『日の出』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
〔日の出〕
毎度思うけど、日の出って綺麗だよね。
ただただそう思う。
僕は今年は初日の出が見れて、『やっぱり綺麗だな』って。そう思った。
朝がそんなに強い方ではないから、よく初日の出を見逃す。
でも一度見てから、この特別感と美しさを知って、頑張って見ようと思うようになった。
いつか、この初日の出の見方が変わってしまう日が来るのだろうか。それは少し嫌だな。
この光も、色も、変わらずずっと見続けられたらいいのにな。
…そう、心から願おうかな。
【日の出】
ずっとずっと先が見えなくて、仲間が飛び立っていくのを見送り続けてきた。
次ダメだったら終わりにしよう。
そう思うたびに中途半端な希望を目の前にぶら下げられて、いつの間にか退けないところまで来てしまった。
先の見えない道を迷いながら進み続け、目前に広がるのは夢に見た景色。
きっともうすぐ、日が昇る。
『日の出』
初日の出、今年もみれてないなぁ。
正月さえも寝ることに時間を費やしたい私です。
みなさんは見ましたか?
日の出ってとっても幻想的。
夕焼けもとっても素敵で幻想的だけれど、
日の出、朝焼けって、
より儚く感じます。
この始まりも終わる時が来るんだなぁって感じます。
一日の始まりに一日の終わりが来ることを感じる。
自然って素敵ですね。
毎日を大事にしたいなぁ。
私は大晦日から元旦にかけて、毎年恒例のCD TV ライブ 年越しスペシャルを見るのが日課になっている。
今年も例外なくこたつに入りながら見ていた、つもりだった。
誰かの声で我にかえる。どうやらうたた寝をしていたようだ。
声のする方を見上げると光り輝くものが。ま、まぶしい…。初日の出?
いや、ただの天井の照明と重なったうちのハゲ親父の頭だった。
なんか、小言を言われたが何を言われたのか記憶にはない。
今年は放射線状に輝くハゲ親父の初日の出に始まった年になった。
良い年になりそうだ…
日の出を見ると思い出す。でも、その思い出したものがなんなのかは、はっきりとは覚えてない。でも、誰かに背負われ、その山の頂に立っては、そこで見た日の出のなんと美しかったこと。それだけは記憶している。ただ、おぶってくれた人が誰だったかとか、どの山に登ったとか、そういうのは全く知らない。と言うか正直興味がない。でも、一つ確かなのは、俺をおぶってくれは人は、今は山よりもずっと高いところにいるってことだ。
久しぶりの
不眠
再発だ。
理由は
分かっている。
運動不足と
考え過ぎ。
実家で
のんびりしたくて
ついつい
引きこもって
良くないことまで
考えてしまう。
そういえば
夜は
こんなに
長いんだったなぁ。
朝まで寝れなかった
あの頃から
3年
経った。
どうか
今日は
日が昇るまでには
眠れますように。
#日の出
『日の出』
そろそろ時間だ
空が明るくなってきた
太陽が昇っていく様子は
まるで私がこれからなにかに挑戦することを応援してくれているようで涙が出そうになる
この太陽のように
力強く
あたたかく
自分のやりたいことを進んでいけたらいいなと
心に誓った
【デビルズパレスの日の出】
(悪魔執事と黒い猫の二次創作小説です)
※💍喋ります
「🧸、ちょっといい?」
「はい!どうしたんですか主様?」
「ちょっと着いてきてー」
「わかりました!」
「あ、いた!🦋ー!」
「はい、主様?どうしたんですか?」
「ちょっと着いてきてー」
「はい?」
「さてと、🦋、🧸そこの雪の山の後ろに行ってー」
「「はい」」
「それでー🦋は顔が見えなくなるくらいまでしゃがんでー。あ、髪の毛は見えるようにねー」
「こ、こうですか?」
「うん!🧸は🦋の頭で顔隠してー結んであるところといてくれる?」
「はい!こうですか?」
「そうそう!いい感じー!」
「主様〜?何してんの?」
「あ、💮今ねとあるものを再現してるの」
「とあるもの?」
「あ、ちょうどいいや💮もそこ寝っ転がれる?」
「雪の上でか?」
「うん。」
「わかった」
「じゃあそこの雪山の前に寝っ転がってこのシーツ被ってて顔が隠れるようにね。」
「ああ。で、これなに作ってんの?」
「これ?これは…」
「主様!何やってるの?」
「なんだこれは」
「あ、🐾と🤍。これね今日の出作ってるの。」
「「「「「日の出…?」」」」」
「日の出ってあの日の出?」
「うん。」
「どこが日の出なんだ…」
「🧸と🦋で太陽。💮と雪山は山を再現してる」
「俺たち太陽役だったんだ…」
「そうみたいですね…」
「俺はなんで山なんだ…?白いシーツ被らされたんだけど…」
「💮の髪色の緑が雪山に残っている木の葉っぱ部分。」
「なるほどね」
「いやー日の出見れなかったからさみんなに再現してもらった。」
「「「「「………」」」」」
「今年もいい年になりそうだなー」
毎日 見ているのに なぜか温かくて眩しく感じる
新しい年の初めての 輝き
今晩は、仄暗い、不安な心の日の出がみれた。
正月早々昇る不安に押しつぶされそうだ。
真っ直ぐでしかいられないから、言葉がないと、不安しなかないんです。
お題 日の出
日の出の先輩って夜明けだよな、と思う。当たり前だけど。
地平線からじんわりと滲んでくる陽の輪郭は、焦ったくもあるけれど、私たちの心を徐々にあたたかくしてくれる。
眩しさに目を細めつつも、あったかいなぁと、声を漏らす。
まだ眠いなぁとうつらうつら、瞼が重たくなる。
陽の光を浴びると、体内時計がきちんと働くらしいんだけど、眠くてそれどころじゃないな、と、毎度のごとく思う。
私は、夜明けの空の方が好きだけどね。
「喪中を越える」
今朝も
同じ 日の出
あの日と同じ
陽(ひ)
もう、1年が経ちました
あなたを亡くしてからの年明けは
これが2回目
あっという間の
1年、です
夢を見ていたのでしょうか
いいえ、あなたの遺影を見る度
夢であってくれと
願って
引きずり回していたのは
私の方
今朝も
同じ 日の出
でも、今を照らす
新しい陽
少しずつ前を向くための
新しい
陽
お題:日の出
薄暗い空に日が差し込んだ時、背中を押された気がした。大丈夫、何度でも日は昇るから。
【日の出】
日の出
見てないなー?寝てるから見る以前の問題。
初日の出、見たいね〜朝に強くなりたい。
あの時、雲の切れ間から少しだけ見えた日の出
雲に隠れたそうにしてたあの太陽は
今の私の気持ちみたいだったなんて
太陽は私を照らしてくれたあなたの方よね
日の出
6時半…夏間なら、眩しい陽射しがあるのに、歳の始めの朝は、まだ薄ぼんやりしている…
日の出迄、小一時間、少しずつ明けて行く、空は、東側が、ほんのり明るく、けれど、まだ、夜の帷はかかった儘で…この、太陽と夜のせめぎあいが、見ていて、面白い…勢いが、昨日の夕方とは違い、まるで、関ヶ原の戦の様に、西軍と東軍のせめぎあいの様相が何とも言えない…
この変人は1月も3日の夜更け、今日もきちんと時計は2周し、4日になってから初日の出の映像を観ているらしい。
「何で観てるの?」
「ゆーちゅーぶ」
かの有名な動画共有サイトでの富士山からの初日の出ですか。そうですか。
「それ観るなら、今から山なり海なり車出したほうが良いもの観れるんじゃない?」
「まーそりゃあそうなんだけどねぇ…」
歯切れ悪いな。
「この手軽さがいーんじゃん」
まぁ、確かにな。と思った私も怠惰な人間だろうか。
何かの始まりは何かの終わり
終わるために始まるもの
ゴールがあるからスタートする
点がふたつで線が描ける
サイクルするにも終わりと始まり
最後に始めて最初に終わる
そんな一年を巡るもの
新たな始まりを見届ける
――サメの言うことにゃ、
日の出
小説
迅嵐
「迅!起きろ!朝だ!」
聞こえてきたのは元旦に似合う明朗快活な声だった。
「ん゛~?ん~~…」
時刻を見ると午前6時。いつも起きる時間より少し早めの時間だった。任務があればそんな時間に起きるのは特段珍しいことでは無いのだが。
「…あらしやま…きょうがんたんだよ…まだねようよ…」
本日は1月1日。元旦。遅くまで寝ていても誰にも文句は言われない日。だとおれは勝手に思っている。だからもう少し寝ていたい訳で。
「何言ってるんだ。元旦と言えば初日の出。ほら起きろ、一緒に見よう」
そう言いベッドからズルズルおれを引き抜く嵐山。ああ、昨日の夜視えたこの大根抜きみたいな未来は日の出が見たいがための暴挙だったのか。ちなみにこの後はおれが渋々起き上がる未来が視える。
「…しょうがないなぁ…」
寝ぼけ眼を擦りながら渋々起き上がると、おれは一つ大きな欠伸をする。調べると大体1時間後に日の出が見られるようだった。
「こっから見えるかな」
「多分見える」
「神社に行っちゃうとおまえ、囲まれちゃうからな」
いつだったか神社へお参りに行った時、嵐山の変装が見破られて取り囲まれてしまったことがあった。その情景を思い出したのか、嵐山は遠い目をして笑う。
「あぁ…あれは大変だった…」
「はは、あの時の嵐山さ…」
思い出話に花を咲かせる。
いや、咲かせすぎた。
いつの間にか外は光で満ちていて、とっくに日は昇っていたのだった。
「あー!?迅!!日が昇ってる!!!」
「え!?うそ!!ほんとだ!!!?!」
「っっ見逃したーーーー!!!!」
「っっ視逃したーーーー!!!!」
どわー、だとかうわー、だとか変な声を出しながら二人仲良く撃沈する。せっかく朝早くに起きたのに。
「くそ…こんな未来視えなかった…新年早々何してんだおれ…」
「初日の出…見たかった…」
大の大人二人が部屋の中で新年早々うずくまる光景を誰が予想していただろうか。だがしかし、おれはあの実力派エリート迅悠一。切り替えはピカイチ(当社比)だ。
「…よし、ウジウジしてても仕方ない。過ぎたことは過ぎたこと。嵐山、切り替えるぞ、来年だ来年!」
「あぁ、そうだな。来年に期待だ!」
少々涙を目に溜めながらも、流石はA級部隊隊長。胸元で力強く拳を作る。
そうしておれたちは来年へのリベンジマッチを胸に、新年の朝を迎えたのだった。
【日の出】
今年は
ぐっすり寝ておりました
確か高校を出て数年経った年末
突然ウエダが
ペンションに泊まって初日の出を見よう
と言い出した
数人の参加者が決まり
バタバタと隣県のペンションを手配
当日、車2台に分乗し
フラフラと寄り道しながら
予約したペンションに向かう
近くに温泉館があるらしい
チェックインまで
そこで過ごそうと向かうが休館日
ペンションに相談すると
早目にチェックインさせて貰えるとの事
受付を済ませ部屋に入ると
床が暖かい
初めての床暖房に
田舎者共は大興奮
こぞって床に這い蹲る
もちろん俺も
夕食までの時間は併設のテニスコートを使わせてもらい
これまた初めてのテニス
誰もルールを知らず
卓球のルールを採用
夕食はコース料理
創作フレンチのようなコースだったが
田舎者共は
並んだナイフやフォークの前に硬直する
辛うじて料理に興味があった
俺の朧気な
外側から使うらしい
だけを頼りに
全員で
知ってますともを装う
料理はどれも美味しく
上品な見た目と味に
少しづつ自分を取り戻した田舎者共は
ナイフとフォークの数が減ってくると
小声で
量は少ない
後でラーメン食べに行こう
などと言い出した
一通り料理を食べ終え
ラーメンに
と席を立つと
デザートがあります
と呼び止められ
赤面しながら再度着席
またも小声で
終わりっぽいって言ったじゃん
などと責任を押し付けあい
デザートが運ばれて来ると
何も無かったかのように装う
デザートも美味しかった
スプーンももう残って無い
今度こそラーメンだ
お互いに目配せし
全員が食べ終わった事を確認すると
一呼吸置いて一斉に席を立つ
コーヒーがあります
悪夢再び
赤面のあまり
コーヒーの味は分からなかった
コーヒーの後は
もう誰も立ち上がろうとはせず
チラチラと厨房を覗きながら
気持ちの入っていない談笑を繰り広げた
ペンションの方が
笑いながら終わりを教えてくれるまで
ペンションは持ち込み可能らしく
氷やお湯なんかも準備して貰えると聞き
ラーメンはやめ
コンビニに買い出しに行く事になった
アルコールとツマミ
年越しそば
一通り買って部屋に戻る
テレビを見ながら思い出話なんかしてると
ようやく年末だった事を思い出した
横になろうとすると
綺麗に施されたベットメイキングを前に
田舎者共はまたもソワソワ始め
これもシーツ?毛布?と
困惑のまま
ぱっつーんとなったままの毛布に挟まって寝た
明日は山の方に向かい初日の出を眺める
窓から空を見上げると
星がたくさん出て綺麗だ
きっと晴れる
それはそれは
ぐっすり寝てました
寝ぼけ眼で
朝食に向かい
唯一の目的を見失った田舎者共は
もぐもぐしながら
どうする?
温泉は今日も閉まってる
と切り替えに必死だ
協議の結果
さらに隣の県まで足を伸ばし
お城の観光をして帰ろうと
旅の目的をすり替えた
ペンションの方にお礼を言いチェックアウト
隣県まで結構な道のりだが
昨日の失敗をワイワイ話しながらの移動も
それはそれで楽しい
少しづつ気を取り直し
目的地に到着
降り立ったお城の前で
年末年始休館のお知らせ
を眺め
帰路に着いた
長い長い帰り道だった