『手を繋いで』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
『手を繋いで』
一生離さない。
そう言われて結婚した。
ずーっと心の中では手を繋いでいる。
嬉しい時も悲しい時も、二人で分かちあって、
毎日がとにかく幸せだった。
なのに、、
彼は私を残して天国に行ってしまった。
辛かった。
彼は余命申告されていたらしい。
心配かけたくないから隠してた。
そう最後の日に言った。
なんで隠してたの。
私がサポートしたのに。
泣きながら独り言をつぶやく。
離された私の手はキンキンに冷たい。
いままでポカポカだった心も手も、
一気に冷えきってしまった。
ここだから言うけど
かわいい女子高生と×××
したいねそしてその女の子お目目ぐるぐる
にしてやりたい🤤
もちろん妄想だけど
手を繋いで
手を繋ぎたいのに誰かと手を繋ぐのは少し恥ずかしく感じる。
手を繋いで
小さい頃は神様がいて不思議な夢を叶えてくれた。
大人になってそれが周りの大きな愛情だったと気がついたんだけどね。
大きなモミの木にキラキラと輝くイルミネーションが目に止まる。この時期毎年のように煌びやかに輝くネオンライトが当たり前になってしまった時代、些細な事が尊く思い出される。
贅沢になることは悪いことですか。
人の欲は際限がなくて、時々ちょっと怖くなる。
当たり前のハードルがどんどん高くなっていく。
振り落とされてしまいそう。
振り返ると幸せそうな家族。
笑い合う恋人たち。
友達同士ではしゃぎながらすれ違う人たちを
羨ましいような微笑ましいようなそんな気持ちを通り過ぎた。
本当は大事な人と手を繋いでいられるだけで
幸せなんじゃないのかな。
生きてるだけで丸儲け、そんなきよしこの夜。
手を繋ぎたいけど、冷え症だから手先が氷のように冷たくて相手に申し訳なくなる。
だけど、うぉ!って驚くリアクションを見たいから、わざと繋ぎたくなる。
千切れた腕の先が痛い。
幻肢痛と、いうらしい。
這いずって歩く床は、想像していたよりもずっと固くて、冷たい。
荒れ放題の光景が広がっている。
いろんなものが散乱して、不規則に道を塞いでいる。
障害物だ。
赤い、生ぬるい何かを引きずりながら、前に少しずつ進んでみる。
だいぶ軽くなったはずの体が重い。
目には見えない手がまだありそうな気がしていた。
だから、前に進んだ。
約束を果たそうと思ったから。
あなたは臆病で、怖がりだった。
飛行機に乗る時も、どこか、新しいところへ行く時も、一歩を踏み出す時も。
何かあると必ず、手を握ってほしい、と私に手を伸ばした。
そして、一歩歩き出せば、あとは自分で進んでいける。それがあなただった。
一歩踏み出してしまえば、あなたは生きていけるから。
あなたは、踏み出す一歩目の勇気にだけ、私が必要だから。
だから。
だから、手を繋いで。
最期に手を繋いで。
私が動けなくなった後のあなたの人生の一歩目を。
私がいなくなっても、歩けるような一歩目を。
体を動かす。
障害物が腹這いの体の下で、ゴロゴロ痛む。
私は手を伸ばす。
あなたの方へ。
さあ、手を繋いで
指深く組んだら未知のストレッチ
初めての幸せな衝撃
ポケットの中手を繋いでそのまま行こう
赦すよロックな人生
♯手を繋いで
「「せぇの」」
小さく笑い合う。
僕らにとっては唯一の希望である、闇夜にふたり、駆け降りてゆく。
繋いだ手は最期まで離さなかった。
─手を繋いで─ #136
手を繋ぐと人のぬくもりを感じられて安心する。これから先自然と手を繋ぎたいなぁ…そう想える人と、想い合える人と出会い幸せな日々を過ごせますように。冬は寒いだけじゃない。手を繋ぐ口実も作りやすいですよね笑ぜひ、好きな人や大切な人との心の距離も縮められるといいですね。
「手を繋いで」
実際に手を繋ぐこともないけれど、見えない所で、手は繋いでる。
手紙やハガキに宅配便にライフラインなどで。
手を繋ぐ。受け取りと引き渡しで。(正しくは繋ぎではないが)
手を繋いで(機械操作/遠隔操作だけど)作動させる。
工場と販売店に物品を受け渡す。食を繋ぐ
配線/配管を繋ぐ。手作業で繋ぐ。梯子車と繋ぐ。
ワタシたちの暮らしは見えない所で
大勢の人たちの手を繋ぎ渡しで支えられている。
ふいに手を握られた
びっくりして君を見るとちょっと照れくさそうに笑っていた
私は苦笑して手を握り返す
でも嫌ではなかった
むしろ嬉しかったんだ
君から手を繋いで来てくれることは今までなかったし、私もそれは理解していた
恋人どうしでは当たり前のようなことかも知れないけど私達はどこか違った
手を繋いで歩くことは今の私を世界一幸せな気分にさせた
このまま時が止まればいいのに、と思った日であった
「手を繋いで」
政治家とかの複数の代表者が
横並びになって手を繋ぐとき
時々からだの前でクロスして
わざわざ窮屈そうなのは
なぜだろう?と思ったら
右手と右手
左手と左手でないと
握手できないからという
クロスハンズシェークと言うらしいけど
みんなで戸惑って
結局全員クロスして
右手と左手になっていて
それなら普通に繋いだ方がスッキリ
という時ある
どちらの手より想いを繋いで
【手を繋ぐ】
手を繋いで帰ろう
今とても寒い
最近好きな人と手を繋いでる?
手を繋ぐだけで言葉は交わさずとも、何となく心が通えるんよ
仲良しな時、喧嘩した時、気まずい時、謝り辛い時
〇〇な時、手を繋いでみませんか?
手を繋いで
普段頼もしくてなんでもやってのける手は、こうしてみると細くて小さい。
枠だけ失礼します!
杖 を
つく
手 背
と 中
足
と の
眸 か
と た
二 わ
年 ら
る
い 游
て が
せ
口約束は形だけ
すぐに壊れる時もあれば長く続く時もある
にしてもその関係に終わりはくる
でも、繋いだ手は壊れない
自分で終わりを決められる
その人の温もりを感じれる
どうかそのまま手を繋いで
〜手を繋いで〜
これからも手を繋いで同じ歩幅で進んでいこう。立ち止まる日も前に進めなくなる日もきっとあるけど、今日を生きてることを誇りに思って。
テーマ【手を繋いで】
ひろしっしと手をつないだ。温かくて安心する。でも、自分が弱くなったようにも感じる。
なぜだろう。
依存なのかなー
美容院行けたし、電車が一歩手前でおりちゃった。
途中まで行けたからいっか。
【手を繋いで】
「一緒に走ろうね」 そう言ったのに
走り出した瞬間 置いていく君
おい おかしいやろ
「置いていくね」という意味だったのだろうか?
約束した瞬間 一瞬で走り去る君
呪うぞ 転けてしまえ
「手を繋いで」
瀬戸くんは、わたしの横にいた。二人でデパートの中を歩いていた。エスカレーターに乗って、彼のお気に入りのアパレルショップを覗く。
喋らないでここまできた。なんだか怒ってるのか、不安だった。わたしは、片方の腕でもう片方を強く握る。その痛みで、心の不安がなくなればいいと思いながら。
わたしたち二人とも親が離婚していた。彼はお母さんが、わたしの方はお父さんがアルコールで身を持ち崩した。家庭内は喧嘩ばかりだった。だからなのか、お互いに愛していることをなかなか示せなかった。両親が自分たちの問題に大変で放っておかれた。そんなトラウマ。
ハッと目を挙げた。彼の目になにか、光が走ったような気がした。それは、鈍い迷いのある、懊悩のような。わたしは、父が黙って家を出て行ったことを思い出した。
「瀬戸くん……」
そして、おそれを言葉にできない恐怖。真実を知りたくない。真実なんて知らないのに。わたしはただ自分の腕を力一杯握り、俯いた。
瀬戸くんが不意にわたしの腕に触れたわたしは顔を上げる。
「ごめん、こうしたかった」
手を繋いでいた。そんなことも怖くてできなかった二人。
そして、彼は繋がったまま、恐る恐るぎゅってしてくれた。
いま、少しだけ二人の孤独が遠いものとなった。