『春爛漫』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
「ところで」
「ところで?」
「入学式も卒業式もそれがどちらかも桜が咲いてるとか」
「今年はなんか珍しいらしい?」
「なんか咲いてる期間が長かった気がする」
「日当たりの良し悪しでも違うのかな?」
「うーん、自分たちの住んでるとこ以外は気にしないからなー」
「それなー」
「でも何だっけネモフィラとかはこれからだっけ」
「あと菜の花はもう終わりかな?」
「そういったのはなんか聞こえてくるね」
「だねー」
お題『春爛漫』
青空、雲、新緑、桜
囃子、鈴、足音、笑い声
日本酒、団子、枝豆、焼きそば
祭事、春爛漫
やわらかな風に桜が舞い踊り
足元には花びらピンクのカーペット
春爛漫
誰もいない早朝は
スター気分で歩く
私だけのピンクカーペット
梅が咲くと、あっという間に桜が咲き、桃が咲く。
むこうには連翹、こっちには水仙。
雪国の春は遅い。
そのかわり、一気に来る。
待ち望んでいたかのように。
人間もまた、待っていた。
はなやかな春を楽しもう。
2026年4月11日
お題→春爛漫
〜春爛漫〜
季節は4月。
始まりの季節である。
桜は満開で見事なお花見びよりである。
桜は光に当たり、桜の美しさをより引き立たせる。
光が満ちている4月。
私たちは未来へと歩き出す時間。
今年は去年よりどれだけ成長できるのか。
雲の上の住人は、温かな目で見守っている。
来年の今、また笑うことができるように
私は少しでも成長する。
『春爛漫』
日差しは暖かで、つい眠くなってしまう。
理不尽な説教にも慣れてきてしまった。
最初の頃は、泣きながら帰ってたのになあ。
こんなんでは、私がここにいる理由がない。
なんで私、生きてるの?
ここに必要なの?
誰か教えてほしい。
冷酷なあなたたちにはわからないだろうけど、
私にだって大切なものはあるし、
守りたいものもある。
だからいつも説教を大人しく聞くけれど、
私の存在を否定するあなたたちだけは、
大切なものでさえも壊れてしまえばいいのに。
ふと、風が強く吹いた。
桜の花弁が散っていき、風に乗る。まるで春の吹雪だ。
こんなふうに、儚く散っていく命でありたい。
こんなに暖かくて、優しい日に、
楽しい夢だけの眠りについて、
そのまま目を覚まさないことがどれほど幸せか。
春爛漫の景色を見ていると、
どうにも春の愁いが止まらない。
『春爛漫』
春爛漫である。春爛漫。
……起きたら、部屋の中が桜の花びらで埋まっていることを、春爛漫で済ませて良いものなのだろうか??
○○○
そもそも、である。
春爛漫とはなんだろうか。
頭のくるくる癖っ毛に桜の花びらをくっつけたまま、僕は物知りな偏屈博士のところに転がりこんだ。
「先生、博士先生。春爛漫とは、なんですか」
「お前の頭の中じゃよ、くそガキ」
人間を三人ぐらい纏めて殺したみたいな、殺人鬼も裸足で逃げ出す目付きがヤバい悪人面。喉が地獄から繋がっているのかと思うような低く響く恐ろしいがなり声。
……うん、博士だ。
それにしても、僕の頭の中が、春爛漫とは、いったいどういうことであろうか。
少し、考えてみたが分からなかったので、素直に聞いてみることにした。
「先生、博士先生。春爛漫が僕の頭の中とはどういう意味ですか、考えても僕には分かりません。教えてください」
「チっ!!!! くそガキ、今の状態を見て呑気に何事も無いかのように、そんな質問が出来るから、お前の頭の中は平和でお花が満開に咲き誇るあっぱらぱーだと、言っておるのだ!」
「ふむ、なるほど。ありがとうございます」
僕は素直な性格だ。
だから、今一度、博士先生の様子をじっくりと見てみることにした。
いつもの同じ室内。
特にサイズが変わっている訳では無さそうだ。
いつもと同じ家具の配置。
ベットが二つとか模様替えもして無さそうだ。
いつもと同じ服の博士先生。
この人はいつも同じ服を来ている。ファッションの概念無いんだ。この前、クローゼットに十着同じ服を見たことがある。
「うーん、全く分からない」
「春爛漫野郎がっ!!」
「強いていうなら、室内に溢れんばかりの桜の花びらが溢れて、それを必死に博士先生が掻き出して窓から外に捨てている事ぐらいだけど、うーん。いったい何が違うんだろう」
「答えを自分で言っておいて、なお分からないならお前に付ける薬はこの世に存在しないだろうな!!」
おや、?
僕は目をぱちくりとさせた。パチパチ。
周囲には僕の起きた部屋のように、桜の花びらが溢れている。
「先生、博士先生。もしかして、この桜の花びらですか?」
「それ以外に、何があると言うんだ、この馬鹿モノ!!」
「いや、しかし。こんなものは異変でも何にもないですよ。僕の部屋にも当たり前の顔をしてありました。ほら、雨が降ったりするじゃないですか。あれと同じですよ」
「お前は雨が、日本中の部屋の中にでも降ると思っているのか!!」
「気分なんじゃないですか、そこは」
「この春爛漫野郎め!!」
博士先生は御年九十を超えるご老人の筈だが、とても元気で快活に、今も僕に怒鳴りながら桜を掻き出すという作業をしている。いったい、この力の源は何なのだろうか、不思議だ。
僕はそう思いながら、頑張っている博士先生にお茶でも淹れてあげようと、勝手知ったる我が家とばかりに台所へと向かった。
今日は春だし、桜のお茶にでもしてあげようかなぁ。
おわり
春爛漫とは無関係だけど
とある歌詞をきいてから
書きたかった夢物語…―
ゆっくりまったり始める
あたたかい目で見守って
春爛漫。このキラキラした空気が苦手になったのは
いつからだろう。どうしてだろう。
でもこのキラキラがなかったら
この世界は寂しいものなのだろう。
春爛漫
春爛漫→満開の桜から呼び出される記憶は高遠の桜。
あんなに天井も床もピンクの空間はあれ以来経験してない。
行動範囲がどえらい広い人と友達で、大学時代あちこちくっついて行ってた。
彼女は中高留学してたのに、大学生になった時点で都内の道はもちろん、関東と甲信越ぐらいまで地元民しか通らないような道まで知ってて、都内は東側でも西側でも都下でもどこでも車で15分でやって来る能力者だった。
助手席に乗せてもらうと、元々タクシーの運ちゃん並みの知識なのに、毎回野生の勘みたいなものを駆使して「ここ曲がった方が早いかもしれない」と知らない道をどんどん行き、ショートカットルートを更新していた。
運転が好きな人だったから乗せてもらうことも多かったけど、たまには私の運転に乗ることもあった。
道案内はナビいらずでしてくれるんだけど、たまに「ここでユーして(Uターンしての意)」って、私のドラテクではちょっと難しいですぅーという指示が飛ぶ。
「え、ここ?ここは無理、私じゃ無理」と言っても「ちゃんと見てるから大丈夫、行ってみて」って諦めてくれないので、彼女を乗せる時は毎回「今日はユーありませんように」って祈ってた。
彼女は社会人やってから医療系の大学へ編入し、長野で大学生活を送っていた彼女のところへ何度か遊びに行った。
その時高遠城址の桜を見に連れて行ってくれた。
「どうしても連れて行きたい蕎麦屋があるから」と結構な距離を信じられない速さで連れて行ってくれたり、彼女と行動する数日は私にとって10日ぐらいの行動量で、時間の長さを操れる魔法みたいだ。
能力者はいるんだ、と毎回思っていた。
SPECですね。
急に息子がSPEC見出して、目のはじに映るのを「わー懐かしい」って言ってたら、気付いたら一緒に全部見ちゃった。
前見たけど内容ほとんど忘れてて、一喜一憂激怒しながら楽しかった〜。
全くあせない名作ですね。
息子が「大事なことはハートに刻まれるから記憶から消されないんだね」って言ってて、「そうだね、だからどんな思い出も忘れちゃっても大丈夫なんだよ、ちゃんと仕舞われてるだけだから必要な時に出てくるよ」って言うことにより自分の物忘れの激しさを問題ではないと刷り込んでおきました。
こんなに眠いのも
こんなにまったりしてまうのも
春のせい
こんなに散歩したくなるのも
こんなに明るい気持ちになるのも
春のせい
こんなに君のこと考えてしまうのだって
全部全部、春のせい
春爛漫な現在。
貴方達にも見せてあげたい。
不変的な世界で生きる貴方達に目に見える変化のある時間の流れを。
鮮やかな移ろいを。
春。それは始まりの季節であると同時に、さまざまな期間限定商品が発売される季節。
桜のクッキー、桜のロールケーキ、春を意識したブレンドコーヒー、あのお店の桜饅頭は美味しかったなぁ。
そんなことを考えながら、テレビの中では桜が開花しただとか、桜の見ごろはいついつだとか、さまざまなお花見スポットを映している。
机に肘をつきながら外を見やる。都会のマンションの3階。ビルやマンションが立ち並ぶこの部屋の窓は、相変わらず桜なんて綺麗なものは映してはくれなかった。
お題:春爛漫
#春爛漫
同じ門をくぐる貴女と私
相変わらず貴女の輝きに酩酊する
「サークル何にする?」だの
「夏休みに韓国行くんだ♫」だの
履修登録の欄を埋めていくみたいに
人生を充実させていく貴女が嫌い
黙れこの春泥棒が
貴女が眩しすぎるが故に
おちおち花見もできやしない
「春爛漫」
新緑が萌ゆる季節になった。
それはすなわち、満開から最も遠い季節でもあり。
深呼吸。深呼吸。
春爛漫…とはいかない
桜前線と重なる形で台風が列島を横断し
花びらを根こそぎさらっていく
雨風に流された花びらは排水溝に溜まり
満開を魅せる
『春爛漫』の候…と続けるには、先日の嵐にことごとく花を散らされ、昨今の温暖化のせいなのか、春を食い気味に咲くツツジたちも、綻ぶを通り越してパカパカと咲き始めてしまっているのだから、それはどうなのか、しかし、「いやぁ、ツツジは春じゃなくて、初夏だよねぇ」という理由だけで、『春爛漫』という語を使うのを躊躇う私のような輩には、ツツジたちからすれば、「……チッ。うるっせぇな、いつ咲いたって花は花だろ、差別すんじゃねーよ」などと舌打ちを送ってやりたい、そんな気持ちになるのではないか、なーんて……はて、一体なんの話をしていたのだったか?
……まぁ、どちらにせよ。
私は本日、花見にも、買い物にも赴かぬ所存。
こう記す今にも私はベッドの上、掛け布団の下に在る訳で……これから、本日一度目の昼寝を嗜むところであります。
えー……それでは。
春もたけなわではございますが、皆様のご健勝とご多幸をお祈りしつつ、この辺で失礼をば。
おやすみなさーい!
……ぐぅ💤
春爛漫
今日は確かにちょうどいい暖かさでいかにも春って感じがするな。
でもこの春も一瞬、1ヶ月もしないうちに地獄の夏がやってくる。
冬も寒くて嫌だったけどやっぱり夏も嫌だよな。もう暑くて暑くて思い出すだけで嫌になる。
一年を通してこんな感じだもんな。暑くて嫌だ寒くて嫌だ。もうこの星は人間が生きるのに適してないよ。
なんだかすべてが嫌になるね。万事が万事この調子だ。生きていていいことが一つでもあるものか。もうすべてを終わりにしたい。
春爛漫
街中の桜が咲き誇り
花びらが舞い始めても
その美しさに笑み
スマホを向けて記録する季節
春といえば、と
書いている私もまた
仰ぎ散り始めた花びらまで
桜を撮って心で微笑んだ
小さな並木が美しく照らされて
ひととき春に包まれてる
春爛漫
今年は、何年かぶりに満開の桜の花を見た。
しかも、並木をゆっくり歩きながら。
最近では、毎年忙しくしていて、花見といえば車の中から見るだけだった。
気がつけば葉桜になっている、ということもざらにあった。
主人が救急車で運ばれた。
私も慌てて病院へ行く。
深刻な状態ではなく、その日のうちに退院できると言われ、私は、一旦家に帰るため病院を出た。
目の前には、満開の桜並木。
来た時は慌てていて、こんなに素晴らしい桜など眼中になかった。
主人が救急車で運ばれたのは大変だったけれど、大事なく退院できるし、しかも、こんな満開の桜並木を見れるなんて。
こういう時のことわざは、何だったかな?と考える。
「災い転じて福となす」いや、これではない。
「終わり良ければ全て良し」うん、これだな。