『星座』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
天秤座の下に生まれてきたのは運命なのだろうと思いつつも、バランスをとろうとする性格は、この星座に関係するのだろうか?
水瓶座です!!
同じ人いる〜?
.....流石にいるか
# 143
星座
星々の輝き、
遠い月…
星々が導くかのように、
天
点と点を線で結ぶ。
そこにあるのは遠い昔のお話。
遠い昔の思いたち。
今はもう消えているかもしれない光たちが、
今もなお残る、思いたちを告げる。
優しい光が、悲しみも幸せも感動も全てを包んでくれる
そんなお話…
そんな内緒のお話を毎晩してくれている…
"星座"で運勢が分かる星占いって凄いと思う
信じるか信じないかは別として、この世のどこかに星座で運勢を決めたり性格を占うという斬新なアイデアを思いついた人が存在していたのだ。
生憎私はそんなに詳しくないのでいつ星占いが誕生したかは分からないけれど。
まあ何にせよ、どこかで誰かの活力になるものを生み出すには相当な時間と労力が必要になる。
試行錯誤を重ねて何かを生み出したり、誰かの希望になれる人に私は密かな憧れを抱いている。
そんな大きいものは無理だろうから、まずは目の前の人の幸せを心から喜べる人になりたい
酔った帰り道空を見上げて星を観る
都会の空じゃあ星なんてたいして見えないから
星座なんてオリオン座くらいしか見かけない
というか
そもそも
星座をあまり知らないけれど
見上げた星座はオリオン座
『星座』
初めて君と映画を観に行った時は、まだ付き合ってなかったね。
あの日は、年上の異性の人とか出掛けるのが初めてで緊張してたっけ。
席を隣同士で取ったつもりが、私の見間違えで一段違いになっちゃって、2人で笑い合ったね。
あの日は、11月中旬くらいで、暗くなるのが早くて帰る頃には、もう真っ暗だったね。
秋の星座は、何が出るか分からないけど、一緒に見上げたあの星空は忘れられない。
今度は、ちゃんと星座も調べて一緒に見たいな。
2つの点の結びを小犬だと言い張った名付け親に聞きたい
あなたには横断歩道がどう見えるのか
星座
オリオン座が好き。
冬が来たって実感するから。
ピリッとした冷たい空気の中で1人で見る
冬の夜空が狂おしいほど好き。
僕は牡牛座なんだ
星占いで言うと、今年は12年に1度の幸運期らしいんだよね
でも実際は、もう10月だっていうのに、いいことなんて全然ないよ
まあ、冷静に考えると、そもそも、なんで星の動きやなんかで運勢が決まるわけ? っていう疑問はあるけどね
#星座
星の数ほど…というけれど
私にとってのあなたはひとり
銀河に漂う星の渦に
魅せられて焦がれて
夜毎語りかける
冷めやらぬ思いを
そんなキモチを知ってか知らずか
この青い星をあなたも
遠い街の空の下で見上げてるのね
あなたの見つけた星座の中に
私はいますか?
いつか二人でみたい冬の星座を
最近、星が見えなくなったような気がする。
昔は何気なく空を見上げると、ぱっと北斗七星が見付けられたんだけどなぁ。
住んでる場所か、見上げる時間か、宇宙と地球のもっとスケールの大きなことなのか…
あっ。もしかして老眼…
ええと、今日の水瓶座のラッキーフードは…
ん?ペペロンチーノ?
さっき、夫が食べてたじゃん。
paki
星座に詳しい人と一緒に
満天の星が見える場所へ
死ぬまでに行ってみたい
横で星座について語ってもらう
なんて贅沢なことだろう
楽しいだろうなあ
死んだら星になるって素敵だね。
何気ない顔で夢見がちな彼女は言った。
そして僕はこう答えた。
星は遠いから嫌だ。せめて海の底がいい、暗くて落ち着きそうだし。
それに対して、彼女は相変わらず夢がないと笑った。
彼女は夢だったプロのチェロ奏者を目指していた。だから、毎日毎日遅くまで音楽教室で練習して、帰りに塾の僕と合流するのがお決まりだった。
そして、彼女の遠くまで響くチェロの音は、僕のような卑屈で深い海の底がお似合いのような人間の心にも温もりをくれるようだった。だから、僕は彼女のチェロが好きだった。
ある日、僕は彼女といつも合流する場所で待っていた。しかし、待てども彼女は現れなかった。僕は、まだ音楽教室にいるのかもしれないと思い迎えに行ってみることにした。しかし音楽教室はとっくに光を失い非常灯だけが不気味についていた。
僕はなにか怒らせるような事をしてしまったかと思ったが、一応の先に帰るという連絡だけを冷たい携帯で彼女に送り家に帰った。
帰宅早々、慌てた母から彼女が亡くなったことを告げられた。事故死だった。どうやら、母が言うには「小さな子を守ろうとトラックに飛び出してしまった。小さな子の命に別条はなかったらしいが彼女は即死だった」ということだった。
「彼女らしいな」僕はそう思った。
自分も目の前の小さな子も助かるという夢を見て、トラックにぶつかったのだろうか、
自分の夢はどうした、
チェロ奏者になるんじゃなかったのか、
夢の見過ぎだ、
現実を見ろ、
死んだらすべて意味ないじゃないか、
涙は出なかった。
親友の死だというのに僕は何も感じなかった。
自分が嫌いになった。
自分に向かって「やはりお前は海の底がお似合いだ」そう言って、気持ちの悪い湿気ったベッドの中で眠った。
僕はその日、夢を見た。それは見渡す限りの黒い空と夜独特の不気味な海が広がり、そこにぽつんと裸足の僕が岩の足場に突っ立っていた。
冷たい岩肌が足に刺さり、夢なのか疑った。そして僕は足の痛みに耐えられず思わず膝をついた。膝をついた瞬間、海の中を覗いてしまった。そこには、ただ暗闇と無音の何もない世界が気持ちよさそうに広がり僕を誘っていた。僕はいよいよ膝と足の痛みに耐えられなくなり、海に飛び込もうと思った。その時、海面に光の点が一瞬煌めいた。なぜだか、僕は絶対に見逃してはいけない気がして、その光の点が煌めいた場所を凝視した。すぐ後ろでまた煌めいた気がして僕は振り返った。また別の場所で光っては僕は見失った。見失う度に僕の胸にはなにか熱いものが湧いた。そして一瞬、あのチェロの音が聞こえた気がした。僕は、目を閉じてもっと集中して耳を澄ました。それは波の奥、聞こえにくいがはっきりと存在した。彼女の暖かいチェロだった。何かが光った気がして僕は目を開けた。
そこには、さっきまでの何もない暗い海面に眩しいほどの光の点が波に揺られながら無数に散らばっていた。
とても綺麗だった。
不意に上を見上げないと何かが垂れてしまいそうになり、顔を上げた。
そこには、すべてを許すように満天の星空が悠々と広がっていた。僕は何処かに彼女がいるんじゃないかと思い探そうとした。それなのに僕は海の底から出てきたばかりのようで目から暖かい海水が溢れ出てしまって、ぼやけてなにも見えなくなった。海の底に居続けたせいでそれは一向に止まらなかった。そして僕は心に誓った。もし彼女にもう一度会えるなら僕は最後、星になる。
想い出のなかにいるあなたは
プラネタリウムにいるのです
2人で夜空も見上げたけれど
あの空間が特別だったのです
茜の空を見ているフリをして
あなたの顔を見ていたのです
そっと触れた指先が優しくて
緊張で動かせずにいたのです
わたしのなかにいるあなたは
夜空で光を放っているのです
新たな物語が始まったのです
『星座』
【星座】
「あれがオリオン座だろ?それであれがさそり座……」
キャンプの夜の醍醐味は焚き火を眺める静けさだってわかっている。
でも、俺はお前と黙って焚き火を楽しむほど人間ができていない。
2人きりに慣れない。
今夜、三十路の大人の男の余裕を見せたかったはずなのに、俺は浮ついた気持ちを夜空に向けていた。
ベラベラ喋り続ける俺にお前は文句一つ言わず、椅子にもたれて星空を見上げていた。
時折ビールを飲みながら。
焚き火の明かりは風に揺れて、お前の横顔に不規則な陰影をつくる。
美しい──そう、お前は美しい。
俺はお前の美しさに戸惑い、夜空に目を向けて喋り続けた。
知っている星座を言い尽くしたら、次は何を話したらいいんだろう。
「俺はお前のこと、ずっと前から──」
きみの背中の、たくさんのほくろがすきだった。そのひとつひとつにやさしくふれ、そのあまりのうつくしさ、いとおしさに胸を奪われていた。それらすべてをつなげて星座にして、ぼくの名前をつけてみたかった。
数年前に
富士山麓で見上げた夜空には
到底言葉に出来ないほど
夥しい数の星々が
ひしめき合い
瞬き続けていた
それは
わたしがいつも眺めていた星空とは
まるで違っていた
こんなにも神秘的で美しい星空が
果てしなく広がっていることを
それまで知らずにいたことで
余計に心を摑まれ
揺さぶられ
激しく魅せられた一夜だった
あの日から
星空や星座への想いが
大きく変わったことは
言うまでもない
# 星座 (296)
筆名に「星」が入っているが、私は星に明るくない。見つけられるのはオリオン座だけ。街の灯りの方が近くて、夜空を見上げてもよく分からない。それでも、あの星の光がこちらに届くまでにかかる途方もない年月を想うと、自然と心惹かれるものがある。
昔、プラネタリウムで満天の星空を擬似体験したことがある。星降る夜というのはこういう感じなのだろうか、と思いながら、溢れんばかりの光の粒たちに圧倒され、そして、この数えきれない星々に星座を当てはめ、季節や時間の巡りを見出した古の人々の知恵に、思いを馳せた。
とうに星になってしまった彼らの姿を見ることも、声を聞くことも、もう叶わない。しかし、星を繋いで編み出されたものは今も生きていて、星座が繋いでいるものは、きっと星だけではないのだろう、と今を生きる私は思うのだ。
/お題「星座」より
占いにはお金をかけない
でも 血液型や”星座”占いは気にかける
くそまじめで
几帳面で
情が深くて
思い込みが激しい
そうよ
わたしは
A型の蠍座の女
#星座
青銅とか銀とか金とか鉄とか…君は小宇宙を感じたことがあるか?
『ない!』
毎週父がテレビの前で叫んでいた。ヲタクの家にテレビが一台しかない(親も視聴するので落ち着かない)のは、軽く地獄だった。