『星座』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
教室ですばるになれない私らも繋げば名がつき神話になれる
題-星座
#星座
星の奏でる物語
消えてゆく流星
果てのない闇の中で
語りかける光の花束
まやかしの世界でさえ
優しい光で包みこみ今宵も癒す
幼な子が指を指す
あの星は
遠い昨日の私のすがた
変わり続ける時の中で
紡がれてゆく生命
星の物語はまだまだ続くよ
『星座』
昔の人は
想像力が
豊かだったんですね。
だって
それぞれが何万光年以上離れているもの同士を
点と点を繋いで
何かで例えてしまうのだから。
わたしは
あの星と星が、何座のどの部分かなんて
未だにわからない。
かろうじてわかるのは
柄杓とオリオンのベルトくらいかな。笑
星座
数え切れないくらいの種類がある
それは恋も一緒
同じ恋だとしても
形や大きさはそれぞれ
なんだか星って私たちみたいなんだね
あの星座みたいに
私の恋も
輝かないかな
#星座
星座
「本日の運勢、12位はふたご座」
あ、また最下位だ。なんかふたご座、12位多くね?見るたび最下位、泣き顔マークがあんだけど。
って、多分どの星座の人も思ってんだろうなぁ。実際は特定の星座の運勢が極端に悪いなんてこともないんだろうけど。そして同じくらい1位、絶好調の1日です、なんて言われる日もあるんだろうけど。
なぜか12位の方の印象しか残らん。人間とは勝手なものだ。そして毎朝見る星座運勢だって家を出る頃には忘れてる。
1位だろうが12位だろうが。その日をどう過ごすかは結局自分次第なのだ。
女 ねえ、星座占いって信じる?
男 生まれた月で性格や運命を分けるなんて、ナンセンスだろ
女 血液型なんてたった四つよ
男 確かにな…
でもさ、5000年も前の人達が星空を見あげて名付けた星たちをさ、俺等も同じものを見てるわけだろ?
ロマンだよなぁ
女 へぇ〜、案外ロマンティストなんだ!
男 もしさ、将来俺等に子供が出来なかったらさ、星に名前を付ける権利を買って、名前をつけようよ!
女 えっ? それって、まさかプロポーズ!?
男 ま、まぁ… おうし座は今日人生の決断をすると吉って占いで…
女 星座占いは信じないんじゃ無かったのぉ〜?(笑)
男 あ!
『星座』
星座
星座ってのは理不尽なもんだなあ。いま見える、ほらあれはアンドロメダ座だ。アンドロメダのαは97光年離れてる。アンドロメダ銀河は250万光年遠くだ。とんでもなく離れたものが地球では同じ星座に並んでる。250万光年も離れてるってことは、時間もそれだけ違うんだぜ。そのまるで違うものが並んで見えるって、めちゃくちゃ理不尽で不思議だよなあ。
ジイさんは饒舌に語ったあと眠ってしまった。ほくは宇宙船の窓から宇宙を見上げる。ぼくたちが地球を離れて40年。アンドロメダ座はもうアンドロメダ座の形をなしていないらしい。船生まれのぼくはそもそもの星座を書物と映像でしか知らない。星座というのは不思議なものだ。時間も空間も離れたものを見かけだけでまとめてみなした美しい虚像。
※※※※
星座の話は大好きです。こどものころ草下英明や藤井旭の星座の本が好きでよく読みました。野尻抱影もいくらか読みました。特に好きな星座はからす座です。春の夜空のからす座はぴんと張ったヨットの帆のようでどこかに進んでゆきそうな気がします。夏の夜空のとかげ座といるか座と、こと座とかんむり座も好きです。天の川の中にある小さな星座のような小ぢんまりした星座が好きです。
冬の星座は明るくて派手なのが多いですが、小さな星座もあります。私は以前「オリオンの足に踏まれたうさぎ座のそのまた下の星みたいな人」という短歌を書きました。ちなみにうさぎ座の下にあるのはハト座。暗い星ばかりの小さな星座ですが、ノアの方舟にオリーブの葉を運んだハトだそうで、なんとなく希望を運びそう。
「時間も空間も離れたものがひとつの瞬間に出会ったもの」を星座(Konstellation)と見なす元ネタはヴァルター・ベンヤミンです。私たちの思考はそれぞれ違う唯一無二の星座なんだと思います。
『星座』
夜空に浮かぶ星を見るたびに、あなたが教えてくれた星座の見つけ方を思い出してしまうの。
どれほど時が過ぎたって、あなたはまだ私の柔いところに足跡を残したまま、忘れさせてくれないのね。
夜空を見上げても
数える程しか見えない星
星座の星でさえ見えないものが多い
古の夜空には
宙いっぱいに宝石を散らばせたように
星が見えていたんだろうな
一度でいいから
星いっぱいの夜空を見上げ
星座の英雄たちと語り合いたい
「星座」
死んだら星になるって言うじゃんか。
あれが本当なら、星座って長いことあるわけだから、
遠い昔の人達のことも知ってるんだろうなって。
もしあなたが星になっているとするのなら、あなたが知ることの出来なかった世界も、知ることが出来るのかな。
一緒に出来なかったことだって、あなたが空から見ていてくれるなら、私はそれだけで救いになるよ。
これは私のわがままだけど、せめて私が生きているあいだは、星座のように、変わらずに私を見守っていて欲しいな。
「星座」
星座
冬の夜、澄み渡った空。
冷たい手を擦り合わせながら、私は南東の空を見上げる。
真っ先に見えるのは、冬の星座の代表格であるオリオン座。
赤色のペテルギウスとリゲルという二つの一等星を持つ豪奢な星座だ。
その煌めく二つの星の間に斜めに並ぶ可愛い三つ子の下に、ぼんやりと霞みがかって見えるのはオリオン大星雲。
それは距離にして、光の速さで千三百年かかるという途方もなく遠い場所だ。
と同時に、日々新しい星が生まれている星の故郷でもある。
ガスが渦巻くこの星雲は、あのガリレオ・ガリレイが自作の望遠鏡を覗きながらのスケッチを諦めたという逸話が残るほど、夥しい数の星々が集まっている。
そこから目線を斜め左下に下っていくと、ひときわ鮮烈な光を放つ青白い星が見える。
その名はおおいぬ座のシリウス。
私が幼い頃、あなたから教わった初めての星だ。
全天で二十一ある一等星の中で最も美しく輝くその星の星言葉は、ギリシャ語で焼き焦がすものという意味を持つ。
あなたはその言葉通り、幼かった私の心を一瞬で焼き焦がしてしまった。
寒がりな私がこうして冬を待ちわびるのはそのためだ。
日一日と寒さが増してくる。
間もなく初雪が降るだろう。
いよいよ本物の冬の到来だ。
その頃になると、大層大袈裟な望遠鏡を担ぎ、我が家へとやってくる人がいる。
私が毎冬待ち焦がれる星好きのあなたと、今年も共に星を見よう。
お題
星座
「星座」
冬の夜は星が綺麗に見えるって知ってる?
冬は空気が澄んでるから綺麗に見えるんだよ。
あれは冬の大三角形だよ。
君も星が好きなの?
僕も好きだよ。
そう言って話してくれた君はもう居ない。
私は冬になると君を思い出す。
教えてくれた星座を見つけると胸がぎゅっと苦しくなる。
天国でも星座って、星って見れるのかな?
君に会いたいな。
でも、会えない。そんなの分かってる。
また冬がやってきたら君と星を見た丘に行って君を思い出すよ。
私の大好きな人。あなたが教えてくれた星座、また見つけるね。
【星座】
星を見るのは好きだけど十二星座覚えるのがギリギリじゃない?そんな事ない?記憶力良いんだね。クジラ座とかあれのどこがクジラなのさとか思ったよ。神話から来てるって知って読み始めると沼に嵌まってー。キリないよねぇ。何事もさこれとこれが作用しててこれをもっと知りたかったらこれを知る必要がーとかなってさ。知識ってあるだけいいけどさー過程がしんどい。資料探しとかのしんどさがね。そこまで楽しめる人間になりたかったよ。あ、星見るか。知識披露してよ。覚えただけとキチンと知識として培ってるのは違う?そっか。
夜空を見上げると、星空が広がっていた。星座を見つけようと思ったけど、なかなか見つけられない。星座を見つけるのって、難しいな。星がありすぎて、よくわからないよ。昔の人はどうやって星座を作ったんだろう。気になるな。今度調べてみよっと。
3.星座
———
コートを羽織るよう急かす風は
見上げた空の不純物をはらう
肺を充満させる冷えた空気は
少しばかり温めてから返す
天体観測というには大袈裟な
知らない私には贅沢すぎる
美しいことはわかるつもり
えも知れぬ何かを願い見る
こざかしい視線は
どこかに生きる星々を追う
地球では燃えて消える彼らの命を
線でつなぎ 何世紀にもわたり
神話の主人公する事にしている
作り話が彼らの輝きをもって
半分は現実に
地球もそちらでは
何らかの星座として輝き
何らかの神話の一部になれたら
私も星座の一部だなんて
こざかしい視線を落とし
冷えた手をこすり
愉快に踵を返す
《輝く一等星》
(刀剣乱舞/大和守安定)
冬の寒さが厳しい夜。
ふと夜空を見上げると、輝く星々がよく見えた。
「あ、冬の大三角」
一際輝く三つの星が見える。
あれを冬の大三角と呼ぶのだと審神者に教えてもらってから、冬になると夜空を見上げることが増えた。
こんなに眩しく光るあの星々は何光年という遠い場所にある。
「沖田くんも、あんな遠いところにいるのかなぁ....」
もしいるのなら、どうか僕らを見守っていて欲しい
※星座
たまには女性らしく星座について語ってみようか?
12星座の占いがあるね
北方神話のゼウス浮気録星座があるね
北斗七星があるね ????
星座なんて専門的なタイトルで
我々は何を試されているのでしょうか
星座
星座って
どういう意味があって
どういう経緯で
あんなに綺麗な形になったんだろう。
よく分からないけど
星座という
綺麗な星を作ってくれて
私たちに見せてくれて
ありがとう。
星座、皆にそれぞれの性格の星達が就任する。
私にも、貴方にも、同じ星座でも、変わる、
守り神、何でもかんでも幸せ、楽に星座は、
決まらない、決められない、。
今回の子は何を望むのか。
星座には分からない、分かったら終わるからだ。
毎年の祝い日忘れないように。
生誕おめでとうございます。
タヒ滅おめでとうございます。
終わりと始まりを感じつつ、人生を謳歌してね。
偽りには、騙されたら終わる。
この、物陰のように。
星座って、人間の身勝手だよね。
そのお星さまたちがどんな関係なのかも、
どんな思いなのかもお構いなし。
ただ人間が美しいと感じたり、気づいた繋
がりを共有したくなっただけでしょ?
そんな身勝手で創られた星座が嫌いなの。
そんな身勝手で創られた星座に救われる、
自分が大嫌いなの。
#星座