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 ねえ、あんなに綺麗に光っている星がとうに死んでいたとしたら、きみはどうやって生きていくの。何百年も何億年も前に死んだ星の断末魔を、たぶん一度は見てきたと思うんだけど。
 ずうっと、明日を生きていけるんだって漠然と思っている。真実味を帯びて存在する不安や恐怖を分からなくなってしまうような病を抱えたまま、最期までいけたら、嬉しいな。
 胸の中で硝子が割れる音は、たぶんずいぶん前に終わっていて、もしもきみの光がきみの断末魔だったらどうしよう、って。だからこれは、祈りだよ。砕けた星を繋いで、見ているんじゃありませんように。

10/6/2023, 4:43:18 AM