『明日、もし晴れたら』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
今日は濁った空に暗い雲、そして降り続ける雨
「今日の天気、あまり良くないね」
その子は悲しそうにそう言った
そして、続けざまにこう言った
「明日、もし晴れたらさ!お散歩しに行かない?✨」
と、、
それに僕はいいよと返した
するとその子は笑顔になって
「ありがとう!✨」
と返して帰って行った
僕は天気が好きだ
天気によって風景が変わるし、あの子の顔も変わる
明日、もし晴れたらあの子はどんな顔をするんだろうか
僕はその顔を見るのが楽しみだ
見られるうちに、、色んな表情を見ておきたいな
お題『明日、もし晴れたら』
「“明日、もし晴れたら”一緒にお昼食べよう?」
私たちはクラスが違って、一緒に食べる場所はいつも外だった。だから、雨が降ってしまっては一緒に食べられなくて、晴れたら食べようと約束していた。その特別感が嬉しくて、毎日、朝に起きては空を見上げるのが待ち遠しかった。そのときは大好きな友達とお昼!とるんるんだったけれど、今となって思えば、それは恋だったのだろう。
あの時は確かに、わたしの光は全て君だけだった。というか、君があまりにも眩しすぎた。今となっては顔も言葉も交わしたく無いけれど、わたしのひと時を愛させてくれた君のことを、愛さずには居られなかったのだろう。
明日、もし晴れたら
彼は大切な人に会いに行こうと決めていた
彼女とはもう何年も会っていなかったが
手紙のやり取りは続いていた
最後の手紙には彼女の夢が書かれていた
「海を見たい」という彼女の願いに応えるため
彼はその日を待ち望んでいた。
彼は心の中で不安と希望が交錯するのを感じていた
彼女が望む景色を見せられるか 喜んでくれるか
だが それでも彼は信じていた
明日が晴れたら 二人で見る海の輝きが
彼女の瞳にも輝きを取り戻してくれると
そして その日の朝 彼は窓を開けた
青空が広がり 太陽が昇る
彼は笑顔で出かける準備を始めた
彼女の笑顔を思い浮かべながら 明日の希望を抱きしめて彼は新たな一歩を踏み出した
明日もし晴れたら。
布団を干してベッドを畳んでフローリングの磨き掃除をしようか。
最近拭き掃除がサボりがちだったから、晴れて体調。
もとい体力があれば掃除しよう。
そして綺麗な部屋で自分をもてなしてあげようか。
明日、もし晴れたら。
明日、もし晴れたら旅に出ようと思う。お気に入りの服、お気に入りの靴に身を包み、前から行ってみたかったあの場所へ行く。
旅行に行くのなんていつぶりだろうか。思い出そうとしても出てこないくらい前のことだ。
旅行はいい、今まで触れたことのないものに触れることで、自分の価値観などを見つめ直す機会になる。
新たな出会いもあったりするし、思わぬ発見もある。旅だからと、いろいろなことに挑戦できるし、旅はいいこと三昧だ。
また、旅行は1人で行くからこそいいものだと思う。複数人で行くのも楽しいが、自分の心ゆくままに1人で過ごす時間こそが大切だったりする。
明日、もし晴れたら
水たまりに映ったぼくらと
快晴の空に映えるきみの笑顔で
茹だるような暑さを吹き飛ばせたら。
ぼくはもっとこの夏をきみと、って思うけど
きみはどう思っているんだい?
なんてこと考えながら雨が降る窓辺で
ぼくは一人、てるてる坊主を眺めてた。
明日、もし晴れたら
どこかに散歩に出かけたいな
学校、仕事、普段通る道とは別の道を歩いて行きたいな。
そしたら、新しい出会いを見つけることが出来るかな
明日、もし晴れたら
最近雨が続いていた。
天気予報では明日は晴れるらしい。
当たるだろうか?
期待してしまっていいだろうか?
明日、もし晴れたら何をしよう。
とりあえず、洗濯だ。
明日、もし晴れたら少しだけ幸せな気持ちになるのかもしれない。
人間は朝起きて、外が晴れているだけでほんの少し幸せになれるから
だから
明日も晴れますようにと私はずっと祈り続けてる
みんなが幸せである為に、
明日、もし晴れたら誓おう
きみをずっと幸せにすると
だから、だから待っていて
青空の下で咲く向日葵のようなきみ
必ず迎えに行くから
今日は雨か…
心も沈むわ、本当
明日晴れたらどこ行こうかな
お菓子を買いだめしたり、本を買ったり
晴れてると心もウキウキしちゃうから
なんでも出来る気がするんだよね〜
明日、もし晴れたらなにしようか
題 明日、もし晴れたら
「明日もし晴れていたら」#13
朝から散歩するんだろうな
公園でご飯を食べて一息つく
はぁこういう毎日を送りたいんだって、、、
今日は少しお話があります。
今私はハワイにいて、日本より一日遅れています。
日本とハワイでは19時間差なのでお題が皆さんより一つ前のものが表示されます。
前の投稿も、昨日皆さんは「明日、もし晴れたら」というお題が表示されていたと思いますが昨日私は「だから、一人でいたい」というお題が表示されていました。
なので今日も皆さんより一つ遅れたお題を書くと思いますがご理解お願いします。
それにしても今日は良い天気ですね。
明日も晴れたら嬉しいです。
明日もし晴れたら私はまた朝が来たことをきっと憎むでしょう。
"明日、もし晴れたら"
明日、もし晴れたら。
彼の子供の頃は晴れが良い物だった。
今の彼は雨の方が心地いい。
それを、彼は自分が暗くなったと思ってる。
あーした天気になーれ
もし明日晴れたら、外で遊びたいなー。
明日、もし晴れたなら、私は貴方に逢いに行ってハグをしたい
お気に入りの本を持ち、ふらりと電車に乗り、車窓の景色を眺めよう。
そして海が見える駅で降り、波音が聴こえるオープンテラスのあるカフェへと。
コーヒーを片手に、潮騒と海の薫りを楽しむ休日。
なんて贅沢だろうか。
『明日、もし晴れるなら』
「明日、もし晴れたら」
夜のうちに山に登って、
雲海とカルデラ湖の漣と
新しいひかりのひとすじを眺める。
日の出を見に行きたい。
明日、アイツは友達と海に行く。
アイツのことが好きなあの子も一緒に。
もし、明日晴れたなら。
太陽が窓辺の逆さまなこいつと、俺を焼き焦がしてくれないかな。
それくらいがいい、それが丁度いい。
燃えろ、燃やせ、燃やし尽くせ。
地獄の業火となってくれ。
私は 教室で一人
友達と呼べる人はいない。
6時間目の授業中
急に雨が降り始めた。
雷が教室に響き渡り
教室は騒然とした。
周りは傘持ってないだの、親に迎えに来てもらうから一緒に帰ろうだの話していた。
私は傘を持ってなかったし、親も仕事でいなかった。
雨宿りをする事にした。
授業が終わり 外を見ると雷が大雨へと変わっていた。
私はみなが帰った、誰もいない教室で一人イヤホンをつけ音楽を聴き雨がおさまるのを待つことにした。
然し雨はどんどんと激しくなり
スマホの大雨警報通知で早く帰った方がよかったと知る。
普段友達がいないから一人スマホとにらめっこで使いこなしていると思っていたが、天気予報を調べる頭がなかった。
自分に呆れる。
雨はこれからも続く。
私は走って帰ろうと決め 5階の教室から急いで下駄箱へと向かった。
傘立てはからで誰もいない。
余っている傘があれば借りて行ってしまおうと頭の隅で考えていたが叶わなかった。
スマホだけは濡れぬように制服のポッケに大切にしまった。
いざ駆け出そうと思った時。
「内永さん?」
私の名を誰かが呼んだ。
声がした方へ振り抜くと
同じクラスの結城さんが傘を持って下駄箱のすのこに立っていた。
「内永さん傘は?」と聞かれて
私は正直に持ってないと答えた。
すると結城さんがカバンの中から折りたたみ傘を取り出して「よければ使って」と差し出してくれた。
私はありがたく使わせてもらうことにした。
「内永さん、これから予定とかある?」
これまでクラスでは仲良しグループを作ったりせずに、一人でいた私。
遊ぶ約束、帰る約束は中学以来していない。
そのため予定を聞かれて少し戸惑ってしまった。
そうすると結城さんは優しく「嫌じゃなければ一緒に帰らない?」と誘ってくれた。
この2人しかいない状況で別々に帰るのも気まづいものだと思い、「嫌じゃないよ。帰ろ」と返した。
家までは電車を使って30分かかる。結城さんも電車を使うだろう。それまでの間誰かと話して帰るのも悪くは無い。然しお互い話したことがなく、会話の内容は天気の話。その天気の話も5ラリー続いたが私が打ち返せずに終わった。
雨の中の無言。
勢いよく振る雨
そして風と雷
道には水溜まりができている。
傘をさしていてもどんどん濡れていく制服。
もしも傘をさす才能というものが存在するのなら私は確実にない人間だと一目でわかるほどの濡れ具合だった。
そんな私に気が付いたのか結城さんは「駅に着いたらタオルで拭かないと風邪ひいちゃうね。」声をかけてくれたが私は「そうだね。」としか返せなかった。
駅に着くと人が溢れかえっていた。
大雨の影響で電車に遅れが出ているようだった。
改札口は並んでいた。
遅延するほどの大雨を2人で歩いてきたことに少し驚いていると結城さんも同じことを思いていたらしく「私たちは大雨になんか負けなかったね」と笑顔を私に見せた。
遅延状況を確認したところ後1時間は動けない状態だと分かり駅構内で唯一席が空いていたカフェへ移動した。
まるまる1時間 話したことない人と一緒にいる。
会話はすぐ私で終わる。他人と会話のラリーなどしばらくしていなかったため分からない。
とりあえず最善を尽くす事にした。
ふと思った。クラスでも影の薄い、暗い私を何故 結城さんは知っていてくれていたのだろう。知っていたとしてもわざわざ呼び止め傘を貸してくれて、一緒に帰ってくれたのだろう。
中学とは違い、変に思われてもプラマイゼロの私にはこの質問をする勇気だけはあった。
すると結城さんは少し恥ずかしげに「ずっとお友達になりたかったの。」と話してくれた。
誰とも話さない一人ということを一匹狼、クール、ミステリアスと思われていたらしく、ずっと気になっていたと。
私は自分はただの陰キャで結城さんが想像しているようなかっこいい感じでは無いと伝えると
「今日一緒に帰ってお茶目な1面もあってもっと興味深いと思ったの!!」
と興奮気味に語った。
結城さんは大人しく、優しく、綺麗なイメージだった。だから楽しそうに話すところを見て意外と元気っ子な所があるんだと、お互い知らない一面を知れるそんな日だった。
話していけばいく程に、イメージとは違うもっと素敵な結城さんがみえた。
電車は動き始めた。
お互いの家は上り方面下り方面で乗る電車が違う為改札まで一緒に歩いた。
別れ際
この間までの私には怖くて出せなかった勇気を出してみた。
「明日、もし晴れたら放課後またお茶しない?」
「もちろん!いいよ!」
結城さんは私の震える勇気を笑顔で受け止めてくれた。
別れを告げて手を振る。
空を見ると
夕日が雨雲の隙間からかおを出していた。
ぺトリコール香る今
明日は晴れるだろう。
②2話