エドミヤ

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『時間よ止まれ』

友人が机に突っ伏していた。しばらくすると時折漏れ出ていた声が止み、涙目になった顔がこちらを向いた。
「俺明日のテストなんも勉強できてねぇんだよ〜…お前勉強した?」
「一応は」「やっぱりな!」
友人は再び机に突っ伏した。小さく お前はそういうやつだって知ってたけど〜 との声が聞こえた。
「そうやってても時間は待ってくれないぞ」
チラと視線がこちらを向き、何やら考える様子を見せた。
「そうだよな〜…でも時計ぶっ壊せば時間止まりそうじゃね⁉︎」「お前やべぇヤツじゃん」
友人は笑いながら 冗談だって と言った。
「やるなら明日だろ」「お前こそヤベェやつじゃん」

9/20/2024, 8:56:27 AM