『日差し』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
どんなに強烈な日差しでも、
部屋の観葉植物たちのために、
カーテンを開けなければ。
冷房の効きが悪くなっても、
紫外線のダメージが不安でも、
彼らには日差しが必要だ。
たぶん、私にも。
#日差し
日差しは苦手だ。
陽より陰が好きな僕にとって、それは眩しすぎる。
日差しのような君を見て、嗚呼、眩しいな。って思った。
私が初めて幸せを感じた時、日差しは私だけに差していた。
これは、私と幼なじみの物語
「おーい!陽奈ー学校行くぞー!」
今日から高校生となった私、石森陽奈は幼なじみである瀬戸翔矢に呼ばれて慌てて家を出た。
「行ってきまーす!」
「おいおい、学校初日に遅刻する気かよ」
「ごめんって!昨日も練習してたら遅くなっちゃってー」
「ほんと泳ぐの好きだよなーお前は」
私と翔矢は3歳から同じスイミングスクールに通っていて中学校では水泳部に入っていた。家も近くて夏は近くの川や海で一緒に泳いだりしている。家族や友達には呆れられるほど一緒に泳いでいる。最初はただの幼なじみでチームの仲間だと思っていたが、私は彼のことを好きになっていた。
「だって泳ぐの楽しいじゃん!」
「そんなんだから友達できねーし、彼氏もできないんだよー」
「余計なお世話だっての!てか友達くらいいるし!」
「あーそうですねー高校ではできないんじゃない?」
「できるよ!」
「まー俺は入学式でもう友達できたけどね」
「なっ!私だって今日つくるもん!どうせちょっと顔がいいからってみんな寄ってくるだけじゃん」
「羨ましいんだろ笑」
「ちっ、違うよ!私はもっと中身を見てつくるの!」
「まー頑張れよー笑できなかったら俺が相手してやるよ」
「ちゃんとつくるよ!」
今日も朝から言い合いをしながら学校まで行く。私は、水泳ばかりで友達が少なく話す人もいない。それに比べて翔矢は顔も良く、明るい性格なのですぐに友達ができる、というより周りが友達になろうとよってくるのだ。人気な人は羨ましい。勝手に友達ができてしまう。でも私は翔矢がいるから友達がいなくても良かった。いつも話しかけてくれるし1人の時は一緒にいてくれる。嬉しいけど期待してしまうから、高校では友達を何とかつくらなければ!とは思っていたが...
「あっ、瀬戸くん!おはよう!」
「おはよー」
登校初日にこれだよ!人気者はこわい!それに比べて私は1人で自分の席まで行く。翔矢が同じクラスだったことが不幸中の幸いだ。
初日は午前中誰とも話せずお昼になってしまった。
「陽奈ー朝の威勢の良さはどこに行ったんだよ笑」
「うるさいなー、やっぱ1人でも良くなったの!」
「はぁーしょうがないなー、弁当一緒に食べようぜ」
「えっ!良いの!?」
「まあ俺たちは友だち以上の仲だからなっ!」
こういうところだ。幼なじみだからというのはわかっていても、どこか特別扱いされている気がして、嬉しくなってしまう。もし、出会ったのが私じゃない別の女子だったら今みたいには接してくれないだろう。自分だけだと考えるうちに好きになってしまう。でも翔矢は違う。嬉しさと悲しさを持ちながら2人でお昼を食べた。
「陽奈ー帰るぞー」
「はーい!」
私たちは今までと同じように2人で帰った。
6月の雨が降る日、
「おはよー」
「翔矢おはよー!」
「翔矢くんおはよう」
翔矢はクラスどころか学校中で知られていくようになった。でも、1人の私とお昼を食べ、一緒に帰る。これだけは変わらなかった。
「ねぇ、石森さんって翔矢くんと幼なじみなんでしょ?」
「えっ、そう...だけど」
「香織ちゃんが翔矢くんのこと好きになったらしくて、いつも一緒にいる石森さんが翔矢くんと付き合ってるんじゃないかって」
「そう、学校でも結構噂になってるよ」
「えっ!ち、違うよ!私と翔矢は、ただの幼なじみだから」
「そうだよね、明るくて人気者の翔矢くんとはあってないもんね」
「そう...だよ。私なんて翔矢とはあってないから付き合ってるなんて笑っちゃうよ笑」
「でも香織ちゃんは心配になってるからあまり翔矢くんと2人にはならない方がいいと思うよ」
「そう...だね笑彼女でもない私がいたら不安になるよね。気おつけるよ。」
こんなこと言いたくなかった。それはそうだ。翔矢は人気者、私なんかが一緒にいていい存在じゃない。でもあわないと言われた時、涙が出そうになった。そんなこと一番わかってるよ。でも好きになっちゃったの、しょうがないじゃん。私の方がずっと前から好きだったし、ずっと一緒にいて見てきたんだもん今さらどうしたらいいの?
悔しさと悲しさで何も考えられなくなった。
「陽奈ー帰ろー」
「ごめん、今日行くとこあるから先帰って」
「え、じゃあ俺も...」
「いいから先帰って!」
私は初めて翔矢と帰るのを断った。翔矢が帰ったあと、私は泣きながら1人家え帰った。こんなに1人で帰るのが寂しいなんて、私の生活にはもう彼のいないことなんてひとつもなかった。強く当たってしまった後悔が今になって涙と一緒に出てくる。もう好きになるのはやめよう。
帰り着くと、玄関の目の前に影が見えた。歩いて行くと翔矢が立っていた。
「陽奈、今日はどうしたんだ...ってどうした!その顔!何があったんだ!?」
最悪だ。泣いたあとで目が腫れている。こんなのを見られるなんて。
「何でもない、早く帰りなよ」
「何でもないって、そんな顔でなんでもないわけないだろ!」
「関係ないないでしょ!もうほっといて!お願いだから1人にして...」
「...わかった。じゃあな」
翔矢はそのまま帰って行った。
「っ...なんでこうなっちゃったんだろう。私がもっと明るかったら良かったのかな」
その日のことはあまり覚えていない。
7月中旬、
「あープールとか最悪じゃん」
「なー!誰が一番速く泳げるか勝負しょうぜ!」
プールの授業が始まって喜んでる人と嫌がってる人がいるが、私は何も考えられていない。あの日から翔矢とは話してないし、一緒にも帰っていない。翔矢は声をかけようとしてるが、私が避けている。何と声をかければ良いかわからないからだ。せっかくのプールでいつもなら喜んでいるこの夏、私の気持ちはいつも曇っていた。
「瀬戸って中学まで水泳してたんだろ?」
「まあな」
「水泳できてイケメンとか羨ましいよなー!」
「お前この前、泉さんに告られたのに断ったんだろ?もったいねー。学校でも人気の美女だぞ」
「だからなんだよ。別に美女だから好きになるわけじゃないだろ」
「ふぅー!そんなこと言ってみてーなー!」
「さっさとやるぞ」
翔矢、泉さんの告白断ったんだ。すごく綺麗で人気で翔矢と似合ってるのに。そう思いながらも、安心している自分がいた。
「じゃあ100メートル記録するぞー」
先生の合図で記録が始まった。
私の記録は、1分10秒だった。
「え!石森さん速くね!?」
「俺よりはやいんだけど!」
「石森さんすごーい!」
私はプールから上がるとみんなから注目を浴びていた。
「おい!翔矢とほとんど変わんねーぞ!」
「だってあいつも水泳やってたからな」
「...は!?お前ら部活も一緒だったのかよ!」
「3歳から一緒にやってたよ」
「ほんっとの幼なじみだな笑」
翔矢が私との話をするなんて思ってもいなかった。嬉しかったのに、なぜか2人の秘密を知られてしまった気分だ
「石森さん、あんまり浮かれてると痛い目見るよー」
私は振り返ると、目の前にいた泉さんが私をプールへ突き飛ばした。
「わっ!」ドボン!
「陽奈っ!」
息ができない。急に落とされてパニックになっていた。私死ぬのかなー?最後に好きって翔矢に言えばよかった。
そう考えてるうちに、いつの間にか意識を失っていた。
「ここ...どこ?」
目が覚めると白い天井がみえた。生きてるんだ、私。右手が温かいと思って見てみると、翔矢が私の横で眠っていた。
「んっ...陽奈?」
「翔矢起きて」
「...っ陽奈!目覚めたのか!?」
「これを見て覚めてないわけないでしょ」
「良かったー!どうしようかと思った」
すごく心配してくれたんだろう。目の下にくまができている。
「お前3日眠ってたんだぞ」
「そっか...翔矢、いろいろごめん...」
「...ほんとお前といると疲れるわー」
やっぱり翔矢もそんなふうに思ってたんだ。もう嫌われたんだ、そう思うと涙が出てきた。
「ごめんね。もう迷惑かけないから、私のことはほっといて」
「何言ってんだよ、迷惑なのは昔から変わんねーだろ。何があったんだよ。ちゃんと聞くから」
「...泉さんが翔矢のこと好きで近くにいないでって言われたから、一緒に帰るの辞めようと思って、そしたらこの前、振ったって聞いてその時泉さんからプールに...っ」
「どうしたの?」
「...突き飛ばされた」
「...っごめんな、俺のせいで」
「翔矢は悪くない。でも、どうして振ったの?人気者だし、すごくお似合いなのに」
「...俺には...好きな奴がいるからなー」
そうだったんだ。そりゃ翔矢にも好きな人くらいいるよね。悲しさで涙が止まらなかった。
「じゃあ私なんかといたら、誤解されちゃうよ」
「いいよ、誤解されても」
「えっ?」
「だって俺、お前のこと好きだもん」
時間が止まったように感じた。翔矢が私を好き?
「そんなわけないじゃん。私みたいな陰キャのどこがいいのよ」
「俺の前だと笑ってるとこ。俺だけの特権だからな!」
涙が溢れてきた。こんなに幸せだと感じることがあるのだろうか。
「俺と付き合って...だめ?」
「私も翔矢が好き。ずっと前から」
その日初めて、日差しの温かさに包まれながら、幸せを感じた。
西へと沈もうとする太陽が
名残惜しさ滲む光を投げ込んだ
燃えるような橙色は儚く、夜はもうすぐそこに
次の日差しが恋しくとも
長い夜を抜けなければ会うことは叶わない
(日差し)
【日差し】
夜明けに朝が来るのが怖くなる
人生から目を逸らしていてもさ
窓から差し込まれる光が現実で
僕の心予報は大雨に浸る日々だ
夏の日差しは
ホントに夏を感じさせる
夏の日差しほど嫌なものない
歩くだけで、汗がにじむ
目的地につく頃は、服が濡れている
あぁ、嫌だ
いっそ曇りになればいいのに…
#日差し
濮の席から見える君は日差しと云うライトに照らされている
前髪重め の 長い黒髪ロング
髪の毛を耳にかける仕草
眼鏡をくいっと動かす仕草
くすヾと云う優しい笑い方
いつもの笑顔
それら全てが日差しと云うライトに照らされ
雨の日より とても綺麗に見える
やっぱり君は日が似合う
否 、日差しが似合うと云っても 間違いではないだろう 。
「暑いな」
日差しがきつい。
しかし私には仕事がある。
そう、日焼け代行という立派な仕事が。
日焼けを代行しても意味がない、という先入観の裏をついた天才的なアイデア。
「そろそろ始めるか」
私は道端に寝転んだ。
道行く人が迷惑そうに見るが、気にしてはいけない。これがこの仕事の辛いところだ。
しばらくして私は気づいた。
「肌が痛い」
肌が赤くなっている。
よく考えたら私は肌が弱いのでこの仕事に向いていない。
「仕方ない」
私は道行く人から適当な人物を探し、半殺しにして縛りつけた後、道に寝かせた。
彼に代行してもらおう。
〜20時間後
見に行ってみると、いい感じに焼けていた。
「よし、申し分ない」
私は写真を取って依頼主に送った。
すると、なぜか半殺しにした男のスマホの着信音が鳴った。
指紋認証でロックを解除してみるとどうやらこの男は、私の依頼主だったようだ。
私はがっかりした。
「代行した意味ないじゃん!」
私「…(暑くて何も言えない)」
その日はテストの結果が帰ってきて散々で結構沈んでた
駅ってこんなに人いたんだ、暑いのによく外で話してるな
日差しが強くて、うぅっと声が出そうになるくらいに。
日焼けしたくないとか昔は思わなかったのに、本当に歳とったんだ。すると目の前を高校生が通った。
楽しそうだな、キラキラしてるし青春してもう昔だけど
今の生活も嫌いでは無いんだ、眩しいと思うものがきっと変わるだけだから。今を、夏を楽しむ予定です。
雨が1ヶ月降り続けた。
その中で僕は人を殺した。
雨で証拠は流れ、僕は見つからないと思った。
だけど、神様は意地悪だ。
今まで太陽が出なかったのに、
僕が人を殺した瞬間、
日差しとともに太陽が顔を出した。
僕は逃げた。逃げ続けた。
雨で流れるはずだった証拠が見つかり、
それがわかった僕は自ら命を絶った。
【日差し】
#68
〖日差し〗
バトル
〖日差し〗VS 「akaneko」
Ready〜Go!
日差しのターン「日差し!」akanekoは日差しをくらった20のダメージ。
akanekoのターン「暑いわ〜」暑さを認め精神力を10アップ。
日差しのターン「日差し!」akanekoは日焼けをした、毎ターン10のダメージ。
akanekoのターン「水分補給」akanekoはキンキンに冷えた麦茶を飲みHPを10回復。
日差しのターン「日差し!」akanekoは水分補給のおかげでそこまででも無さそうだ5のダメージ。
akanekoのターン「...:(´◦ω◦`):プルプル」おっと?akanekoの様子が!?
_WC|| レ(゚∀゚;)ヘ三┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨
||WC|<うぎゃぁぁぁぁああああ
||WC|🏳️ ͗ ͗
審判)┏○ペコッ
ええ、ただいまakanekoさんはキンキンに冷えた麦茶を一気に飲んだためお腹を壊し、試合継続不可とのことですので、今回の勝者は〖日差し〗さんです!
〖🌞✌️〗🏆✨
えー、では、〖日差し〗さんにヒーローインタビュー...と思いましたが、もうそろそろ日暮れとなりますので、また後日...[END]
「日差し」
日差しを辞書で調べてみた。意味は太陽の光、日光、太陽が照りつけること、とある。また「日差し」と「陽射し」二種類の漢字の書き方があって、調べた範囲では厳密な区別はない。
太陽の光をさえぎるため為にベランダにシェードをかけた。毎年夏のはじめの行事の様なもの。シェードの外側にはソーラーパネルが二枚ある。蓄電池ではいまの扇風機は回らないので、昨日は充電式の扇風機を買ってきた。これでさらに節電できる。充電式の家電が増えてきているから心強い。他にはスマホ、掃除機、ルームライト、ラジオにソーラーパネルの電気を使っている。防災にもなる。
どれだけの節電効果があるのかは、わからない。窓には断熱シートを貼ってある。冬はこれで部屋の中がかなり暖かかった。夏もこれでエアコンの効きが違うかもしれない。
ソーラーパネルの発電、このやり方には問題があり、話を聞く限り良い事の様だけど、蓄電池に電気を一旦ためる作業もある。手間暇がかかり、仕事が大変な方にはおすすめできない。リモートワークで在宅など条件が合えば参考になるかもしれない。
シェードもソーラーパネルも天候によっては、すぐに片付ける必要があり、大変だったが慣れて手際が良くなった。節電の為ではあるけれど、温暖化の問題に少しでも貢献できている自己満足感があった。
電気のない生活に戻る事はできない。やがて自分で電気を得て、その範囲で消費する生活が必要になって来るだろう。けれど、すべての人が、もっと楽に自家発電、蓄電、電気消費ができる様にならないと、いまのままでは無理です。けれど温暖化を止めるためには、複合的な対策が必要で、その方法の一つです。
注意⭐︎推敲しました。
あとがき
この文言を初めて書いた時点では、絶望感に支配されていました。今は希望を抱いております。
差し込む光は細胞を躍らせる
今すぐどこか深呼吸のできる場所へ
一番空の大きな場所へ
今すぐ行かなきゃと心をさす
日差し
-日差し-
サァァァ、、、
仰向けになった状態で上を見る
そこには快晴な青空ではなく風によって揺れている葉っぱ
キラキラと輝いている
葉っぱ同士がかすれる音
ここはどこだろう
分からないけど心地いいから此処のままで
日差しが強い
もうすぐ夏か
空を見上げれば
入道雲が広がっている
あぁ きれいだな
人生最後の空を見れた
差す美しい輝きを掴むことは出来ない
欲しい 欲しい あの輝きが
上を向けばそこにあるのに
熱さなんて関係ないのに
呼ばれた気がして走ってもあなたはかくれんぼが得意だ
#日差し
#49「日差し」
窓から入るスポットライトのような存在
僕の人生にはこの太陽がなければ
道も何も見えなくて
そして君は僕の日差しのような存在なんだ
ずっとずっと隣で歩いてくれますか
30数年生きているはずなのに10も生きていない妹と同じ感性ではしゃげる母と違って父はすごく落ち着いている人だった。
給食の後の授業は本当に眠い
運悪く喋り方が眠くなる先生だ
まぁ一番うしろの窓側の席だから結構快適
今日は絶対寝ない!
そう心の中で誓っていると
窓から日差しが指した
うわっ終わった
日差しが指したらもう終わり
私の睡魔は止められない
おやすみ
〈日差し〉
前回の窓に続き、今回のテーマ日差しについては上手くまとまらない。
最初の二、三行からタイプしていくうちに話の主軸がそれていき、今回も回顧録のような内容へと展開してしまったので削除した。
削除した今、結局何が言いたいのか混乱している次第である。
一晩時間を置いてみたのにまだ混乱中。
よく文豪が温泉宿などで執筆していたようだが彼らの気持ちがよくわかる。私は別に彼らのように高尚な文を書いているわけでも何でもないが、環境を変えてリフレッシュしないと自分の感覚感情イメージを代弁してくれうる文は構築不可能だと実感した。
何処か旅に出て旅先でゆっくり熟考してみたいと思った。もちろん穏やかな日差しの中で。大事な人への想いも一緒に。
...今日も彼が好きすぎて辛い...けど旅行が楽しかった様で本当によかった。