『時間よ止まれ』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
時間よ止まれ!
いや、違う。
時間よ、巻き戻せ!
いや、それだと戻っただけだ。
時間よ、もう一度やり直せ!
それもまたなんか違うな。
時間よ、今の記憶があるまま30年前の自分に戻れ!
うん、これがいい。
どうせなら、時間を止めるよりは、タイムワープする方がいいんじゃないか。
想い出は置いてきたの
海を越えたあの場所へ
キミの横顔が近く遠い
此処にあるのは真実で
永遠は此処にはなくて
遥か彼方に見つけたの
小さく光る星をひとつ
照らすは進むべき道程
忘れない忘れたくない
キミの言葉の温もりを
『時間よ止まれ』
《時間よ止まれ》
過去に戻りたいとか
未来に行きたいとか
そういうことを思うのは簡単だけど
今が楽しい今がずっと続けば
と思うのはなかなかむずかしい。
だけど今を最大限に楽しめる人になりたい
やりたいことやって、過去とか未来とか気にせずに
過ごしたい。
とか言ってるけど割と刹那主義ではあるよ
時間よ止まれ
時間の止め方を知っている。
ただ念じるだけ。
私は止めてる間に勉強して
圧倒的差をつけていく。
ただ1つ問題が残った。
進め方を知らないのだ。
こんな能力使わなければよかった。
私はもうずっとひとりぼっち。
時よ止まれ。
何度そう思っただろう。
一生分の幸せが詰まった時、
愛おしい我が子が生まれた瞬間、
大切な人と過ごす時、
または不治の病に侵された愛おしいものと過ごす一時。
様々な場面が頭の中をよぎるでしょう。
時には悲しい時もある。
未来に恐怖し立ち竦む時もある。
幸せすぎて逆に恐怖を覚える時も…
今この瞬間さえ、私は思っている。
今この瞬間が色々な出来事が交差した結果なのだから
この瞬間こそが奇跡なのだと、
なくなる日が訪れると知っている。
だからこそ思う
「時横の幸せを永遠のものにしたいがための我儘だ。しかしこの思いが途切れることも、なくなることもないのだ。
私は一生願い続けるのだろう。この瞬間を全てから切り離し永遠とすることを…それこそ時を止めるかのような奇跡を…」
時間よ止まれ
「そろそろ帰ろうか」
楽しかった一日の終りをあなたが告げる時、
時間よ止まれ。私はいつもそう願ってる。
他にはもう何も要らない。
今はあなただけを見つめていたい。
だからどうか。
#32
時間よ止まれ
が今日のお題だけれど止まらなくていいからどうか無くなってくれ。
世界ごと一瞬で滅んでくれーーー。と何度も思う。
頼むもう限界
だけど私の事を愛してくれる家族がいる限り迷惑や心配や悲しみを私から上げたくないという気持ちとただ単に勇気が足りなくて死ねないから
早いうち世界ごと滅んでくれ
君の後ろを歩いていた
ぬるい風が強く吹く夜
たった一昨日の夜
もう二度とはやって来ない夜
君の赤い髪が揺れていた
振り返った君と目が合った
君は安心したように笑っていた
今この瞬間に死んでしまえばいいと願った
あまりにも幸せだったから
自分の時間を永遠に止めてしまいたかった
未来なんて見たくはなかった
風が強く吹いて
前髪で前が見えなくなった
君は先を歩いていた
人間が聴覚で得る情報は
たったの11%だって
その意味が痛いほど分かった
久しぶりに会った君は
僕の目をよく見るようになっていた
そして僕に何度も問いかけた
「きみはどうしたい?」と
その度に瞼の裏で過去の自分を想った
何をするべきか操るかのように
全て決められていた自分を想った
誰も言ってくれなかったその言葉を
こうも易々と言うのかと
本当は少し泣きそうだった
愛とは何だろうと
心の中で何度も問うた
君といつか結ばれる誰かの
愛の方が僕より強いだなんて
なんて理不尽なんだろうかと腹が立った
君の幸せを願いながら
君の願いが叶いませんようにと
祈る自分の小ささを殺めたかった
誰かが僕を見つめる視線を何度も感じた
そんなものに何の意味もないと思った
その中から僕が誰かを選ぶことは
きっとないだろうと苦笑していた
「綺麗だね」
『…そうだね』
屋上から、君は空を見つめる。
そんな君を、僕は見つめる。
「…あ」
風で帽子が飛ばされる。
ぐっ…と君は前屈みに手を伸ばす。
ガクンッ
『え』
次の瞬間、君が視界から消えた。
血の気がスッと引いていくのがわかった。
ほんと、嫌なぐらいに。
その場から動く事ができなかった。
ただただ、時が止まって欲しいと
強く願う事しかできなかった。
ー時間よ止まれー
今日は久しぶりに学校の図書館へいった。授業をまっている間本を読んでいたがあっという間に時間が過ぎてしまい、時間よ止まれとおもった。
【時間よ止まれ】
「時間よ止まれ」
オレは何度もそれを願ったことがある。
それは誰かに抱きしめられている時だった。
オレはいつも誰かの『愛人』だった。
もちろん親からも愛をもらっていなかった。
オレはいつも抱きしめられながら眠ると
普段では味わえない その瞬間を噛み締め
涙を流すのだ。
『誰かに抱きしめられている』
それは『オレは相手に愛されているから』
たとえ相手がその気が無くても
ただ『オレを抱きしめてくれている』
それだけでも嬉しかった。
もちろんその幸せな時間は続かない。
オレはたとえ相手が愛人だろうと
愛してくれない親だろうと
オレは心から信頼し密かに愛していた。
できるなら
あの瞬間も
止まって欲しかった
終わりなんて無ければ
ずっと笑っていれたのに
時間が少しでもあの瞬間
0・5倍速でも何倍速でも遅くであっていたら
私は何を伝えたんだろう
何を思ったんだろう
やっぱりもっと会えば良かったって
後悔するだろうな
時間なんて止まらない
過去にも戻れない
後悔しても挫けそうでも
時間は進んでいく
だからこそ
今を大切に生きなきゃ
人それぞれに感謝して
本音じゃないちくちく言葉を
ぶつけないで
自分らしく生きてこう
じいちゃん、
『今までありがとう、大好きだよ』
『この気持ちは永遠だよ』
『私を忘れないで』
『私も忘れないよ』
『またね。』
『時間よ止まれ』
「もしも、あなたが川で溺れていたら、僕は、自分が死んでもあなたを助けるよ。」
愛してるって言ってたんだ、と8年後に気がついた。
あの時、わたしは彼に愛されてた。
わたしの生なんて無意味だし、もちろん誰が生きることも無意味だけど、誰かに心から愛されたことがあるんだと、知れたことだけをわたしの唯一の執着にしたい。
誰に汚されることなく。
時間よ止まれ
僕の日々は戦争だ。
戦争は朝から始まり夜に終わる。
夜休んでまた次の日の朝から戦争が始まる。
今、休戦中の夜にいて疲れ傷ついた体を癒やしている。
幼い頃感じた両親のぬくもり、色々あったけど今では輝いて戻りたくなる青春の日々。彼女と過ごす甘い時間。
戦場にいると何倍にも良い思い出として蘇る。
これからより明るい未来のために今を犠牲に闘う。けれどその明るい未来が確約されている訳では無い。
明日は今日以上に血を流すかもしれない。
もう戦いから逃げ出してしまうかもしれない。
再び笑顔で両親に、彼女に会いたい。
というかそもそも何もしたくない。
家でゴロゴロして気が向いたら起きて、夜思いっきり遊んで朝方に寝たい。
うわー明日行きたくねー。
そんなことを考えながらベットに横になっていると
心の底から叫びたくなる。
時間よ止まれ。
時間よ止まれ
楽しい時間は早くすぎるから、お願いしても遅いけど。
眩しすぎる光とあの夏の日。真っ青な空に吸い込まれる私達の声。周りなんか気にせずに叫べ。
響け、響け、ずっと向こうの未来まで。
気にしないで、私の盟友
「その、答えたくなければ、それでいいんだけど」
僕はリサ・ウェイクフィールドに聞きずらそうに、敢えて彼女のグリーンの目を見ないようにして言った。
「あと一時間後に、君の記憶は全て消えてしまうけど、今、君の心境はどうなの?」
彼女は切なそうに笑って言った。
「とても悲しいわ、ロバート。私は今、とても悲しい。こうして強がって笑っているけど、本当はものすごく怖いの」
僕は耐えられなくなり、彼女を抱き締めた。彼女が嫌がっても、離すもんか。僕は強く強く抱き締めて、彼女の温もりを意識しようとした。
「痛いわ。ロバート」
彼女が身を捩る。
「『愛してる』と言ってくれ。言わなきゃ、離さないぞ」
すると彼女も僕の背中に腕を回した。それから、耳元で囁くように『愛してる、これからも、ずっと』と言った。
全世界で、思春期の女性だけ記憶が全て消えるという奇病が蔓延していた。彼女のリサも感染し、僕は最後の一時間を彼女と共にするために、こっそりと彼女を連れ出した。
僕らは冬の浜辺で海を見ていた。僕と彼女が初めて出会った思い出の場所。無数の星がきらめき、プラネタリウムにいるような気分になった。時計を見ると、残された時間はもう三十分を過ぎていた。
記憶を失うというのは、実質、死を意味している。もう間もなく彼女は僕を認識出来なくなり、彼女を形作っていたものは崩壊してしまう。僕はどうしても泣きたくなかったのに、泣いてしまった。
「泣かないで、ロバート・ハリス」
彼女が僕の涙を拭い、そっとキスをした。
「君が君で無くなるなんて、耐えられないよ。君の記憶が消えたら、僕はあの海へ身を投げようか…」
「ダメよ」
彼女は強く言い放つ。
「そんなの許さない。ロバート、私は別に死ぬわけじゃない。貴方の知らない『何か』になるだけ。これってそんなに悲劇なことじゃないわ。だから、貴方も私もこれまでと同じように生きるの。気にしないで」
彼女の目が淀んでいく。
「今までありがとう。私を唯一理解してくれた盟友。さようなら」
彼女はぐったりと倒れた。僕はもう顔をぐしゃぐしゃにして『かつて彼女だったもの』を砂浜に横たわらせて、金の髪を撫でていた。
しばらくして。
「ふああ、んは。あれ? ここどこ?」
『彼女だったもの』が辺りを見回していた。
「ここはマイアミのサウス・ビーチですよ。僕はロバート・ハリス。君の名前は?」
似ているところが好きだって思ってたけど、
似ているところを探しているだけだったのかもね
「時間よ止まれ」
題:時間よ止まれ
これ以上時が進んだら、
あなたが離れていくかもしれない。
今の楽しい関係が、壊れるかもしれない。
あなたが私に何かしらの我慢をしているなら、
私があなたに何かしらの我慢をしているなら、
そーなる事間違いない。
だから僕は言った。
ドラえもん、時間をとめるにはどーしたらいい。
時間よ止まれ
もしも、時間を止める方法があったなら…なんて、考えてしまう…
あの日、つまらないことで喧嘩した君と…意地っ張り同士、拗らせた儘。ねぇって声掛けすらできない…時間を止めて、君に伝えたい…
#82 時間よ止まれ
彼の唇が触れるのを感じながら、
叶わぬことを思った。
やがて顔を離した彼は、まだ近い距離にいて。
「止まらないね、涙」
ほんのり笑って今度こそ、頬に流れる涙を優しく拭ってくれた。
「このまま泣いていたら、今夜あなたと別れずにすむかしら」
「君の涙が止まらないなら、いつまでもそばに居るよ。だけれど君のご両親には怒られてしまうな」
「それは困るわ。あなたに会えなくなってしまう」
「今度は僕が泣いてしまうね」
「そうしたら私は抱きしめてあげるわ」
話しているうちに涙は乾いて、
彼が近すぎる距離-未婚の男女としては、だが-を
戻そうとしたので、咄嗟に袖を引いた。
「僕だって離れ難いんだ…そんな顔をしても駄目だよ?」
「わかっているわ…でも、もう少しだけ」
彼の纏う香りが、ふわりと届く。
両親からもらった時間は短くて、あっという間に過ぎていく。
夜の逢瀬が終わるまで、あと何度願うだろう。
このまま時が止まってしまえばいいのに。
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前話の続きを彼女視点から。
ありきたりな内容ですが、ふわふわ砂糖菓子系もビターチョコも、口の中が幸せになるやつが好きです。
でも最初に思い浮かんだのは、
「ザ・ワールド‼︎」って言ってる承太郎だった。