『日の出』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
いつもよりも早く起きた。頬には涙が滴っていた。
そんな私を救ってくれたのがあの空だった。
飲み込まれそうなほど美しい紫色がよりいっそうあの輝きを美しくしている。
あの宝石のような光、窓から見るあのヒカリ
どこか幸せになるような輝きを纏ってるんだ。あの、きらびやかな宝石は。綺羅やかで純粋で、美しい
ーあの朝日は。
私を一層強くしてくれた。
#1
【日の出】
日の出
朝とも夜とも言えないそのひどく曖昧な時間が好きだった。
まだ西の空は薄い紺色をしていて、東の空はピンクやオレンジがだんだんと広がり、グラデーションのようになっていた。
水平線から徐々に昇る太陽が、目に痛いくらいに眩しくて目を細める。朝が来たのに、まわりはまだ寝ているかのようにシン、としていた。
まだうっすらと残る白い月と夜におやすみを告げて、光輝く太陽におはようと伝える。
さあ、今日も今日という日が始まる。
年末年始、私は普通に仕事である。
早朝5時半、出勤のために車のエンジンをかける。
まだあたりは暗く、年始ともなると車通りも極端に少ない。心なしか空気が綺麗に感じる。
本来であれば、早番に回されることもないのだが、今の期間は時短営業でしかも従業員の人手も少ないため、これから仕事をぶっ通しで12時間程してくる。
(……さむっ)
車が温まるまで、私は体を縮める。早朝って、こんなに寒いんだっけ、久々すぎて忘れていた。
そんな時、山あいからうっすらと薄紅色の光が見えた。日の出の時間らしい。早番じゃないと拝めない光景である。
初日の出、ではないものの、透き通った空気にキラキラと輝いて見える。年始だからか神々しく感じられた。
綺麗だな、とは感じるものの、陽の光は夏の太陽のように温かさは与えてはくれない。でも--心は温かく感じた。
はぁ、と息を吐くと車内のはずなのに白くなる。
「さて、そろそろ行きますか……!」
日の出に元気をもらい、私はハンドルを握った。
【日の出】
君と見る
今年初めての
日の出
「幸せだなぁ」
隣にいる君も
私と同じ気持ち?
テーマ:日の出 #52
僕には魔物が見える。
僕自身、半分魔物なのかもしれない。
だから、人から恐れられている。
夜は魔物が多く活動する時間帯だったが、今は昼間と同じくらい明るい人間の街には、あまり魔物は寄り付かない。だから僕は夜に暗い丘の上で魔物たちと話す。
そして、僕は日の出になると魔物たちから離れ、人間が生活する街へと帰る。
そんな日常。
……僕の平凡な日常。
♡600ありがとうございます(_ _)
これからもよろしくお願いします
日の出を初めて見たのは社会人になってからだと思う。それ以前にも見たことはあったかもしれないけれど、記憶にはない。
夜勤の日に屋上で見た
あの光景が記憶を上塗りしているだけなのかも
日の出
日の出を見てない。
テレビも見ない。
幸せな人がたくさん映るから。
私は自分が不幸だとは思わないけど、
自分が自分を不幸にする考え方をしてるなとは思う。
日の出
わたしは日の出より
夕暮れがいいの…
やさしくゆっくり
日が沈む…
さみしさもあるけど…
やさしいきもちを
感じるの…
そんな夕暮れを
あなたと…
いっしょにしずかに
みれたら…
そうおもう…
ごめんね
また、テーマと
それちゃった
○
まるくてすてき
日の出
水平線を淡いオレンジに染める朝陽
だんだん姿を現して
あふれる光
日の出____
「明けない夜はない」
意味としては、
人生においてずっと悪い事ばかりが
続くわけではないということだ。
皆が名言だと思うこの言葉。
その意味がわかった上で言う。
明けない夜があってほしい。
初日の出を見に行った。
初日の出の写真を親に送った。
そしたら、親のスマホの待ち受けは
俺が撮った初日の出になっていた。
なんか嬉しかった。
日の出
東京の外れ 福生市に日の出町がある
学生時代、友人が住んでいた
とても気が合う友達で、もし男性だったら付き合うのに
なんて、いつも思っていた
しかし、彼女はもちろん女性で、
私も女性と交際する気はさらさら無く
しかし、学生生活も終わる頃
ふと、彼女が私にこんな言葉を‥‥
〇〇さんが男だったら付き合ってたのに
両思いだったんだハハハハハ
日の出と言われてもこんなことしか浮かんできませんでした
きれいだな なぜか感じる 美しさ 草摩信乃
日の出
「楽と日の出を一緒に見られるなんてね」
年末年始にオフなんてないふたりにとって、今日という年越しの日はあまりにも特別だった。2人ともに休みが取れて、天気は良く、急に入る仕事もない(ここについては、お互い周囲にかなり強く念押ししたというところもあるが。)。こんな日は、向こう何年と来ることはないように思われた。
「きれい。写真に撮るのが勿体無い」
「? どういうことだ?」
「目を離すのが勿体無いってこと」
「……そうだな」
電子の連絡もない。写真も撮らない。肩を寄せ合って体温を分け合い、互いの顔を照らす橙に釘付けになるこの瞬間を、幸福と呼ばずしてなんと呼ぼうか。
日の出文具店で買った鉛筆は、
日の入りになると書けなくなる。
宿題は、
日の出が昇ってからにする。
『見晴らし台から』
見晴らし台からお日様が生まれる瞬間を見た
紅玉みたいな顔出して 笑ったようにみえたんだ
感動も毎日ならば疲れてしまう だからたまに君に
会いに行く 洗いたての朝に微笑み合って
普段の暮らしに帰っていく
太陽は無くなる訳では無いのに
地球基準で考えるから「日の出」
『日の出』
初日の出は、いつもテレビの中でしか見た事がない。
大晦日から日付けが変わる零時を回ってもしばらく夜中に起きている。だから早朝に起きられないのだが……。
そして住んでいる場所がその時期には天候が悪いので見られないという方が正しい。
私は毎年一月一日は、お昼近くまで惰眠を貪る。
まあ、よしんば起きれたとしても、絶対に寝不足で体がふらふらしたまま昼間に来る眠気と戦うだけだろう。
──初日の出と言えば、富士山へ登って拝むかなり行動的な方々もいる。
アウトドア派でなければできなさそうだなあと、インドア派の一人としてはテレビの映像でその行動力に感服している。
私的に言えば、日の出は山や海へ沈んでいく夕日と同じくらいには気に入っているもののひとつ。
出るのも沈むのも、本当に短時間だけれども、あの例えようもない自然の静寂の在り方が尊いと感じる。
日の出と日の入りは、太古から一切変わることのない不変のサイクルであり、人がどうこうできない自然の光景だからこそ、心を動かされるのかもしれない。
例え初日の出が見れなかったとしても、せっかくの新年なのだから、気が向いたらでいい、新年の空を見上げてみるのも何かしらの風情を感じられるんじゃないだろうか。
テーマ《日の出》
日の出は新しい日々の象徴。
縁起が良いもの。
開運。