『星空』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
夏は日照時間が長い上に、まだ7時なので、まだ青空である。もちろん、星など出ていない。……一番星なら出てるかも……星は暗い空を照らす光だ――、誰かが言っていた気がするが、誰だっただろう。
星は暗い空を照らす光?別に青空にだって、星は出る。この名言もどきを言っていたのは誰だったか……。あ、思い出した。僕だ。僕は、僕が言った言葉を名言もどきと酷評した……?(めっちゃ恥ずかしいじゃん)
僕が言ったなら、何か深い意味があったはず。だって、僕が格好悪いことなんて言う訳がない(I am 自意識過剰)。まぁ、一つ一つの明かりはあまりなくても、集まれば暗い空だって照らせるよ~的な?……分からん。
真実は、星空だけが知っている(昨日のお題に少し引っ張られてる?)。
もし、この世界で願う事があるならば
1度でいいから綺麗な星空を見てみたいんだ。
いつも絵本でしか聞かされたことないから
でも、、、
きっと生で星空を見ることは一生叶わないだろうな。
こんなにも淀んでいて
こんなにも悪臭が漂っていて
こんなにも多くの人が叫んでる
お母さんもお父さんもお兄ちゃんもみんなどこかへ行っちゃった。
どこへ行ったの?
熱いよ
暗いよ
怖いよ
空から雨のように降り続ける痛い何か
同じ服を着た人がみんなを襲ってる
あ
でも
空を見上げると
それがたくさんの綺麗な星空に見える
薄れゆく意識の中
小さな命はそう思った。
タイトル:星空
星空
「ねぇ見て!星空、綺麗だよ!」
と言われ、ベランダに出てみる。
「本当だ、綺麗…」
「夏の大三角…かな?で、あっちは…」
明るい声色で話す君。
きっと、電話越しの君は、キラキラした目で星空を見ているのだろう。
そんな君を、いつか間近で見てみたい。
「…今って、わたしたち、離れているけど、同じ星空を見てるんだよね?」
少しだけ、ドキッとしたことは秘密だ。
「…そうだね?」
離れているけど、なんだか近くにいる気がする。
「ごめんね、そろそろ寝るね!おやすみ!」
「わかった、おやすみ!」
また明日、と言いたかったけれど、電話を切られてしまった。
──────星空…それ以上に、君は綺麗だ。
【星空】
「たまには上をみてみるのもいいんじゃない?」
上にある星空に気づかせてくれたのは
"君"だった
「星空」
オリオン座しか分からないので、ついオリオン座を探してしまう。冬季限定
星空
夜空を見上げ…あなた見てますか?
二人で良く夜景を見に行くの楽しんでいたよね…
流星群初めて見た時二人で感動して涙が出たよね…
星空を見ると今は少し切なくなるけど
きっとあなたが見守っていてくれると信じて
今日も笑顔で頑張ります☆
星空を眺める前に
君に見惚れとるわ
女の私より
綺麗な顔立ちしてから
憎たらしい
そんなロマンも何もない星空の下で
腕相撲を挑む
負けて拗ねる私を
笑い飛ばす
色気もないけれど
星空がよりいっそう輝いて見える
星空
瞬く
空一面の
星空
光輝く
星たちに
何を
願う
なな🐶
2024年7月5日1659
『星空』
何座があるのだろうと
思いながら
見ていた
そこへ君が来た
何してるの〜?
と、聞き
私はこう答えた「星座を探してるの」
そっかー!かに座ならあそこにあるよ!
えっ?どこどこー
そう楽しく話しながら一緒に帰って行った。
『𝑯𝑨𝑷𝑷𝒀 𝑬𝑵𝑫_版』
ぼんやりと見つめていると、美しいものに気づく。
描きたくなる。
描いてみる。
けれどその美しさは表現出来なかった。
わたしは紙を破り捨てた。
ああ、手の届かぬものほど美しく見えるのは、どうしてなのだろうか。
#星空
あなたの瞳に広がる煌めきがまるで星空のようで私は好きなの。
星空を君と眺める。
君の星座は見つけられるかな。
いつか星になっても隣同士になれるかな。
人の子ら、命潰えて星になる。悲しみに、寂しさに、幸福に、満足に、それぞれの色で瞬きながら、地上の幸いを夢に見る。
今夜、満天の星空。いずれ私もゆく場所だから、あなたを弔い、祈りを捧ぐ。
星よ、星よ、あまねく命の輝きよ。歴史の河に散りばめられた、猛き血潮の願いの束よ。我ら汝を継ぐ者ぞ。見守り給えよ、安らかに。
【星空】
小学三年の頃から毎年校外学習はプラネタリウムだった。薄暗い空間、かすかな光、落ち着いた声。いつの間にか眠くなる密室は級友の半分以上が眠りこけていた。みんなでバスに乗ってお菓子を食べることがこの工程のピークだったのかもしれない。
私は毎回眠りに落ちそうな意識を必死に繋ぎ止めて、人工的に瞬く星を見上げていた。星に興味があったわけでも、真面目だったわけでもない。プラネタリウムの終わる直前、明け方の空には流れ星が走る。その一筋の星に、私は願いをかけていたのだ。
六年生となればすっかり覚えた南の空の隅を凝視して、一瞬で消える星に心の中で願いを唱える。プラネタリウムの映像が流れるたびに毎回同じ時間同じ場所に生まれて消えていく星に願いを叶える力などあるのかと普通は思うだろう。私だって最初は密やかな気まぐれを起こしただけだった。けれどもクリスマスでなにも言わずに欲しいおもちゃがもらえたときにはほんの少しだけ信じて、翌年には好きな人と同じクラスになれますように、隣の席になりますようになんて願いも叶った。
校外学習は六年で最後だ。とっておきの願いを南の空にかける。
子供じみた願いを忘れた頃、あれが叶っていたのだとわたかったのは、三年生になった子供がプラネタリウムの話を楽しそうに教えてくれたからだ。
南の空に流れ星が見えたか聞いてみよう。
星空
まだまだ肌寒いある三月の事、一度田舎のお庭で一晩中星空を見上げていた事がある。たぶんに漏れず、ここ最近感じている抗い難い孤独感と無力感に襲われていた日であったのを覚えている。
暗闇から庭の大きな岩に腰掛けじっと観察していると、不思議なもので今までにない感覚若しくは錯覚に陥るのだ。まるで自分がその視界いっぱいに広がる星空の一部分に属しているかの様なえも言われぬ感覚。次に思ったのは、自分の頭にある悩み事がとてもちっぽけなものの様に感じ、少し心にのしかかる様な重力が軽減した気がした事。
と同時にこの軽減された感覚も長くは続いてはくれないであろう事も悟っていたのをはっきり覚えている。
願わくば、今夜の星空が何処か誰かの苦しみを少しでも拭ってくれていると良いと思う。私の想い人にもいつもより少し暖かなひと時が訪れるそんな夜となります様に。
満点の星空を仰いだ彼女の、その珍しい角度からの顔を眺めていた。そんなに顎を上げているところはみたことがなかったから、彼女が景色に夢中なのをいいことに存分に見つめておくことにする。彼女の瞳は小さくてまばゆい月光のかけらをひとつ宿していた。艷やかな黒髪の房のひとつが、姿勢が変わってからワンテンポずれてゆっくりと曲がり、やがてふいにつるりと肩から滑り落ちて背中にかかった。きっと触るととてもしなやかで柔らかいのだろう。「ねえ、すごいね、こんなきれいな星空はじめて見たかも。」「……そうだね。」
好きな人と話しながら見た星空。
なんでも無い空だった。
でも、とても綺麗で、
もう、あんな感情にはならない。
だけど夏の星空を眺めるとたまに思い出す。
59星空
僕の彼女のナナヨちゃんは、とにかくすごく、だらしがない。
部屋は汚いし高校は中退してるしブラジャーは基本的に洗濯しないし、すぐ浮気をする。
中学の先輩とか、悩みを聞いてくれたバイト先の同僚とかと、至極あっさり寝る。
僕はナナヨちゃんの浮気の気配を感じるとすぐに止めに行く。
だいたいは普通の浮気だが、けっこうな確率でマルチとかAVデビューとか反社の愛人契約とか、そういうものが混じっているので、止めないわけにはいかないのだ。
僕はただの大学生で女子禁制の寮に住んでいて、だからナナヨちゃんを守るのもなかなか難しいけれど。
それでもこれはやばいぞという気配を感じたら、講義もなにもすっとばして、ナナヨちゃんのもとに駆け付ける。
今日、ナナヨちゃんはバニーガールになっていた。表向きはただのバニーがいる店だけど、裏向きにはいろいろとあるかなりヤバい店らしい。
僕は店に突っ込んでいって、バニーのナナヨちゃんを助け出してきた。
刃物を振り回して、追っかけてきたら殺すぞと怒鳴って、バニーのナナヨちゃんの腕をひいて店を飛び出してきた。自分で言うのもなんだけど、かなりぷっつんとキレていた。
僕のしたことはりっぱな脅迫であり、威力業務妨害だ。これではどちらが反社か分からない。だけど。
「ごめんね。私、バカだから。ごめんね」
僕に手を引かれて星空の下を歩きながらナナヨちゃんはずっと泣いている。バニーガールの姿で泣いている。そして夜空の星はきれいだ。
ナナヨちゃんときらきらした星。今は世界にそれだけあればいいと思う。
「もう本当に、だらしがないよ。ナナヨちゃんは」
僕はそう呟いて、あったかい手をにぎったまま歩く。だらしのないナナヨちゃんは最高にかわいい。そして僕にとって最高に大切だ。ナイフで人を脅すくらい、ナナヨちゃんのためならなんてことない。空で星が光っていて、ナナヨちゃんが隣にいる。それ以上何を望むだろう。
「星、きれいだね」とナナヨちゃんが言った。そうだね、と僕は答える。
「わたし子供のころ、月に行ってみたかった」
そっか、とだけ、僕は答える。ナナヨちゃんはすぐにバニーになっちゃうダメ女だけど、いくらウサ耳が似合うからって、そうそう簡単に月には帰れない。そういうものだ。だからとりあえずただ、夜道を歩いていた。
『星空』
瞬く生命の煌めきよ
強く強く火を焚べよ
鼓動の内に胎動する世界
疾駆する矢のように
誰に知られずとも灼き尽くせ
星空
空を見上げると何時も考える
君と見た夏の大三角
君と見たオリオン座
君と見た星は、とても輝いていた