『春爛漫』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
春の光が僕を照らして僕を歓迎するように花びらがお出迎えしてくれる。でも、
光が眩しすぎて照らされすぎて少し疲れちゃったな、ちょっと休ませてもらえるかな?春はいつだって花が咲き誇っている。僕が疲れてようが関係ない。まぁそれが春の役目だもんね
太陽をめざして飛んでた熊蜂は菜の花迷路に墜ちてったきり
(春爛漫]
花が咲く野原を二人の子供が走り回っている。片方は自分でもう片方は幼馴染の女の子だ。楽しそうにじゃれ合いながら原を駆ける。今はもう朧げでよく思い出せなくなった足音と笑い声が、無音でありながらも響く。二人は花が咲いているように笑っている。
ずっと帰りたかった。帰れるわけもないのに。
―
鉛色の曇天が再生の始まった街を覆っている。春先の風は冷たく、上がり始めた気温もまだ肌寒さを覚える程度だ。敗戦から一年程度しか経っていない街には未だ重暗さが漂い、街を歩く人間の空気も軽いものはほぼ無い。戦争では数え切れない程の死者が出た。夫をなくした、親兄弟や子をなくしたものもいれば帰還してきて見たものが瓦礫か殆ど更地と化した家だった者もいる。行方を探しに聞き回るものが一時は多かった。道の脇や路地裏から表を見る、一際薄汚れた格好の大小複数の人影は通りを行く者たちの様子を伺っている。一部は通りを見ることもなく項垂れ、そのうちの一人二人は既に生きてはいないように見える。
自分がこの街に帰ってきた時、多くの者と同じく家に帰ろうとした。多くの建物が損壊、崩壊し、どこがどうであったか分かりづらい街を記憶と建築物の特徴、道の作りから推測しながらなんとかたどり着いた家はひどい有り様だった。もともとあった二階部分はほぼ無くなり、一階は損傷こそすれ構造そのものはおおよそ無事だったが、一部には焼けた痕跡があった。家具や貴重品の類は逃げる際に持ち出したか、あるいは素材か売買ためとして持ち去られたか殆ど何もなかった。酷かったのは一番奥の部屋だ。その部屋には死体があった。自分の弟妹、一番末の二人。どちらにも酷い暴力の痕があった。血の臭いと鼻に張り付くぬめりとした青臭さ。腐敗の兆候はほぼ無く、臭いもあまり時間経過があった訳では無さそうだった所からして、季節を加味してもそれほど前に死んだわけではなかったのだろう。一番奥の部屋にいたのは偶然いたのか逃げ込んだのか。
見つけた後に自分がどうしたのかはよく覚えていない。気づけば埋葬を終えていた。死体を拭いたのか携帯していたハンカチは使えないものになり、服も一部汚れていた。両親や上の兄姉、末弟たちより少し上の弟たちの行方は今もわからない。
一年経っても全身が冷えていくような感じがする。
そこまでで自分は思い返すのをやめ、仕事に間に合うよう道を急ぐことにした。道端には春一番に咲いてくる花が蕾の状態で在った。
《春爛漫》
一度路地を抜ければ其処は——数多の欲が四季を狂わす、遊廓である。
金と酒、女に快楽。
それぞれの欲が入り交じった果ての如き、絢爛豪華な町並みは誰をも受け入れる。
然れど、金のない者には何一つ手に入らぬ町である。
金さえ積めば、病気を患った醜女から絶世の美女までもを侍らせることができる。
遊廓において、金の力は偉大なのだ。
見世に覗く瞳は艶美だが、易々とは触れられない。
気量のいい娘が素養を併せ持って、花魁と呼ばれるまでになれば。
夜と花との化身は街を巡りて華を咲かせ、人はそれを『花魁道中』と呼ぶ。
一目で魅せるその様は、神秘の如く。
往く人人を惑わす色香は、絶え間なく。
春を再演する女のことを、花魁と、人は呼ぶ。
夜も、昼と見紛う灯りに照らされて。
また一人と、色を知り欲を喰らわせる花だ。
然すれば其処は、欲の園。
四季をも越えて狂い咲く、春爛漫の町。
「——ようこそ、おいでくんなまし」
花が何時でも、欲を喰らって咲く町だ。
春よ、早く恋。
恋しました。
春に。
いつまで続くだろうか。
この幸せは。
いつまでも続くはず。
そう信じてる。
この春が、あの人だから。
いいねお願いします。
いつからが春だろうか。
3月から5月を指すのだろうか。
そうかもしれないが、何かが違う。
寒い3月は冬だし、暑くじめつく5月は最早梅雨だ。
寒くもなく、暑くもない時期だろうか。
そうすると、最近春は大変短くなってしまったと思う。
四季というほどだから、もう少し等分していてほしい。
桜が咲いている時期のことだろうか。
そうかもしれない。
しかし、この狭い日本列島の中でも時期が違いすぎる。
故郷は新学期に少し馴染んだ頃に咲いていたはずなのに、
この東京という街では4月も上旬に咲くらしい。
春だと思った時が春なのだろうか。
卒業や入学が終わっても、桜が散ってしまっても、
暑かろうが寒かろうが、あなたが春だと思った時が、
春なのでしょうか。
きっとそうだ。
出会いと別れを繰り返す人生の季節は、
いつだって春なのだ。
まだ青臭く行こう。
お題「春爛漫」
花が咲いたら
君のところへゆこう
きっと
全てがうまくいくから
春が来たなら
ほら 手を伸ばして
花が咲いたから
地獄の炎の底へも行こう
きっと
素敵な毎日がまってる
花が咲いたから
花が咲いたから
春はまだかな
春爛漫(お題)
春爛漫
春爛漫、
天気予報は、夏日だって。
桜、チューリップ。
わらび、ゼンマイ。
いちご大福、桜餅。
少し葉っぱの出た桜を見ると
どうしても桜餅が食べたくなってしまう。
春爛漫、食欲全開。
大丈夫か?私。
向かい風すらも
爽やかに感じる
春っていいなぁ
春爛漫(4月13日)
桜の花びらが散ってきた日
とっても綺麗だった
これが春爛漫っていうのかな...
まだ、桜咲いてもないけど...
『春爛漫』
季節のイベント列車「春爛漫号」が今年から運行を開始する。4月の毎週日曜日、北上しながらの約1時間、しかもSLの旅だ。
事前予約は早くからいっぱいで、抽選会が行われる事になった。そんな中、私は幸運にも第1回の運行チケットを手に入れることが出来た。
駅を人々の大歓声の中出発したSLは、街中を抜け田畑や川を越えて行く。そこかしこに咲く春の花の数と同じくらい、線路沿いに沢山の人達がいて、皆笑顔でSLに手を振っている。
そんな気持ちが嬉しくて、私も中からずっと手を振り続けた。
春爛漫
色とりどりの花が咲き乱れ、風が吹けば花びらを散らす。黄金の光に照らされて、地面は地平線の先まで眩しくカラフルに彩られている。
(春だな)
花の絨毯の上にそっと大の字に寝そべる。数多の生命が目を覚まし、生の活動を開始する季節。力強く希望に満ちた美しい季節。
(……いや、冬か)
寝そべった背中がひんやりと冷えているのが分かる。大きく投げ出した指の先を温めるものはない。ゆっくりと目を閉じ、鼓動の音さえない無音の中で、肌を撫でる花びらの感触を味わう。
(永遠の冬だ)
次第に周囲が暗くなるのが分かった。光も風もなくなって色とりどりの花だけが残る。体を包むような花畑に彩られて、穏やかに微笑むように眠りについた。
彼に恋する彼女の心は、満開の桜のように咲き乱れ
彼を見つめる瞳はネモフィラの様な澄んだ瞳
勿忘草の様な白い肌の彼女の頬はチューリップのリマの様な淡いピンクに染め上げられる
モモの花の色した唇は彼を感じ色を帯びていく
恋する彼女は春爛漫
春爛漫
川の水面に映るのは
満開の枝垂れ桜
浮かぶのは花びらで
薄い桃色の風が肌に触った
不思議なのは…
初めてではないような
そんな気がしたこと
抱き寄せた君はとても小さくて
触れたその唇の柔らかさに
僕は瞬く間に愛しさの嵐に
巻き込まれた
心から大切にしたいと思える人が
こんなにも近くにいたことに
僕は気が付かなかったんだ
離したくない…
君を心から愛している
「ねーえー、聞いてる?」
桜が咲く少し前
「聞いてる聞いてる、あの約束でしょ?」
女子学生が2人
「そ!いつにする?」
JK最後の春を
「学校始まる前がいいよね。始業式っていつ?」
楽しもうとしている
「うち4月の10日」
他校だろうと
「こっちの方が早いな」
関係ない
「そーなの?いつ?」
あなたと何回目の
「7」
春だろうか
「金曜にすんの、変わってんねぇ」
公園の桜を
「てか、彼氏は?いいの?」
毎年見てる仲
「この日はいいの!」
彼氏なぞは
「そう、じゃ8の土曜日にしようよ」
置いといて
「桜を愛でる会!今年も開催決定!」
あぁ『春爛漫』
ずっと寒かったのに春が来て桜が咲いて自然とみんなが集まる花見をしたりお散歩したり楽しいなぁ
環境が変わって。ストレス感じて。
その変化についていけず熱が出る。
すごく苦しい。
これも春特有だよね
私は、眼にバイキンが入って眼科に行きました、トホホ。
また、やっぱり後DNAにより、逆睫毛があった(^_^;)医師に目薬を処方してもらい他愛ないおしゃべりもしたの。
帰り、両親とスーパーによりランチを買った(*^^*)🎵
その帰りに、父に遠回りしてもらい桜の名所のスポットに連れって行ってもらいました。🌸🌸🌸
ちょっと、渋滞していたので、違う道でもイイヨと、私は、父に提案した。父、了解してもらいくれた。ε-(´∀`*)ホッ
どうしても、毎年、私は、そこの桜が大好きなんだ。(*^^*)🎵
信号を過ぎると、まるで夢のように咲いている桜🌸🌸🌸🌸🌸
『うわぁ~(*´∀`*)✨』と、心の中で、感嘆が溢れる🌸🌸🌸🌸🌸
晴れの日でよかったぁ〜✨
その日は、丁度、桜祭に重なり、渋滞していたーー。
馬車が通り、神輿が通り、白粉塗った御稚児3が通り、双子かな〜🤔キレイな着物を着た女のコが通った。
私の胸の中は、うわぁ~(*´∀`*)✨でいっぱいになった。
ちょっと、渋滞して、遠回りしてよかったーー🌸🌸🌸🌸🌸
自宅に帰り、夕方川柳教室の先生に、電話をした。☎
『先生、何時もお世話になりありがとうございます。こんにちは😊🎵』と、れいん君や母が何時も指摘するように、やっぱり早口で言ってしまった(^_^;)
『あんずちゃん、こんにちは。どうしたの?』と、先生に言った。
その先生の自宅にその桜の社があるんです(*^^*)🎵赫々云々と、さっき、見た光景を話したの。
『あんた、よかったなぁ〜。家に寄ってくれたらよかったのに』と、先生は、先生なのに何時も暖かく私を受け入れてくれる。
『ありがとうございます😊でも、父の車で近くを通っただけだから(^_^;)…先生に、そのことを報告をしたくって…』と、私は、言った。
『あんずちゃん、ありがとうなぁ〜(*^^*)🎵』と、先生は、暖かい何時もの声で私に言ってくれた。
作文のタイトルなら、『桜と先生と私🌸』かな〜(*^^*)🎵うふふ🌸🌸🌸
夕方、蒼さんの歌をユーチューブで聴いた🎵🎵🎵バンプオブチキンの『カルマ』だった。
そんな、大それたことではありませんが、蒼さんと出会えたこと、川柳教室の先生に出会えたこと、何んにも取り柄がなかった私がはじめて川柳を頑張っていること、
ーー渋滞で遠回りしたこと、晴天の桜がキレイだったこと✨大げさでは、ないがいみがあるのかな〜(*^^*)🎵バンプオブチキンの『ray』も大好き❤(≧▽≦)
『お別れしたことは出会ったこと』という菓子が、大好き❤で〜す(*^^*)🎵深いなぁ〜🤔
ーー含みを持った桜は、うふふふって、微笑いながら今度は散るのかな…。いとをかしですよネ🌸🌸🌸🌸🌸
終わり
春爛漫
涙が止まない。
どうしてこんな思いをしなくては行けないの?
美しい花びらと共に花粉も爛漫。