星座』の作文集

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星座』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど

10/6/2023, 6:06:30 AM

星座の星を君と数える。
 そこに広がるのはひとつの物語。
 見上げた誰かが浮かべて望んだ、星空に描かれた様々な軌跡。

 いつか君とこうして見た夜空に。
 僕らの軌跡も重なって。
 君と僕とが一緒になって。
 星座になって残ればいいのに。



【星座】

10/6/2023, 5:59:41 AM

「星座って増えないのかなぁ」
「……増えない、んじゃない? たぶん」

 時々彼女はおかしなことを言う。頭が良すぎるが故に我々とは話が通じないのだろう、と思われているが、私には違うように思う。

「なんで? 増えてほしいの?」
「だって、星座になってるのって神話の中のすごい人とか面白い人じゃん? 私がもし星座になれるくらいすごい人になっても、この先増えないなら意味ないじゃん」
「そう……だね」

 彼女の話はだいたい中心がおかしい。他の人であれば、すごい人といえば生徒会長になるとか、ノーベル賞を取るとか、まあそんなところだろう。おそらく誰も星座を見てあの人はすごいんだなと思わないし、第一どの星と星を結べば星座になるかなんて知らないはずなのに。

 いつもはそんな彼女の話に疑問を持ちながらも黙って聞いている私だが、今日はなんだか気分が違っていて、素直に今思ったことを尋ねてみることにした。

「星座になるよりノーベル賞取る方がすごいんじゃない? 誰が見てもそっちの方がすごい人だなあって思うよ」
「うーん……すごい人って思われたいわけじゃないの。ただ、見られたいというか……」

 珍しく言葉に詰まる彼女。悩んでいる姿はなぜだかいつまでも飽きが来なさそうで、私にとっては癒しに近かった。しかし、そんないつまでもは来ず、ようやく顔を上げた彼女の頬は少し赤く染まっていた。

「……あなたが、よく夜空を見てるから」
「……え?」

 赤い頬が移る。彼女が気を惹くのは、私だけで良かったらしい。

10/6/2023, 5:46:02 AM

今日は星が綺麗だな。星座もたくさん見れる。
星に向かって手を伸ばしたけど、やっぱり届かないよね。
あの人との距離も、きっと遠いのかな。叶わないのかな。
叶わないかもしれないけど、叶えたい。
この気持ちは一体どこへ行くのかな。
胸の奥がただ苦しくて置き場所に困る、そんな恋だ。

10/6/2023, 4:50:38 AM

眠れない夜。
ぬいぐるみをぎゅっと抱きしめながらベッドのうえでごろごろと寝返る。
カーテンのあいた窓からのぞく夜空には無数の星が煌めいていた。
はじめてのデート、ゲーセンでゲットしたぬいぐるみを抱きしめる腕にちからが入る。
男の部屋には不釣り合いな、可愛くて大きなぬいぐるみ。
それは僕の12星座をイメージしたキャラクター。
そして、夜空には相手の星座がキラキラと輝いていた。

はじめての恋をしてから、胸がドキドキしたり、ぎゅぅーっと締めつけられたり、初めてのことばかり経験している気がする。

今日の運勢だとか。
気になるあの人との相性だとか。
別に星座占いなんて信じるきは無いが、なんか気になって見てしまったり、毎日会っているのに会いたくなったり、思い出しては顔が熱くなってきた。
僕はぬいぐるみに顔を埋めながら、目を閉じた。

『星座』2023,10,06

10/6/2023, 4:43:18 AM

ねえ、あんなに綺麗に光っている星がとうに死んでいたとしたら、きみはどうやって生きていくの。何百年も何億年も前に死んだ星の断末魔を、たぶん一度は見てきたと思うんだけど。
 ずうっと、明日を生きていけるんだって漠然と思っている。真実味を帯びて存在する不安や恐怖を分からなくなってしまうような病を抱えたまま、最期までいけたら、嬉しいな。
 胸の中で硝子が割れる音は、たぶんずいぶん前に終わっていて、もしもきみの光がきみの断末魔だったらどうしよう、って。だからこれは、祈りだよ。砕けた星を繋いで、見ているんじゃありませんように。

10/6/2023, 4:16:20 AM

星座


「あれがさそり座。赤い星が見えるでしょ」
 夏の夜、君の人差し指が南の空を指し示す。その先には、赤い星を軸にして明るい星がいくつか見える。
「あの並んでるやつ?」
 僕はS字みたいに並ぶ星のカーブを指でなぞる。
「そうそう」
 いつの間にか君は僕のそばに並んでいて、明るく笑った。

 君は他にもいろいろ教えてくれたけど、僕が覚えられたのは、夏のさそり座、冬のオリオン座、一年通じて北の空に輝く北斗七星くらいだ。
 それでも僕たちは相変わらず夜の空を眺めている。
 今夜もまた、君の細い指が夜空を指し、優しい声で星々について語るのだろう。



#48

10/6/2023, 4:01:49 AM

そういえば昔、
「私は星の一つ一つについては研究し尽くしたが、それらの集合体である星座については全くの無知である。研究職を辞してからは、星座について学びたい。」
みたいなことを言った学者がいたな。



新卒で入った会社を辞めた日、帰りの電車の中でふと思った。


(星座)

10/6/2023, 3:56:51 AM

ねむいねむいとぼやきながら
ぽてぽて踏む道に控えめな影
晴れた夜空はどうしてこんなに
オリオンのベルトはどうしてあんなに
だれもわたしを責めたりしない
責めないかわりに許しもしない
ただうすく影をつくるだけ

10/6/2023, 3:52:19 AM

星座

星座は人間がその並びに意味をもたせたり、形から連想したものに名前をつけたものだ。
都会に住んでいると、夜空を見上げる事も少ないが、星座から神話を思い浮かべる人も多いだろう。
地球も星の一つであるが、宇宙には無数の星がある。その一つの地球に住んでいる事が、とても不思議である。
昔の人は、星から宇宙の成り立ちを考えた。今は星から自分の運命を占う。
星はそして星座は、私達の過去であり、未来である。
時々、夜空を見上げて神秘的な気持ちになる事もいいものだ。
そして流れ星が見られたら、願い事をしてみよう。

10/6/2023, 3:49:33 AM

今日初めて日記を書く、最初のお題は星座らしいが正直言って思いつくことはない、たった星座という2文字で何を書けばいいのか分からないのである。私は星座のことについて日頃から意識したこともないし考えたこともない。だからすらすらと思い浮かばないと思うのである。そもそも星座とは?頭で考えても星座の意味が分からない。もちろんイメージはできるが、名前の種類も分かる。ただ言葉で表すのが難しい、でも書こうと思えば書けるし、書けないと思ったらそれまでである。星座は美しい、たなぜそうなるのかが分からないのである。

10/6/2023, 3:43:25 AM

TVをつけたらたまたま星座占いをやっていた。そこでふと思い立って、友人にクイズを出してみた。
「俺は何座でしょう!」
 友人はいきなりなんだと顔を顰めたが、俺の後ろにあるTVの画面を見て察しはついたようだ。しかし、
「知るか」と一言。
「当ててみて」
 友人は5秒くらい宙を仰いでから、
「犬座」と言った。
「……ないよ」
 興味はないだろうなと思ってはいたが、予想以上で笑いをかみ殺すのに苦労する。
「おい」
 そんな俺の隣で、友人は渋い顔をしていた。

#星座

10/6/2023, 3:40:46 AM

君と僕の星座は違うけど星座占いしたらきっといい事があるのかな?
#星座

10/6/2023, 3:14:52 AM

#星座


最近みんな忙しくて集まる機会も減って
仲良しみたいにみんな一緒でもないけど
僕らは今でも星座みたいな関係だったよ
暗い中をそれぞれが照らし続けて
こうして有り続けることで誰かをワクワクさせ続ける。
そして僕らを繫いで形になる

独りだなんて思わない

10/6/2023, 2:39:16 AM

「世界一いい加減な星座かも」「世界一、も大概だろう」

#tanka

10/6/2023, 2:38:04 AM

作られた星座なんて興味ない。
それよりこの光が何百年、何千年も前のものかもしれないということ。
今ここできみと見ているということ。
それの方がよっぽど大事だ。

星が綺麗だねと笑う。

何百年、何千年先にも届くような光を、きみと生む。


▷星座

10/6/2023, 2:01:42 AM

皆さんの誕生星座はなんですか

私、双子座なんですけど
双子座の特徴調べようと思ったら
検索欄に
双子座 頭おかしい
とありました

頭おかしい私に釣り合うような
頭おかしいこと自覚してる人が好きです。

_ ₁₂₇

10/6/2023, 1:58:22 AM

某所在住物書きは過去投稿分の題目を確認した。
「星」はこれで5度目、「夜」も含めれば10、「空」も含めれば15。1年365回出題される題目の、5%である。ソシャゲのガチャにおける最高レア排出率よりは高かろう。

「もうだいぶ、ネタ使い尽くしちまったのよな。
池に落ちる雨を夜空の星空に見立てるとか、花畑の黄色い花を星に例えるとか、5枚花弁の桜吹雪は流れ星にしたし。普通に夜空を見上げるネタは昔々とうに文章にしちまったし。そこからの『星座』か」
さて、面白くなってまいりました。物書きは天井を見上げ、途方に暮れる。
「現在の星座とピアノの鍵盤の数が一緒ってのは?……どう書けと?」

――――――

そういえば、冬の星座のオリオン座、ベテルギウスが「そろそろ爆発して無くなるかも?!」とか騒がれていましたが、
ネットによれば、最近、「まだ10万年くらいはどうも安泰かもよ」なんて分析結果が、出ているとか、気のせいとか。
というのは全然関係の無い、大粒の涙を星座に例える、苦し紛れをご用意しました。

法学疫学付け焼き刃なおはなしです。ほぼほぼフィクションでファンタジーなおはなしです。

時期は数ヶ月前、あの暑かった春から夏の頃。
都内某所の某稲荷神社に、人間に化ける妙技を持つ化け狐の末裔が、家族で仲良く暮らしておりました。
家族の中には末っ子の、コンコン子狐もおりまして、
子狐は狐ですが、ちゃんと白米と味噌汁と、よく加熱したお肉と野菜と山菜を食べるため、エキノコックスなんかへっちゃらです。
しかし子狐はイヌ科なので、狂犬病予防法第5条、同施行規則第11条の類推適用により、年1回、狂犬病ワクチンのお注射を、受ける必要があるとかないとか。

海外では、狐が狂犬病にかかり、安楽死の処置をされたというニュースがあるそうです。
自分がかからず、人間にうつさず、なにより法律で、そして物書きの「涙→星座」の苦し紛れのせいで、
父狐の「美味しいもの食べに行こう」の口車にのせられて、化け狐の対応もしてくれる動物病院へ、電車に揺られタタンタタン、子狐とうとうやって来ました。

「やだっ!注射やだっ!」
ギャンギャン。注射を準備する化け狸の獣医さんに、小狐は吠えて威嚇し、暴れます。
「ウカサマ、ウカノミタマのオオカミサマ!しもべの声をお聞きください!しもべをいじめる悪いやつを、どうかやっつけてください!」
ギャンギャンギャン。子狐は必死に、チカラいっぱい訴えますが、だーれも助けてくれません。
おお。規則よ。汝、法の名を持つ理不尽よ。
しゃーない。ワンコなら誰しも通る道です。多分。

わんわんわん、ギャンギャンギャン。
子狐があんまり泣くもので、そしてあんまり暴れるもので、大粒の涙が診察台に、パタパタ、ポタポタ、落ちてゆきます。
あっちに一粒落っこちて、こっちに二粒落っこちて、それらが天井のライトで照らされて。
そちらに涙の大三角、それから涙の北斗七星。
診療台に、落涙の星座がいっぱい、いっぱい。あらキレイ。

「ハイ大丈夫ですよー、すぐだからねー、泣かない泣かない頑張るよー」
キャン、キャン。小狐が吠え疲れ、おとなしくなると、とうとう細い銀の針が、小狐のおしりに……

10/6/2023, 1:36:54 AM

星座



ねぇねぇ、君の星座ってなーに?よかったら教えて。

えっと、さそり座だけど?なんで?

うんとね、私がおとめ座なんだよね。さそり座かぁ、相性いいのかなぁ??

相性なんて気にしなくてもいいんじゃない?
別にさ、星座で付き合うの決めても悪いからさ。

そうだね!星座で相性決めてもよくないね。
ありがとう!教えてくれて!

どういたしまして。なんかお腹空かない?
どこかでご飯食べようぜ。

あ!お腹空いた!食べよ🎵


終わり

10/6/2023, 1:29:19 AM

古代ギリシア人は、夜空というキャンバスに神話を描いた。
 ベランダの手すりにもたれながら、ぼんやり指で星をなぞってみる。子どもの頃には、いくらでも自由に自分だけの星座を作れた気がしたのに、今は全然思い浮かばない。
 オリオン座はどうのこうの、へびつかい座はどうのこうの。知識だけは増えた頭でっかち。
 これが大人になったって事なのかな。

10/6/2023, 1:23:22 AM

【星座】

私は5人家族で育った。

父、母、姉と弟、そして私。

父の誕生日が3月の下旬で
私、姉、母が4月の頭から中頃まで続く

春は我が家の誕生日ラッシュである

そしてそんな4人の誕生日星座は「牡羊座」

さて、残った弟の誕生日は
クリスマス…イブ!

せめてあと1日どちらかにズレていたら
上皇陛下かキリストと同じだったのに、ビミョーに惜しい

そして弟の星座は「山羊座」
おなじメェーだけど…惜しい

1人ズレた誕生日はクリスマスと合わさって
毎年ご馳走とケーキが2つ
惜しいけど、羨ましかったなぁ

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