星が溢れる』の作文集

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星が溢れる』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど

3/15/2023, 12:36:43 PM

⬛︎星が溢れる

「確かに星みたいね?」
 ノイスは手すりに頬杖を突いてそう言った。長い金髪とスカートのフリルが夜風に揺れる。
「テオが言ったこと、やっと分かった気がする」
「それなら良かった」

 いつだったか、スクランブル交差点で信号を待つ人々を見て「星みたいだよ」と言ったことがあった。
 彼らは一様に手元の小さな端末を光らせ、それに首を垂れている。祈りを捧げているようだとも思った気がするけど、口を突いて出たのが「星」だったのは、彼女が都会の夜空を見上げては「星がないわね」とつぶやいていたからだ。
 その時のノイスが、ピンとこない顔をしてたのが分かったから、こうして駅前の横断歩道がよく見える所に来てみたというわけだ。

 見下ろした夜道に、人がいる。
 彼らの覗き込む端末が、仄かに光っている。
 それが集まり、時折動き、光り、消える。
 周りが明るいから見えにくくはあるけど、そこは実物も変わらないから諦めて欲しい。

「ほら。地上にも思ったより星が溢れてると思わない?」
 俺も道行く人々を見下ろして、地上の明かりに照らされた彼女の横顔に尋ねる。口が少し尖っているのは、考えている証拠だろう。琥珀色の瞳に、車の光が流れて消えたのが見えた。

「まあ。……そう、ね?」
 少し待って返ってきたのは、微妙な肯定だった。
 声色にはまだ微妙に腑に落ちない感じが見え隠れするけど、納得行かない時は頑として認めないから、よくやった方だ。なんて満足していると。
「でも、テオには世界がそんな綺麗に見えてるのね」
 ふわりと、表情が和らいだような声がした。

「えっ、なんか言った?」
「何も言ってないわ」
「でも、なんか聞こえーー」
「言ってないって言ってるでしょ!?」

 なぜかムキになって怒られた。
 俺は「そっか」と頷いて、これ以上の追求をやめる。

 もう、と膨れて地上の星々に視線を戻すノイスの瞳にも、街明かりが星のように煌めいている。
 これも正直に言ったりしたら、きっと更に怒られるのだろう。

 だからこの感想は、手元の星明かりにそっと仕舞っておくことにした。

3/15/2023, 12:32:51 PM

星が溢れる

満天の星空を見上げると

いつも見てる星空より

距離感が近く感じて

驚きと笑顔も溢れる

なかなか外灯のない所で

見れる機会はないけど

いつかもっと近くで

溢れるくらいの星を見てみたい

3/15/2023, 12:31:45 PM

/星が溢れる



ほのかなすきまかぜがむねに
しのびこむよふけ
がまんできなくて
あなたにとうめいのでんわをかける

  (もしもし。こんばんは。)

ふれられなくても
れんらくがなくても
てがみはまだもっているよ
ひきだしのそこに

とおくへいきたいな わたしも

  (もしもし。こんにちは。おやすみなさい。)

みはらしのいい
にじゅういっかいのまどべから
みつめている
ちへいせんにとうめいの糸をたらして
 
  (もしもし。ほしがきれいです。)

るるるる るるるる……

3/15/2023, 12:31:06 PM

#1 星が溢れる


キラキラと輝いてる都会から田舎への帰り道
街に楽しそうな人達が溢れんばかりいて、
みんなどこへ帰るのか
私はどうしてこんなに悲しいのか。。
ひとりだから?
夜空を見上げたら綺麗なネオンが光ってた

【続く】

3/15/2023, 12:28:43 PM

星が溢れる…

俺の胸の中で耀いた星

それ…

あんただよ…

お前が居たから…


誰かの婚礼の夜…

あれが…最後になったなぁ…

お前がムカつく事…

言いやがるから…


俺、先にかえって…



まさか…

あんな知らせよ…



あいつが顔しわくちゃに泣いて…

伝えてきた…



お前が大切にしろって…

兄妹大切にしろって…

言ったくせに…


お前のせいで泣いた…

お前が泣かせた…


無限にムカついてるから…


いつか必ず銀河の彼方まで

天国の向こうまで

責任持ってぶっ飛ばしてやるからなぁ…



そっちで覚悟しとけよ…!!








あの年の瀬…


1人で行った歓喜の中…


お前が居ないから…




でも…年月流れて


あん時なぁ…

お前が居たから…

俺ここまで来れた…

1人でも来れたよ✨


1人行くよ…

これからもなぁ…




それでよ…

あいつが父親だってよ…

俺ら歳取るわけだよ…(笑)


記憶の中の…お前…歳取らんから…

ズルくねぇ…(笑)




お前が俺にくれた星は

まだ耀きを止めてないよ…

ずーと耀いてるよ…



お前はヒカル1等星

俺を最高の男舞台に上げてくれた



お前が置いてった…

あの日のチャンスと

光を失くさなかった

お前の子達と

1番耀く初孫娘と…


今ともに…

星が溢れる…

ふたり つかんだ星


お前に…溢れる…ありがとう…


いつか… またな…会えたらなぁ…🍀






でもなぁ…安心すんなよ…

俺がそっち行く事があったら

お前を必ずぶっ飛ばしてやるからなぁ…(笑)

あいつ泣かせた分なぁ…



1度もお前に勝った事ねぇんだから…

勝ち逃げ許さねぇからよ

とりあえず俺が1勝するまで…

勝負は終わらないからなぁ…(笑)

3/15/2023, 12:25:09 PM

星が溢れる

  星が溢れる
  ひとり寂しく夜を越す私の上に
  どこか遠くで頑張っているあなたの上に
  今日も星が溢れる
  この果てなき大地で生きる
  すべての人々の上に

3/15/2023, 12:23:49 PM

✨🌟星が溢れる🌟✨

何だか嬉しくて
踊りだした…

あの夜
流れ星が雨のように降っていた。


湖にも星が溢れてる。

まるで宇宙に
ひとり居るような…不思議。

自由と孤独を抱きしめる幸せ✨🌟


✨🌟✨🌟✨🌟✨🌟✨🌟✨

3/15/2023, 12:21:45 PM

《星が溢れる》
君が誕生日何が欲しい?って言ったの
私の誕生日はまだ半年以上先だし
どこの女の誕生日?って聞いたら
君が私の名前を呼ぶもんだからびっくりして
だって半年以上ほしい物覚えてたら奇跡じゃない?
って笑って返してくれて嬉しかった
何よりも私とこれから半年以上付き合ってくれる
気があるんだってそれだけで
私の胸の中に星が溢れるようだった

3/15/2023, 12:20:27 PM

流れ星を見たら、何をお願いするだろう。
 とっさのことだから、「えーと、えーと」と
 迷っているうちに消え去ってしまうだろうな。
 人々の願いなんて、それこそ星の数ほどある。
 流れ星も、大変だなぁ。

              「星が溢れる」

3/15/2023, 12:20:08 PM

星が溢れる

そして

消える

私の人生も

星のように溢れて

星のように消えてくれればいいのに

3/15/2023, 12:16:19 PM

黄昏に 夜が息吹く
波のよせるように
暗やみが そらを 満たし
あふれる

星がふる

いやおうなく こぼれ落ちる
いくつもの光のすじが
黒い 海へしたたかに
叩きつけられては
薄氷のきしむ 音をたてた

星がふりやむ頃
波はうすく光り
浮かびあがったなき骸を
白い砂上へいざなう
硝子色からひょうはくされていくかがやきは
砕かれ ひと匙の砂に変わる

君は 黒と白の境界を
透ける 白いドレスのすそを濡らしながら歩いている

夜ごとひろがりつづける浜辺に
まだ息のあるものをさがしている


『星が溢れる』

3/15/2023, 12:14:20 PM

透明な瓶に詰められた
たくさんの星達
溢れるのはいつだろう
いつかそれは
人々を照らす星となる

3/15/2023, 12:08:51 PM

【星が溢れる】
夜空を見ていたら何故だか君を思い出した
手の届かない貴方にもう一度会いたくなってしまった
今日の夜空の星のように
僕は涙を溢れさせてしまう

3/15/2023, 12:03:51 PM

「失恋て、つらいなあ……」
 見上げる夜空に、ぼんやりと。
 星が溢れる。

3/15/2023, 12:02:00 PM

真っ暗な所にいると、周りが見えなくなる。誰かが手を差し伸べてくれていても分からないし、誰かが助けを求めているかも知れない。
でも、きっとどこかに光がある。きらきら光る星は、下ばかり向いていた顔を、上に向かせてくれる。上が向けたのなら、もう大丈夫。空の無数の星が、真っ暗なところにも、見えなくてもきっと誰かがいることを教えてくれるはず。星があればあるほど、みんなが上を向けるから。

3/15/2023, 11:59:51 AM

歪んだ愛を押し付けないでください

形をかければいいとか

安易な考えは通用しない

近寄らないで

3/15/2023, 11:59:12 AM

星が溢れる

夜空の星が私たちを案内している。かっては三博士を
馬小屋へと導いた。私たちはそれぞれの使命をもって生まれてきた。生きるのは難しいものではないと思う。必ず誰かが導いてくれるものだ。ただそこには自由意思もあるから少しは迷うかもしれない。

3/15/2023, 11:59:08 AM

星を一掬い
君の夢にそっとこぼす

君の夢がどうかどうか
幸せなものでありますように

3/15/2023, 11:57:35 AM

彼はまるでスノードームのようだ
溢れるほどいっぱいに詰まっている
星のような、

どんなプラネタリウムでもわからない
どんな望遠鏡でもわからない

星が溢れる瞬間を静かに待っている

3/15/2023, 11:57:27 AM

停電が長引いている。明るいうちに復旧する見込みが、夜までずれ込んだ。暇なのでもう寝ようかと思っていたとき、玄関のチャイムが鳴った。

「これ、おすそ分け。いる?」

お隣さんが、両腕に溢れんばかりの星を抱えている。

「ありがとうございます!」

と、それを受け取り部屋に戻ると、たちまち部屋は明るくなった。一つでじゅうぶんなので、他の星は空に投げる。空が瞬くと、誰もが窓から顔を出した。

電気のいらない夜だ。

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