手を繋いで』の作文集

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手を繋いで』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど

12/10/2022, 7:11:28 AM

空に幻日のプリズム
いつか扉は開くと
手をつないで
心をつないで
分け合うときめきと
ぬくもり重ねて

不確かなしあわせを
抱きしめることできるなら
きみのこと守れるなら
怖くはないよ
この身を砕いても

ふたつのプリズムが
消えるまで
もう少しこのまま
手を離さずに


#手を繋いで

12/10/2022, 7:06:55 AM

根をはった僕ら ここにいる

流れる時間を眺めながら
地中深く絡まり合う

彷徨うことの出来ない僕ら
手を繋いで いつまでも


/ 手を繋いで

12/10/2022, 6:18:59 AM

手を繋いで


繋いだ手の温もりが、まだ恋だということに

私はまだ気付かない

12/10/2022, 5:35:11 AM

やんわりと手を包むと、なんでもないような顔をして貴方はシュッと手を引き抜く。それを何度か繰り返すと、少し迷惑そうに鼻を鳴らして、風のようにどこかへ去っていく。
 いつものことだ。虚しさは感じるけれど、貴方を引き止められる存在は少ない。
 それに、時々寝ぼけて身体いっぱいで手を抱きしめてくれるときもあるから、私はそれで十分だ。
 絨毯のような質感を堪能しながら、お腹を撫でると、噛まれ、蹴られ、引っ掻かれ。

「痛いよ。リストキャットができるじゃないか。」

12/10/2022, 4:37:36 AM

手を繋いで
あなたと手を繋いで愛そう

君と手を繋いで生きよう

私と手を繋いで温もりを伝えよう

12/10/2022, 4:14:15 AM

ねぇ、知ってる?

誰かと手を繋いで寝るとね、

その人の夢を見るらしいよ。

君は見てくれてるかな?

12/10/2022, 3:57:52 AM

ただ地元の商店街に
買い物に来ていた

混む時間でもないのに
沢山の人で賑わいを見せている
活気があるのは良い事だ

ん、と差し出された
君の右手

わたしが迷子になったら困るでしょ?


手を繋いで

12/10/2022, 3:35:16 AM

風が冷たくて手をポケットに入れていたら彼が照れ臭そうに手を差し出す。
「……寒いんだろ」
顔背けたままで耳まで赤くしていた。
彼の手を握って帰る。
「……お、お前の家までだからな。勘違いすんなよ」
手を繋いで嬉しそうにしてる癖に

12/10/2022, 3:27:16 AM

冬空の下で 君と二人きり 手袋やマフラーを身に付け

君はとても暖かそう 対する僕も君とお揃いの物を着て

君の隣を歩く しかし 真冬の中を歩くので

この格好でも寒さは消えない だから僕は手を差し出す

寒いから手つながない? 恥じらいを隠し 勇気を出して

声に出す もー仕方ないなぁ 愛しい君は 手を差し出し

僕の手をぎゅっと握ってくれた 寒さも霞む君の体温

寒い日も悪いことばかりじゃないや

12/10/2022, 3:20:04 AM

手を繋いで歩いた通学路。
手を繋いで走った宝探し。
私達はいつだって横並び。
君が右手で私が左手。
繋いだ手を片時も離さず夢を追っていた。

けれど、どうしてだろう。
いつの日からか私の左手はからっぽで、隣を見ても君の姿はいなかった。

そうだ、君は、空高く羽ばたいていったんだ。
その両翼を大きく広げて。
どれだけ手を伸ばしても、空振るばかり。

私の隣に君はいない。
君の隣に私はいない。

掌にあるいつかの温もりを虚しく思い出している。

12/10/2022, 3:17:33 AM

小さい頃に手を繋ぐことって
当たり前にしてたのに
大人になった今
手を繋ぐことってなくなっているなぁ

なんて私の前を歩く家族を見ながら考えた。

冷たい風が私に向かって強く吹く。
寒くてどこかに寄って暖まろうと
足早にお店に向かった。

初めて入るお店。
落ち着いた雰囲気のカフェに心誘われてドアを開けた。
カランカラン
可愛らしい音が鳴った。
珈琲の香りがお店中にふんわり香ってきて
オシャレなカフェを見つけた気がして心踊った。

席に案内されてメニューを見る。
決めきれなくておすすめを注文するすることにした。

「ご注文お伺いします。」

優しい顔をしたおじいさんが聞きに来てくれて

「どれも美味しそうで決めきれないので
おすすめ頼んでもいいですか?」

私がそう言うと

「はい,私のおすすめでいいんですか?」
笑顔でそう聞いてくれたので

「お願いします。」
そういったのを確認しておじいさんは席を離れた。

「お待たせしました。」
そう言って私の目の前に珈琲をおく。
すごくいい匂いがしてとても幸せな気分になった。

「ありがとうございます。」
珈琲を1口飲むといつも
飲んでいるコーヒーが
別物の感じがして衝撃を受けた。

珈琲を飲みながらゆっくりしていると

「今外にいる?
俺今から帰るんだけど一緒に帰らない?」
彼からLINEがきた。

「今カフェにいるの。良いよ帰ろ」
私がそう送ると

「今からそっち行くわ」
そう送ってきたのでもう少しゆっくりすることにした。

「もうすぐ着くよ」
彼からのLINEを見て私はお店を出ることにした。

「ありがとうございました。」
おじいさんがそう言ったので

「美味しかったです。
またおすすめ頼んでいいですか?」
笑顔で伝えると

「お待ちしております。」
優しい声でそう言ってくれた。

温かい気持ちになりながら彼が来るのを待った。
「お待たせ」
彼はそう言って2人の家に向かった。

「ねえ,手繋がない?」
私は彼の方を見て言った。

「なに?いつもは言わないじゃん」
そう言いながら彼は手を繋いでくれた。
彼の手は冷たくて
急いできてくれたことが嬉しくなった。

彼となら手を繋いでどこまでも行ける気がする





─────『手を繋いで』

12/10/2022, 2:43:16 AM

最近噂の見えないナニかが見えるっていうあの娘
あの娘は、楽しそうに誰もいないところに
毎日話しかけている

「誰と話してるの?」
「えっと、、」

訪ねたら、そう気まずそうに答えた

「玲ちゃん…と、話してるの」

れいちゃん?うちのクラスにそんな子はいない
私は更に興味を持ってあの娘によく話しかけるようになった、そうして話してるうちに
あの娘とはどんどん仲良くなっていって
私達は大親友となっていった
それから、彼女が空間に話しかけるのを見なくなった

「玲ちゃんとは話さなくていいの?」
「うん、もう、必要ないから」

あの娘はそう答えて、可愛らしく微笑んだ

「アイス食べにいこうよ」
「…うん」

二人手を繋いで、ゆっくりと、いつもの道を歩いていった

12/10/2022, 2:34:29 AM

過去に手を繋いだ人は誰

はぐれないようにと両親
義務感からと兄
何となく楽しいからと友人

今は振り返るだけ

白湯を注いだマグカップを両手で包み、
湯気に想いを馳せるだけ

12/10/2022, 2:14:22 AM

手を繋いで


まだドキドキする
出逢ってから月日は流れたけど 

貴方の体温を繋いだ手から感じると
大きな温かなやさしがとても愛おしい


                non

12/10/2022, 1:21:57 AM

「手を繋いで」

大人になった社交界
汗ばんだ手

緊張が隠せない

みんなは踊りだす

一人の私を見つける

「手を繋いで」

汗ばんだ手をあの人は気にもとめなかった

二人は踊り続けた。

12/10/2022, 1:10:28 AM

手を繋いで 感じる
君の手の 温もり
暖かい  もっと手を繋いで

12/10/2022, 12:43:16 AM

【手を繋いで】

初めて沖縄に行ったあの日6歳の私は、3歳だったいとこの手を繋いでいた。 いとこのもう片方の手には私の妹の手があった。

あれから4年が経った頃、いとこは手を繋ぐのを嫌がった。
そして、今は私の背を追い越してしまった。

けれど、あの時のことはまだ心のアルバムにそっとしまっている。

12/10/2022, 12:29:39 AM

誰かと手を繋いだ記憶ってないな。彼女いない歴=年齢なもんで

 でも彼女とか結婚とか羨ましいとか想えないんだよな。陰キャの人見知りってのもあるけどそもそも家族ってやつが俺にとって幸せの象徴じゃないからな

 子供の頃に親が離婚してるし親が嫌いだし正直いろいろ拗らせててメンタルとかちょいやばめ

 ま、一人でも幸せでなくても漫画や小説、アニメに実況動画とかあるからそれなりに人生楽しめてるしそれでいいのさ

12/9/2022, 11:24:52 PM

『手を繋いで』





迷子になった。


遊園地の一角で。


泣いた。


この世でお前は1人ぼっちだぞ、と言われてる気がして。


夕方になっても、誰も話しかけてくれないし誰も迎えに来ない。


嗚呼、捨てられたんだな、


直感的にそう思った。


「キミ、迷子なの?」


糸目のお兄さんに話しかけられた。


「そうだよ。何。笑いにでも来たの?w」


「まさか!そんな酷いことしないよ」


「キミをお家へ帰らせに来たんだ」


一体、何を言っているのか、全く分からなかった。


お兄さんが何かの詠唱をすると、私の体がキラキラ光った。


「な、に、これ、」


思うように力が入らない。


「キミ、実はもう死んでるんだよ」


「虐待する親だったんだね」


「だから死んだ後、両親と仲良かった頃最後に来たこの遊園地に来たんだよね」


一体何を言っているんだこの男は。


「何言ってるの、私は死んでなんか」


ふと思い出してしまった


自分の死因を。


耐えられないほど苦しくて、辛くて、痛かったあの日を。


でも。自然と殺意は湧かなかった。


「おいで。一緒に帰ろう」


微笑むお兄さんは悪い人じゃない気がして。


いい所に連れていってくれる気がして。


手を繋いで、夕日の沈む方へ向かっていった。

12/9/2022, 11:14:32 PM

いつもと同じ。
だけど確実に、今日にしか存在しない夜景と、ノスタルジックなギターの音に耳を澄ます。

《あの非行少女を産み落とした人がいること、
誰もがこの世を悪夢だと思っていること。》

ここでふとあなたは、
夜空に靡かれ持ち上がる髪に目を細め
てらてらと蛞蝓のように青臭く光る月に向かって
吐息を落とした。



_____帰る場所なんて、亡いんだなあ。



…今夜の風は、いちだんと生ぬるい。

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