の通り、君は普通なんだよ。
だからこそ私は君を愛してやまないんだ。この能力を悪用出来ない君がね。どうだろう、今度時間が止まった街でデートでもしてみないか? ふふっ、冗談冗談。けど、デート中に私がつい時間を止めてしまっても許してくれよ? 私にとって、君との時間は何物にも代えがたい物なのだから……。
初めて乗った船は、内海を周る帆船だった。
ギィギィと絶え間なく鳴る船内は大変に居心地が悪く、また、船出間近に飛び乗ったこともあり腰を落ち着けられる余地などなく。
外の景色でも眺めていれば気も紛れるだろうと、背負った荷物を下ろすことなく甲板に出た。
燦燦と降り注ぐ陽光と嗅ぎ慣れない磯臭さ、ゆらゆらと揺れる足元。
ものの見事に酔ってしまった。
胃の中がグルグルと渦巻いているような不快な感覚、口の中に溜まった唾液を甲板の手摺に冷えて痺れが出始めた指先を掛けながら海へ吐き捨てる。
燦めく海の青も水鳥の賑やかな鳴き声も、その時は目に写るだけでも不愉快だった。
年若い船方が「ラクになる」と持ってきてくれた水飴を溶かした水を受け取り、一息に飲み干し。
テーマ「時間よ止まれ」
時間よ止まれ
(本稿を下書きとして保管)
2024.9.19 藍
じんわりと心にしみる幸せに
時間が止まってくれたならと
思わないではないのだけれど
どんどんと残り時間の減っていく
不安がつのりはするのだけれど
ても
やっぱり時間は流れて行って
少なくなるほどに愛おしくなる
二人でいられる残りの時間
大事に大事に過ごさなきゃ
私は“好き”をやめない。
隣の君も後ろにいたあいつもみんな“好き”を放り投げていった。
嫌いな物を受け入れ、自分の時間を売り、休息だけが生きがい。
何かができない事をしょうがない事にして諦めてる。
それどころか、諦めてる自分を褒めてもらおうとしてくる。
彼らは衰え、不自由になっていく自分を前進しているかのように棚に上げる。
でも私はそうはならない。
ひたすらに“好き”をする。
そこに全力を注ぎ込む。
“好き”の極地に向かって走る。
速度を上げろ。
光を追い越せ。
時間を止めろ。
輝き続けろ私。
私は“好き”をやめたりなんてしない。
ねぇ、時間よ止まって
あとほんの少しだった
あとほんの少し
少しだけでも手が届いたら
未来は変わっていたのかな
誰にも目移りせずに
私だけを愛してくれたのかな
私はあなたのいない今を過ごしたくないの
おねがい、カミサマ
時間を止めて
あなたと彼女が愛を深める時間を進めないで
-時よ、止まれ-
私は昔思ったことがある。あと何年生きれたら幸せになるかと。その時は、とてもじゃないが精神が安定していなかった。いつになったら楽になるか、助けてくれる人が居るのかと不安でいっぱいだった。
だが、人生捨てたもんじゃない。周りを見れば、友だちや大人たち、大切なひとが居るじゃないか。
最近では、精神が安定していき楽しい毎日になっている。精神が安定していくと趣味って増えるんだ。
今では、文章を書くこと、料理をすること、沢山楽しいことが出来た。『あぁ、生きてて良かった。』
こんな素晴らしい世界をずっと心の中に閉まっていたい。だから、『時よ、止まれ』ってね。
片想いをしたとき
ときめいた、時
両思いなとき
時間よとまれと願うときがある
幸せな時間はいつのときも
時間よ止まれと思う。
お題「時間よ止まれ」
何度思い、願ったことだろう
決して叶うことはなかったけれど
それでも
永い永い歴史の中
広い広い世界の中
誰かひとりくらい叶えられた人がいたかも知れない
などと思えば
まだ心の何処かで
途方もない奇跡を信じずにはいられない
おめでたい自分がいる
【お題:時間よ止まれ 20240919】
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(´-ι_-`) 切実に今思ってるよ⋯、後日up
最初で最後の晴れ舞台。
ウエディングドレスを着た君と
いつも通りのカジュアルファッションの僕。
招待客も神父もいない教会の前で
二人きりで夜空に咲く花火を見て一瞬の愛を交わす。
もうすぐ警察が僕を逮捕しに来る。
分かってる。
僕が彼女の心を盗んだからこそ今があると。
僕が彼女の夫を異世界に送ったから今があると。
本当に申し訳ない、神様。
今だけ時間を止めてよ、神様。
「時間よ止まれ」
そんな魔法があればよかったな、そしたら悩む事の半分は無くなるだろうに。
私はまだ中学生でまだ人生少ししか生きてないけれど人生が変わるぐらいの間違いを選択してしまった。
あの一瞬で変わってしまった気がする。
あの一瞬の進み続けるその時間で変わったんだきっと。
あの時、時間が止まって考える時間があればどんな行動が正しいか考えられた気がする。
好きだった彼とは離れてしまうし、
学校の先生に怒られてしまったし、
私は学校が気まずくて考え込んでしまって体調が悪くなって言い訳しながら休みがちになってしまって、
体調良くなったかなって思ったとたんに鬱っぽい症状が出るし(診断待ち)
私の人生めちゃくちゃだな、4年生の頃から死にたいって思って6年生の頃にはおさまって、今中2だけど精神的に辛すぎて死にたいなんて思う気力すら無くて4年生の頃はほんとに限界なんだなって思ってたけど今死にたいなんて思えないくらい限界であれはまだ限界じゃ無いんだなって思った。
人生いくらでも変われるって言うけど、ほんとにあの時ちゃんと何が正しくて何が悪いかっていう区別があの一瞬では理解が出来なかった。
もしあの時、正しい選択してたら幸せだったのかなとか好きだった彼とまだ仲良く出来てたのかなとか学校休みがちじゃ無かったのかなとかお母さんと沢山病院回ってくれて嬉しいんだけどさ生まれた時からの出来損ないの私に時間とかお金とかもう病院に使わなくていいよ。ほんとに何も出来なくて勉強だって運動だって部屋の掃除だってできないよ誰かに言われないと行動だってできない。顔もよくないしね。失敗とか怒られるのとか人の目が気になって何も出来ないよ。周りの人の顔色伺っちゃうの。こんな人にお金使うよりまだ私より未来ある弟にお金使ったらどうですか、
あの時の事後悔しすぎてもうどうにもなりません。
あの時時間があればってほんとに思ってた。
ごめんなさい。もう少し役に立てたら。ほんとの自分を出せたら、
時間よ止まれ
今日前期の試験が終わった。
あと1週間学校に行ったら4日間ほどの休みだ。
でも、今日は5時半から9時までバイトだ。
今日試験が終わったのに。。。
遊べない。
『時間よ止まれ』っていうより
2024/09/20 16:43は『時間よ過ぎろ』って感じ。
バイトが終われば『時間よ止まれ』じゃなく
『このだらけた時間が続け』になると思う。
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時間は止まって欲しいとは思ったことがないかも。
時間てなんでこんなに足りないんだろうなぁ
とは思うけど
なんにもしないのにどんどん過ぎてって
あっという間に1年終わっちゃうもんね
止められたからって
やっぱりなんにもしないんだろうな私
✼•┈┈時間よ止まれ┈┈•✼