『日の出』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
日の出
たまにあるいつもよりちょっと早く起きちゃった日に窓から見えるピンクみたいな薄オレンジみたいな日の出の空の色が大好き
まだ誰も起きてなくて、窓を開ければ空気が澄んでて、少し嬉しいような気持ちになる朝が好き。
おはよう。新しい朝。切り換えていこう。昨日の私と交代しよう。今日は今日。昨日は昨日。ちがうのよ。でも心身は磨かれている。昨日よりも今日。今日よりも明日になるように。誰に言われるでもなく私がそう思いたいよ。さぁ、いってきます!
洗いたての日の出だけは、きっと、いつもと同じだったのです。一年を照らす灯火は、少なくとも一つはあるのです。
/お題「日の出」より
「日の出」
日の出を見て感激してる人がいる裏側で
夕日を見て一日を振り返ってる人がいる
人もまた同じ...
今終わってゆく人
今から始まる人
早い、遅い関係なく
人生を全うした人から
天に帰るらしい
悔いが残らない生き方をしないと
天に帰れないのかな...
私は自分の何を終わらせれば
人生を全うした事になるのかな...
難しすぎて頭が痛い
私の人生の日の出は
そっちに行きたくない!!とグズって迎えた
いつか迎える日の入りは
ガッツポーズで、笑顔で迎えたい
【日の出】
日の出っておいしいの?
…くらい、日の出は見てない。
日の出を見るのは、君の隣がいい。
眠りから覚めると、横には君がいて、カーテンを開けて外を眺めてる。
私も起き上がって、隣に座る。すると、彼は横を向いて「おはよ」って、ほわわんとした声でいう。
そしたら、外が明るくなってきて、日が差し込んでくる。
太陽さんも、眠りから覚めて、山のお布団から顔を出す。
それを眺めてる君の、初日の出に負けないくらいの暖かさを持った、優しい笑顔がだーいすき。
さあ、今年が始まった。今年も、毎日この笑顔が見られるといいな。
夜にふと壁のカレンダーを見ると絵が日の出だった。
あぁ、一日が終わってしまう…
この休みがずっと続けばいいのにと思う。テストやだ。
今日は最高の1日だった。明日はどうなるだろうか。
ああ、消えてしまいたい。明日にもならなければ。
今日という日を清算し、明日を早く迎えたい。
時よ過ぎないで。出来るなら明日はまだ来ないで。
今日も明日も、愛すべき日であるはず。
希望の夜。悲願の夜。整然たる夜。願望の夜。愛しみの夜。
さぁ、朝が来た。
ああ、朝が来てしまった。
やっと朝が来たか。
もう、朝が来ちゃった。
嗚呼、朝が来てくれた。
正気に満ちた朝。絶望の朝。照らす朝。光彩の朝。慈しむ朝。
[日の出]
何年か前、家族で初日の出を見に行ったことがあります。
寒いからとモコモコのダウンの上に馬鹿でかい毛布を被せられて、姉妹揃って超不機嫌になりました。
写真を見ても、2人でカメラを睨んでいて面白いです。
今は家族の関わり方がその時とは変わってきているので、懐かしい感じです。
成長なのかな。
300字小説
最初で最後の朝日
『もう疲れたんだよ』
何度目かのダンジョン探索中。俺の行く手を遮ってきたスケルトンは剣を下げた。
『宝を守ると言っても、持ち主であるマスターはとうに逝っちまってるんだ。なあ、ここの宝を全部やるから、俺を解放してくれないか』
奴は日の光を浴びれば、消滅するという。報酬が貰えれば解決するのが冒険者だ。俺は奴を連れて地上に向かった。
ダンジョンを出、小高い山を登る。
『何処まで行くんだ』
「どうせ消えるなら、こいつが良いだろう」
東の空を指す。
『……おお』
徐々に明るくなる空が日の出を迎える。眼窩の青白い光が揺れる。
『これが朝日……なんと美しい。……ありがとう』
奴はカタリと満足げに笑んだ後、サラサラと消えていった。
お題「日の出」
今年は今日から参加していきます。
今年もよろしくお願いいたします。
ひので
あたらしい はじまりのひかり
いつもの ひかり
きっとあのひともみたかった
いつもの ひかり
てのひらにあたる ひかり
ぬくもり
いつも なくなってから きがつくの
たいせつな ひかり
〝日の出〟
「一緒に初日の出見ない?」
彼から電話がかかって来た。答えに迷っていると、
「もちろんモーニングコールするから、どう?」
と、私の心を読んで、彼が追い討ちをかける。
行きたくないと言えば嘘になる。
それに、彼が気遣ってくれたのが嬉しかった。
「もちろんいいよ。でも、手間かけてごめんね」
「いいって。じゃ、また電話するね。おやすみ」
「おやすみ」
そう言って電話を切り、眠りについた。
そして、朝。
彼から電話がかかって来る前に、私から電話をかける。
「おはよ、起きてた?」
「おはよ…って、起きてたんだ。びっくりしたよ」
あなたのせいなのに、と心の中で呟く。
あなたに会えるのが楽しみで、早く起きたんだから。
初日の出は自分的には結構見るのが難しい。
寒がりすぎてずっとお家の中で温まってたい。
でもテレビとかで見るとすごく綺麗。
いつか実際に綺麗な場所で見てみたい。
同じ日の出でも季節によって印象変わるよね。
自然豊かなところで見てみたいなぁ。
日の出
10年以上前、友人たちと初日の出を見に行った。
みんなで見た日の出はとても印象深く今でも記憶に残っている。
時が経ち、それぞれ家庭を持ったり、仕事が忙しくなり疎遠になってしまった。
今年、新年を祝うメッセージを送った。
返信が来ない事態を想定してもいたが幸い返事が帰ってきた。
彼らとはもう初日の出を一緒に見に行くことはないのかもしれない。
それでも、彼らとの楽しかった思い出が僕の人生を彩ってくれることを忘れずにいたい。
日の出は見にいきませんでした。
まず見るところがありませんでした。
悲しい現実、
日の出、なんて言葉は、日が沈んでしまうからあるんだ。けれど、一日も日が沈まない場所があることをご存知かい?僕はそこへ、行ってみたいんだけれど。
「馬鹿な。ここは×××だよ。日は落ちて沈み、そうして昇り続けるんだ。これからもね」
それに僕たち、ここからは出られないでしょう?
続けてそう言うと、彼は明らかにしょんぼりとした声で、外へ出てみたいなあと吐息をふうと絞り出すように呟く。
「あ、そうだ」
この真白い部屋の中には、ひとつだけ小さな小さな窓があるね。背伸びをして、覗くのだ。そうすると、小さな小さな、水溜り程の池が見えるね。では、其処に映った、太陽を、見ようではないか。
「いいね。乗った」
彼はそう言うと、窓の方へ走った。その窓はひどく小さいのでひとり用だ。僕は彼の背中を眺めた。小さい身長で、懸命に踵を上げて彼は窓枠に手をかける。
「わあ」
彼は小さく声を上げた。太陽が昇るだけのことに、あれだけ感嘆の声をあげられるとは。その純粋な姿は僕にとってあまりにも眩しくて、少しだけ羨ましい。きっと彼が、白く輝く水面に映る、灼熱の光を、見ていることも、少しだけ、羨ましいのだ。
「僕にも見せてよ」
いいよ。そう言って彼は一度外を見たまま、瞬きをした。振り返って僕を見たその瞳には、未だにその輝きが幾分かの煌めきか残っている。
僕は窓枠に駆け寄って、窓の外を見た。水面に映った眩いばかりの太陽を見た。ちょいとこれは、僕にとっては眩しすぎる!
「……目が潰れた」
「ええ…」
僕はあまりの眩しさに、目を瞑りその上から手のひらで覆った。瞼の裏に痛いほど光が焼き付いている。 その姿は、死ぬまで忘れられそうにない。
「いつか君と一緒に、外で太陽を見たいものだ」
「…うん、そうだね」
僕たちは、厳重に外から鍵のかけられた何にも無い白い部屋で、また他愛のない一日を過ごすのだ。
《2.日の出》
一次創作のひらめきを得るためにこのアプリを始めたのですが、私はこういうよくわからないふわふわ浮いているお話がどうやら好きみたいです。思いついたまま走り書きで10分くらいで書いています。
考察妄想は皆さんに任せることにしたいと思います。読んでくださりありがとう御座いました。
今日は忙しい一日だったので
あっという間に夜が明けようとしていた。
『確か、この近く海があったはず、』
そう思い宿泊している旅館近くの海へと
走っていく。
『ッッ』
私が見た景色には
とても綺麗な日の出が
急いで走ってきてよかったな
なんて、笑
『いつぶりだろ、』
こんな時間までなんて普段起きないから
もう何十年も日の出なんて
ちゃんと見てなかった
『お母さんとこれば良かったな〜、』
これが去年の秋。
就職したての頃
仕事ではよくやらかして
先輩に怒られての毎日。
一度親孝行のため旅行に行くため
長期休暇を取らしてもらった。
当日母が体調を崩し
『風邪』だったみたいで重い病気とかじゃなくてよかったけど。
『これ、久しぶりに見たな、w』
そんな昔の私の一人旅行の写真を見て
自然と笑みが溢れる。
今年は
またこの景色を
母と一緒に
見れるといいな──────。
お題「日の出」
白く染まった吐息が、風に乗っては消えていく。
冷え切った掌を擦り合わせ、ほっと息をつく。
「ねぇ、見て!」
彼女の呼びかけに顔を上げると、水平線が優しい橙色に包まれていた。
「綺麗……」
思わずこぼした彼女の一言に、僕はただ「そうだね」と返すだけだった。
まるで僕らを飲み込もうとするかのように、大きく広がっていく眩しい光。
飲まれてしまってもいいや──そう思ってしまうほどに、素敵な日の出だった。
日の出
2024年令和6年の新年が明けた
昨年の最後の最後に悲しいことがあったのに
2回寝たらもう新たな一年が始まって
心機一転生まれ変わったつもりで…
なんて無理に決まってる
太陽も月も1つしかなくて
毎日同じものがぐるぐる回っているだけなのに
昨日のは『今年最後の』
今日のは『今年最初の』
『日の出』
日が昇る。
水平線を真っ直ぐオレンジの光で包んでゆっくり、ゆっくり揺らぎながら上へと昇って行く。
御来光を見に行こう!って召集がかかったのは昨夜の23時。
皆彼女がいないから集まれたものの、うちのリーダーさんは相変わらずノリで生きてる気がする。
この前だって狭い俺んちに炬燵が有るからなんて理由で居座って結局泊まってまで行った。
「わーすげーっ!やっぱ今しか見れないの見とかないとなー!」
「はしゃぎすぎ。寒い。」
「日の出尊い。」
「いやー僕はわかるー!」
俺も、綺麗だなと、メンバー個々に日の出の感想を言う姿を一歩引いてみれば必ず見てるかー?って来るのはリーダーのあいつで、最近少しこいつはわざとチャラくしてるんじゃないかって思うときがある。
赤いハーフテールに派手な髪で雰囲気も派手なのに、人懐っこい顔でテンション高く近づいていつのまにか誰かの懐に入ってるこいつは自分じゃ何にも出来ないなんていうけれど、立派な才能だと思う。
俺は自分って表現を物語だけでしか表せない。
あんまり口も上手くないし、何よりいいよって言いすぎていつの間にか頼まれ事でいっぱいいっぱいになってる。
そんな俺が最近自分の書きたいように書けてるのは全部こいつが勘弁してくださいよーって、止めに入ってくれてるから。
「うん、みてる。せっかく見れたんだしどういう風に言葉に表そうかなって考えてた。」
多分他のメンバーも同じ事を考えてるんじゃないかな?
ほら、写真とったり、リズム口ずさんだり、すでに何かを描いてる
リーダー何にもしてませんよー!なんて配信中に言ってるのを聞くけど、俺たちメンバーはリーダーがいなければ何にも出来ないし、一番のファンでいてくれてるのも知ってる。
出来ればこのままずっと続けたいんだけど、自分をやたら隠したがるリーダーに大きな秘密がありそうで、言い出せない。
俺たちリーダー大好きだからな。そう伝えるには口下手だから、光に照らされた姿を物語にしよう。
俺たちだって親友だから、って伝えたい。
お前だって凄い奴なんだって伝えたい。
「ん?俺の顔なにかついてる!?」
ジーっと見すぎたのか、視線に気付かれてどぎまぎしてるのを横目に
「なんでもないよ」
とどんな話しにしたら気付くかなと考えながらだいぶ昇った朝日を見た。