『明日世界がなくなるとしたら、何を願おう。』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
明日世界がなくなるとしたら、何を願おう?
夫との幸せな時間を願おう。
愛する夫、夫との幸せな時間を。
世界がなくなるその瞬間まで
夫のそばにいたいから
何もかわりなく過ごしたい
明日世界が終わるとしたら、
何を願おう
あなたと会いたい
あなたと会いたい…
だいすきなあなた…
あなただけ…あなただけ…
そう願う…
明日世界がなくなるとしたら、何を願おう
もしも明日世界がなくなるとしたら、縁あった人々(?)に会いたい
ずっと会えていない友人に
感謝してもしきれない友人に、先輩に
こんなにも頼りない私のことも慕ってくれた後輩に
愛してやまない恋人だった人に
優しくて、無類の愛情を注いでくれた、今は亡き祖父母に
なかなか会えなくてもいつも親しくしてくれた親戚に
いつも純粋な瞳で見つめてくれたうさぎさん達に
そして、ありがとうって精一杯の感謝を伝えたい
今僕が君を想っているように
君も僕を想ってほしい
ふたりでしあわせになろうね
明日世界がなくなるとしたら。
ドーム内でそんな噂が流れ出したのは、きっと不安があったからだろう。
定期的なドーム外からの連絡が途絶えて十日。五日くらいならよくあることだけれど、今回のは少し長かった。
外で何か起こっているのではないか。
そんな不安はこれまでだってあった。でもそれを口にする人はいなかった。だけども今回は違った。
「外から人が押し寄せたならどうする?」
誰かの言葉を皮切りに、懸念は一気に膨れ上がる。
この清浄な世界が終わりを迎えるのではないか。ここも塵に覆われるのではないか。これまでドームに守られてきたこの命が、ついえるのではないか。
「無様だよな」
そんな人々を俺は笑う。
いつだって明日の保証なんてないのに、今が続くような気がしていたのがおかしかったのだ。このドームを命懸けで守る俺らのことなんて気にせず、生きてきたつけを払う時が来たのだ。
明日世界がなくなるとしたら。
俺はきっとそれを願ってる。
終わってしまえばいい、と。あの塵にまみれた世界を、見てみるといいと。
月に照らされつつも少し薄暗いビルの屋上
欲望と哀しみだけが漂う世界で
君はこの世が好きだと言った
その時の瞳はいつもより少し輝いていたんだ。
いつもだったら明日また会おうって約束するのに
この日に限って僕は酔っていたから
君に会いに行けず
ふらつく足でそのまま家に帰ってしまったんだ
翌朝、うるさい程に鳴り響くスマホを見たら
君の知り合いと名乗る人から
昨日君が屋上から飛び降りたと。
後悔ばかりが鳴り響く部屋の中で
声が枯れるほど泣いたんだ
明日この世界が滅びるなら僕が一番に
死んでしまえばいいって思ったよ
あの日君に会いに行けていたら
何か変わっていただろうか。
やっぱり君が飛び降りたのは僕のせいだろうか
僕は君にずっと伝えたかったことがあったんだ
最初に会った日から君のこと、
そんなの今更言ったって意味ないよな
走る電車の下で一人泣いていた
一瞬の痛みを感じたからじゃない
最後に会った日、あのビルの屋上で
君の頬をつたう雫を思い出したから。
明日、世界がなくなるなら
好きなことをしよう。
一人じゃないほうがいい
願いは…
特にないかも
眠っている間になくなるなら
それもいい
舞
何も願わない。
願ったって、明日にゃ、無くなってんでしょ?
明日、世界がなくなるとしたら、
何を願うか……
世界がなくならないことを願いたいところだけど。
それが叶わないなら、
ただ、君と楽しい時間を過ごしていたい。
#明日世界がなくなるとしたら
明日世界がなくなるとしたら私はきっと君に会いに行く。
明日で世界が終わる。そんなこと考えるなんて柄じゃないけど、私はきっと願わない。自分から行動する…最後に悔いが残らないように。きっと好きな人に会いに行って私は何も言わずに唇を重ねると思う。最初で最後の口づけ。頬を伝う涙なんて気にしない。ただ明日が来ないことを祈り続けるんだ。でもやっぱり願っちゃうのか、もっと人生楽しめば良かったって、まだ生きていたいんだって。明日世界が終わるなら私は君の隣に居たいと告白さえもしてしまうだろう……だって私たち永遠を誓ったんだもの。
明日世界がなくなるとしたら、私は、
最後にもう一度家族みんなでお母さんが作った温かいご飯をたべたい。
だってその時が1番幸せだったって今では思うから。
今まではあたりまえのことだと思ってた。
だけどそれがあたりまえじゃないと分かったのは、
お母さんとお父さんの結婚記念日。
お父さんの浮気が分かった日からだった。
その日からお母さんとお父さんは毎日のように喧嘩した。
そんなある日、お母さんとお父さんの喧嘩がおさまらなくて寝れなかった。
突然、ピンポーンと家のチャイムがなった。
おばあちゃんだと思った。
でも違った。
来たのは警察官だった。
怖かった。
お母さんとお父さんは連れていかれるの?
でも、連れていかれることはなかった。
その代わりに、お父さんとの別居生活が始まった。
お父さんは仕事で家に居ないことが多かったから、
そんなに違和感はなかった。
でも、1週間に1度くらいにある、
家族みんなでお母さんのご飯を食べる時間はなくなった。
お父さんがいないご飯の時間は、幸せだと思えないから。
また家族みんなでお母さんの手作りご飯を食べながら、
学校であったこととか、テレビで出てきたことを
話したい。
食べ方が汚いって怒られながら食べるのも、今では幸せだったって思うから。
あぁ、でも、もし家族みんなでご飯を食べれたとしても
お母さんとお父さんの気持ちは離れてしまったから、
その時のように心から幸せだと思うことはできないのかもしれないな。
「明日世界がなくなるとしたら、何を願おう。」
※前提として、私は先生に恋をしています。
私は、明日世界がなくなるとしたら、何を願おう。
願うというか、したいことは
先生に告白することかな。
先生を好きになって5年が経ちます。
はやいなぁ、
4年前に先生は違う学校に行って会えなくなりました。
でも、それからもずっと好きだった。
過去形にしてるけど今も好きですよ笑
だから、もし、世界がなくなるなら
後悔したくないから告白します。
振られてもいいから、
あの時どう思ってた?
好きって言ってくれたのはほんと?
ほんとは生徒と先生が夜会っちゃいけないけど
会っちゃって、色々なドキドキを味わって
楽しかった?って聞きたい。
そして最後に大好き過ぎて苦しいことを
沢山沢山伝えたいです。
【明日世界がなくなる
としたら何を願うだろう】
明日、世界がなくなる
だとしたら僕は…
何も望まない
何も願わない
世界が消えるなら
欲を出す必要も
息をする必要も無い
だから僕に
願いなんて無い
明日世界がなくなるとしたら、何を願おう。
世界がなくならないことを願おう。たとえ私がいなくなったとしても、世界はずっと続いていてほしい。
私の見えないところでも、ずっと世界は動いている。それが私にとって救いでもあり、絶望でもある。
そして実際世界がなくなることは、ない。
世界は人の心の中にある。
今、私や人々の誰かの中にこの気持ちがある限り、それは永遠に現実となるだろう。
─明日世界がなくなるとしたら、何を願おう。─
もし、明日世界がなくなるとしたら。
僕は身体が動くようになってほしい。
15歳の春に事故に遭い、それから身体が動かなくなった。
幸い自分の意思はある。
でもそれを伝える事はできない。何故なら口が動かないから。
喋ることが一切できないのだ。
君の告白の返事を伝えることも、
「好き」と伝えることも、
何一つできない。
だからもし世界がなくなるなら、僕は君に伝えたい。
君がしてくれた告白の返事を。
僕もずっと前から好きだったことを。
「僕も好きだった」と。
「ずっと好きだよ」と。
最後に僕は伝えたい。
そして君を抱き締めて、
「ありがとう」と伝えたい。
世界最後の日が来るなんて夢物語だろう。
だが実際来てみれば人間なんて何もできなくなるのだろう。
だから私は願う、
「この世の全ての生命に最後の幸福を」
明日世界がなくなるとしたら、何を願おう。
幾度となく繰り返してきた妄想だ。世界が終わる前になにか、叶えられるなら何を願うか。
だが、その答えは一向に出ないままだ。
もしこれが、世界がなくなる前なら叶えた願いはいくらでもある。お金をもらって裕福な暮らしがした。生涯健康でいられる身体が欲しい。誰もが羨むような名誉と地位が欲しい。嫌いな人をこの世から消せるような力が欲しい。
だけど、世界がなくなるとなるとどれもが意味を為さなくなる。
お金だってただの紙切れになって、健康な身体でも世界がなくなったら生き残れない。名誉と地位もただの肩書きになって誰かに自慢できるようなものでなんかなくなる。嫌いな人だってそうだ。私が死ぬと同時に死ぬのだから、先に殺したって変わらない。
だったら、何が一番幸せなのか。
愛する人と一緒に過ごすのが無難だろうか。でも、私にそんな相手はいない。
それならば、私は次に生まれ変わるなら苦労を知らないイージーモードの人生を歩みたい。
テレビで流れている小惑星との衝突で地球が滅亡するというニュースはもう一時間前から止まってしまった。きっとテレビ局の人も最後の一瞬を大切な人と過ごすために帰ったのだろう。
明日にはなくなる世界。
見上げた空には煌々と燃える小惑星が近づいてきていた。
「明日世界がなくなるとしたら、何を願おう。」
明日世界がなくなるとしたら、
全人類のしあわせを願おう。
明日世界がなくなるとしたら、何を願おう。
もし明日世界が終わるとしたら君は何を願う?
「壮絶な題名のドラマだね」
「願うも何も、願ったところで意味ないでしょ。しかも滅ぶ前提で願うって」
「ほんそれ」
「強いて言うなら夢を語るぐらいじゃない?」
「夢?」
「将来やりたかった事を楽しく話す」
「でも本当は明日があるかもしれないよ?そんな事で最後の日終わっていいの?」
「あるかないか分からない明日に思いを馳せるより、今を楽しく生きたいってだけ」
「なるほど〜」
「まあきっとドラマでは綺麗事が並べられてるさ、それもまた一つの生き方でしょ、きっと明日が続くように願ってるかもよ」
「そんな聖人君子いないでしょ」
何かの間違いで、誰か1人だけが生き残ってしまわないことを祈る。
はじまりが不平等であっても、終わりは等しく訪れて欲しい。
それに、皆それぞれの祈りを抱いて消えていくというのなら、世界の終わりは、世界がはじめて1つになるひとときを与え得るのかもしれない。
たった1人、終わったあとの世界をみるのは辛いだろう。