『星空の下で』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
「星空の下で」
「天体観測に行こう!」
突然、チラシを見せながら彼女は、言った。
「最近、どこか二人で行っていないから、行こうか」
すると、彼女は「やったー!」と喜んだ。
当日になった。天気は晴れていて、星がきれいに見える。
「星空、綺麗だね!」
彼女は、星空を見ながら言った。
「うん」
星空の下で見た彼女の横顔は、星空よりも綺麗だった。僕は、彼女の横顔に見とれていた。
「あっ!流れ星」と指を指しながら彼女が言った。
すぐに、願い事を二人共、流れ星に願う。
「願い事、叶うといいな」
「そうだね」
「今日は、綺麗な星空と流れ星も見れて良かった!ラッキーだったね!」と彼女が言った。
「うん!」
嬉しそうに言う彼女を見ていると、僕まで嬉しい気持ちになる。
今日は、いい思い出になった。彼女と見た星空と流れ星、彼女の横顔を僕は忘れないだろう。
星空の下で
そこには、確かに一軒の家があった。暮らしていた家族は父、母、兄、姉、弟。
姉弟はなにかと喧嘩が多く、それをなだめるのは決まって兄で。
両親は呆れつつも、穏やかな眼差しでその一連のやり取りを見守っている。
――なんの変哲もない、ただの一家だった。その時までは。
ある年の初め、強烈な災害の多い春だった。天候の荒い日が何日も続いた。
そんな、春の嵐の日、雷がその家に落ちたのだ。
生存したのは、その日たまたま、友人宅に泊まっていた弟だけ。
【これ】が、彼の生い立ちだ。
周りは、腫れ物に触れるような扱いをしてくる。それこそ特に、大人たちは。
たくさん、想いを馳せる。
「姉さんとは、前の日は喧嘩しかしてなくて、仲直りもまだだったのに」
「兄さんに勉強教えてもらうの、けっきょく一度もなかったじゃないか」
「もう、母さんの焦げたオムレツ、食べれないんだな」
「父さんの、タバコ臭い匂い、きっとそのうち思い出せなくなる」
――でも。
「あの日、自分も家にいたら」
とは、思いたくなかった。だって。そう考えてしまったら。
親友との語らいが、悪かったようになってしまう。それは、ダメだ。
だって。
自分の誕生日に、大切な友達が死んだ、なんて。相当な悪夢以外のなにものでもない。
だから、彼は今日。春休みの星空の下で。親友の誕生日に。友の家で家族の弔いをする。燃えてしまった家に想いを馳せながら。
そしてあの日から。何度だって立ち上がらせてくれた唯一無二の親友の誕生を、こうして毎年、祝うのだ。
「おめでとう、と素直にはちょっと言えないけどさ。ありがとうな、親友」
星空の下で
冬、外に出る。
夜なのでとても寒く、風邪をひく覚悟で見に行く。
実際、風邪を引いたこともあるのだが。
住んでいる場所は田舎ではないので、
星は普段あまり見えない。
なので空気の澄んでいて比較的明るい星が多い冬に見る。
「あれがオリオン座だから、これとこれで、冬の大三角形!」
よくはしゃいでいたのを覚えている。
今でも冬になれば帰り道に見上げることがある。
そのたび、星空の下で思い出を思い出し、探す。
私は冬は苦手だ。
寒いから。
でも、どんなに寒くても、
星を見たいから我慢する。
だから意外に嫌いじゃない。
また、見たいな。
“星空の下で”
最近、君と話せていない。
少しだけ、ほんの少しだけ寂しい。
小さい頃から一緒にいる君、
よく公園に行って遊んでいた。
たまに、公園に集まって星を見ていた事が、懐かしい。
だから、今日の夜あの公園でまた会おうと約束した。
君とまた、この満天の星空の下で会えるなんて嬉しいなぁ。
そろそろ新年度。始まってもいないのに既に疲れている自分がいる。
ふと空を見るとひとつふたつ、光る星。
世界中の人が共通してみることのできる夜空。
ここが都会だからかな、あまり綺麗とは思えない。
明るい月の光より、近くの街灯のほうが私の道を照らしてくれるんだ。
生きているうちに私は満点の星空を見ることができるのだろうか。
もし見ることがあるのなら、その時私は何を思うのだろう。
星空の下で $3
❦40〜
都会の光に塗り消され
普段は見えない限定色
ただのベンチで非日常を焼き付けた
*星空の下で*
星空の下で#52
なんだか星空って見てるだけで頑張ろうって思う。一つ一つが必死に光って存在を知らせてくれる。どれだけ嫌いとか諦めたなんて言って勝手に一括りにして記憶のゴミ箱に捨てるけれど、やっぱり忘れきれなくてまたゴミ箱を漁ってしまう。一度良いと思ったものはずっと輝いて見える。まるで星みたいだとそんなことを星空の下で思った。
星空の下で
星空の下で君と肩を寄せ合って、星々について語りたい。
きっと、君は楽しそうにその話を聞いてくれるだろうから。
星 空 の 下 で
星 空 の 下 で 君 の 幸 福 を 願 う
君 に は 届 い て る か な ?
君 は 星 空 に な れ た か な ?
俺 は 星 空 の 下 で
自 殺 し た 貴 方 の 幸 福 を
― 願 い 続 け る ―
29 作 目
どうすれば「テキデハナイ」になれるのか
にらみ合う二匹 星空の下で
[星空の下で]
中学生の頃、部活の帰り道で自分だけの星団をいつも見ていた。家のある方向にその星団はあった。
その星団に名前があることを知ったのは最近のことだ。
プレアデス星団、別名を昴。地球から444光年、結構近いんだなと思ったが、まあ行ける距離ではない。
【星空の下で】
地球にあるこの日本。
つまり日本人は、地球人。
宇宙にあるこの地球。
つまり地球人は、宇宙人。
星空の下、そんなことを思う夜。
「好きです」
いきなり告白されたんだ。
「今、なんて?」
「…もう言わない」
「もう一回!」
「むーりー」
笑った顔が星で照らされている。
「可愛い」
「へっ」
「もう言わない」
「……」
「お返し」
初めて会った日、君の横顔に恋をした。
「もう一回言ってくれたら俺も言う」
「……す…」
「す?」
「好き、です…」
「可愛い、照れちゃうなぁ」
「……嘘、照れてないでしょ?」
「照れてるよ」
「そういうの良いよ」
「どういう意味?」
暗くてよく見えなかったが、泣いているように見えたんだ。
「…泣いてる?」
「泣いてない」
「声震えてる」
「………付き合ってるんでしょ?私の友達と」
「友達…山田(やまだ)ちゃんの事?付き合ってなんかないよ」
「噂は?」
「なんの事?その噂のことは分かんないけど、少なくともお前からの告白は嬉しかったけど」
「返事、してくれるの?」
「何その質問、当たり前じゃん?俺もお前の事好きだったし」
「そっ」
「まさか、お前から言われるとは思っていなかったけど」
「それって」
「付き合う?」
「うん」
「泣くなって…」
「星、綺麗だね」
「あぁ、親父喜んでるかな」
「……喜んでるよ」
「今度、親父の墓参りくる?」
「行くよ」
その日は本当に星が綺麗で、きっと、親父も見てると思う。
「このまま付き合って、結婚することになったら、ここで結婚したいな」
「そうだね、ここで結婚しよう」
「気が早いな」
「言い出しっぺに言われたくないですぅー」
笑ってしまった。
でも、本当に…。
「えっ!?寝たの?もー」
「寝てない」
こいつと幸せになれたらいいな。
ー星空の下でー
今日は久し振りのデート。
つい先日、入社式を終えた私たち。
大学を卒業する直前まで、何かと予定が入っていて会えていなかった。
社会人になってから初めてのデートだ。
学生時代は実家に住んでいた私。
心配性な母がいた為、夜遅くまで遊びに行くことは御法度だったから、夜にデートなんてしたことがなかった。
就職を機に、私たちは県外に出た為、それぞれ一人暮らしを始めた。
私は早めに仕事が終わったから、一度帰って準備をする。
彼は少し遅くなるみたい。
待ち合わせの場所。
初めてくる所だから、ここでいいのかなと心配になる。
私も母に似て、心配性なのかな。
少し待っていると、彼から連絡が来た。
「ごめん!すぐ向かうね。」
「分かった、待ってるよ!」
まだ少し肌寒い星空の下で、彼が来るのを待っている。
「星空の下で」
星空の下で
一見
響きはいいし美化されて聞こえるけれど
星空が見えるって事は都会ではないよねw
事実、田舎に住んでいた私は
星空の下を歩いて帰宅していた
職場を出た瞬間は
「あー⭐︎今日はめっちゃキレイに星が見えるー」
と思うのだけど
実際その田舎道を徒歩で帰るのは恐怖だよw
隣に彼氏でもいたらロマンチックなのかもしれないけど
実際は真っ暗闇を1人で帰る
些細な音も気になる
自分の足音なのにビビるw
街頭もポツリポツリ
しかもその街頭さえ、チカチカしてたら
もう走るしかない
現実の「星空の下」はこんな感じw
都会の人は喜ぶけど
毎日これが続くと
むしろ虚しいし、恐怖
だけど北海道の冬の夜道はちょっと明るいの
雪が白いからね、
夜道を明るくしてくれる
ただね
極寒だよw
冬の「星空の下」を見に来る時は覚悟して!
「今日、ふたご座流星群が見えるんだって。見に行かない?」
彼は映画を見たあと、そう言った。
「君には彼女がいるだろ。彼女と行きなよ。」
僕は言ったが、彼は僕と見に行きたいと言ったので、僕は彼とふたご座流星群を見に行くことにした。
彼と出会ったのは二か月前。文化祭の日だった。大学生になって初めての文化祭で少し浮かれていた僕は、映画研究会の作った映画を見ていた。
「「つまんな」」
僕が発した声は彼の声と重なった。驚いた僕が辺りを見回したときに、
「やっぱりそう思う?」
と言ったのが彼だった。彼は映画研究会の一員なのだそうだ。彼は主役を演じていた。彼によれば、この映画は脚本・監督が部長、部員らがキャストなのだそうだ。彼は、台本を初めて見た時に、面白くないと思ったらしい。だが、部長に言える訳もなく、そのまま渋々演じたのだと、彼は言った。
それから彼とは、何度か映画を見に行った。
僕は友達が少ない。そんな僕とは違い、彼には多くの友達がいる。そして、彼女もいる。そんな彼はいつも僕を映画に誘ってくれる。何故そこまで僕のことを誘ってくれるのだろうかと、とても疑問に思っていた。
僕達は映画館から出て、少し遠い高原までやってきた。辺りはもう暗く、空に星が輝いていた。彼は、展望台に早足で向かい、僕と呼んだ。
「おーい。早く来いよー。」
「なぁ、ほんとに僕でよかったのか?」
展望台のベンチに並んで座る彼に僕は言った。
「いいんだよ、君が良かったんだ。」
なんでそこまで僕を誘うのだろうか。聞いてもいいのだろうか。
沈黙を破ったのは彼の方だった。
「俺はさ、常に周りに友達がいてくれるんだ。でも、友達の前で素の自分を出せたことがない。君といる時間はほんの少ししかないけど、本当の自分でいられるような気がするんだ。」「僕と一緒に映画を見に行ってくれてありがとう。これからも誘っていい?」
彼は大人っぽい。大学1年生とは思えないような、おとなっぽさがある。だが、確かに、僕といる彼は無邪気な少年のようなところがある。素の自分を出すのが難しいのは僕にもよく分かる。僕は答えた。
「いいよ。」
そして、心の中でこう願った。
いつまでも君とこんな関係が続きますように
星空の下、海岸。
少女が2人手を繋いで立っている。
彼女達の黒いセーラー服が夜闇に混ざる。
セイカ「本当に後悔しない?」
キララ「しないよ、ずっーとセイカと居られるんだもん」
どぷんっ……!
星空の下、海岸。
無人の浜辺に波の音が響く。
【星空の下で】——page6——
僕と君は星マニア。
子供の時から星が好きで、夏休みは毎年一緒に星を見に来ている。
高校3年生の夏休み。
君と星を見るのはこれで最後かもしれない。
僕は流れ星を待ちながらそんなことを考えた。
お願いをするほどではないかもしれないし、君にとっては迷惑かもしれない。
でも、星を見るとき、隣にいるのは君がいい。
「いつかまた来ようね」
その言葉は僕から聞こえたのか、君から聞こえたのか。
数年後。
僕たちは約束通り、また星を見に来た。
あの頃とは違って、片手にビールを持ちながら。
君は楽しそうに最近のことを話して、思い出話をして、染まった髪を手でときながら空を眺める。
そして、スマホを出して星を調べる。
僕も星を眺めるが、すぐに視線を下げる。
今日の狙いは星じゃなくて、君だから。
※注!夢要素アリ(ない)?只の部活帰りの談笑。「---」にはお名前を入れましょう。
お、すまんなあ、部活ちょっと長引いてん。
コンビニでなんか奢るわ。
いや、俺のためとかやないよ??決して「ツナマヨおにぎり食べたいなあ」とか思っとらへんよ??……バレたか 笑
まじで腹減った〜…家まで帰る時間長い…。
んあ?星?あー、満月らしいな、今日。
お月さんは腹いっぱいなんやろなあ。ええなあ。…え、なんか新月は腹減ってそうやん。
あ、---。空見てみ?
…あの星、--- に似とるなあ。
や、なんか静かにボケる感じ……???すまん俺も自分で言うとって分からん 笑
でもこの前、「速さよりもスピードやおな」って言うとったやん?あの感じ。
分からん 笑笑
あ。
分岐点到着してもたか。ほなまた明日な。
「別れ道」って言うんなんかややねん。もう会えんみたいな表現するからな。
…そういや、ツナマヨおにぎり美味かった?
ほんならよかったわ。俺も美味かった 笑
明日は星の数でも数えて帰ろな、--- 笑
そうやなあ、一生終わらん 笑笑
ほなまた!
#2024.4.5.「星空の下で」
食べ物全般好物なお稲荷さんの銀髪関西弁。
なんか関西弁って夢要素なくてもありそうに聞こえるんですよね。特にHQの銀髪は。
やっぱ速さよりスピードッッ!!!
星空の下で練った、ねるねるねるね。
キャンディチップはまるで、無数の星のようだった。私は、宇宙を練ったのだ。
冬の夜空を見るのが好きだ。
今日のように無数の星が広がる空は特に、。
ふと、思い浮かぶのはあの子との日々。
一年半の間、ずっと一緒にいた、しらゆき。
元気にしているだろうか、、、。
しらゆきは明るくて優しい子だった。
いつも私を笑顔にさせてくれた。
ただ一度だけ、しらゆきが暗く、おかしい時があった。
ちょうど今日のような冬の日だった。
たまに誰かを、何かを、呪いたくなる、。
でも、そんな気持ちは無駄なことを私は知っている。
だから、ね、ふみ。
私はそんな時こう思うようにしているんだ。
呪いたいほど嫌なことに費やす想いを全て、
大切な人の幸せを願うために使おうと、、、。
そう言ったしらゆきは、儚い雰囲気を纏っていた。