『時を告げる』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
時を告げる
どうして..ずっと、一緒に・・・居たいだけ…なのに…
週末だけ逢う、あなたとの時間…判ってる…遠距離なんて、辛いだけだって…
でも、あなたの優しさが、私には必要で…
だから、この、次までの時間の終わりが、迚も疎ましい…
毎年、冬の終末に私は夢を見る。幼い頃の記憶だ。
厚い雪化粧をした田圃や山の木々達。花と耳を赤くしてはしゃぐ子供達。私もその一人。雪だるまを作るべく小さな雪玉を転がしていた。石や砂利、砂の混じった歪な雪玉をせっせ、せっせと両手で押したり、時には雪を掬って手でくっつけたり。
ポケットに手を入れて歩けば先生に叱られ、走っては転び、降る雪に舌を突き出して舐める。本当、馬鹿な事をやった。
夢から覚めれば、カーテンの隙間から差す光を睨みながら、それを全開にする。
叢雲が流れ、鶯が囀り、春の刻を告げていた。
『時を告げる』
目覚めるとすぐに目の前の老婆が泣き崩れた
画面がブレる
隣の白衣を着た人が慌てて老婆を抱えた、泣きながら笑っている
なんだかどうして
意識が覚束ない
目の端に窓が見える
朝かもしれない
勢い良くドアが開く音
なんだっていうんだ
首が重たくて起こせない
ドタバタと入ってきた誰かに話しかけられる
よくわからない
とにかく眩しいんだよ
名前を聞かれて
返事する
小さい部屋に歓声があがる
なんだこれ?
ここはどこだ?
さっきまで泣き崩れてた老婆が抱きついてきた
よくわからないけど、なんだか不思議と嫌な気持ちはしない
酩酊の意識が少しずつ整う
窓から覗く雰囲気は朝だ
やっぱり僕は眠っていたらしい
白衣を着た人が医者だと名乗る
表情を変えずに話し始めた
わかりますか?と
僕はわからない、と応える
やっぱり僕は眠っていたらしい
医者だと名乗る人物は
その通り、眠っていたんだ、とゆっくり話し始める
驚かないで欲しい、
老婆はまだ泣いている
君は眠っていた
すごく長い時間を、と
ゆっくり息を吸い込んで
時を告げる
『時を告げる』
「通話しよ」
送ったLINEは既読だけ
起きて
もう朝だよ。
9/6 「時を告げる」
金曜の夕方はなんだかワクワクする。
週に一度持ち帰る給食袋をランドセルにくくりつけて教室を飛び出す。
明日から二日間の休みをどう過ごそうか。
何でもできる気がする…
このエネルギーを!!
この自由ではち切れそうなこの心を!!
どこまでに行ける、何にでもなれる!!
明日は私のもの!
私のために明日がやってくるのだ!!!
『時を告げる』
作品No.159【2024/09/06 テーマ:時を告げる】
何度喚こうと、きみには効かないみたいだね。
ねぼすけなくせに、夜更かしなんてするから、起きられないんだよ。わかってるくせに。
ほらほら、起きろー! 早く起きないと遅刻だぞう!
時を告げる
ひとり、ただ待っていた
あんなに慌ただしかった廊下は
今は静かで
自分以外の人の気配はない
静かに時だけが流れるのは
不安をかきたてて
ただ、祈ることしかできない
自分がもどかしくて
もう、どのくらい時が経ったのか
何の前触れもなく扉が開いて
出てきた医師は少し疲れた表情だったが
しっかりと笑顔を見せる
ようやく、待っていた瞬間がきたのだ
【時を告げる】
日の当たらないように守られた一角
中で流れている大切な空間を壊さない様に
慎重に扉を開ける
待ち侘びていた様に僕よりも先に光が差し込んで
開いたことで舞ったほこりを照らして
まるで宇宙空間のようで目を奪うが
最小限の光だけで済む様に扉を調整する
そこまでしてやっと本来の目的と対峙する
手のひらサイズの時計塔を持ち上げて
あの時の記憶を手繰り寄せる様に
触れなかった期間を取り戻す様に
ゆっくりと側面のネジをくるくると回す
手を離して紡がれたメロディは
あの時と少しも変わらぬまま
身体を伝って胸に届くと
僕の成長を教えてくれる
2024-09-06
時計の秒針の音が部屋の中に鳴り響く。
何も考えないでひたすらに時間が過ぎていくのを感じている。
ただただその空間の音を聞いて、空を見て、雲の流れを見て。
静かで自分が周りから見えていないかのように。
ただ時の流れに身を任せる。
そんな私に24時の時計の音が不意に時を告げる。
ずっとこのままの関係でいたいとか、変わらないでいたいとか、幸せなときがずっと続けばいいとか、思っていた。でもいつしか気づき始めたのだ、このままが永遠に続くことはない。いつかどこかで何かが変わってしまうだろう。きっとその時は刻一刻と近づいて来る。嬉しくなるかもしれないし、悲しくなるかもしれない。けれどそろそろ、変化を受け入れる準備をしなければならない。
時を告げる
時を告げる。
私はこの言葉について考えた時、何かの合図なのかなと考えました。例えば災害の合図。地震雲と言われるものがある。これは地震が起きる前に現れると言われる雲のこと。そんなことを思い浮かべました。
またこれが自然災害ではなく自分に置き換えるとしたら何かを始める前触れ、きっかけのことかと思いました。しかし今は自分にとっての時を告げるものがわかっていません。その時を告げるものがわかったとき新しい自分に出会えて、何か新しいことを始める、踏み出す瞬間なのかもしれないと思った。
時を告げる
人生の一生の中の時(タイムアウト的なの)を告げる音だけの曲(後ろでずっと鼓動が鳴ってて、学校のチャイムとか、タイマーとかアラームとか。最後は多分心電図の心停止の音で終わる、2〜3分の曲を作りたい)
ただのメモ
『刻』
ゴォン、ゴォン、ゴォオン
別れの時が来たのだと、
無情な鐘が時を告げた。
抱き合って、口付けて
涙を拭い合い
さようなら、の一言がかすれて消える。
そうして振り返って駆け出して。
がんがんがん
目覚めの時が来たのだと
無情な頭痛が朝を告げた。
頭を抑えて、唸りながら
恋がしてぇなぁ、
起きたくねぇなぁ
でも起きなきゃと
ベッド脇のメガネを探して
さまよった手がメガネを落とした。
やはり、現実はクソッタレである。
「時を告げる」
大時計が夜12時を告げると
もうおやすみの時間だ
眠気が来なくとも肌触りのよい毛布と
ふかふかの布団を被れば
間もなく眠りがやってくる
良く眠れますように。
大時計が朝7時を告げる頃
朝の光とともに目が覚めるのを楽しみに
ゆっくりおやすみ。
時を告げるもの、カレンダーや季節の景色、鐘、お腹の音、いろいろある中で時計が1番に思い浮かんだ。きっと毎日、毎時間ふと気にしてみてしまうからだろう。なぜこんなに時間を気にしてしまうのか。人生80年、時間換算で700800時間、それしかないからかな。
時間なんて進まなければいいのにとは思わないけど、歳をとりたくはない。でも毎年この時期私はひとつ歳をとる。見たくないし感じたくない時の流れ。
朝を告げるアラームも同じ。いつも起こしてくれてありがたいけど、時を告げるお前も嫌われもの。
わたしはある人に伝えるべき時を告げる。
なにを伝えるかはまだわからない。
どんな想いを伝えたい?
あの人に伝えてもいいのはどんな言葉?
時計とかタイマーって人類にとってなくてはならないものだと思う。
その中でもタイマーはとても大事。
私もよく「何分後にタイマーをセット」と携帯に話しかける。
その中でもやはりカップラーメンの時が1番有難い。
短いとバリバリだし、遅いと伸びてしまうから時間がとても大事。
3分の時を告げるタイマー、いつもありがとう。
時を告げる
テレビが丁寧に時刻を伝える中、用意した通勤バッグを放り投げて財布とスマホを持って家を飛び出した。
「ざまあみろ!」
そう言った瞬間溢れ出した涙を拭きもせずに車に乗り込む。
胸の中に蓄積したドロドロとした黒い感情が、一気に弾けて視界がひらけた。
「お前等のためになんか生きるのは止めだ!違う道を探してやる!」
浴びせられた言葉、押し付けられた仕事の数々、眠れない夜。全部、今だけは全部投げ出して俺は生きてやる。
日々家
45日目
ピピピピ
重たい瞼を上げ時計を見る
あぁもうこんな時間か
顔を洗いパジャマを脱ぐ
卵を割り髪をセットする
目玉焼きトーストをかきこめば
もうこんな時間だ
急いで家を出た
瞬間に気づいた
いつもより道が空いている
...今日は祝日だ
あれは桜が散って葉っぱになり始めた頃、
少し変な時に君は転校してきた。
特にパッとしない日々を過ごしていた僕にとって
君はすぐに特別になった。
最高の出会いだと言えただろう
僕が僕の終わりを知ったその時までは
タイトル:時を告げる