『日常』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
呼吸して食べて排泄して眠る。
ネットしてゲームして働いて話す。
平穏なのが日常。今のところは。
日常____
ある日親友が言った。
「あー!本当に受験ていや!」
「それな!!もう勉強したくないよー」
と私も共感する。
しばらく二人で掃除をサボりながら愚痴りあった。
ある日親友が言った。
「よし!青春のチケット一緒に取ろう!」
「青春のチケット?」
と私は疑問を返す。
しばらく二人で教室の空を眺めていた。
ある日私が言った。
「うん!長ーい青春のレシートもらおう!」
「青春のレシート?」
と親友が疑問を返す。
しばらく二人で笑いながら下校した。
ある日私が言った。
「わー、本当にあっという間なんだね」
「だねー、うちらももう高校生かぁ」
と親友が共感する。
しばらく二人で泣きながら、
チケットとレシートを強く握りしめていた。
日常
なんてことない
ままならない
繰り返されていく
日々違い
日々同じ
特別ではない
とある日に気がつく不変
出来なくなると不快な愉快
なくてはならないものはない
なくならない日々
色々なものから助けられて成り立つ
限りある
特別な日々と人達の繋がり
私だけの為ではなく
私達の為になる活動がある
特別でないものが生む特別なもの
そんな沢山なものが彩る生活
課題が迫ってきてて辛い
なんなら明日提出
もう寝てやろうかな
『日常』
それは、ありふれたもの
ごく普通に享受する何気の無い時間
気にも止まらぬ程、当たり前のようにそこに在る
故に、気付かなければならなかった
それが掛け替えのないものだという事に
平等に与えられた最高峰の幸福であったのだ、と
賽は投げられた
出来る事はその目を静かに見つめるのみ
大地に蒔かれた盆の水は元に戻る事は決して無い
失った「日常」は二度と戻らない
今の日常はあなたを見送って
布団に潜り、もう少し眠る
そして、適当な時間に起きて
朝御飯を食べて、朝風呂に入る
洗濯物を回しながら、ゲームをする
だけどそろそろ、この生活を見直して
家から出る事を考えなければ・・
あなたに頼ってばかりじゃあ
パンクしてしまう
テーマ:日常 #221
何の変哲もない日常こそ
愛すべき日常なのだと
私は思った
わかっていたはずのことが
やっぱり失ってからじゃないと実感できなくて
みんなと話したり
みんなと学んだり
喧嘩したり
笑い合ったり
そんな日常がとても懐かしく思う
恋しく思う
いくら悔やんでも戻ってこない日常を取り戻すため
私達は何ができる?
※
♡2900ありがとうございますm(_ _)m
「日常」
私の日常には あなたがいないとだめみたい
朝起きて
ご飯を食べて
仕事、学校に行って
友だちと話したり
怒られたり
落ち込んだり
家に帰ってきて
お風呂に入ったり
ご飯食べたり
携帯いじったり
ゆっくり寝たり
こういった日常が当たり前みたいになってるけど
ホントに当たり前じゃないんだよね
突然その楽しかった日常が途切れてしまう
その時後悔しないように
今大事に生きて
周りの人を大切にして
〈日常〉
人間、やっぱり、いつも同じ日常を過ごしていると、なんだか毎日がつまらなくなる。
かといって、非日常過ぎるのも嫌だ。
ならどんな毎日ならいいのか。
私は、誰かと本気で笑いあったり、支えあったり、そんな毎日がいいと思う。
まぁ、けど、そんなのは理想で、実際そんな優しい世界は、ほとんど無いんだろうけど。
…けど、もし、そんな日常が手に入るのだとしたら、手放したくはないな。
お題【 日常 】
『日常』6/22
日常として、生活に溶け込むのに、
どれだけの時間かかるだろう。
何年も続けていれば、
それは、私の生き方、日常と呼べるだろう。
なら、新たな事を取り組むなら、
それが、日常と呼べるまでどれくらいの時を
ふと日常の1ページ、という言葉を思い出す。
習慣と日常は違うのでは、
そう、結論付け私は何時ものように生きる。
人生の休暇中。
心のギブアップを無視して頑張った
過去の私に
涙のお休みをあげてるところ
まともになったら
また遊んでね。
–日常–
〜星蓮(せれん)のある日の日常〜
今日、体育の授業でバスケがあったんだ。僕は元々スポーツが好きで特に球技が好きなんだよね。だから、バスケではたくさん点を取ったりして大活躍!!体も動かすことができて楽しかったからこの後の授業も頑張るぞ!
「日常」
「ただいま」と言って
マンションの自室のドアを開けると
「おかえり」の声があちこちからかかる。
すでにエルフとドワーフが
干し肉を肴に酒盛りをし
精霊たちがクスクスと笑い合い
天井から下げた観葉植物で
ブランコをしている。
待ちくたびれた森の動物たちが
身を寄せ合って部屋の隅で
ウトウトと微睡んでいる。
二頭の子どものドラゴンがソファーの背で
取っ組み合いのじゃれ合いをし
12階の窓の外からは母ドラゴンが
行き過ぎぬよう見守っている。
私はソファーのクッションの上で
身体を丸めたピンクと紫の
しましま模様のチェシャ猫の耳を撫で
ゴロゴロという振動を楽しみながら
ソファーにドスンと腰掛け
今日のお題をみる。
「日常………」
私の呟きに ドワーフが
「日常って、おまえさん」
と
肩を震わせ笑いをこらえている。
エルフが驚いたように盃をおき
「まさか、書くつもり?」と。
「そりゃ、書かなきゃねえ」
と呟いて
私はいつもより素早く指を滑らせ
投稿ボタンを押した。
「日常」
誰もいない部屋に
「ただいま」と言って帰る。
部屋の明かりをつけて、カーテンを閉める。
今夜もひとり 静かな月夜
それが私の日常
私はスマホを暗転させると
ドワーフ達の酒盛りに加わった。
「どうだった?今日の外界は」
葡萄酒を注ぎながらエルフが訊ねる。
私は軽く盃を合わせ飲み干しながら
「ふつー。
なんとか上手くやってるよ」
と答えニヤリと笑う。
「よく化けてるよ、おまえさん」
ドワーフが片目をつぶってみせる。
空に浮かんだ三日月が
参加したそうにこちらをみている。
今夜の宴会も夜通し続くだろう。
話は尽きず、そのうち誰かが踊りだす。
笑い転げて みんなで分かち合う
かけがえのない仲間たち。
さて本当の日常はどちらでしょう。
「日常」
窓から差し込む光がカーテンを貫き、心地よい暖かさが顔を包む。のっそりと上体を起こし、伸びをする。ベットから身体を降ろしてキッチンへと向かう。冷蔵庫から珈琲を取り出すと、徐に口へ運ぶ。苦味が口から全身へと循環し、忽ち意識は覚醒する。カーテンを勢いよく開け、部屋中を光が包む。今日はいい日だ。鳥たちは歌い、花は咲きほこる。こんな日には、、、
夜が明けた。硝煙の匂い、大地は揺れ、辺りには明瞭に陰鬱な瘴気が立ち込めている。前方に視線をやると、キャタピラによる轍が、何本か真っ直ぐと走っている。最前線で一層大きな爆発音がした。血で血を洗う戦いその先にあるものなどわからない。私達は愛国を誓う戦士であるものの、所詮は労働者に過ぎないからだ。どの道、どう足掻いても親友は帰ってこない。圧倒的な優勢。休憩時には酒瓶を片手に歌い出すものも現れるほどの優勢だ。時期に本国に帰れるだろう。しかし、爆死した親友の無惨な死体だけは網膜に焼き付き、アルコールでは流しきれなかった。見た事もない程に眩い閃光が辺りを埋めつくした。
空を見上げると常に焼夷弾が降っている。辺りの森林は全て焼き尽くされ、家屋も焼け落ち、燃えるものはもうないと言うのに。これが工業大国による戦争なのだろう。あるものは使ってしまえの精神で過剰とも言える膨大な量の兵器を投入しては更なる兵器の開発への足がかりにする。同じヒトの死であるというのに、家族全員に病院で看取られ、孫の号泣を傍らに息を引き取る老人と、荒野を掛け地雷を踏み抜き跡形もなく爆散する少女とでは価値が変わってしまう。兵器によって殺される命は1人、2人と多くなるにつれ、354,000、354,001と唯の数字へと変わっていく。ぬくぬくとした実験室でデータを見つめる彼らにとって数字の奥に沈んだ人間の顔なぞ想像したくないのだろう。その354,000人の人間1人1人に家族がいて、愛し、愛され産まれてきたと言うのに。そんな戦争ももうじき終わる。私達の大敗で終わる。だけど最後に神様が救済をして下さる。愚かな人類に鉄槌を今1度、想像を、
この話は、よく小、中学校の平和学習向けにするお話なのだが、最近の子供たちは読解力が乏しいのか、それぞれを別の話だと捉えてしまったり、はたまた脈絡がなさすぎてよくわからないなどと言ってまともに取り合おうとしないのだ。その癖、漫画ばっかり読んでいるからなのか、「伏線」がないだとか、「説得力」がないだとか言う。それは「唐突」にやってくる。「伏線」など張る暇もなく。「説得力」のある破壊などあるもんか。
それは今日にもやってくる。
-焼け焦げた大学ノートより、題「日常」-
#日常
ダイヤって燃えるからさ死んだらさ一緒に焼いてと歯みがきしながら
#jtanka #短歌
変わらないことが一番。
ちょっとした変化は仕方ない。
劇的なんて、どこかのシンデレラみたい。
自分に合っているのは、昨日と変わらない世界。
劇的に変わった世界を望んでも、自分にはそれを維持するだけの努力も、意地も、才能も、ないわけで。
昨日と変わらない、少し変わった”日常”があれば、それだけで十分だ。
日常
『日常』
5年程前に体調を崩してから
専業主婦。
時間が余ってしまうなぁと
思う事もあるし、今日は余り
調子良くないなぁって思う日も
あるけど、掃除、洗濯、食事
作り、猫と遊んで 花の世話。
晴れれば公園に散歩に行く。
一人カラオケにも行くように
なった。
体調崩してからか?この2年程は
のんびり、ていねいな日常を
送りたいと思うようになった。
休日まであと2日
そんな水曜日の昼休みに
今夜乗る夜行バスを予約して
次の日からのホテルを予約して
東京へ向かう。
朝、東京着いて
会社には慣れない演技をして
有休処理してもらう
自由を勝ち取ったんだ…
じんわりと身体が震えてる。
きっと生きるって
辛くて苦しいことの方が多いから
敷かれたレールみたいに
無愛想な顔した日常から
たまには逃避行したっていいと思う…
今日も生きてる
ただそれだけで誇れることだと思うから。
- 日常逃避行 -
お題
『日常』
私の日常は誰にも勝てないくらいつまんない。
人との関わりはもちろん、私が言葉を発することなんてほぼない。
話す人なんかいないし、話したとしても全て独り言。
一応、家族構成は父、母、兄、弟の5人家族。
兄は上京しているため家にはもう何年もいない。
弟は私と違ってクラスの中でも陽キャ。家でも私には話しかけてこない。
親も、最初の方は『大丈夫?』とか『調子はどう?』とか言って尋ねてきてたけどもう、存在すらないようにまるで私は空気だ。
いや、人々を生きさせる酸素でも無いかもしれない。
そんなある日…
コンコンッ
いつもは静かな私の部屋のドアが鳴る。
『……姉ちゃん。』
弟の声だった。いつもリビングや、弟の自室で聞くぎゃーぎゃーした声とは違う、怯えている、?ような小さな声
無視しようかと迷ったが興味本位で扉を開けてみることにした。
ガチャ……
『あ、姉ちゃん……っ』
扉の向こうには弟がうずくまり座っていた。
弟は少し驚いていた。まぁ、そっかと思う。
いつもならドアをたたかれても、反応はなし。
家でもろくに話さない姉が突然部屋から出てきたのだから。
「何?どうしたの。悟(さとる)…」
いつぶりだろう。弟の名前を呼んだのも、声を発したのも、誰かに話しかけるのも
『あのね、姉ちゃん。俺…』
「……?」
『クラスで虐められてるんだ…』
私の中で時間が止まる。まさか悟が…?
そんなわけ…wだって悟だよ?私とは性格も何もかも違う悟が…。いじめられてる?
「え…何言ってんの。悟」
『信じてくれないよね。俺の性格柄』
図星をつかれて私は黙ってしまう。
゛信じられないよね゛その言葉は私の心にグサっとささる。
『ごめん。部屋戻るわ』
「あ、悟っ……」
呼び止めて何を悟に言えばいいのか。こんな能無しの人間が誰にアドバイスなんてできる、?
『何?』
悟の目は死んでいた。何もかも諦めた顔。
「なんでもな……」
『あそ、じゃ』
さっきとは気配も何もかもが違っていた。私にはもう何も求めていない。こいつは役に立たないからとはやく離れたい、そんな表情。
次の日悟は昨日と変わって元気に登校して行った。
両親には話してないらしい…。そんな中私に相談してくれたのに…。私は胸の奥がぎゅっとなったのを感じた。
今日もいつも通りだった。誰にも話しかけられず、穏やかに…?
あれ、悟は?今、どうしてる?
”クラスで虐められてるんだ”
私は、話しかけられないだけで危害なんて加えられてない。いつもそんな自分を可哀想、みんなはずるい。話せる人がいて。それってただの自分が好きな人じゃん…?
悟…っ
その日兄が久しぶりに家に帰ってきた。
「真紀(まき)、悟久しぶり」
兄だから、と言って私は口を開けない。弟と話したのは自然と何故か口が開いたから
「真紀、悟、何かあったの?」
兄は相変わらず察しが早い。私が話せなくなっていることも、悟の悩みも全部当ててしまう。
『なんもねぇよ?なんだよ辛気臭せぇ、』
「なんもないならいいけど、なんかあったら相談しろよ?」
『へいへーい』
なんで悟はそんなに平気なの?いじめられてるんでしょ?私なら全然平気になれないよ…っ
気づけば私は頬に涙を零していた。
兄と弟は私を慰めた。
久しぶりに人の温もりと兄弟との触れ合いで安心したのかいつの間にか私は寝ていた。
「ん…?」
「起きた?」
「お兄ちゃん…」
「あ、お兄ちゃんって呼んでくれた(笑)」
あ、でも別に故意をもって呼ばなかった訳じゃないし…
「悟に全部聞いたよ。」
「悟ねいじめられてないって」
え?何嘘ってこと?嘘と知り、心配した私が馬鹿だった、そう思ったのと同時に安心した。
ガチャ…
『姉ちゃん、ごめん。でもッ俺』
『姉ちゃんとまた仲良くしたくて…卑怯なやり方でごめん』
「ほら、仲直りな」
いつからだろう。私が自分以外の人を視界から外に出させたのは、理由は?
悟が差し出した手のひらに自分の手を重ねる。
あぁ、思い出した。これが私の日常だ。