『日常』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
日常という言葉で片付けるから、日々の煌めきが欠けるのかもしれない。
日常を楽しく過ごそうとすると、出かけすぎて
体力が追いつかないことが多い。
出かけすぎてるというよりかは、人の気をたくさん受けるから疲れるのであって、特にその人が持ってるネガティヴや固執してる人に対する違和感はものすごい。
それを最近見ただけでわかるから、説明できるようになったけど、ある意味透視を感覚的にしているからかなりの直感力が優れすぎている。
ここ1ヶ月は持った方かもしれないが、2ヶ月でいうと、3回目ぐらいに風邪をぶり返してる。でもだんだん症状は軽くなっているけども。
基本的に出かけた次の日は、予定なしの、週3ぐらいにしたほうが良い気がした。
毎日のように出かけるのはちょっと体力が追いつかない気がする。体力というより気力も含めて。
まだまだネガティヴ波動が漂ってるからこそ、クソ真面目に話を聞くよりも、話をしない勇気も持つべき。
直感力に優れてるのであれば、感覚で瞬発的に壁を張るということもする技を身につけようかな。
まともに壁なしに会話しなくてもいいと思うから。
ベールを張るとか。
ホワイトセージを炊いて、寝る時間に浄化。
そして断捨離して、物からの影響を極力減らす。
これがサイクルにきっと必要なんだと思う。
日常
日常系に憧れるのは、なぜでしょうか。
日常系が楽しいのは非日常だからです。
他人の日常は自分の非日常というわけです。
人生の主役を降りると日常は楽しくなります。
物語の登場人物でいては、日常から逃れられません。
私はもう随分と前に、日常を手放しました。
物語を書くことを人生の最大目標に据えると、人生の主役を辞めることができます。
仮にあなたが今、人生を執筆に捧げると決意したとしましょう。
物語のネタにするため、あなたは世界をつぶさに観察するでしょう。駅の雑踏、食堂の会話、風に揺れる街路樹の葉のひらめき。それらのひとつひとつに対する、あなたの感情の機微。あらゆる記述可能な物事は、物語の肥やしになりえます。物語の肥やしにするために、あなたは人生のすべてに記述の機会をうかがうのです。記述の機会を作るために、あなたはあなたを操縦するのです。
一挙手一投足を、物語のために制御する。
これはまさに、元あった自分の人生の上に、新たな主人公を立て、ラジコン操作するようなもの。つまり、人生の主役を降り、人生を物語化する行為にほかなりません。
かくして私の日常は、日常系化したわけです。
アイデアノートが埋まるたびに、私はホクホクします。
日記帳は、加工した日常で毎日賑やかです。
不幸はあっても無駄はありません。成功も失敗も、すべて愛おしい物語のサンプルです。
眠る前に、私はふと、心細くなります。
私は果たして、生きていると言えるのでしょうか。私は本来、どういう人間だったのでしょうか。私は、なんのために物語を書くのでしょうか。
2023/06/23
いつもと何も変わらない、深夜1時を回った頃。きみは仕事から帰ってきて、寝る支度をする。
きみは、ぼくはもう寝ていると思っているから、「ただいま」のひと言も言ってくれない。けれど、それはきみなりの優しさなんだろう。
シャワーの音、ドアが開く音、ドライヤーの音、足音。
ちょっとずつ近づくきみの生活音を聴いていると、いつもぼくは気づけば深い深い眠りについてしまう。
きみは朝も早いから、結局ぼくらが目を合わせられるのは偶然会ったものの数秒とか、そこらだ。
それでも、きみがいつも寝る支度を終えて布団に入ったら、寝ているぼくに「おやすみ」を言ってくれていることを、ぼくは知っている。その言葉でぼくはいつも目が覚めるけれど、返事をしたらきみは照れて言わなくなってしまうだろうから、きみだけの秘密にしているよ。
日常
日常
幼なじみとアイスを食べベンチでだらだらするこの時間があずっと続けばいいと思う。
『クロール』
日常に溺れかけたから 背中に背負ってるものは全て捨てた置いてきた まだおぼつかないけど 泳ぎ方がわかってきたよ この泳ぎはクロールというらしい
私にとっては新発見だ大発明だ 延々と続く25mプール 生命(いのち)を感じる 余裕ができたら水の中で クマノミに目配するよ そうね、必ず
#日常
毎日繰り返す"いつもの日常"が好き
毎日が崩れて壊れるのが苦手
「こさめ、誕生日おめでと」
でも、1年に1度しかない今日だけなら、
"毎日"が崩れてもいいのかも
「皆んな、ありがとっ」
メンバーが好きで大好きで、こうやって祝ってくれる事が嬉しくて
リスナーさんがいっぱいおめでとうって、こさめへの愛を伝えてくれるのが嬉しくて
こさめ、こんなに愛されてるんだって思える事が幸せで
全部全部、こさめへの想いなんだって
全部受け止めて、全部大事にしたい
6人で、1番の景色を見れるように
6人で、幸せを掴めるように
その景色も、それまでの道のりも、全部が宝物
全部が、幸せになるんだろうな
そう思うと、笑みが止まらない
だって、6人で逢えたことがもう幸せだから
当たり前、が崩れるのか苦手だ。
例えば、朝一番に薬缶に水を入れて、お湯を沸かすこと。そして珈琲を入れること。
時間通りに家を出ること。
向かう先があること。
帰るための場所があること。
踏みしめる足があること。
空を見上げることの出来る、瞳があること。
どれも失うことが恐ろしすぎて。
今日も、ちっぽけな自分を抱きしめて、「幸せなんだ」と言い聞かせている。
最近の日常はとてもと言っていいほどに忙しい。
それはそれはとてもだ。
どれほどかといえば睡眠をまともに取ることができないほどだ。それはそれは忙しい。
地球は一日かけて呑気に一周ぐるりとしているというのに、自分の日常といえば目的地から家までを何往復もしている。
つらいぜでも頑張るぜ、彼女のために
いや、日常が忙しすぎて彼女なんていなかったぜ
人に期待してないはずだった。
だからこそ人付き合いは得意だった。
けど、自分が作ってしまったあの子の理想から外れた時、そこには拒絶しか待っていなかった。
人を信じるのが苦手になった。
人は裏でなにをいうか分からないことを学んだ。
同時に、今までの環境が良すぎたことに気付かされた。
ふとした何気ない瞬間が、
当たり前を過ごせる今が、
平穏な日常が、
自分の中で一番の宝物であり、幸せだと思っている。
〜日時〜
『やっぱり味噌汁は前の女のが美味かった。』
『お前の作る味噌汁は不味い。』
もう、飽き飽きだ。
どうでもいい。どうとでもなれ。
『ぁ、今日の味噌汁は前の女と同じ味がする!
美味いな!最高だ!』
あぁ、そっか。
前の人も飽き飽きしてたのね。
今日の味噌汁に私は、
そしてこれから私は、
味噌汁に少量のヒ素を入れる。
#日常
日常。
そんなものは、すぐ簡単に壊れてゆく。
前までは私の方が愛されていたのに。
前までは、私の方が優先だったのに。
あの子が王族の血筋だって分かった途端、「私たちが大切に育ててきました」なんて、いい顔をする。
こんな日常、すぐ壊れてしまえばいおのに。
元の日常に戻れ、なんて言わないから。
早く戻って、前までの日常に。
私がこんなに願っても、あなた達は変えてくれないものね。
73テーマ【日常】
【日常】
私の日常が私の言葉をぶち壊す。なんでかな、なんでだろ。優しい色でも崩れてく。貴方を奪って私はロンリー。こないだから君が話しかけてこなくなった。貴方は去って君は避ける。私は独り悲しんだ。日常を返して欲しいのに。言い出せないから目で訴える。そんな目で見ないで、なんて。知らないよ。
変わらない景色の中に
キミが登場するだけで
ボクの物語は色を纏う
太陽は燦々とかがやき
鳥は朝の訪れを祝福し
街はゆっくり目を覚す
さあ共に参りましょう
軽く口笛を吹きながら
大切な今日という日を
『日常』
無題
日が陰る
日常
乗り薄まった身体
離れることが怖いのはわたしだ
魂を繋ぐものが紐であるなら
あのとき離した風船はまだ飛んでいるらしい
脈打つ身体をみておもったこと
それは生物
それは現象
それは世界
意思と反して動くシステムは、自分が細胞のひとつであると自覚させる
信じられるものは、地層、テロメア、種
化石にしよう
♯日常
ひどく日差しが照り付ける7月某日。皆が寝静まり、泣く子も黙る丑三つ時。目を閉じて。意識を研ぎ澄まし、耳をすませば、聞こてくる。
「○○。○○ってば!働け、ニート!あの回し車で走るハムスターのように!!」
彼は言った。私をニートだと。視界を開けると、私の顔の前5cmほどの位置に、半透明の和服美青年(個人差あり)が眉を釣り上げて睨んでいた。てやんでい、一体全体なんで私が、こんな得体の知れない空中浮遊美青年に働けなんて言われなきゃならんのだ。あぁ、私の愛ハム「キャベツ太郎」と人間社会を一応生きながらえている神(私)を比べられるだなんて。ひどいヤツもいるもんだ。彼は、半透明の体を泳ぐようにくるりと一回転させて、私の右耳に顔を寄せ語りかけてくる。
「○○。君がいないと僕の力は元に戻らない。今日だってこんなに力が足りないんだ。見て。」
そう言って、彼は私の頬に口付けるとポンッと大きな破裂音が聞こえ、彼の姿は白煙で見えなくなってしまった。そして、煙の中から現れたのは、あらまあ。可愛らしい、「お狐様」ではありませんか。かわいいの権化、しかしこのお狐様は普通の狐とはいろいろ違う。まず、全身真っ白のポメラニアンのような毛並みをしていて丸っこい。毛玉族であろう、そのフォルムはキャベツ太郎と並ぶほど愛らしくて撫でる手を止められない。お狐様は、小型犬サイズのぬいぐるみのような軽さなので、抱き心地もバツグン。よき眠りの友になるのである!
「こら!!○○!僕を抱き枕にしないで!仕事しろニート!」
痛たたたた、顔面パンチヤメテ下さい。一応美少女を生業としてやらせてもろてる私の取り柄奪わないでいただきたい(自称)。お狐様は、光沢感のある毛並みをふぁさふぁさとなびかせながら、しっぽをフリフリしている。なんだかんだ撫でると喜ぶんだよ、このワンコ。だがしかし、そろそろ癒しの時間はおしまいにして、真面目なお仕事の時間だろう。カーテンの隙間から差し込む窓の外の光が、赤黒く私の部屋を照らしている。私は、お狐様の頭をいい子いい子しながら、仕事の話の続きを促した。
こんな私の平和な「日常」は、いつの間にか「奇跡」に等しいものになっていたのだと。あの日の私は知る由もなかった。
-日常-
起きて働いて食べて寝てまた起きる
変わりのない日常はいつしかルーティーンになる
環境が変われば慣れない場所でルーティーンは変わる
でも基本的な動作は変わらず過ごしていく
そんな当たり前のように過ごす日常を
環境によっては当たり前の日常が出来ない人がいる
なんの変哲のない日常が羨ましいと
居場所という安全安心な場所が羨ましいと
裕福で生活できる環境が羨ましいと、思う人もいるかもしれない
だからこそ変わりのない日常を、大切に謳歌して過ごすのだ
私の日常は先生と話すこと。
毎朝授業が始まるまでずっとずっと。
授業開始のチャイムが鳴って、2人で話す時間はおしまい。
10分休憩に会いに行こうとしても
お昼休みに会いに行こうとしても
人気者のあの人の近くはあかない。
目の前の特等席は私だけのものじゃない。
だけど、たまに、次の休み時間においでって
先生から約束を作ってくれる。
単純な私はそれだけで嬉しくってこの日常が
ずっとずっと続いたらいいのにって思う。
卒業までの長いようで短い残りの数ヶ月
あと何回特等席に座れるかな。
久しぶりに外に出た。
この日常になっている引き籠もり生活を脱するべく、服を買いに行こうと思って。
Amazonとかネットで買っても良かったんだけど、なんとなくショッピングモールに行く気になったから。
こんなこと考えるなんて僕らしくないけど、たまには行ってやってもいい。(何様だ僕…)
電車を乗り継ぎ、やっと着いた店はキラキラ眩しくて別世界みたいだった。
何から選べばいいのか分からなくて、おどおどしている僕に、
「お客様、こちらの靴なんかお似合いですよ!」
なんて、
本音かどうかなんて見分けがつかない僕にとって、それはまさしく褒め言葉だった。
「あっ、えっ、ありがとうございます…?」
とか言ってる間にマネキンが着ている服を勧められ、人生で初めてマネキン買いをしていた。
始終戸惑っていたけど、店を出る時、
「どうぞ素敵な日常を!」
って言われて、ハッとした。
もしかすると店員は僕の考えてる事全部分かってたのかもしれない。
この服を着て出掛けるようになる日常が来る。そう考えると、勇気をだして来てよかったと思えた。