『懐かしく思うこと』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
息やめた今になってシーツと秒針の音
(懐かしく思うこと)
#懐かしく思うこと
皆おなじ、生きているから~♩
1人にひとつずつ、大切な命~♩
お母さんがよく歌ってくれた名前も知らない歌
『 …これ、欲しい… 』って初めてお願いして
買ってもらったクマのぬいぐるみ
ずっと寝る時この子をぎゅってしてます
#あとがき
こんばんはっ、!
今回、遅くなった💦
懐かしく思うことかぁ…
___お母さんと手話でお話した事とか…
いっぱいあって、何書いたらいいか分からなかった(笑)
やさしくて、かっこいいお母さんが歌ってくれた歌を聞く度に泣いちゃってたのは良い思い出です
もう聞くことはないけど
では、おつ〜!
~ 99 もっと読みたい! ありがとうございます!~
(2023/10/30 21:20:01)
将来の夢は何ですか?
小学生の頃の僕は、元気よくはっきり答えていた。
「サッカー選手」
中学生の頃の僕は、恥ずかしそうに答えていた。
「漫画家になりたい」
高校の頃の僕は、・・・
「将来は安定した職業に就きたい」
今の僕は、・・・
「夢なんて現実的じゃない。叶えられそうな目標を立てる。」
歳をとるにつれて、夢は無くなっていく。
自分が何に向いていて、何に向いていないかを知り、自分より優れている人は山ほどいて、夢は消えていく。
未来に向かって、希望を純粋に抱きながら、まっすぐ言葉にすることができた子どもの頃の自分が懐かしい
私が懐かしく思うこと、
それは「将来の夢をはっきりと言えていた子どもの頃の自分」
そうだ、家族になったと思っていたけれど
そんなわけないよね
わたし甘い認識で申し訳ないです
わたし一人の我儘で
皆さんに大変なご迷惑をお掛けして
本当にろくな人間ではありませんね
早く消えてしまいたいけれど
黙ってサンドバッグになれば
いいのだとやっと気付いたんです
許して下さい
わたしには最早ゆく所もない
自我を持ってはいけない
口は決して開かない
お望み通りの下僕でいいのだ
迷惑を掛けず
ただただひっそりと佇んでいればいい
だって元々つまらない人間ですから
あなたの笑顔
あなたの横顔
あなたの声
あなたの瞳の輝き
あなたの掌の温もり
あなたの大きな背中
あなたの…
あなたの…
懷かしく思うのは
すべて
あなたのこと
この世では
もう二度と逢えない
あなたのこと
# 懷かしく思うこと(317)
【懐かしく思うこと】
見慣れた空き地に一軒家が建つたびに、ため息をつく。
中高の六年間、俺はただひたすらに同じ道を歩いた。
浮間舟渡から芝浦工大中高までの片道十五分。
高価の下のハトフン臭い駐輪場を抜けて、空き地の横の細い道を行く。そして荒川を渡る橋。日差しを遮るものがない三分の道のり。
橋を行く学生はみな、夏の暑い日には柱のアーチの影の上を歩いていく。
橋を越えても面白いものは無い。
整備されていない遊歩道からオリンピックを渡り、環状8号線の広い横断歩道へと出る。
そこは本当にただの道で、店がない訳では無いが、人間の体感としては本当に何も無い。
横断歩道を渡る。何らかの車のディーラーがある。
大通りから一本入ればマンションばかりの味気ない住宅地だ。住宅街ではない。断じて。
そしてもう左手には学校がある。
網の向こうに、ゴム製のグラウンドで、運動部が朝練をしている。
緑色の母校。
もう、そこには何も無い。
もはやそこすらもマンションに飲み込まれた。
だから俺が思い出せる、懐かしむことの出来る、そして感傷のために辿り着けるのはその道だけだ。
通学路にこそ、俺の思い出がある。
大人ぶっていた思考は
今となってはお子ちゃま考え
だったなぁとか。
あの時は楽しかったなぁとか、
後悔とか、妬ましさとか、
どうしても今の自分と
比べてしまう。
そして
そんな今の自分と比べる
どうしようもない自分が
また未来で
あの時は楽しかったなぁとか、
言うんだろうなぁって。
–懐かしく思うこと–
思えば、人生は「楽しい」で構成されていた。
家族で行った遊園地、友達と映画みたり、大好きな漫画を読んだり、他人との他愛ない話などなど。
思い返してふふっと笑えるような楽しい思い出しかない。
…楽しかったなあ。
でも、これからは今以上に楽しいことが待ってるはず。
だから、だから今さえ耐えればいい。それでいいんだ。耐えさえすれば。
耐えれるかなぁ。
「次の方ー」
ごくりと唾を飲む。
来てしまった。
やつの順番が。
覚悟を決めて椅子に座る。
「はいチクっとしますよー」
そんな簡単に言うけどチクっとどころじゃないんだよ看護師さん。
感覚的にはぶすっなんだよぶすっ。
注射器を腕に突き立てられた。
目を閉じて見ないようにする。
どうやら終わったらしい。
耐えた!!耐えたぞ!!耐えられた!!
ご褒美にコンビニの新作スイーツ買ってこ。
『懐かしく思うこと』
『懐かしく思うこと』2023.10.30
同窓会の帰りに、昔よく遊んでいた場所に行くことは、ベタな行動だと分かっている。それでも、そんなベタな行動をとったのは、俺たちが酔っぱらっているからだろう。
高校生の頃によくたまり場にしていた、タコの遊具のある公園。久しぶりに訪れたその場所は、すっかり様変わりしていた。
あれだけ異彩を放っていたタコの遊具は無くなっていて、ジャングルジムもブランコも無くなっていた。
あるのはベンチと砂場だけの、ただの広場になっていた。
「あらぁ、なんもないね」
残念そうにコイツは言う。
経年劣化と、最近のアレコレで公園から遊具が消えている。それはここの公園も例外ではなく、危ないからという理由で広場になってしまったのは、噂で耳にしていた。
噂を聞いたころはなんとも思わなかったが、コイツと一緒だと寂寥感に襲われて鼻の奥がツンとなった。
あれがあそこにあって、それがここにあってとコイツと二人で公園を歩く。
ジャングルジムでは当時つるんでいた不良仲間と、近所に住むガキどもで高オニをした。タコの遊具では雨の日に、ヤツと雨宿りをした。
そんな日々を懐かしく思うのは、俺たちが大人になったという証しだ。
「鬼ごっこやらねぇか」
「いいね、やろう」
俺の提案にコイツは迷うことなく頷く。
どっちが鬼かどうかは関係ない。
俺たちが青春を過ごしたこの公園の、在りし日を思い出すように、俺たちはぶっ倒れるまで走り回った。
稲の香り
畳の香り
桐の香り
汗の香り
優しさの香り
全てが優しい人です。
今でも心の奥に生きているから
夢で会う時はいつも温かく優しい人。
あの日に帰れない今だから
余計に逢いたくなる
悲しくて嬉しい次に会う日。
懐かしく思うことなんてもう無い
なぜなら、会いたくてたまらなかった彼女がこの世界に来てくれたから。
『…私が来た、なんてね』
「!…っ…」
涙が溢れて止まらない、今声を発しても情けない声が出るだけだ。もう夢だとしてもいいと思った。
これが走馬灯だとしても構わない。また彼女に会えたから。
「!?誰だ…なぜ俺たちを助ける?」
「でも、ありがたいですよボスキさん!!とりあえず、話は天使を片付けてからです!!」
2人の声が遠くに聞こえる。
『この白いのがこの世界のヴィラン、なのかな?』
けど、彼女の凛とした声はハッキリと聞こえた。
「そうっす、俺たちの世界の敵…天使っす」
答えると彼女は俺を抱えて安全な所に一瞬で運んだ。
『待ってて』
そう告げる彼女はとても頼もしくて、思わず気が抜けてしまいそうになったが、慌てて気を引き締め直す
「天使の攻撃を受けちゃダメっす、跡形もなく消えるんで…」
『うん、わかった』
「俺もっ…」
『今だけは、守らせてよ』
せっかく君の世界に助けに来れたんだから
呟く彼女の目は少し潤んでいた気がした。
懐かしく思うこと
それは罪ですか?
今はもう記憶の中にしか存在しない場所
帰りたい場所
多くの思い出が詰まっている場所
そして様々な感情が生まれた場所。
出会いと別れの場所
忘れられない場所。
そんな、自分の心を全てを置いてきたかの様な場所
そんな場所に帰りたいと、戻りたいと思うことは
罪ですか?
私にはもう、そこ以外生きたいと思える場所はないというのに…
今いる場所が自分の居場所ではないと、
いるべき場所ではないと思えるのに。
桜が咲き始めると必ずあの春の日のことを思い出します。私たちの結婚に反対なさっていたあなたのお母様を、山へ埋めに行きましたね。そのときの桜の匂いと柔らかい風。土を掘るあなたのいつになく真剣なお顔。すべてはっきりと覚えております。お天道様の下でお散歩をすることも子をもうけることも私たちには叶いませんでしたが、最後までおそばに置いていただき私は大変幸せでした。
近しいときがあって、でも、近しいままでは「懐かしい」とは思わない。離れている今があって初めて、懐かしさが生まれる。そして、大抵の場合、本当の意味で戻ることはできず、「懐かしい」と思うことで擬似的に距離を縮めているのだ。
/お題「懐かしく思うこと」より
あんなに大好きだったのに
あんなに分かり合えていたのに
あんなに、笑っていたのに
何を間違えてしまったのだろう。
けれどももう、過去のこと。
眩しく懐かしく感じる、夢のようなもの。
懐かしく思うこと。
それは「生きていたい」とおもっていたとき、
私には毎年秋のこの時期になると思い出すことがある。中学3年の秋。もうすぐ冬にもなろうという日で、私は普段よりも厚着をして登校した。空気は徐々に冷たさを増し、朝早くからやっているお店から立ち昇る湯気をも羨ましく思うほどだった。確かまんじゅう屋さんだったと思うが、寒さ故に鼻も上手く機能してくれず、あまり匂いは分からなかった。強いて言えば、感じ取れたのは寒さの匂いくらいだ。
体を震わせながら、やっとの思いで教室に辿り着いた。まだ誰も居ない教室は静かで寒く、一番乗りの私に酷く寂しさをもたらす。暖房は早く来た子が着けるという暗黙の了解、もしくはただ寒いから着けるだけのことかもしれないが、私もそれに倣ってすっかり冷え切ったスイッチを押す。勢いよく静寂を壊す着火音。それだけでもどこか温かい。
受験も近づいてきていたこともあって、前までのように遊んだりゲームをしたりすることはほとんどなくなった。それに部活はとうに引退している。だったら朝の時間も有効に使おう、と思い至ったわけだ。私は朝に弱いタイプであるから、次に来た友達が私を見れば驚くに違いない。母親も驚いていたことだし、きっと声を上げるだろう。
昨日のホームルームで、田舎に似合わぬ若い男の担任が「受験は夜やるものじゃない。だから夜に強くなっても仕方ないぞ。夜更かししちゃう子は徐々に朝早く起きる習慣をつけるように。」といつもは見せない真面目な顔で言っていたものだから、流石の私も折れざるを得なかった。
草臥れた首を持ち上げて窓の外をふと見遣ると、空は雲に覆われ不気味な暗さをしていて、若干雪が降っているようにも見える。こういうところはやっぱり田舎だなと思うとともに、見慣れた光景にどこか安心感を覚える。
暖房が効き始め、足の震えも収まってきた。そろそろ勉強をし始めよう。背負ってきたリュックに白い斑点がぽつぽつと、黒の生地に映えて見える。問題集と筆箱を取り出し、少し悴んだ手で問題を解き始めた、その時だった。
教室のドアがガラガラと音を立てて開く。友達が来たんだな驚くに違いない、と心の中でニンマリしていたのだが、聞こえてきた声の低さに、逆にこちらが肩を跳ねさせられた。「おはよう!偉いじゃないか朝早くから。」
でも今日は学校休みだぞ?
担任は満面の笑みを浮かべこちらを見つめている。私は耳を疑った。頑張って早起きしたのに?寒い中頑張って歩いてきたのに?
驚いた時には私の思惑とは裏腹に言葉も出ないようで、あ、えっと、とたじろぐことしかできなかった。
その日は特別にそのまま教室で勉強させてもらえたが、以来早起きした記憶はない。早起きは三文の損だ。温かい布団が私を呼ぶままに、もう一睡することにする――。
Nostalgia never hits me
〚懐かしく思うこと〛
辛い出来事は、時間が経つと「懐かしい」というポジティブな言葉で片付けられたりする
だから失敗やトラウマも自分を強くするための糧として捉え、心の傷が癒えるまで好きなことでもしてたらいい