『明日世界がなくなるとしたら、何を願おう。』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
明日世界が無くなるなら。
私は手紙を書きたい。
伝えたいこと全部伝えたい。
嫌いな奴には嫌いって。
好きな人には好きって。
今まで自分が思っていたこと全部伝えて死にたい。
明日世界が無くなるのなら
そんな嬉しいことはないな。
最後にやり残したことを終えるならば
貴方と共に一緒にいたい。
ただそれだけ、私の願い。
もう貴方はいないのだけれど。
明日ようやく貴方の元へ行けるのね。
「ありがとう世界。世界はとても美しかったわ」
●最期のお休みに+α●
明日、世界が終わるそうです。
音楽家は音を奏でているだろうし、
画家はキャンパスに向かっているだろうし、
写真家は最期の写真を撮っているでしょう。
私は私で普段通りの生活を送るし、
そこで、ただ違う事といえば、
寝る前のお休みに、
めったに言わない言葉を付け加えるでしょう。
「お休み、皆、“愛しているよ”」と。
fin.
#今回のテーマ(お題)は
【明日世界が無くなるとしたら、何を願おう】
でした。
テーマ 【明日世界がなくなるとしたら、何を願おう。】
『⸺それを知っているのは手紙を読んでいる貴方だけです。最後の一日、貴方はどう過ごしますか?』
いつの間にか机の上にあったその紙切れをゴミ箱に放り込み、冷蔵庫の残りを確認してから財布だけを持ってスーパーに向かう。
買うのは人参と玉ねぎ、それにピーマン。あぁ、ウインナーも使ってたっけな。冷蔵庫でよく見たソース付きの麺も忘れずに。
さっさと会計を済ませた俺は帰宅してすぐ調理を開始。買ってきた材料を食べやすい形に切り、味見することなく感覚で味付け。
完成した手料理の味は……うん、普通。少しだけ水っぽい。手作り感の満載な昔懐かしい味だ。
今日は日曜日、休日だ。みんな俺と同じように家でゆっくりしてる頃だろう。……偶には俺から電話かけようかな。
そんなことを思いながら、俺はスマホを手に取った。
『明日世界がなくなるとしたら、何を願おう』
いやいや、世界が無くなることに決まってるなら、何を願っても遅くない? なんて思ってしまったんですけど。
だって、否応無く終わりなんでしょ?
「神龍出てこい!」って願って、願いを3つに増やすとかはきっとNGだろうし。
神龍なら「世界を終わらせないで」って願ったら、叶えてくれそうだけど。
少なくとも、タイムリミットが明日ってわかっていて、更に自分だけじゃなく全世界が滅ぶとなったら、それはそれでジタバタもできない気もするし。
まだわかってるのは、良いのよ。
わかってない不安は、それも嫌かなぁ。
日本は遠くない未来に、南海トラフ巨大地震なんて怖いことも来るらしいし、更に好戦的な近隣国なんていうのも居るし。
何か、こういう気持ち悪いお題は苦手だなぁ。
なんて、ちょっと愚痴ってみる。
シチュエーションにするとしても、もうちょいハッピーな気持ちになれるお題にして欲しいなぁ。
てな訳で、最後に願うなら「皆、ハッピーな気持ちで消えてなくなれますように」かな?
痛いのとか、怖いのとかイヤじゃない?
だから、最後の日はせめてハッピーに。
そんな願いです。
で、思い出した映画は『アルマゲドン』
けっこう古い映画で、ブルース・ウィリスやベン・アフレックが格好良かった。
ていうか、ベン・アフレックは監督からセクシーな身体を作って、歯も矯正しろって命じられたらしい。
それでチケットの売り上げアップを狙ったそうな。
リアルだなぁ。
あと、エアロスミスのあの主題歌は、リヴ・タイラーがヒロインで出てなかったら実現しなかったと思うけど、最高でした!
小惑星激突を避けるための死闘。
ハリウッドのこういう愛国心丸出しの映画って、右の人が喜んでるんだろうなぁ、とも思うんだけど、見るとやっぱり感動しちゃうんですよね。
そういうことで、今夜はおやすみなさい。
「明日が世界最後の日です。」
連日放送されていた「世界最後」も明日で終わりを告げる。
未だに本当は大したことなくて、明日以降もいつも通りの日常が待っているのではないか。そう思う。
だけど、案外みんな普通だ。
自分のような思考をしているような素振りではなく、ただ日常を過ごしているだけのような。
他人から見ればそうなだけで実際はどうなのか、知る由もないが。
明日が最後。
何をしようか?
読み終わってなかった本は読み終えてしまった。大学も休校。告白は…そもそも好きな人が居ない。
…さて、本当にどうしようか。
心残りは残したくないし。
その時、はっと閃いた。
だからみんな日常を過ごしていたのだ。
「心残りは残したくない。」
そんな思いがあったから。そんな願いがあったから。
なんだ。
やっぱりみんな案外普通だ。
『明日世界が無くなるとしたら、何を願おう』
明日世界が終わるとして、
願うことは
次に作られる世界が今よりもずっと
生きていきやすい世界がいい
ネットも、リアルも
どっちも生きづらい
あとは、
もっと面白みのある世界がいい
今の世界はあまりにも
醜いものばかりだから
見たくないもの
面白みのないもので溢れているから
もうちょっとだけ
平和で
面白い
生きていたいと思える世界がいい
お題:明日世界がなくなるとしたら、何を願おう
タイトル:我儘
いつものように、お地蔵さんに手を合わせる。
今日、怪我なく無事に過ごせました。ありがとうございます。
明日も健やかに過ごせませよう、見守ってください。
それを積み重ねていく。ただ、それだけでいい。
世界が無くなるのに
願うこととはこれ如何に
無くならないでくださいとか
そういうやつなのか…?
次の世界では幸せになれますように
「はーい、しつもーん!」
金髪の少女は、椅子を凄い角度に積み上げながら言った。
「明日にはこの、なんだっけ?まぁほら、これ!この世界は消えるけど、何かお願い事とかある?」
少女は小さな箱を指さして言った。この世界は、知ってる。キミの世界だ。綺麗で、霧がかかっていて、よく見ると怨みと、愛と、嘘に塗れてる。
「君も消えるの?これがなくなったら」
「いやぁ?僕はへーき!黒いボクは消えてなくなるけどねぇ」
少女は、椅子を積み上げていた手を止めた。
「何か願ってくれる?」
少し悲しそうにそう言う。
「キミの為に何か願わせてくれるの?」
「ま、そゆこと!ボクのために願ってあげてね」
「じゃ、キミを、キミの世界を消すな。」
少女はへぇ、と言うと楽しそうに椅子を積み上げだす。
意外性のない、答えだね。静かに彼女は言った。その声はどこか嬉しそうだった。
「叶えてくれない?」
「いーや。叶えるよ?ただ、あまりにも意外性のない答えだったから、ね」
そう言うと、少女は箱に『消しちゃ駄目なヤツ!』と書いた。
はい!これで願いは叶いましたー!。
世界はこんなにもあっさりと、消える、消えないが決まってしまうんだと、私は初めて知った。
あした世界がなくなるのなら
何も願うことはない
ただ、狭いシングルベッドで
手を繋ぎ一緒に目を閉じよう
“あした”とよばれる24時間を
ともに過ごしともに迎えよう
願うだろうか。
もう、終わってしまうのに?
人々が、終わりの恐怖に
狂わずにその1日を安寧に過ごせるかも
分からないのに。
それこそ、自分自身も。
生きてるうちに、散々と願った事を
どれほど叶えられたかなとは
少し考えるかもしれない。
そうして、心地よく眠りたいな。
これは、お題で…きっと明日も明後日も
世界はあるだろうけど。
もう、終わってしまうことに
願いをかけるより
この世界で、自分が叶えられた事を
幾つも数えられる生き方は、今からでも
始められるんだよね。
【お題:明日世界が終わるとしたら、何を願おう】
ほんとに些細なことでやる気がそがれていくこの感覚がほんとに嫌い、イラつきもあるし謎に劣等感感じちゃうし痩せたいとかギターが上手くなりたいとか頭良くなりたいとか努力しなきゃ行けないことは馬鹿みたいに積み上がってるのにその些細なことでやる気がなくなっちゃう。泣きそうピエん☆
思ったことずババっと失礼しました。
明日世界が無くなると聞いたところで
それは
明日自分だけがいなくなることとどう違うのか
考えながら眠りにつく
そして
夢から覚めたときに
夢の世界は無くなってしまうということ
つまり
世界なんて
しょっちゅう消えてるんじゃないかということ
それで?
明日世界がなくなろうとしたら、何を願おう?
お腹いっぱいになってもどんどん食べれる胃が欲しい。
そしてお腹いっぱいのまま死ぬ。
真っ暗闇の中、僕は体を縮こませて横たわる。
何重にも重ねたジャンバーも布団も寒さを紛らわせることなんてできない。
凍えた自分の息ですら、頬に当たって冷たくて死にそうだ。
「……本当に死ぬのかな」
太陽が爆発して、どれくらい経っただろう。
地上に届かなくなった熱のせいで、生き物は次々と倒れた。
僅かばかり残った者たちが地下に逃げたものの、所詮人間が逃れる部分は、地表に近いところだ。
奪われるしかない熱をどうにかしてこの身の中に堪えて、ぎゅっと力を込める。
「それでも……明日も生きたい」
そう呟いてから、僕は瞼をゆっくり下ろした。
「凍える世界」/明日世界がなくなるとしたら、何を願おう
#明日世界がなくなるとしたら、何を願おう
安らかな終焉を…
願わくば…
気付くことなく
静かな眠りを…
でも例えば、明日世界がなくなると言われても、いつもと変わらぬように一日を過ごすように思う。
いつもと変わらない
朝は行ってきますって言って家でて
ただいまっていって家に帰って
ご飯いっぱい食べて
みんなでテレビ見て笑って
おやすみって言って寝る
普通のいつもと変わらない日常を私は願う
今日のテーマ
《明日世界がなくなるとしたら、何を願おう。》
もしも明日世界がなくなるとしたら、人は一体何を願うのだろう?
現実には、世界は明日も明後日もなくならないだろう。
けれど、事故や災害などの予期せぬ事態に巻き込まれて呆気なくボクの生が終わってしまうことはあるかもしれない。
そうなったとしても、せめて死んでも死にきれないというような悔いは残さずに逝きたい。
「で、あんたの悔いになりそうなのがこれなわけ?」
ジト目で問う幼なじみに、ボクは苦笑してみせた。
目の前には皿にたっぷり盛られた色とりどりのケーキの山。
ケーキバイキングとしては珍しくもない光景だろう。
近くの席にも同じようにケーキを山盛りにしている人は少なくない。
「食べたいものを食べたいだけ食べれるなんて最高の贅沢だと思うけど」
「それは否定しないけど、それにしたって盛りすぎじゃない?」
「そうかな? このくらい余裕でしょ、お互いに」
「……それは否定しないけど」
贅沢なのはケーキだけじゃない。
大好きな人と一緒に味わうからこそ美味しさが増すというもので。
これなら、世界が明日なくなっても、あるいはボクの人生が終わってしまったとしても、きっと悔いは少ないに違いない。
胸に秘めた長い片恋が叶ったわけじゃないから、一切の悔いがないとは言い切れないけど。
もしも明日世界がなくなって、ボクも君もすべての人が死んでしまうとするなら。
ボクが願うのは、最後のひとときまで大事な人と過ごす時間。
想いが成就しなくてもいい。
最後の瞬間に目にするのは、大好きな君の顔がいい。
それが叶わないのなら、せめて君の笑顔を胸に旅立ちたい。
たとえば、そう――好物のケーキを頬張って、幸せそうに笑う今の君の笑顔とか。