『星空の下で』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
『夕星(ゆうづつ)』
星はよく人の心を見通す
何故だと思う?
実は人は星の前では本音がでてしまうから、
ほら、外の星を見てごらん。
君の本音が出てきたろう?
星は一般的に深夜が一番映えると言われるが、何故だと思う?
実は星は人が一番見てくれる時間帯にでてきてくれているんだ。
君は夜に少し寂しくなったことはないかい?
その時に自然と星を見ていたことはないかい?
星はね、君のことを一番よく知っているんだ。
君が一人で泣いていた時も、星だけは君を見ていてくれている。
ところで君は夕星を知っているかい?
夕星はね、名の通り「夕方に現れる星」のことなんだ。
星は深夜に一番現れてくれるね。でも、私は夕方の方が多いと思うんだ。
何故なら君が泣いている時間だから。
涙で歪んで一つの星がだんだん星空に見えてくるね。
でも、いいと思う。
涙は努力の証だから。君がそこまで生きていてくれた証だから。
少し外に出てみよう!今は夕方だけど、きっとよく見えるはず。
今君が見ているのは「星空」かな。それとも「一番星」かな。
一番星でも星空でもどっちでも素敵だね。君はどっちの方がいいかな、
星空、一番星、君のお気に入りはどっち?
お題『星空の下で』
※夕星(ゆうづつ)=夕方、西の方に見える金星
読み……ゆうづつ、ゆうずつ諸説あり
夜になると
寂しくて
貴方と歩いた
夜桜道に
心寄せたくなるの
叶わない夢
新たな1ページは
綴れないけど
それでも
星空の下で
笑い合い
語り合った
貴方との想いでを
感じたくて
白く輝く一等星
あれは
僕が想像もできない程遠くて
いつか消えてしまっても
それは想像もできない程昔の事なのだろうと
他のものより存在感を放っているが故に
儚くも感じる光だった
*星空の下で
「好きです!付き合って下さい!」
言った。ついに僕は言えた。
想いを寄せる相手に。
「あー…まじ?」
お願い。断ってもいいから。
嫌いにはならないで。
「実は俺も好きでした。俺で良ければお願いします」
「…へ?っまじ!?」
お互い、好きだったんだ。ずっと両片思い。
「…お、お願いします!」
「もー固くなるのやめよ?今までの感じ…いや、今までよりもっと仲良くなった感じでいこ!」
「…うん!」
今すごく幸せだ。
「な、なぁ。キス、してもいい?」
「…うん…いいよ」
僕らは星空の下で、地上の新たな星座となった。
星空の下で
いつかきっと
視線を交して
微笑みあって
星空の下で…
あなたと2人で
よく昔のことを思い出す
酷く冷たいけど何処か暖かい思い出
無ければいいのにと何度思ったか
でもその思い出がなければ
僕は今きっとこうなってはいない
辛い思い出ほど僕に関わっている
次はどんな星を見て思い出そうか
“星空の下で”
星空の下で
闇の中にも希望はある。それを守るために生きる。
そう決めたんだ。
たった一つの光を、俺は二度と失いたくない。
それが、俺の新しい生き方。
彼女を守るためなら、俺は自分の信念を捨てたって構わない。
たとえ底なしの闇を歩くような道であったとしても。
月のない夜空に、小さな星が無数に輝く。
ほのかな光が、俺たちの未来を導いてくれる。
そんな気がした。
『星空の下で』
よく映画とかドラマとか
そんなロマンチック名場面あるよね
でっかい家の屋根の上に登って、
大切なあなたと
向き合わないからこそ話せること
沢山話したい
妄想が現実になればいいのになぁ
都合良くて、幸せな、妄想しましょ
丘の上でもいいかも、大きい木の近くに……
星が一筋残して落ちゆく。
最初に見たそれを皮切りに次から次へと落ちゆく。
「本当に、呑気ね」
五つ数えたところで際限がないと諦めて、首をほぐしつつ声を発した先──対峙した恋人を見やった。
行方も知らぬ星々など微塵も気にせずに彼女は立っている。あの日恋を実らせたようにこのステージに沸き立つ二人であれたらよかったのに、我々はこうして剣を取り、向かい合っている。
あの逢瀬から時を経て、数年前からは肩を並べることもなくなった。好きと言葉にすることも愛を確かめることもやめた。
それでもただ頭上の星のように燃え尽きて、我々はたった二人で宇宙の闇に消えていけたら、ってこの期に及んで往生際が悪いかな。
けれど私はずっと、出会ってからずっと、それがいいって思い続けていたんだ。
あのとき君は最後まで流れ星を数えていたから言えなかったけれど。
夜空を見上げれば、今日は満点の星空
綺麗だなーって思ってたら、足元に星の1つが落ちてきた
何を思ったか、拾ってちょっとかじってみたら、甘かった
それをよく見ると光かがやく金平糖だった
星の正体に一瞬衝撃を受けたがハッとした
そうだ、何も不思議じゃない、だって今私はお菓子の国に遊びに来ているのだから
きっと月もかじったら甘いんだろうな
(星空の下で)
【星空の下で】
白銀の星々が美しく瞬く夜空の下、荒れ果てた廃墟には似つかわしくない優しい歌を、少女が奏でる。観客は一人、僕だけだ。
纏ったドレスは裾がほつれ、重ね合わせた手は固く強張り。口を開くたびにギシギシとどこかで軋んだ音が鳴る。遠い昔に作られた歌うたいの機械人形は、それでも日が沈み夜になるたびに、澄んだ音色を紡ぎ始めるのだ。
完璧に調律されていたはずの音階すらも、時折歪みを帯びる。きっと彼女の寿命はもうすぐ尽きるだろう。旅の途中で見つけた彼女の歌声に惹きつけられて、気がつけば三ヶ月以上もこの地に滞在してしまった。
心を持たない機械人形が、もの寂しい夜の慰めにと永遠の愛を歌う。その矛盾が、やけに僕の心を締めつけた。
彼女を作り出したマスターは、恐らくとうに死んでいる。その歌を聴く者なんて誰もいなかっただろう廃墟で、たった一人。天上の星から降り注ぐ光をスポットライトに、歌い続ける可憐な人形。
哀れで愚かで愛おしい彼女がもうじき迎える最期を、せめて僕が語り継ごう。星々の輝く夜にはハープの音色に合わせて、歌うたいの機械人形の物語を、人々へと紡ぎ続けてあげよう。それが僕から彼女へと送る、唯一の手向けだ。
相棒のハープを爪弾きながら、僕は絡繰じかけの歌声に今日も耳を傾けた。
星を吸い込んだような、満天の輝きを据にはべらすドレスに包まれた君はどんな英雄、伝説よりも神の目を惹くのだろう。
たとえ人の姿で隣に居られるのがこれきりだとしても。
還る君と、その空の下で交わしたこの契り。
星空が尽きてしまうまで、決して忘れはしないから。
#星空の下で
「○○!こんな暗い時間なのにどうしたの!?」
そう私を気にかけてくれている彼は私の幼なじみで好きな人。
今は、夜の7時頃。
「○○…ちょっと悲しい事があって…ごめん」
「·····じゃあ、ついてきて。」
私は彼の言うがままについていく。
「○○、どこに行くん?もう結構歩いてるけど…」
「ん〜?ええとこ!後もう少しだから、頑張って」
私は、疲れながらも重たい足をあげる。
段々と見る景色が変わっていく。
「着いたー!」
彼がそう言う。
その先には___。
今までに見た事のない綺麗な景色が見える。
街中がピカピカと輝いている、とても美しい景色。
それに上を見ると綺麗な星空。
「どう?ここ、俺が気分が落ち着かない時とかに来る場所なんや。
喜んでもらえるといいな〜!
あ、この場所…2人だけの秘密やな!!」
彼はニッコリ笑う。
「うん、綺麗…!!○○本当にありがとう!」
私がそう言うと彼は、
「…!!○○笑顔になってくれた!やった!!」
と、星空の下で無邪気に笑う彼に対して、
私はドキッした。
その瞬間私は思う。
彼とのいい思い出ができたな────。
星空の下で
僕は考える
もしこの星全てが落ちてきたらどうなるのか
その瞬間は美しいのだろうか
こんなにも輝いている星が
全て僕らめがけて落ちてくるのだ
綺麗じゃないはずがない
美しくないはずがない
でもその煌めきは僕らを殺す
一瞬で焼き尽くす
僕は己の命を捨ててでも
この星々を美しいと言えるのだろうか
僕は考える
星空の下で。
星空の下で
私は思った
さっき友達に
LINEしたら
「今、BL読んでる
からメール送んな」
と言うお言葉を
もらいました。
悲し...と思った
星空の下で僕は今
自殺をしようとしていた
でも、やっぱり死ねなかった
今日も失敗
......いつ死ねるのかな?
夜空を見上げて
あなたのことを思い出すときは
もしかしたら
無数の星たちが
魔法をかけているのでしょうか
いつか
ふたり
『星空の下で』
あれがぜんぶ落ちてくる日が、来ますように。
世界の終わりは、そんなふうに来ますように。
彼女はそう言って、両手を組み合わせて祈る。
その頬は笑っている。冗談だよ、と言うように。
実際、どこまで本気でどこまで冗談かはわからない。
でも、全部が冗談ではないだろう。
だから僕は、両手を組み合わせて祈る。
あれがぜんぶ、いつまでも空に輝いていますように。
世界の終わりは、僕と彼女の人生の後にして下さい。
#星空の下で
テーマ:星空の下で #144
この満天の星空を
いくつの人が見ているのだろう
大きな黒いキャンパスに
スパッタリングしたように散りばめられたような星空
この星空の下で
いくつの人がいるだろうか
寝ているのだろうか
天体観測しているのだろうか
日常生活をしているのだろうか
働いているのだろうか
働いている人の中には
望まぬ残業をしている人もいるかもしれない
星の分だけ人がいるなら
幸せな人もいれば
不幸な人もいる
この夜が早く明けてほしいという人も
いるかもしれない
スマホや街が明るい光が
私達を照らす
ふと空を見上げても
星や月が見えないこともあるかもしれない
でもいつだってあるのだ
目に見えないだけで
私達は同じ星空の下を
生きているのだから
キミを想う
星空の下で
少しだけ触れた指も
ふと逸らした視線も
すべてが愛おしくて
すべてが尊すぎて
キミを想う
星空の下で
不意打ちの再会も
予想外の言の葉も
すべてが愛おしくて
すべてが尊すぎて
キラキラとひかり輝いて
丸裸にされたわたしの心は
このまま宇宙の果てまで
飛んで行ってしまいそうで
キミを想う
星空の下で
- 星空の下で -
星空の下で
私の好きな人は星が好きだった。
ふたりで星空を見に行った事もあったね。
君はたくさんの星にまつわる神話を話してくれて。
思えば私たちは,
星たちに導かれる様にして出逢ったね。
だからね,
あの日君とみた星は誰がなんと言おうと,
出逢い星。
であると同時に,私たちの別れ星だ。