『手を繋いで』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
【手を繋いで】
自分と手を繋いで、家族と繋いで、友達と繋いで、目標と繋いで、今と繋いで、、、
たくさん繋いでいったら、ほら怖くない。
白い箱に隔離された箱入り息子
目を覚ましたとき
安堵と呆れが込み上げる
「もうそろそろ飽きたよ」
そう呟くと手に触れる冷たい感覚
しかし少年も生きている人間だ
次第に恐怖を感じる
「嫌だ」
恐怖を口にしてもその感覚は離れない
ましてや更に強く冷たさを感じる
何も考えたくない、何も感じたくない
そうして再び目を閉じる
眠りにつくと手のひらの感触は暖かくなる
その繰り返し
「いつまで続くんだ。さっさと死にたい」
少年の言葉を横目に白い彼はニコリと笑う
4歳の甥くんと手を繋いでお散歩。
昨夜雨が降っていたからか水溜まりができていた。
私の足が水溜まりに入りそうになった時、甥くん「みずたまりあるよ」と私の手引っ張って避けさせてくれた。
いつもワガママばっかりだけど、そういう優しいところ好き。
「手を繋いで」
「手を繋いでもいいですか?」
なけなしの勇気を振り絞って言った
私から彼はさっと目をそらした
初めて見た彼の困った顔
突然心臓がぎゆっとつかまれ
つぶれそうだった
彼が手を繋ぐ相手は
私じゃなかった
そんなこと
とっくにわかっていた
それでも
一度だけ…
最後に
一回だけ…
そう言いかけて
やめた
「冗談ですよ。本気にしたんですか?」
私は逃げ出したくなるのをこらえて
できるだけ明るく
おどけて見せた
「最後に、握手してもらえますか?」
つとめて明るい笑顔で言った
ありがとう 先輩
苦くて 甘くて 苦しくて
ドキドキ ハラハラ
なんか
忙がしかった
私の初恋も
今日で…卒業
☆手を繋いで☆
愛犬めいちゃんと家族になった時期に、ちょうど末っ子くんが、小学校一年生に入学しました。
小学校一年生は、通学路の途中まで見送りとお迎えがありました。
私は、めいちゃんを連れて毎日送迎しました。
帰りは、手繋いで学校であった事を話ながらお家に帰っていました。
それに、段差があると小さな手を私に差し出して、『ママドジだから、大丈夫?手に捕まって。』と言ってくれて、我が家では、ママの小さな彼氏と呼ばれていました。
あの頃は、末っ子君も、恥ずかしがらずに、手を繋いでくれたり、何処で覚えたのか、優しい振る舞い
も沢山あり、小さな彼氏にときめいていました。
でも、いつからか…。
『手、繋ぐ?』って聞いても…。
丁重にお断りされるようになり、母寂しいです。
そんな、末っ子くんですが、『ママとめいちゃんが変な人にあったらいけないから。』っと言って、必ずめいちゃんの夜の散歩にはついてきます。
そこだけは、優男のまま。
でも、びびりなんです。
最近では、日暮れが早く散歩の途中で、真っ暗になるのが早いから、暗い所でガサガサって音がなると、『ぎぁー』っと急に叫ぶので…。
私と、めいちゃんの方が末っ子くんの声にびっくりし寿命が縮みます。
めいちゃんは、なかなかう○ちが出ない日がたまにあります。
あー!やっと出るって時に末っ子くんが、かすかな物音にびびり叫ぶから、めいちゃんのう○ちが止まってしまって…。
なんてことをしてくれるんだ!って思う時もあります。
末っ子くんが怖がりだから、長男長女がおもしろがり、トイレの電気を付けたり消したりし『ポルターガイスト。』とか言ったり。
なんか、騒がしいなぁ~って思ったら、末っ子君を羽交い締めにして、怖い動画をみせたりするので、余計びびりになります。
母の微かな願い、止めてほしい。
手を繋いで
一緒に歩こう
寒い日の夜
かじかんだ手を
そっと繋いで
あなたのポケットに
入れてくれたね
さりげない優しさに
手も顔も心も
暖かくなったよ
手を繋いで君と歩く
それか当たり前じゃないこと
冬の寒い日君と手を繋ぐ
あなたと温もりを感じられる幸せ
僕は手を繋いだことが無い。
だから人の温もりも知らない
手を繋いで
いっしょに歩くいつもの距離
とっても近いのに決して触れられない
神様どうか
いつか手を繋いでこの道を歩けますように
「みんなが手を繋いで助け合ったら、この世の中は、どれだけ素敵なものになるだろう、と私は思います。」
いつか彼女がそう言っていた。
************************
俺は、この辺りの総長だ。
この辺りは治安が悪くて、なにかを守りたければ強くなるしかなかった。
どれだけ嫌でも戦って強くなければならなかった。
だから、俺はあれだけ嫌い喧嘩をまるで機械のようにこなし、この辺りで一番強い人間になった。
ある日俺は、いかにもお嬢様そうな奴に喧嘩を吹っ掛けてカツアゲしようとした。
いつもと同じように、
わざと肩をぶつけて、いちゃもんを付け、カツアゲまで持っていく。
そこまでは良かった。
でもその女は最後に
「大丈夫ですか?」
と、俺に言ったのだ。
最初は意味が分からなかった。
自分を殴ったり、蹴ったり、挙げ句の果てにカツアゲまでしたような人間に、大丈夫ですかなんて普通聞かない。
でも俺は気づいた。
こいつと俺は住む世界が違うことに。
「お前に心配される義理はねぇ。」
俺は、ぶっきらぼうに言ってその場から立ち去ろうとした。
でもその女は、話を始めた。
「一般的な考え方でいくと、私っておかしな奴に見えますよね。自分でも自覚しています。」
そう言ってその女は自嘲気味に笑った。
「でも、それは一般的な考え方です。多数派の意見がいつも正しいとは限りません。現に今も、誰かの個性を消そうとしているのですから。」
そう言ってその女はこちらを見た。
「もちろん、一般論が間違っているとは言っていません。ただ、人間は群がりたい生き物です。一人一人の個性があっても、目の前に大群があったら。その中に呑まれてしまうのです。」
彼女の話す一音一音が頭に響いて離れなかった。
始めて聞く内容なのに、なぜか知っている気がしたのはなぜだろうか。
「なにも群がるなとは言っていません。群がって互いに知恵を出し合って協力するのは大切です。だけど、今のままの形態で群がっていると、結局誰かが呑まれしまうでしょう。
だから、」
とそこまで言って彼女は言葉を一度切った。
そして、もう一度
「だから、横一列にみんなで並んで、
みんなで手を繋いで助け合ったら、この世の中はどれだけ素敵なものになるだろう、と私は思うのです。」
************************
いつか彼女がそう言っていた。
あの彼女は今、どこで何をしているだろう。
わからない。
でも、俺は彼女に救われた。
これだけは事実なのだ。
#てを繋いで
『手を繋いで』
君と手を繋げたら
どれだけ幸せなことだろうか
「手をつないで」
小さいころは良く手をつないでいたのに
いつからか離れてしまった
しわしわの老体になったら
またつないでくれるかな
お題 手を繋いで
私とあなたとの隙間を埋めるものは
愛なはずなのに今は何も無い
あの日のように手を繋いで名前を呼んで
海に光る夕日を一人見つめる
暮れていく今日が二人の隙間を
また大きくする
小春日和で、あたたかな昼の温もりを感じながら。
何気ない烏の鳴声をききながら。
芝生の、大地の匂いをかぎながら。
わたしがピクニックをしていると
手を繋いで、子と歩く親子。
お昼のおさんぽかな?
「こんにちは」
と、わたしが言うと、
「こんにちは」
と、ぎこちない言葉で子がかえす。
母親が、すこし照れくさそうに微笑む。
こんな日々が大切だと思うのです。
お題「手を繋いで」
ちょっとお題とずれちゃったけど…
実話を少し改変しました。
ーー
私の恋人は私よりも背が高いし
体格もいい
だから、私より 一回り大きな手が
私の手を つつみこむ
「あったかい」と口にしたのは
どっちだっただろう
もういちど 私より 一回り大きな手が
私の頬を包み込む
そのまま顎へ手をずらして
幼稚なリップ音を鳴らす
照れ隠しに「ふふっ」と笑ってみたりして
嗚呼 幸せってこのことを言うんだろなって
頭が悪いなりに考えてみたりして。
ずっとずっと 私のたからもの
私にしか見せないその顔が その声が。
全部全部大好きだったのに
いつから君は変わったんだろう。
私が大好きだったのは
そんなに冷たい君じゃないの
暖かくて安心する そんな君が大好きだった
睨まないで 縛らないで
好きにさせて
心がピリピリと小さな痛みを訴える
冷たい言葉を使わないで。
鋭い言葉で傷つけないで。
ちくちくとした痛みが
最初は小さかった筈なのに
それがどんどん大きくなって
ついにはちょっぴり大きな傷になって
色んな人に「別れた方が幸せになれる」
って言われたから。
それを信じて別れを告げた
君のいない生活は
これ以上傷が着くこともない
でも 傷が癒えることもない。
幸せになったはずなのに
どうしてこんなにも苦しいんだろう。
神様
私にあの人を愛する資格はありますか?
愛してもらわなくてもいい
一方的でもいいから
もういちど もういちどだけ
あの手に、触る権利をください
ずっとずっと 大好きな人へ
寒い冬の日に一緒に手を繋いで帰りたいな
いつか恋人と
テーマ:手を繋いで
過去実録
私はskyというゲームをしている。
skyは、空を飛ぶ癒しアドベンチャーゲーム。
説明が少ないが、自分の感性や、価値観をしんじて進むエリアはとても素敵にみえてくる。
今日もゲームを開く
~雨林~というステージにいき、デイリーミッションを済ませるとキャンマラをつづけた。
そんなとき、飛ぶための羽が2枚の初心者がいる事に気づき、キャンドルを灯す。
すると、即、フレンド申請をしてきた
うけとって、チャットテーブル魔法を発動させるとおもむろにすわりだした初心者フレンド
「Hi!What country are you from?」(やあ!貴方の出身国はどこですか?)
「Japan」
「わー!同じですねっ!雨林大丈夫ですか?」
「わっ、やったあっ……うりんは無理です…難しいですね、説明がなくって。」
「ですねー、キャリーできますが、しましょうか?貴方がよければしてあげたいです!」
「ああっ!ありがとうございますっ!!よければ、してもらいたいです…ありがたい……」
"あはは笑じゃあ、手を繋いでくだ"
ブツリ
突然、フレンドが消えた。
かきかけの文字はまだそのままだ。
ホームにもどり、ワープ機能をつかおうとするが、オンラインにはもうなっていなかった。
それからずっとあの子はログインしていない
はやく、オンラインになってください。
そして、繋ぎ損ねた手を、
手を繋いで
手を繋いで
好きな子の後ろに並んでいた。その子の手を見ていまた。
手を繋いで、後ろじゃなくて横に並んでいたい。そんなことを考えながら。横に並ぶにはまだ程遠いかな。
クリスマスツリーの点灯式
灯る瞬間を一緒に見ようと
ヶ丘前であなたとの待ち合わせ
街はもうクリスマスの雰囲気
もうそろそろ決めないと
クリスマスの予定
あなたのために空けてあるよ
手を繋いで あなたとこの街を歩きたい
いつまでも あなたとこの街で暮らせる様に
クリスマスに向けて 幸せを祈っていく
白い雪が降るよ 幸せが降るように
イルミネーション煌めく季節
灯る明かり一つ一つ
数えながらこの街を歩いていく
街はもうクリスマスの雰囲気
そこらかしこに幸せが一杯
クリスマスまでは
あなたと幸せを満喫したいな
手を繋いで あなたとこの街を歩きたい
いつまでも あなたとこの街で暮らせる様に
クリスマスに向けて 幸せを祈っていく
白い雪が降るよ 幸せが降るように
もうじきクリスマス
たくさんの幸せを見つけたいな
#手を繋いで
私たちはずっと
2人で手を繋いで
一緒にいると思ってた。
けど、
先に手を離したのは君で
私よりずいぶん先に行ってしまった。
置いて行かれたくなくて
必死にもがいたけど
その手は届かなくて。
あぁ…
あの頃のようにまた
手を繋げたらな……。
『手を繋いで』