『手ぶくろ』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
少しでもあたためようと
はぁ…っとふいては手をこする。
「手ぶくろする?」
不意に聞こえる声に
驚きながらも内心嬉しくて。
渡された左の手ぶくろ。
もう片方は…?
と思っていると
ぎゅっと彼の手で包み込まれた。
ドキドキする私をよそに
彼は平然としてて。
繋がれた手は
ゆっくりと熱をもつ。
『手ぶくろ』
手ぶくろは、冬にはマフラーと共に防寒具の王道として重宝されている。
手ぶくろをつけている人の手は、手ぶくろの上からでも暖かい。
小学生の冬、俺の小学校で『伝統』と称されていたその『あいさつ』は、毎日校舎の前で人が並び、ハイタッチしながらあいさつするというものだった。
人は横に並んでいくので、人の手をドミノ倒しのようにハイタッチする人もいたり、逆に一人一人丁寧にやっていく者もいた。
すごく大人数の学校で、1000人を超えていたから、横にいる人がすごい人数になったりしていた。
冬場、そこには手ぶくろをした人がハイタッチする側にいたり、逆にされる側に回っていたりしている。
そして、時々ほんわかとした暖かさをする側、される側は感じるのである。
手ぶくろをその当時持っていなかった俺にとっては、手ぶくろをした、その人たちは天使かと思っていた。
なぜ小学生はネットの人に子供扱いされなければいけないのかと嘆いていたあの頃。
あいさつを元気にしていたあの頃。
あの頃を思い出しながら、僕は今日も眠ることになる。
手ぶくろ
寒くなると 恋しくなって
探し出すのに
それまでは 興味なし
それでも
冷たい手を
暖かく包んで 幸せにしてくれる
必要とされた時
当たり前に 役割を果たす
貴方は
とても素敵です
いつも
心まで 暖かくしてくれて
ありがとう
手ぶくろが
あってよかった
あなたと繋ぐと
じっと汗ばむ
私の手
小さい頃使っていたてぶくろをみつけた。
当たり前だけど今の私にはちいさい
成長を感じて苦しくなった
あぁ、大人になるのが怖いや
ならないけれど。
あの暖かさを忘れられない。
あの人が、『手ぶくろ』言ってたもの。
―――もう一度。
手ぶくろ
冷え性のわたしにとって、手ぶくろはマストアイテムです。
デパートで購入したおしゃれな革の手ぶくろ。茶色でとっても素敵なの。
でも使ってません。取り回しが面倒だったりで‥。
100均で買った毛糸の手ぶくろ。グレーのモヘア、可愛いんです!使わないときは片一方をもう一つに突っ込んで、パッと仕舞えるのがいいんですね!
大切な冬のアイテム、手ぶくろ。
わたしには、おしゃれな手ぶくろより使ってて楽ちんなのが良いようです。
『手ぶくろ』
「……寒い。」
私がコートの肩を身震いさせていると、隣の彼がそっと手ぶくろを片方差し出した。
「手ぶくろ、半分こ?」
私が笑い掛けると、彼も微笑んでもう片方の手をやさしく握ってポケットに仕舞った。
「片方で充分だろ?」
繋いだ手があったかい。
手ぶくろの温もりと、彼の体温とに包まれて、私の両手がしあわせになった。
本当は手ぶくろ持ってたけど、今日は忘れたことにする。
彼は手ぶくろをわざわざ外して、
「ん」
と私に片手を差し出した。彼の頬は真っ赤に染まっている。赤いのは、寒さのせいだけじゃないのかも。
私が手を差し出すと、彼はするりと指を絡ませ、「早く行こう」とばかりに手をひいて歩き出した。
寒がりの彼が、手ぶくろを外してまで手を繋いでくれるなんて。
やった、手ぶくろに勝った。
なんだかとても嬉しくなって、私はぎゅっと手を強く握り返した。
#手ぶくろ
キミと逢う日は手ぶくろはいらない
「寒いね」って言うと
「手 冷たいね」って
ポケットの中に手を入れさせてくれるから♡
(*˘︶˘*).。*♡フフフ
♪~(´ε` )ヒュ~
あざといねぇ〜www
そうなるように誘導してない?www
(ΦωΦ)フフフ…
でもね
こういう一瞬が
一番キュンってするんだよ〜
優しさが温かくて
ほっこりほっこり伝わってくるんだ〜
これがいいんだなぁ〜( ꈍᴗꈍ)♡
🌈黒猫のつぶやき🌈
あざとさ…
たまには〜 ねぇ〜(. ❛ ᴗ ❛.)✨
手ぶくろ
大きな手、小さな手。
冬のかじかむ季節に手ぶくろさんは、大活躍。
可愛い手ぶくろは、女子力アップ。
手ぶくろさん、いつもありがとう。
手ぶくろ
3年間必要なかった手袋を買った。
毎年外に出る時は彼と手を繋いで、
彼のコートのポッケに手を入れて、
隣に並んで歩いていた。
そんな彼と先月別れた。
だから買った。
手袋をはめた手は
去年よりずっと暖かかった。
なのに、
心だけは温かくなかった。
メシを食え机で寝るな冷えるから命令形ですきみのやさしさ
セブンまで毛糸の手ぶくろ分け合ってもう片方はつないでいよう
何回注意したってこたつで寝るきみを布団へ運ぶしあわせ
青い春殺したぶんだけ輝いて文化祭が何かは知らない
お題 手ぶくろ
登下校、いつも手袋をしてるあなた。
寒いから外したくないって言うくせに
私と一緒に歩く時は片方外して私に渡してくれる
「手を繋いだ方が温かいだろ」
なんて言って
顔を真っ赤にしてるあなたが愛おしいと思った
手ぶくろ
クリスマスがすぎて
親友のプレゼントなんて何も考えてなかった。
いや〜、バイトで洗い物ばっかやってて手が荒れるんだよね〜
それマジで辛いやつじゃん
そうなんだよ〜
そんな些細なことを覚えてくれてた
〇〇ちゃん、遅くなっちゃったけどメリークリスマス!!
え!?
これ!日々の感謝とか込めてあげる!
そこには、ハンドクリームと手袋が置いてあった
いいの!?
もちろん!
ありがとう!!
こんなに大切に思える親友は彼女だけだろう
そんな君には何をあげよう
『手ぶくろ』
手ぶくろの右手で頭をつくり
手ぶくろの左手で体をつくる
ふたつをつないで
片手で操る
人形同士で、こそこそばなし
あの子は彼が好きだって
【手ぶくろ】
私が小さい頃…両親は、家に居ない時が多かった。
父親は、朝早くに仕事に行っていたので小さい頃の父親との記憶が殆ど無い。
母親は、何故か、家に居なかった。
だから、遊んでくれるのも、ご飯をつくってくれるのも、お風呂の時間も、寝る時も…全部、近くに住んでいた母方の祖母がしてくれていた。
母方の祖母は、仕事があったけれど…それでも、小さかった私のお世話をしてくれた。
祖母が居なかったら、私は、ここには居ないと思う。
そのぐらい、とても大切な人です。
ある寒い日、母方の祖母が手ぶくろを私につけてくれた。
「外は寒いからね。手ぶくろつけようね。」
って。とても優しい声で。
私の小さい手ぶくろをストーブで暖めて暖かくしてから、ゆっくりつけてくれた。
とても暖かくて、冷たい手がすぐ暖かくなった気がした。
外に出ると、冷たい風が吹いた。
やっぱり、家に居たいな。って思ったその時、祖母が手を優しく繋いでくれた。
「外は、やっぱり寒いね。手を繋いでいようね。」
暖かい手ぶくろが、もっと暖かくなった気がした。
その後、両親には内緒でお菓子を買いに祖母と一緒に買い物に行ったり、近くの公園で少しだけ遊んだ。
とても優しい時間だった。
このままずっとずっと一緒に居たいと思っていた。
そんなことを、思い出した。
「手ぶくろ」
友達の借りた
柄はミッフィーやった
手ぶくろ
小さい頃は
両手の手袋を
紐で繋いでいた
しばらく手袋を
使わないで
ポケットに入れていたけど
去年久しぶりに買った
運転するから
指が出ている手袋
スマホも操作出来て便利
貴方からもらった手袋私は今も大切に使っているが私があげた手袋を貴方が使っているところは見たことがない。こんなことを言うと嫌われるかもしれないが私は貴方が好きだから使ってほしい、そんなことを考えながら今日も私は貴方からもらった手袋をつけて貴方のもとへ向かう。きっと貴方は私のあげた手袋を使ってはいない。