『春爛漫』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
テーマ 春爛漫
美しくこの世界を満たすには春の華やかな風と
春爛漫な桜の花びら
四季に目に見える変化があるのは、日本特有らしい。
外国では、寒暖の差はあるもののほとんど景色に変化がなく、明確に四季を分けるのは珍しいことなのだ。
日本で春と言えば、やはり桜だろう。外国でも桜は見られるらしいが、気候や土壌の関係で、日本とは少し違った色合いになるそうだ。
薄桃色。桜色。白色。
私たちにはもう見慣れたそれも、他国の人の目には違うように映っているのだろう。時々、一眼レフを構えて桜を撮る外国人を見かける。
オーストラリアからの留学生に、一度「何で桜の写真を撮るの?」と聞いてみた。
確かに綺麗だとは思うけれど、正直に言えば他の花だって良いような気もする。現に、お花見で本当に花を見ている人なんていない。
彼は、少し考えるように頭上を見やると、笑って言った。
「綺麗だし、それに、春が来たって感じがするよ」
成程な、と思った。
確かに、春を表すのに桜は打って付けだろう。入学式などの祝詞には、必ずと言っていいほど桜が使われている。桜があるだけで、春という季節を思い浮かべるのだ。
これは、桜だけではないと思う。春を連想させる言葉は、きっと他にもある。
そう考えると、桜を散らす雨も、びゅうびゅう鳴る強風も、スニーカーの裏に付く花弁も、春の一つだ。
今日も、春が一つ花開く。
お題『春爛漫』
春爛漫
桜が咲いた。
桜が散った。
春の訪れが始まった。
春爛漫だ。
花見をし、春祭りをする。
自分の人生の春爛漫は通り過ぎたが、
この季節が来ると、厳しい冬を堪えた、
自分を褒めてやりたくなる。
それがこの頃の春爛漫である。
来年の春爛漫まで、そのままで。
「……なんでそんなにびっしょりなんだ」
一限の教室へ着き、キミの隣の席に座るなり、鋭い指摘が入る。
「遅刻する!って思って家を出てさ、バスを待ってたら雨が降ってきまして……今日に限って折り畳み傘持ってなくて……」
えへへ、と笑う私にキミは呆れ顔だ。
「天気予報みてなかったのか?今日の午前中は大雨だってやってただろう」
「普段テレビみないんだよね。そういえばアプリでも確認しないかも」
「もう少し計画性を持て。それから濡れたままじゃ風邪ひくぞ」
ハンカチは?とキミが聞いてくる。慌てて家を出たせいで持ってくるのを忘れたことに気がつく。
そんな私の顔を見て、キミは自分のハンカチを差し出した。
「ほら、とりあえずこれ使え」
「いいの?」
「風邪をひかれて看病して、なんて言われたほうが嫌だからな」
ありがとう、とお礼をいって体を拭く。
「そういえば、道路に花いかだができてたよ」
「?あれって水辺に桜が溜まっていることを指すんじゃなかったか」
「本当はそうだけど、道路に川ができててさ。散った花びらがずーっと流れていってたの。もう花いかだっていうか桜の川みたいだったんだ」
「あー、なるほどな」
「晴れたらさ、きっと水が乾いたら桜の道になるよ。今日の帰り、晴れてたら歩いて一緒に帰ろうよ」
そう言うとキミは柔らかく笑って、晴れたらな、と一言だけ言った。
きっと晴れる、と私は思った。桜が舞い散るなかで春色の道を二人で歩くイメージが浮かんだところで始業のチャイムが鳴った。
春爛漫_____
何色とも表し難い桜が暖かい日差しの下で咲き誇る。
そんな季節は私たち人間が1番無色透明である。
新学期、新学年、新体制、進級、進学、転校、転職、新生活。
新たなる環境が顔をのぞかせる。
緊張感と初心な感情が複雑に絡み合い、どこか拙くそわそわとした様子が伺える。
だからこそ他人を気遣おうとする。
だから自分を抑える。
すると個性が見えなくなる。
その人の色が出にくくなる。
つい1ヶ月前までは生き生きと個性豊かだった人物も、なんだか人が変わってしまったかのように個性が見えない。
春爛漫、華やかに花々が咲き誇る。
春爛漫、乏しく我々は色を隠す。
< all >
私の募る不安をよそに、春は今日も咲き誇っている。雲ひとつない快晴と、風に靡く桜達。そして、同じ制服を見に纏った学生の集団。私もその1人ではあるが、その中にいる時でさえなぜか孤独を感じることもある。それでも、なんだか自然だけは、私の味方をしてくれているように感じた。
なんだか気力が湧いてくる。大丈夫。私ならやっていける。
「春爛漫」
皮膚の上に硫酸の雨が降りしきって、爛れ模様を描いたような落ち桜。甘く濡れ、踏み潰されたばかりの夢のように敷き詰められている。仰向けに死んだ兵士の焼けて黒い肋骨の間を通って喉仏を越えるんだ。朝の硫酸の雨を浴びて、爛れる肌の上を、黒く焼けた肋骨の間を、僕たち私たちは超えてく。歩け、走れ、オヤジとオカンが追いつけないくらいの速さで。私たちは卒業と入学を超えるたびにそうやって傷ついていくんだ。硫酸と死の山を超えてるんだ。コレからも春が来るたびに押し流されるようにして、散る桜の死を踏み越えていく。
青空、涙、ニヒル、貪る肉体。
春爛漫
雪は溶け 別れ悲しき涙と流れ
桜咲き乱れ 新しい出会いと笑顔こぼれ
きらめき輝く未来へ羽ばたく
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⌒ヾ
゜*゜*⌒ヾ
ヾ ゜ *) ゜
*ヾ 。゜⌒ヾ ゜
* ヾ 。* * )。
从人"ヾ ヾ゜)。
ニ|
ニ| z
ニ∧,,∧ z
=( ´ o ` ).゜
从ouuo
“春爛漫”
今年も綺麗に桜が咲きました
別れがあり
出会いがあり
春ですね
毎年見る光景
だけど何もない私も春になると
どこか胸の中がソワソワしてくる
いつの間にか桜は散ってしまうが
しばらく私の気持ちはソワソワが続く
だから春が好き
私の気持ちは春爛漫!
雨多く
春爛漫を
見し難き
零れ桜で
足元の春
お題☆春爛漫
【257,お題:春爛漫】
桜 春風 公園 花弁 桃色
お弁当 入学式 出会い
町全体が春色に衣替えをしていくようだ。
どこを見ても『春爛漫』
ようやく春がきた。
去年は暑くて来年は春が来ないと思っていた
けど来てよかった~
私が春の訪れを感じるのは、、
チューリップだ。桜という意見も
多いと思うけれど、私はこの花!
何故ならもう、いない彼の好きな花
だったから、
最期の私へのプレゼントも
赤いチューリップだった。
なんでチューリップなのよ、笑
普通は薔薇でしょ、笑
その瞬間わたしの頬には涙が伝っていた
大好きだった彼を思い出すのが
私の春の始まりだ。
赤いチューリップの花言葉
愛の告白、真実の愛
2024/4/10 春爛漫(はるらんまん)
このまえのマラソン大会 ゴール付近…笑顔 涙 声援 歓声…それぞれがそれぞれの花を咲かせていた。それぞれの想いは美しく そこに春爛漫を感じた。
空の青を隠すように桜の花が咲き誇る。
歩道は薄桃色の絨毯が敷かれ、車が通る度に宙へと舞い上がった。私はその道をにこやかに通っていく。
春だ。春が来た。暖かな、優しい季節が。
私の1番大好きな季節がやってきた。
思わず足取りが軽くなってしまう。
降り注ぐ桜の花びらは私を祝福するかのよう。
暖かな日差しは私に微笑んでいるかのよう。
ずっとずっと会いたかった。
春が来れば会えるってわかってたから、私は待っていられたの。
私は目的地の扉を開ける。
「期間限定の桜餅ください!!!」
誰が桜だと言った?と得意気なきみと寝転ぶたんぽぽのはら
題-春爛漫
夜空に咲き誇る白色の花
4月に始まり4月に終わる桃色の花
短命な赤色の花
世の中には素晴らしい命が溢れている。
枝に無数の芽。蕾をつけた木。満開に咲き誇る桜の花。風に飛ばされ世界へと羽ばたく白色の花びら。どの場面を切り取っても私は救われる。
汚れきった世界の中に下を向いている私達。
綺麗な世界の中に鼻高々に咲き誇る春の木。
どうしてこんなに違うのだろう。
_____分かっていた。
違うと思っていたものは違わなかったのだ。
私たちはあの春のように綺麗になれるのだ。
捨てていた気力を振り絞り前を向こう。
___あの桜のように_世界へと
あ、ここ....!
懐かしい
君の顔に花が咲き誇った
思い出の並木道
今君は、ここに居ない
けど、
春爛漫に君に華が咲いた
”春爛漫”
春爛漫
桜が咲き乱れ、舞い落ちる。
暖かい日差しと青い空。
その日はお花見にはちょうどよかった。
お花見に来た人々の雰囲気も明るい。
私もこの季節を楽しもうと考えながら
川沿いを歩く。
桜の花びらが流れてゆく。
綺麗。
私は桜が好きだ。
美しく、何処か儚い。
咲き始めでも、満開でも、散ってゆく姿も。
私はしばらく桜を堪能した。
「お母さん!見てみて、黄色い花!」
私は思わず振り向いた。
「それは菜の花だよ」
「菜の花?」
「そうだよ
それより桜は見ないの?」
なんだか、小さい自分を見ているようだった。
私も、同じことを言っていたから。
あのときは桜はほとんど見ていなかった。
それでもこの季節が好きなのは変わらなかった。
私は女の子から目線を変えようとした。
その時、見たものは。
優しい日差しと青い空。
桜が浮かぶ水面。
白い蝶。
黄色い菜の花と淡いピンクの桜。
今年も見つけた。
思い出を。
春爛漫✨
厳しい冬を耐えて やっとこの季節が…
太陽の温かさを感じ
風も優しく甘い香りを漂わせ
木々も鮮やかな色の花🌷を咲かせ
はじめるこの季節は
人を優しく 明るい気持ちに
させてくれる
そして辛い過去をリセットして
前を向く勇気をくれる
光輝く笑顔に 春爛漫🌸
春爛漫の美しい季節の今日、私はこの学校を卒業します!
そして私には大好きな人がいる。
卒業式が終わったら告白しようとずっと考えてた。
「要くん!卒業式が終わったら屋上に行ってくれる?話があるの。」
「わかった。ニコッ」
要くんが好きなのはこれも理由の一つだ。
いつもニコニコしていて近くにいるだけで幸せを感じられる笑顔。
確か私が要くんを好きになったのは一年前のこと。
私はその時にいじめられてた。みんな見て見ぬふりをしていた。みんなに無視され辛かったあの日々、
私とこれまでどおり話しかけてくれたのは要くんだけだった。それでもいじめが止むことはなく、それどころかエスカレートしていくだけだった。そんなある日のことだった。黒板に『うざい』『死ねばいいのに』それ以外にもいろんなことが書かれていた。私は要くんと登校していた。教室に入ってその文字を見たとき、動けなくなった。辛かった。その時要くんはこういったんだ。
「ねえ、なんでこんな事するわけ?四葉が傷つかないとでも思ってたの?どういうつもりなの?意味がわからない。」
「要くん、、、、!私は大丈夫だよ!全然へーき!ね?」
「大丈夫じゃないよ。大丈夫なわけ無いじゃん。こんなことされて、傷付くに決まってる。ねえ、ほんとにどういうつもりなの?黙ってないでなんとか言ったら?ねえこれいじめだよ?というか見て見ぬふりしてる人も同じだからね?もしかして自分たちはいじめてないと思ってるの?ねえ!なんか言ったらどうなの?」
「いやいや四葉は大丈夫って言ってんじゃん!てかなんであんたが入ってくるわけ?!普通におかしいでしょ!?」
「いじめっ子がいる中で大丈夫じゃないって言えないに決まってるよね?本当にやってること最低だよ?人間として終わってる。」
「ちょ要くん!言い過ぎだって。」
「言い過ぎじゃないでしょ。今までいろんなこと四葉は言われてきたんだよ?それを今まで我慢してたのに今日その糸が切れて動けなくなっちゃったんでしょ?それくらい辛くて苦しかったんだよ。自分の気持ちだけは押し殺しちゃだめだよ。言いたいことは言わなくちゃ伝わらないよ。」
「言いたいことなんて、、、ないよ」
「てか要くんはなんでそんなに庇ってるわけ!?あんた関係ないじゃん!!もしかして好きなの?!こんなやつのこと?!やばっ!頭おかしいって!w」
「はあ本当にやってることやばいからね。自覚してないの?自分たちがやられたらどうなの?傷付くでしょ?苦しいでしょ?辛いでしょ?それを今君たちはやってるんだよ?わかんないの?」
「もうやめてよ!要くんも、、、。みんななんでそんなに言い争ってるの?私は大丈夫って言ってるじゃん!」
「まあまあw四葉ごめんってw」
「いやふざけてんの?ちゃんと謝れよ。」
「いいよ!許すよ。」
「ほんと〜?ありがと四葉!」
「うん!」
そこからだっけ。要くんに恋をしたのは。そして次の日からいじめはなくなった。でも一つ気になることがある。要くんが早退したり遅刻したり休むようになった。それも結構な頻度で。なんなんだろ?もしかして、、、、、、そんなことないか。
そして卒業式が終わった。
そしてすぐ屋上に行くと要くんがいた。
「あ!要くん!来てくれてありがとう!」
「うん。全然いいよ。ニコッ」
「えっとー私、要くんのことが好き。付き合ってほしいです!お願いします!」
「えっとーごめん。」
「理由聞いてもいい?」
「好きな人いないから。ごめんねニコッ」
「あ、うんわかった。」
その日私はずっと泣いていた。
〜要視点〜
あの日からだ。俺へのいじめが始まったのは。でも悪いのは俺なのかもしれない。正義感振りかざしてダサいことを言ったからなのかもしれない。でも自分が言ってることが間違いだとは思えなくて。人をいじめるのはだめなこと。それを言っただけのはずなのに。
いじめっ子の菜奈は俺に小声でこういった。
「ねえ、あんた放課後屋上来いよ。絶対ね。」
「わかった。」
そして放課後になり屋上に行くと、突然殴られた。でもそれは菜奈じゃない。男子だった。そうゆうことか。自分の力では無理だから人の力をかりたのか。ほんと最低なやつ笑
「うざいんだよね〜あんた。なにがやってること最低だよ?だ。正義ばっか振りかざしてんじゃねえよ。ダサいから。笑」
「なにがしたいんだよ。」
「え?あの子の代わり〜。だってあんたがあの子を助けたんでしょ?なら自分はやられてもいいってことでしょ?笑だから~あの子には何もしない。だからこれからはあんたがいじめられるの。わかった?笑」
そーゆーことね。ならいいや。どうってことないや。
「わかった。」
「え~やっぱうちも殴りたい〜。ウザっ。」
そう言い殴られる。こいつ意外と力強いな。おもしろw
「もう帰っていいわよ。また明日来いよ。」
そういう毎日が続いて一年、流石にキツいw
そして今日四葉に告白された。もちろんOKしたかった。でも巻き込んでしまうかも。と思ったら断っちゃったよね笑
ごめんね四葉。
ども。妄想です✨もうちょい書きたかったけどまた時間ないからまた後で書きます。