手を繋いで』の作文集

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手を繋いで』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど

12/10/2023, 8:36:59 AM

お婆ちゃんの手は柔らかい。

生の鶏肉の皮みたいにやわやわだ。

ふにふにってすると

お婆ちゃんは優しい顔をする。



もう何年も前の話。

夏にアイスを奢ってくれたのも

よくわからない昔の飴を

うれしそうに教えて食べさせてくれたのも

全部全部、

今はわたしとお婆ちゃんの中だけ。


だいすきだよ

12/10/2023, 8:20:20 AM

人と手を繋ぐのはあんまり得意じゃない。皮膚と皮膚が長時間触れている状態なのって、親しい間柄でもむず痒くなる感じがする。

12/10/2023, 8:17:57 AM

ずっとずっとずっと。
この手を離さないでね。
約束だよ。

そんな、幼い頃の口約束を君は今も馬鹿みたいに守ってる。私が、少しでも落ち込んだり不安を抱えたりする素振りを見せるとそっと抱きしめて手を握ってくれる。そうしてもらえるだけで私は満たされるけど、果たして君はどうなのかな。もう、こんな茶番にうんざりしてるんじゃないのかな。本当は早く私から解放されたいって思ってるんでしょ。
それが分かってても私は君を離してあげない嫌な女なの。ごめんね、君の意思はとっくに分かってる。ここに愛が無いということもだいぶ前から気づいてた。それでも私には君が必要で。君じゃなきゃ駄目で。この先もずっと君と手を繋いでいたい。我儘の塊だと分かってる。君を自由にしてあげない私と、嫌々ながらに私の手をとる君。どっちのほうが酷いんだろうね?やっぱり私なのかな。
けどそんなことはどうでもいいの。君がぎゅっとしてくれてる今、そんなくだらないことは考えたくないや。君を離さないように、君が離れないように。私は思いきり君の手を握りしめた。

12/10/2023, 8:09:37 AM

手を繋いで

僕はデートの約束をした彼女を待っていた。
今日は寒いなぁ。手袋を持ってくれば良かった。と
後悔していると、やっほーと言う声が聞こえてきた。彼女だ。
走って来たのかな。ぼさぼさの髪。待ってたよ、遅かったね。と
声を掛けると、ごめんね~と少し笑いながら頭をかく。
あぁもう、可愛いなぁ。すると、彼女が僕の手に目をやる。
手袋は?今日めちゃ寒いのに…と顔をしかめる。
心配してくれてるのかな。優しい。
もう。仕方ないなぁ~ と彼女がつけていた左の手袋を外し始め、
僕の手にはめる。そしてつけていない方の手を握ってきた。
ふふ。これで自然に手を繋げるね。と満足そうな彼女。
その笑顔を見てきゅうっと心が締め付けられる。
今日も幸せすぎて死にそう。

12/10/2023, 7:53:03 AM

小学生の頃、よく先生が隣の人と手を繋いでと
無責任な命令を出してくることがあった。
小2か3だったかな。私のこと嫌ってる子が
私と手を繋ぐのをヤダヤダ言って
しまいに泣き出したことがあった。
ただ対処法を知っていた私は筆箱から鉛筆を取り出し
お互いに鉛筆の端通しを持って、手を繋いだことにしてもらった。

先生って生き物には、わりと早くから困っていたな。
「そんなひどいこと言わないの!」とか
「何でそんなに嫌なのか言ってごらんなさい」とか。
いや、ひどいのはあんただから。
まわりの人間も調子に乗って、嫌な理由並べ立てるから。

そうそう、この対処法は手のひらが鉛筆の芯で黒くなるんだよな。
削ってある方を持たせるわけにはいかないからね。
今思えば、嫌いな人間の鉛筆を持つこと自体を
拒否られなくて助かったなとは思う。

(手を繋いで)

12/10/2023, 7:52:52 AM

おててをつないで

あるいていたのに

もうそんなところに?


おててをつないで

ジャンプしてたのに

どこにいったの?


おててをつないで

…ほんとうにつないでいたかな

すごくだいじだったのに

すごくだいじだったから

さみしいよ


わたしがこのよをはなれるときは

またおててをつないでいてね



おててをつないで

あるいていたのに

12/10/2023, 7:46:42 AM

#手を繋いで

付き合って1ヶ月の僕ら。

マッチングアプリから知り合ったから大切にしたくて、
まだ手を繋いだ事がない。

高校生かよってね。 
もう社会人なんだけど、手を繋ぐ事1つもできずにいる。
友達に話したら、やっぱり高校生かよって言われた。

だよね、そうだよね。僕もそう思う。
でもさ、そんなに恋愛経験もないから言えないんだよ。
情けないよな…。

「ねえ、手繋ぐ?…?」

「えっ…」

「んふふ、ずっと1人でブツブツ言ってるから何かと
 思ったよ」

「え…、嘘…、今の…」

「全部聞いてたよ」

「うわ〜、まじか…」

悩みすぎて彼女が隣にいる事を忘れていた。
独り言が駄々漏れだったなんて、恥ずかしすぎる…。

「1ヶ月だけど、大切にされてる事伝わっているよ。
 だから、はい」

「僕からカッコよく言いたかった…。
 ごめんね、ありがとう」

「いいえ。あなたらしくて好きよ」

「もう、僕よりイケメンじゃないかよ…!」

「そう?ほら、手繋ぐんでしょ」

「繋ぐ、繋ぐ!」

思わず、食い気味に言ったら大爆笑された。

友達に言ったらまた笑われそうだけど。
こんな僕を受け入れてくれる彼女は
やっぱり大切にしよう。

真っ暗な空に輝く星に、今度こそ心の中で誓いながら
僕らは手を繋いで歩き出した。

12/10/2023, 7:44:12 AM

手を繋ぐって、恋人でもないと普通しない。
 それか家族か。
 母の小さな手を繋いで、小道を散歩した。

12/10/2023, 7:41:00 AM

手を繋いで


手を繋いでいこうよ、君らが僕らのバンドをずっとずっと好きにいるのであれば手を繋いでいこう、僕らのバンドが走り続けていく為には君らの応援が必要なんだ!と好きなバンドが言っていた言葉。

この言葉通りに僕はずっとずっと好きだったバンドを推してきた。
解散してしまったのは残念だったけど、今でも僕はそのバンドの歌を聴いて元気をもらっている。

12/10/2023, 7:39:06 AM

手を繋ぐという単純行動こそ、難しくて仕方のない。恋をしていれば、尚更ね。

12/10/2023, 7:35:09 AM

手を繋いで ここたん
産まれたばかりの赤ちゃん
天空から舞い降りた天使
神様からのギフト
握りしめられた手には
幸せのかけらが詰まっている
いつかあなたが
歩き出した時転ばないように
人生の岐路にたち迷いそうで
不安な時
なりたい自分を見つけた時
澄んだ瞳の
きらめきを消さないように
道標となるべく
どっしりと構えた灯台のように
あなたを守りたい

12/10/2023, 7:25:00 AM

僕は自分でも薄情なヤツだと思う。

学生時代、多くはないものの友達はいた。けれど、卒業してしまえば僕にとって彼らは全員どうでもいいものになってしまう。

若いときはそれなりに悩んだけど、三十も越えると、自分はそういう性質のヤツなんだと割りきれた。

「だから僕は、恋だの愛だのは自分に向いてないと思うんだよ」

君は綺麗だから、他にいい男がたくさんいるよ。
もっと周りの人間のことを大事にできるような、まともなヤツを探してくれ。

「自分みたいな、数人の友達も大事にできないクソ野郎に、恋愛は荷が重いって思ってます?」
「…まあ、」
「だからもっといい男にしなよ、ですか?」
「……」
「余計なお世話です。貴方のことが好きになってしまったのは私なので、貴方は私のことが好ましいか好ましくないかを教えて頂ければ良いのです。」
「…直球だね。」
「変化球は好みませんので。で、どっちですか?」
「…好ましくない、訳、ない」
「貴方はまわりくどいですね。」
「…そうだよ。女々しくて、薄情で、できたヤツじゃないんだ。」
「けど、好きですよ。ヘタレな所も、友達がいない所も、どうしようもない所も好きです。」
「なんでわざわざ、グサッと来る言い方に変換したの?」
「好きな人を虐めたい幼心ゆえですかね。」

わざとらしく意地の悪い笑顔で、差し出された自分のそれよりも小さな彼女の手。

爪の先まで整えられた女性らしい薄い手が、僕には強力な引力を放っているように感じた。

「とりあえず、手を繋いでデートから始めませんか。」

僕の女々しい言い訳をいとも簡単にねじ伏せる彼女の手は、しばらく繋いでいたい。
初めて、そう思った。

12/10/2023, 7:00:02 AM

「手を繋いで」

「んで、山本ちゃんとはどうなったの?」
宮田からの問いに「うーん、まあ。おいおい誘ってみようかなぁ。何て。」
と曖昧に答えた。
宮田はあきれた様な表情で「早くしないとクリスマスが終わっちまうぞ!店なんかも予約で埋まるしな。」

授業の直後に宮田から声をかけられて何だか詰め寄られる型となった。
コイツはなぜ俺を急かすのか。
悠太は「そうか、確かにみやぴーの言う通りだな。早くしないと。」
口ではそう言ったもののかなり気が重い。
いや、正直に言うと勇気がない。

中谷悠太19歳童貞、もちろん彼女いない歴19年。
そんな男が同じ学科の山本亜美さんをクリスマスデートに誘い出す何て到底無理!ヤミ金の怖いお兄さんから急に明日までに300万円用意しろと凄まれた時ぐらい無理!!な状況である。

しかし一方で山本さんとの楽しい妄想は膨らむばかりだった。
夕方から待ち合わせをして遊園地あるいは映画にいく、その後ディナーをして夜景を見に行く。
寒い事を口実に手を繋いでみる。。
景色を見ながらベンチに座っておしゃべり。。
童貞による初々しくも誠に図々しい妄想である。

今まで4人ほどの女の子を好きになって全て妄想で終わらせて来た。
山本さんも妄想で終わらせるのかリアルな恋愛に持ち込むのか悠太、今が踏ん張りどきである。

12/10/2023, 6:53:05 AM

手を繋いで僕らはキメラ

横並びの四足歩行で逍遥

とても奇妙な一匹の動物

同体気分で歩いていけば

一心気分に辿り着くはず

12/10/2023, 6:47:12 AM

皆で手を繋いで大きな一つの輪を作れば、世界は平和になる。

本気で言ってたら笑えるね、バカじゃん。

手を繋いでもらえなかった奴等を足で蹴るだけでしょ。

顔面を、腹を、手足を、ミンチになって汚泥と同化するまで。

赤子も老人も若者も関係なく、こいつらは私達ではないからと、地に叩きつけて蹂躙するだけ。

どれだけ賢くなっても、どれだけ科学が発達しても。

……もしも、本気で世界を平和にしたいのなら。

テーマ「手を繋いで」

12/10/2023, 6:36:35 AM

君と手を繋いで歩く外は寒いのに、繋いだ手だけは暖かくて、ゆるく、ゆるく手のひらに力を入れた。

風は冷たくて凍えそうで、雨はじっとりと肌を伝う。僕と君以外は誰もいなくて、まるで世界に二人で取り残されたみたい。

ここに桜の花が咲く頃、僕と君はもういない。

冷めた視線と刺すような世間が僕らを殺した。無遠慮な悪口(あっこう)と無責任な噂が飛び交い、好奇の目に晒された僕らの心にもう擦り減るものはなくなってしまった。

一寸先も見えない真冬の海。さざ波の音だけが耳に聞こえて、僕らを手招いて呼ぶ。

―――…海の下にも都は…。


【手を繋いで】

12/10/2023, 6:34:31 AM

手を繋いで

雪の降る日
二人で過ごしたあの夜
二人で手を繋いで見たイルミネーション
寒いねと言って繋いでいた手
帰り際彼はその手を優しく引いて
私を包み込むように抱きしめた

12/10/2023, 6:17:13 AM

手を繋いで


冬に差し掛かり木も風も寂しい雰囲気を纏っている
でも私の生活は変わらず
起きて学校に行って眠りにつく毎日
おろしたてのマフラーが寒さを和らげてくれる
視界にうつるのは暗闇の中微かな赤い雲と
空を見つめる君の赤い耳
指先がかじかんで動かしずらい。
震える手で君の手に当てる
「冷たいね」
そう言って手を包んでくれた
心まで暖かい初めての12月

12/10/2023, 6:10:00 AM

なんでだろう、簡単なことなのに。
後から後悔する。
手と手が合うだけじゃないか。
って、みんないうんだ。
でもさ、初恋で初彼氏なんだもん。
ゆっくりやってこうよ。っていつかみんなから言ってほしい。

12/10/2023, 6:03:28 AM

手の見分けがつかない。

保育園のとき友達の母と自分の母の見分けがつかなかった
帽子で視界が限られ腰から下と手しか見えなかった
だから"母の手"を探して駆け寄った。他人だった。
手を触ってようやく違うと感じた

小学生のとき知らない親に子を間違えられ手を引かれた連れていかれたことがある。1分程で手が離れたし多分相手の反応を見る限り本当に間違えたんだと思う(そう思いたい自分がいる)
彼女も"母の手"を持っていた。でもこれじゃなかった

大きさとか骨ばっているのか肉を感じるのかとか
乾燥してる?滑らか?指先だけ硬いとか冷たいとか
そんなこと言われても分からない
でも握ったら分かる、、、、この手じゃない
しばらく触れていなくても手には記録が残っていた。多分今も

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