宮平和実

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「星空の下で」

「天体観測に行こう!」
突然、チラシを見せながら彼女は、言った。
「最近、どこか二人で行っていないから、行こうか」
すると、彼女は「やったー!」と喜んだ。

 当日になった。天気は晴れていて、星がきれいに見える。
「星空、綺麗だね!」 
彼女は、星空を見ながら言った。
「うん」
星空の下で見た彼女の横顔は、星空よりも綺麗だった。僕は、彼女の横顔に見とれていた。
「あっ!流れ星」と指を指しながら彼女が言った。
すぐに、願い事を二人共、流れ星に願う。
「願い事、叶うといいな」
「そうだね」
「今日は、綺麗な星空と流れ星も見れて良かった!ラッキーだったね!」と彼女が言った。
「うん!」
嬉しそうに言う彼女を見ていると、僕まで嬉しい気持ちになる。
 今日は、いい思い出になった。彼女と見た星空と流れ星、彼女の横顔を僕は忘れないだろう。

4/5/2024, 11:05:47 AM