『日差し』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
初夏になったばかりだというのに、容赦ない日差しが地面を照りつける。
ついこの間までうららかな陽気だと云われたのに、太陽は気が早いなあ。と一人ごちる。
「日差し」
暗闇の中のような生活をしていたが
ある時期からネット販売をはじめた
そこで
幸福の向日葵
ってタネを売り始めたら
異常な程に売れまくった
この向日葵は
あなたを幸福な方向に導きますと
え?
殆ど同じ方向に向くじゃない?
いやぁ
みんな色々な場所に飾りますから
まぁ結局は
日差しがある方へ
向かいますね。
ー日差しー
自転車に股がり走らせる
どんよりと重い雲が何処までも何処までも続く
背負っているリュックに折り畳み傘が入っている事を頭の中で確認していると、湿った空気に身体が包み込まれる
思考を戻し、目の前に広がる雲にうんざりしていると遠くの町に日差しが見えた
早い雲の流れの中に一つ二つ薄明光線に照らされていた
行く方向は違うが風の流れでこの町にもくるだろう
傘が不要になる事を願って走らせた
日差しは、強すぎるとツラい。
弱すぎてもツラい。
愛情と同じで、
ほどほどな距離から、
たっぷり降り注ぐのが良い。
「日差し」
月は頭を垂れ星も帰ってしまった。
空は橙色に染まり始めて、所々青も混ざっている。
夜の影を纏った雲は、まだ少し重い色をして。
鳥が鳴いている。
白くなった電柱の、見えなくなった電線に、鴉が止まって鳴いている。
暗い時間の、死にそうな声では無くて、クァークァーと、朝を知らせる様に鳴いている。
アラームが鳴る。
アラームが鳴って、カラスが鳴って。そうするとじめじめ暑くなり始める。季節にぴったりな、嫌な暑さになり始める。
そして嫌になって起きる準備を始めると、日除のカーテンが風で浮いて。さっきまで静かだった小さな鳥も鳴き始め。
朝を告げる。
暗かった部屋も、隣の家の影になった庭も木も平等に、眩しいくらいの陽を受けた。
日差し。基本外に出ないから日差しが強くてもあまり関係ないかな。最近遮光カーテン買ったから家の中に日差しは入ってこないし。
しかし最近暑いねどーも。なんか涼しげな空気なのに部屋の温度は30度とかだもん。エアコンないと脳が溶けて死んじゃうよ。
部屋にある温度計は安物だから温度しかわからないのが不満なんだよな。元々はお湯の温度を計るために買ったやつだから。使わなくなったから部屋に置いて部屋の気温を計るのに使ってる。
でも部屋用のちゃんとした温度計が欲しい。湿度とか計れるやつ。でも今ので十分だから買い換えるのもな、って感じ。
今日はジャンプの発売日だったから感想書くか。今や俺のジャンプ熱を支えるのは鵺だけだぜ。とんだダークホースだったな鵺は。
確かトップだったから呪術から読んだけどびみょいよな呪術。待ちに待ったというかこれをやるために舞台を整えてたんだろって感じのカードなのにいまいち。
最強vs最強なのになんか盛り上がらない。どっちが勝ってもふーんで終わりそうで悲しい。今際の際だぞは最高にかっこよくて戦いの始まり方も悪くなかったんだけどな。まぁ決着には期待しておこう。
鵺だよ。今週はバトルだったけどいい感じにゆるくていい。この作者はデフォルトのキャラがかわいくてよいね。決めの開きもかっこよくて良かった。
最初はタイトルで興味なくて読まなかったけどネットでちょい話題だったから読んでみたけど読んで正解だったな。これから俺のジャンプ熱を支える作品だ。
アンデラは安定の微妙で特に感想はない。二週目の最初の方はめっちゃ面白かっただけに残念や。
新連載の格闘物も悪くない。これは中々期待できる作品だけど未だにタイトル覚えてないや。来週タイトル見て覚えておこう。
しかし今まで新連載はスルーすることが多かったけど鵺のような当たりがあるしこれからはとりあえず一話だけでも見ておかないとな。
どうか
それを
だれかのたいおんのように
おもっていられますように
またあしたがきてしまった
だれかのぜつぼうではなく
私は生物が生きていくなかで、太陽から発せられる太陽光はとても重要なエネルギーだと考える。
皮膚がんなどに繋がる発癌性のある紫外線を含む光は、たしかに身体にいいことばかりではない。だが、それ以上に得られるものが多いのではないかと考える。ずっと陽の光を浴びずに過ごしていると鬱病になるリスクが跳ね上がるのだという。そして、この光には人間や動植物を元気にするエネルギーを持っている。
1日に一度でも日光を浴びることで時間感覚が鈍る。などということは減るだろう。
よって、太陽光というのは人間にとっても、他の生物にとっても大切でかけがえのない存在であると言える。
梅雨空に
ほんの一筋
強い光
もうすぐ
暑い夏が来る
お題
日差し
ぬくぬくと差し込む陽を追う猫たちの日時計によればもうすぐご飯
#jtanka #短歌
日差し
一日の流れが過ぎていくなかで、何か行動したときに必ずといって良いほど、天候が明るくなる。
何か伝えたいメッセージなのだろうか。
よくわからない私はそのまま、
「あ、明るくなった!」
と、言葉に出すか心の中で思うか、どちらかなんだけど、そうやってあまり気にせずに一日を過ごしている。
だけど、日差しが入るとおかげ様でわりと涼しい気候で暮らしているので、洗濯物が乾きやすいからありがたい。
私的に気分も違ってくるので、心の安定、脳の活性化に繋がりやすい。
また、セロトニンとドパーミンとノルアドレナリンに良い効果をもたらしてくれるので嬉しい限り。
#日差し
この時期になると、窓を開けカーテンを開けて寝る、
朝6時君の声と日差しで起きる。
日差し
君たちが輝いているのは、
日差しのおかげ、
そして僕達、影のおかげ
全部自分の力なんて思うなよ
日差しがないと、君達は存在すら分からない
日差しが差してこないここの土地。
通称・魔女の街と呼ばれる所。
別に魔女が住んでる訳でもないし 普通に失礼だと思う。
そんなことを思っていた。
ある日、僕が森の奥に遊びに行った時。
少し痩せ細っている木がそこに立っていた。
遊び半分で揺らすと、
その木はこの街と別の街を繋ぐ木だったらしく
葉が全部落ちてきて、日差しがいきなり差してきた。
僕は初めての日差しに感動した。
こんなにも日差しは暖かいんだ。
すると 町長が顔真っ青にしてこちらに歩み寄ってくる。
「馬鹿者…!馬鹿者‼ここの土地は…ここの土地は…
魔女の街と呼ばれることで世界に面白がられて金を稼いできたんじゃぞ!
それなのに日差しが差してきたらただの街じゃ!おしまいじゃ!」
ジタバタジタバタと喋り続ける
町長を見ながら、
ふと思った。
━━街の住人たちの健康を犠牲にしてまで日差しを差さず、
それを笑い物として扱う町長こそが、
真の魔女だと。
#日差し
温もり
刺激
和らぎ
渇望
―「日差し」―
水色の日傘
振り返る君
眩しい笑顔
帽子を目深に被る僕
ずっと火照りが取れなくて
―日差し
夏の日差しはつよいけど、
こころにも日差しが ほしい
暗闇を照らす
まぶしいほどの日差しが、
おぼつかない足どりで
今日を生きる、
僕に 笑顔で
日差しをくれないか?
子どもの頃は親の事情もあり、
夏は毎年泊まりで駆り出されることがあった。
遠方の地で初対面の人と集団生活をさせられて、
毎日早朝に起こされて外へ出向いたり、
見知らぬ人々に冷たい麦茶をついだり、
好きでもないレクリエーションに参加させられたりした。
汗だくの炎天下。
漂う土臭さ。
鳴り響く蝉の声。
飛び散る冷たい水しぶき。
涼しい部屋で浸る空調。
まっすぐに照りつける太陽を浴びると、
懐かしさと共に夏を感じる。
行事はあまり好きではなかったが、
むせ返るような灼熱の季節は、
私にあの頃の気持ちを思い出させてくれる。
どこまでも自由に、穏やかに生きたい。
~日差し~
【日差し】
暑さのせいで回る目に日差しがキラキラしてた。今年の夏は去年よりも暑くなるらしい。お生憎様の雨、お天気にはなかなかなってくれない。私もこんな天気飽きてしまう。
「今日は雨のち曇り、傘が必要かもだってよ。」
「げ、傘なんて持ってないんだけど。」
天気予報とか星座占い見ないからだよ、って談笑。見た方がいいのは分かっている。けれど、どうしても見る時間がないんだ。日差しでバテてまともに日中歩こうとも思えない。何もしていないのに疲れてしまうからさすがに夏バテ。水分とった? って少し注意をされる。
「飲み物持ってないからさ。」
「じゃあ、これ飲みかけだけどまだ新しい方だから。」
って、思わせぶり。やめてよ、そんな。この関係に名前をつけるとしたら兄妹と同じ感じ。同い年で片方が面倒見がいい。余裕を感じる暇もないのに。今年の夏はいつもよりもずっと心臓の音がうるさい気がする。
「考えてみりゃ当然のことなんだろうが、今更、日本のどの地域に居るかで、日の出と日の入りの時刻が違うって知ったんだわ」
今回の題目、「日差し」の3文字をどう自分の投稿スタイルに落とし込むか。苦悩して葛藤してネタが浮かばず、己の加齢による頭の固さを痛感した某所在住物書きである。
「スマホの天気予報見たんよ。例えば今日は、札幌なら4時丁度に日が昇って19時18分に沈む。対して東京は4時半日の出、19時1分日の入り。沖縄は5時40分に19時26分だとさ。同じ7月3日でも、日差しの出る時間こんな違うのな」
日の出時刻、日の入り時刻の違いで、何かハナシのネタが降りてきたりしないかって。少々期待したんだがな。どうにも難しかったわな。
物書きはうなだれて、窓の外を見た。
――――――
7月初週、最近の都内某所、朝の某職場屋上。
早朝の、気温だけは比較的快適な曇天を、焼き払いにかかる直前の直射日光の下。
7時過ぎで既に26℃、最高気温34℃予報の日差しは、「熱線」の語感が相応しく感じられる気配。
「あっはっは!お前、おまえ、狐の窓?!」
パンパンパン。暑さ払うサイダー味のアイスバーを片手に、明るく笑い飛ばす男が、親友たる寂しがり屋な捻くれ者の背中を叩いた。
「狐の窓で、人間の本性なんぞ、分かるかよ!それこそお前お得意の脳科学と心理学の出番だろう!」
分からなかったのか、分からなかったんだろうな!笑いのツボに入ったらしい男、宇曽野は、捻くれ者の生真面目と堅物と、治癒遅い失恋の傷を再認識した。
「それで、それでお前、結局どうしたんだ昨日。その後輩とは。『面白くもない捻くれ者の自分に引っ付く後輩の本性が怖い』って、狐の窓の真似事したら、逆にその窓越しに目が合って?見えたのは何だった?」
「……なにも。ただのいつもの後輩だ」
「だろうな!あいつにはハナから、お前を害する気など無いから!」
「そんな筈はない。『あのひと』がそうだった。あいつも同じく、きっとどこかで私のことなど、」
「忘れろ。『あっち』はお前と相性が最悪だっただけだ。そろそろ自分のこと許してやって、次に行け」
「次など無い。私はもう、恋などしない」
じりじりじり。空気沸かす日差しにそろそろ耐えられなくなる捻くれ者が、自分のアイスバーを早々に処理して、屋内へ続く扉に手をかける。
「狐の窓で本性を正直に開示するだけ、化け物の方がまだ誠実だろうさ」
取り残された宇曽野は、大きなため息をひとつ吐き、親友の背中を見送った。
「なかなか治らんなぁ。あいつの傷」
宇曽野が言った。
「次の恋でもすれば、いずれ癒えると思ってたが。あの堅物クソ真面目のお人好しめ」
あいつの初恋が「あっち」ではなく、あの後輩の方だったら、どれだけマシだったことか。
再度ため息を吐く彼を、夏の日差しはただただ刺し続けた。