『明日世界がなくなるとしたら、何を願おう。』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
明日世界がなくなるとしたら、何を願おう
私なら1度でいいから
世界中が仲良くなるを願う
何時もどこかで戦争
言い合い、殺し合い
殴り合いが。耐えない
時代を遡っても戦争ばかり
世界中で戦争が出来るなら
世界中で仲良くなれる気がする
この世界は人1人じゃ生きていけない
『明日世界がなくなるとしたら、何を願おう。』
君だけがボクのすべて
君だけがボクの世界なのだから
「どうか、一緒に連れていって」
他に何を望むだろう。
人類の蛮行、いよいよ目に余り。
神の法廷にてその滅亡を恃む声が上がった。
短気な神々は檄を飛ばし、
穏健な神々は異議を唱える。
決議は三日三晩に及んだ。
「では人類に直接問うというのはどうだろう」
その提案とは次の通りだ。
1.全人類に対し、24時間後に必ず滅亡すると知らせる。
2.滅亡の1時間前に全人類に滅亡の賛否を問う。
3.多数決により滅亡の可否を決定する。
滅亡派の神々は笑う。
「愚かな人間どもは我を忘れ、滅亡に身を堕とす」
存続派の神々は固唾を飲む。
「人間は聡明な生き物だ。必ずや存続を願うだろう」
その日、地球上では大混乱が発生した。
犯罪の横行。阿鼻叫喚の嵐。
そして選択の時。
「存続か。それとも滅亡か」
何を今更、と恋人を手にかけた女は言う。
滅亡だ、と泥酔した男は叫ぶ。
勝負は決した。
人類の大多数が存続を選んだ。
「人類も捨てたものじゃないでしょう?」
穏健な神々は莞爾として言った。
《明日世界が無くなるとしたら、何を願おう》
貴方に会いたい
貴方は私に会いたいと願ってくれるのかな
付き合ってるのに片想いみたいなこの恋
きっといつかは終わるんだろうなって思っているけど
まだ終わらせたくない
貴方からの好きが完全になくなるまでは
貴方は私の彼氏なの
明日世界がなくなるとしたら、何を願おう
何も願わない
何を願っても意味がないから
誰かと一緒にいても
美味しい物を食べても
映画を観ても
音楽を聴いても
明日で終わるなら何の意味もない
お金を使い果たす為に何かしてもそれは残らないから意味がない
だからといって「世界がなくなりませんように」なんて野暮なお願いはしない
世界がなくなる原因は私たちだと思うから真摯に受け入れる
明日世界が終わるのなら
もう二度と 世界というものを創らないように
人間という生物を造らないように 願う
でも
こんなこと
願ったって変わんない
テーマにするなら
現実に引き起こしてくれよ
お願いだ。
_ ₄₇
明日世界がなくなるとしたら、何を願おう
もう、叶えられることはないし、やりたいことだってできないだろうな
うーん
あ、これにしよう
「一瞬で死なせてください」
明日世界がなくなるとしたら、何を願おう
明日世界がなくなりませんように
私はまだやりたいことがある
たくさんあるんだ
それを叶えるまで死ねない
いろんなところに旅行に行きたい
彼と付き合いたい
家族と出掛けたい
結婚して子供を産んで幸せになりたい
だから、死ねないよ
やだ
やだよ
まだ死にたくないよ
お願いします
明日世界がなくなりませんように
〈明日世界がなくなるとしたら、何を願おう〉
お題 明日世界がなくなるとしたら、何を願おう
明日世界なくなるんなら、たぶん何にも願わないな。
世界なんかたぶん無くならないから、現実味がない。
世界がなくなるってことは、みんな消滅しちゃうってこと?
死んでも天国に逝けそうにないし
来世があったとしても、人かも分からないし。
でも、もし人に生まれ変われるなら、
ひどく傷つけてしまったあの人と、もう1度出会い直して、どんな形でもいいから近くにいたい。
自分でも気持ち悪いと感じるけど、世界がなくなる1秒前でも、心からそう願ってると思う。
何度も何度もくっついたり、離れたりを繰り返した後、
私たちは永遠じゃない。この男は私を一生涯は愛せないし、どこまでいっても私が求める愛情は与えてくれないと悟ったとき、
だったらいっそ、彼の心を傷付けて、一生嫌われて、恨まれたいと望んだ。
嫌われた方がこの先、彼と2度と会えなくなっても、好き合っている今より、ずっと長く彼の心の中に私が存在することが出来ると
若かった当時の私は本気でそう考えて、実行した。
彼を好きになって初めて、好き同士だとしても
その気持ちは決して、同じ熱量ではないという事を思い知った。
近寄ればすぐに大群になって、いつでも餌を欲しがる池の鯉みたいに、
投げ入れられる少ない量の餌を、水面から必死にパクパクと、もっと欲しい、もっと欲しいと、口を開けて待っている、そんな状態だった。
彼を渾身の酷い言葉で傷つけ、自分の吐いた言葉で自分が予想以上に大ダメージを負い、
眠れなくなり、食べれなくなり、体重が30キロ代まで落ちた頃、
彼から共通の友人経由で星の王子さまの本が贈られてきた。
なんで??
別れてから数ヶ月、わたしが日常生活も満足に送れなくなるほど心を病ませていた間、肝心の彼は呑気に本を読んでいた。
元々読書が好きな人ではあったけど、でも、どうやっても埋まらないその差にまた愕然とし、絶望して、最後は自力で立ち直った。
憐れまれていたのか、怒ってたのか、呆れてたのか、または、単純におすすめの本として読ませたかったのか、今でも全然分かりたくない。
悲しいことに、私が私であって、彼が彼である限り、お互い到底分かり合える日は来ない。
夫婦にも、恋人にも、友だちにも、仲の良い同僚にも、隣人にもなれない。
どこに入っても、きっと相性は最低で、バランスが取れない。
それでもどうしようもなく惹かれてしまうのは、紛れもなく彼が彼だったせいだ。
だから世界がなくなったあとの来世では、どんな形でもいい。
柔軟に、少しだけ同じで、適切な距離で、
明日世界がなくなるとしたら、
明日世界が無くなりますようにって願う労力が省けるわ。
明日世界がなくなるなら…どうしよう?
自分の好きなことしたいな。
私の好きなこと、それは好きな人と好きな場所で笑い合うこと。
私の好きな場所、それは近くの堤防に流れている川。川音が心を優しい気持ちに、世界を鮮やかにしてくれる。
私はそこに龍がいると思っていて、龍さんに会いによく行くんだ。
龍さんは、私のドジな失敗も、何もできなかった後悔も何もかもお見通しの如く、受け止めて水に流してくれる。
この龍さんにあって欲しい人が、私の好きな人たち。その人たちはどこにも繋がりは無いけれど、もし世界が明日なくなってしまうなら…好きな人たちみんなを集めて、龍さんと一緒に笑い合いたい。
それで皆んなにありがとうって言いたい。あの人は笑顔を、あの人は暖かさを、あの人は聡明さを、あの人は愛を私に与えてくれた。
そして、幸せだったよ〜!って皆んなで言いあって笑い合って世界に感謝して、最後を迎えたい。
私の人生捨てたもんじゃ無い。
きっと終わったあと光になった時、なかなか良かったよね?なんて思ってにやけてる。
私の世界は終わっても幸せな色をしてると思うんだ。
「明日世界がなくなるたしたら、何を願おう」
どうか知らぬ間に
穏やかに痛みなく消えることが
出来ますように
青く美しい地球のままで
なくなりませんように
当然の願いなのだけど
絶対なくなるということが仮定されているから
この願いは叶わない
折角願うなら叶う可能性のあるもの
僕という人間を最期まで失わず幸せでいたい
ま
世界がなくなってもなんとかして生き延びたい
これが本音だけどね
*明日世界がなくなるとしたら、何を願おう
「『明日世界が無くなる』って事実と、『世界を無くさず存続させてください』って願いが、どう衝突してバグるか見たい、ってのはある」
まぁそもそも願いが必ず叶うって確約されちゃいないだろうから、多分前者が普通に勝つんだろうけど。
某所在住物書きはポテチをつまみながら、今日の題目にどのような物語を装飾できるか、固い頭をなんとか働かせる努力を続けていた。
「ところでアプリの投稿、ブラウザで読めるのな」
話題急転。無論理由は、題目に対して良いネタが思いつかないからで……
――――――
雨降る週末にちょっとお似合いな、ブルーでちょいエモのおはなしです。
最近最近の都内某所、某稲荷神社敷地内の一軒家に、人に化ける妙技を持つ、化け狐の末裔が暮らしており、その内の末っ子の子狐は、キラキラキレイなものが大好き。
不思議なお餅を売って得たお金で、コロコロビー玉を買ったり、チャリチャリおはじきを買ったり。
お気に入りの小さな宝箱を、美しいものでいっぱいにして、楽しんでおりました。
そんなある日。人間たちが定める大型連休最終日、雨降るちょっと寂しい日曜日のこと。
「今日で閉店なの」
雨音を聴きながら家の縁側でお昼寝していた子狐を、都内の某病院で漢方医として労働し納税している父狐が、起こしてお外に連れ出しました。
「客は減ったし、最近どこもカメラの目ばかりで」
父狐が連れてきたのは、今日を限りに店を畳むという大化け猫の駄菓子屋さん。
もう歳だから、いつ防犯カメラの前でうっかり化けの皮剥げちゃうか、怖くてねぇ。
穏やかに笑う、おばあちゃんに擬態した大化け猫は、しかし少しだけ寂しそう。
「明日には静かな、福島に向かう予定よ」
防犯用、スマホの標準装備、それらの普及。今や都内は、カメラの監視で溢れています。
少し化ければ拡散され、術を使えば晒される。
この大化け猫のように、肩身の狭い都会から、僅かでも秘匿と神秘の残る田舎へ、多くの物の怪が逃れてゆきました。
「フクシマ?ヘイテン?」
コンコン子狐、まだまだ子供なので、ヘイテンの意味が分かりません。
「明日来ても、ここでお菓子もビー玉も、買えなくなってしまうんだよ」
「あさっては?来週は?」
「明後日も来週も、買えないんだ。だから今日は、お前の好きなものを、全部貰っていきなさい。ととさんが買ってあげるから」
「好きなモノもらう!全部もらう!」
父狐が説明しても、ちんぷんかんぷん。「ととさんが、欲しいものを全部買ってくれる」その一点だけ、理解して、キラキラおめめを輝かせるのでした。
「明日で、ここはもう無くなってしまうけど、」
おはじきと、ビー玉と、ビーズと飴玉と金平糖。
「お元気で。悲しまないでね。たまに、『こんな場所があった』って、思い出して」
他にもたくさんカゴに詰めて、大満足のお会計。
「向こうで落ち着いたら、桃が有名らしいから、いっぱい送ってあげるわ」
大化け猫が頭を撫でてくれた、その手の優しさと温かさを、子狐はいつまでも、いつまでも多分、覚えておりました。
明日世界がなくなるとしたら、 何を願おう。
何を願った方がいいのだろう?
もし明日世界が無くなると知っていたら
世界の人々は何をしているんだろう?
明日世界がなくなりませんように
こんなことを願っても
この願いは叶わないのだろうか?
だとしたら本当に私は何を願おう?
明日世界がなくなるなら
お金を払わなくても良くなってそうだよね。
じゃあ今日くらいは世界の人々が
仲良く過ごせますように
なんてこと願ってもいいのかな?
─────明日世界がなくなるとしたら、 何を願おう。
明日世界がなくなるとしたら、何を願おう。
色々考えてみては、色々と浮かんだけれど、案外ぱっとしないな。
実際に世界がなくなるとしたら、自分なら別にいいやくらいに開き直るかもしれない。
だってあんまり世界に思い入れもなければ、これからの日々に希望を抱けていたわけでもない。
ああ、でも、できることなら。
世界がなくなるその瞬間くらいは、せめて誰もが穏やかに過ごしてほしいものだ。
戦争をしている国があれば、こんなのはもう馬鹿馬鹿しいと銃を置いて。日々の絶望に苦しんでいる誰かがいるなら、変わらぬ明日を嘆く必要はもうないんだと、俯いていた顔を上げる。
どんなものでもいいから、その時が来たら、地上にいる全ての人が、何かしらの優しくてあたたかい感情に包まれていてほしい。
──と、せっかくだから、そんならしくない願いでもしてみようかな。
【明日世界がなくなるとしたら、何を願おう。】
私は、明日世界が消えるなら
最後に君と過ごしたいけれど
君は、明日世界が消えるなら
他の誰かを選ぶでしょう
【明日世界が消えるなら】
明日世界がなくなるとしたら
大好きないつもの夕飯と
ほんの少しのお酒を持って
大好きな人といつも通り過ごしたあと、一緒にその先の世界を見届けよう。
明日世界がなるなるなら、推しに会わせて下さい。
まじで、推しに会わして?それだけで生きてた価値ギュインって上がるから。
【明日世界がなくなるとしたら、何を願おう】
泥に汚れ傷のついた、数世代前の音楽プレーヤー。森の中に捨てられていたそれを拾い上げる。なんとはなしに再生ボタンを押してみれば、どうやらまだ充電が残っていたらしい。少し前に流行ったラブソングが、そこそこの音量でスピーカーから流れ始めた。
もしも明日世界がなくなるとしたら。そんな仮定のもとで、初恋の人への愛を歌う可憐な女性の声。慌てて再生を停めたけれど、既に時は遅かった。
「急にどうしたんだい? 世界の終わりに興味でも芽生えたのかな?」
どこか揶揄うような色を滲ませた軽やかな声が、俺の鼓膜を震わせた。ああ、もう。地獄耳にもほどがある。
「そんなんじゃない」
「なんだ。てっきり人生に嫌気でも差して、世界戦争でも起こす気になったのかと」
開いた扇に隠された口元が、明らかににやついていた。小さく舌を打ち、その肩を軽く小突く。
「曲がりなりにも神サマが、悪事を煽ってるんじゃねえよ」
「神なんてしょせん、人間の願いを叶えるだけのただの機構さ。人間の定義する善も悪も、神には無関係だ。願いの結果の責を負うのは、いつだって人間だけなんだよ」
透き通るように白い、温度のない指先が俺の頬に触れる。細められた赤い瞳が、まるでヨーロッパの童話に出てくる悪魔のように、俺を奈落へと誘うのだ。
「君が神に願うならば、世界くらい明日にでも滅ぼしてあげよう。その罪を閻魔大王がどう裁くのかは知らないけれどね」
「そんなこと願ってねえよ、馬鹿」
頬に添えられた手を払い除けた。世界中を巻き込んで自殺する気はさらさらないし、そもそも俺は人生に絶望したりも別にしていない。仕事は順調だし、対人関係も良好。正直、この悪魔まがいの神との腐れ縁以外には、とりたてて問題のない順風満帆な毎日を送っていた。
「相変わらず面白みのない」
整った面差しが、やけに空虚に俺を見つめていた。心底つまらなさそうな態度に、やれやれと息を吐く。この悠然とした神の一柱は、妙なところで子供っぽいのだ。
「願い事をしてほしいならせめて、世界が滅ぶなら何を願うかを聞いてくれ」
「なんだ。世界が滅ぶとしたら叶えてほしい願いくらいは、朴念仁の君にもあるのかい?」
夕焼け空を映したような真紅の瞳が、きらりと輝いた。ああもう本当に、なんだってこんな面倒なやつとの縁を切ることがいまだにできないのか。……こいつの社がある森へとわざわざ毎週末訪れているのは俺自身だという事実は、あまり認めたくはなかった。
「――俺以外の誰の願いも叶えるな。それだけだ」
ぱちりと目の前の瞳が瞬いた。不思議そうに首を傾げるそいつから、故意に目を逸らす。
こうして俺と話していたって社に参拝客が訪れれば、こいつは来訪者の願いに耳を傾ける。だったら最後の一日くらいはおまえと二人きり、誰にも邪魔されずに過ごしてみたいだなんて。あまりに恥ずかしい願い事かもしれないけれど。
手の中の音楽プレーヤーの冷たさが、火照った手のひらにやけに心地よかった。