『星が溢れる』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
かつて奴らは
今まで活躍してきた人が
落ちぶれてしまった事を
「星が溢れる」と呼んだ。
溢れた星々は光を失い黒くなって
闇夜に塗れていくんだって。
「星が溢れる」
星が溢れる。今日は、晴れて良かった。
星がきれいに見える。
見えているたくさんの星。
星が溢れていて、今、この瞬間、この手で星をつかめそうだ。
星空に手を伸ばす。
よく晴れた昼下がり、おじいさんは山へ芝刈りに、おばあちゃんは川に洗濯に行きました。おばあさんが洗濯をしていると川の上流から桃がどんぶらこ~どんぶらこと流れてきました。驚いたおばあさんはそれを家に持ち帰り、おじいさんと一緒に割ると、中から元気な男の子が出てきました。二人はたいそう驚き、嬉しみ、そして名を付けました。
その名をー桃太郎ー
15になった桃太郎は人に悪さを働くとされる鬼を退治しに鬼ヶ島に行く事になりました。刀と桃団子をこしらえて育ての親に別れを告げました。
道中で桃太郎と桃団子に惹かれた犬猿キジを仲間に迎え、つひに鬼の住む鬼ヶ島に辿り着きます。
そこで見たのはなんら人間と変わりの無い生活を送る
鬼たち。自分が今から行うことが果たして正しいのか分からなくなった桃太郎ですが、仲間に背中を押され、村の人々の言葉を胸に鬼と相対します。
鬼たちとの闘いは長く、激しいものでした。
朝の霧が晴れ、夜の雨が降り終わったとき、桃太郎は
最後の鬼の身体の上で刀を突き立てていました。
「すべて、終わった。」
その時桃太郎の胸中にあったのは喜びや達成感だけでなく、それらを覆い尽くすような"なにか"でした。
ただ自分の目から流れる涙を拭いながら上を見ると
そこには溢れんばかりの星々ー。
その行いは、村人から見れば確かに正義であり正しい事だったでしょうが、では鬼たちからすれば、、?
そんな疑問とわだかまりを胸の中に持ちながら
今日も桃太郎は刀を振るう_。
⌜星が溢れる⌟
一度は見てみたい
夜空を見上げれば
たくさんの星たちが
輝いているところを
星は私たちの思いを
たくさんもっている
いつの間にか
夜空には数え切れないほどの
夢や願いが溢れていた
私もあの輝きの中に
入ってもいいですか?
道標
数えきれない足跡の上で
立ちすくみ 星は流れる
生きていて
届かない思い胸に抱いて
やりなおし 星は流れる
前は前で過去は過去
逃げ道なんかじゃない
あなたが望んだ道
進みたい場所へと
星が溢れる場所へと
走り出して 星を通り越して
さぁ バイキングだ
#50 星が溢れる
■星溢の日のディナー(1人前)
星溢の日の庭の星をどう処理しよう……とお困りの貴方に朗報です! このディナーを1人前作れば、貴方の庭の半分は確実に片付くでしょう。
《注意》
恒星を使わない(蜜蝋が溶けてしまいます)
必ず夕食にし、食べきれない分は地方自治体の指示に従い適当に処理をする(星星を星星のまま放置すればどうなるか、義務教育で御存知でしょう?)
《材料》
・星溢の星星(目安30欠片)
・流れ星の軌跡(お好み)
・月牛のリブロース(100g)
・小麦粉(200g)
・ミルキーウェイ(200cc)
《作り方》
ー下準備ー(星星の怒りを買わないように……)
・星星の半分をすり鉢に入れ、すり潰します。
※星星の怒りを買ったときは、即座に湯煎をし、星星の自由意志を奪いましょう。
・月牛のリブロースを先程できた星星でよく揉み込みます(星は気分屋です。塩になるか、砂糖になるか定かではありません)。
・流星のスーサイドスープ
1.星星5欠片とミルキーウェイ80ccを混ぜて夜空の下に流れ星が落ちるまで放置します。
2.リブロースが出来たなら、星の投身自殺は済んだ頃です。そっと扉を開けて、彼女の生きた証を捉えましょう。ポタージュの出来上がりです。
・星空ブレッド
1.星星5欠片を小麦粉に混ぜ、ミルキーウェイ120ccと混ぜて揉み込みます。
2.星星の鋭さが手に刺さらなくなってきたら、形を整えオーブンに。
3.星星がパン酵母、砂糖の役割を果たします。(トリックスターの場合そのくくりではありません)
4.焼き上がりは星星が教えてくれます。オープンから流れ星が夜空に帰ったら、ブレッドの出来上がりです。
・月牛のステーキ
1.持ち込んだリブロースをフライパンで焼きます。
2.星星の5欠片を塩として使います。
3.好きなだけ焼いてください。星星の好みは星星が叫びますが、あくまであなたの好みで。ステーキの完成です。
星溢の日…そらから星の欠片が降る日です。あたると痛いので外出は控えましょう。
流れ星の軌跡…あなたのディナーの話し相手。いらないならご勝手に。
【星が溢れる】2024/03/15
長いねえ。よんでくれたならありがとう。
バイト終わり
23時に家に着いて
さむって思いながら車から出る
そこには息を飲むほど美しい満点の星空
オリオン座からちっっちゃい星まで全部の星が溢れ輝いてる
この言葉にできない感動をだれかと共有したいと
思うのは私だけだろうか
いても立ってもいられなくて家で待ってるあなたに電話する
___もしもしー、どした?
ねえ!!外来て!!!!今すぐ!!!
__え?笑 今どこにいるの
家の外!!早く!!寒い!!笑
あなたが上着を持って家から出てくる
そんなかっこじゃ寒いでしょって上着羽織らせてくれるけどそんなことより星空を見てほしくて
見て!!!!って
わぁ、って
寒くて白い息がでる
手もかじかんでる
でも星空と星空を見てるあなたの横顔ずっと見ていたい
ずっと隣にいられたらな、なんて
君と、月を眺めるのが好きだった。
何の変哲もないアパートのベランダでふたり、時に月が綺麗だねと他愛のない話をしながら、時に何の言葉も交わさないまま、変わらぬ明るさを保つ月を眺めるのが私たちの日常だった。夏はぬるい風を浴びながら、冬はふわふわのブランケットに一緒にくるまりながら。言葉あっても無くても、互いの表情が見えてても見てなくても、そこには不安なんて無く、ただただ平穏と優しい人肌がそこにはあった。
そんな過去を想いながら、ひとり月を眺める。
あの頃いた都会からは離れ、ひっそりとした山中に住処を置いた。職も新しくなり、生活も質素なものになり、あの頃とは何もかもが変わった。それでも、毎晩月を眺めることだけは辞められなかった。隣に君がいなくとも。
月の周りを飾るように、星が溢れる。都会の人間は知る由もないであろう美しい景色が目の前に広がっている。でも、本当は溢れる星々なんて要らないんだ。ただ君がひとり、隣に居てくれれば。それとも君は、あの星のどれかなのだろうか。遠くから、私を見守ってくれているのだろうか。どちらにしても、こんな遠くにいってしまっては、君の温もりは感じられない。ねえ、寂しいよ。
今日も、月は綺麗だ。
#星が溢れる
一つ、星が溢れた。
誰より強く、誰より重く。
星って近付くと案外不細工。
凹んでいたり、ごみがくるくる回ってたり。
ただの石っころみたい。
ならどうしてみんな星空は綺麗だと言うの?
ならどうして他人は光り輝いて見えるの?
流した汗の分だけ、星が溢れる。
悩んだ涙の分だけ、星が溢れる。
そうやって積み重ねた人の宇宙は星で溢れてきらきらしている。振り返った時、遠くで人生を彩る。
ここからだとまだ見えないだけで、君だって、僕だって、
また一つ、星が溢れた。
私のこころの中に、小瓶がひとつ。
それにちいさな星を入れる。
──大切な人ができた時に入れるのよ。
ママとパパで、ふたつ。
お友達と先生で、むっつ。
かわいい猫さんで、ななつ。
かっこいいあの子で、やっつ。
星はどんどん増えていく。
尊敬する先輩で、十と八個。
大好きな作家さんで、二十一個。
三十個。
七十個。
百個。
そうして小瓶が溢れかえって、星が零れてしまったら、その時私は世界一幸福になる。
星は散らばって、夜空に浮かぶ。
大切な人と、それを見る。
あなたが見ている数々の星
それはあなたの大切な人
それは誰かの大切な人
お題『星が溢れる』
「もういいよ」やわく肩抱く友の目が集めた銀河は頬に流れた
題-星が溢れる
【星が溢れる】
出会った時から
君の瞳の色が好きだった
薄茶色の透明感ある瞳は
僕をすぐさま魅了した
やがて付き合いはじめて
何度目かのデートの時に夜景を見に行った
君が笑いながら僕を見上げたら
その瞳の中がキラキラしていて
まるで星が溢れているようだった
瞬きするたびに星が弾けてはまた生まれ
それがとても綺麗だった
僕は君のことが好きで好きで
その瞳も好きで好きで
心の中は未来への希望に満ち溢れていて
無数の流星が降り注いでいるかのようだ
これからも君と
穏やかな時間が過ごせますように
心の中の流星にそっと祈った
今日の夕飯は美味しくて
食べたいものばかりだったから
評価は星が溢れる∞
ああ、美味しいって幸せ
夜空を映した瞳はまっすぐで。
隣に並んでそっと零したひとこと。
オレにしか聞こえない、星が溢れる音がした。
『星が溢れる』
夜が深くなった頃
輝きと夢をもった
星たちは
誰かの願いとともに
真っ黒な世界から
溢れるのかもしれない
北極星(ポラリス)を目指してゆけば大丈夫この手の平に星が溢れる
星が溢れる、、
なんて素敵な言葉。
絶対に普段に使わない言葉。
思い浮かんだのは
私の両手いっぱいにたくさんの輝く星があって、
まだ次々に星が湧いてきて溢れるイメージ。
それはそれは幸せな気分。
でも、
星があふれる。
星がこぼれる。
どう読めばいいのだろう。
もし、こぼれる、なら
私の両手から溢れていく星たち。
それはちょっと寂しい。
同じ情景なのに読み方でこんなにも違うなんて。
言葉って不思議で
それだから大切なんだと思った。
『星が溢れる』
凍て付く夜空に、輝く星々。
狩人は猛り、美しき月へと愛を語る。
その物語は、今も語り継がれている悲恋。
古の船人たちは、極星を頼りに夜空へと地図を描き、最果ての彼方を目指したと云う。
命懸けの航海は今もって存在し、前人未踏を更新してきた。
母なる大地を後にして、空へ飛び立った船は、未知なる宇宙を目指して更なる前人未踏を更新すべく、航海を続けているのだ。
星よ、我らを導いておくれ。
日々、憂いと喜びに揺れるちっぽけな私を、どうか笑っておくれ。
宝箱の中から溢れる様な綺羅綺羅しい光で、私を見守って欲しい。
『星が溢れる』
カーテンの隙間から、白く眩しい光が入ってきた。
もう月があんなに高く昇っていたのを見て、
綺麗だと思った。だって、その周りでは溢れる星たちが
キラキラと輝いていて、私がしっているあの人に、
どこか似ているものを感じたから。
あの人は真冬の空気みたいにどこか冷たく、それでいて
周りにキラキラと笑顔を振り撒いている
そんな人だから。
“星が溢れる”
ヒトは流れ星に願い事をする。
世界中のヒトが流れ星に願い事をする時、
この世界は星で溢れる。