『愛言葉』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
出会ったのは10代でしたね
20代で結婚し…
30代でマイホームを建てて
40代は子育てとローン地獄(笑)
ただがむしゃらに働きましたね…
50代になって、孫が生まれましたね
双子の男の子でしたね…
彼らも来春は10歳になりますね
毎日、毎日、時間に追われ…
まだまだ必死に生きながら
60代に突入しましたね…
運命のままに一緒に生きて
ケンカも沢山しましたね…
私たちの未来はまだしばらく
続くでしょう…
目の前に居ると何だか素直になれなくて
「ありがとう」が言えません
けれど…私はやっぱり貴方が運命なのです
「愛言葉」をいつか必ず伝えます。
床に寝っ転がり
指で電気の紐を引っ張るフリをする。
バスロマンを入れた湯船に入ったので
いい匂いで、
バスロマンに包まれてるみたいな感じがして
暖かかった。
うとうとしてた所に
ピロリンっと通知が来た。
今日は友達とゲームをする約束をしていて
部屋を作って待っていた。
パスワードは設定出来ないので、
誰でも入れてしまう。
だから通知が来るようにしている。
通知が来たら、
入ってきた人にこう聞く。
「合言葉は?」
答えが違った人は追い出して、
友達はこう答えた。
「"Good Midnight!"」
いつもこうやって遊んでいる。
正直、
いつも私が部屋を作る側
合言葉を聞く側なのは
めんどくさいが、
毎回お礼を言われるので
まあいいかなと思い始めている。
いつも通り遊んだり、
雑談したりして、
深夜までゲームをしていた。
そして急に
あのさ、
このまま友達で終わりたくないんだけど。
と言われた。
びっくりして
床をドンドン叩いてしまい
怒られた。
え?あ、うーん、
……好きってこと?
顔が熱くて真っ赤だ。
リアルで直接言われなくてよかった。
反応も、考える時間もくれた。
うん。
と一言だけ。
ちょっと気まずくて、
明日返事をすることに。
今日も私が部屋を作る。
通知が来たら
適当に聞かずに
ちゃんとアバターを見て
友達かどうかを確認する。
そして友達が来た時、
私は聞いた。
「愛言葉は?」
雨音が奏でるメロディ誘われてかさなる声にふたり微笑む
「愛言葉」
父から愛を感じたことがありません。
「ごめんね」も「ありがとう」も言われた記憶がありません。
私を作った理由はなんなのでしょうか。
男は生まれながらに女より力があります。
なんて不条理なんでしょうか。
この家にいると女の非力さを強く感じます。
男を怒らせたとき、女は対抗する力を持ち合わせていません。暴力で蹂躙されるのみです。
父は家の外では楽しそうに話します。
父も1人の人間で、それなりに社会に溶け込み、綺麗な大人を演じています。
10.26 愛言葉
愛言葉
「だよねー...ってもうこんな時間か...明日大丈夫?」
「あ、ちょっとまずいね。ごめん、そろそろ寝るよ。」
時間は既に日付を跨ごうとしていた。
明日もお互い仕事で朝も少し早い。
いつも
電話が楽しくてついつい話し込んでしまう。
さすがに一晩中話すことも電話をずっと繋げるのは
明日に支障が出た場合を考えるとできない。
また明日の夜。
明日も電話できるが、待ち遠しいしそれまで寂しい。
だから...
「「また明日。今日もありがと。」」
声が重なってお互い笑いながら
おやすみを言い合って電話を切った。
僕らのあいことば。
明日の夜のために僕らは頑張れる。
語り部シルヴァ
夜の闇
辺りは何もない
ただ星が
輝くだけ
誰も居ない
僕だけが一人
闇の中に居る
タバコの火が
灯す夜の闇
忘れたくても
忘れられない
君の想い
忘れたくても
忘れられない
きみに付けた
心の傷
後悔しても
しきれない
僕の過ち
「言葉にするとチープになる」
とあの人は言った。ちょっとわかる気がした。
言葉はなくても、大切にしてくれてるのはわかったからそばにいたいと思った。
でも。少しずつ、それは積もり積もって、不安になってしまった。一度自覚をすると、信じられなくなった。
耐えきれずに、泣きながらそばを離れた。
--
「君といると、自分の知ってる言葉じゃ足りなくて。どうしたら、この愛を伝えることができるのかそればかり考えてる」
と貴方は言った。耳の縁を赤くして、困ったように笑いながら。そんな貴方を私は可愛いと思った。
「別にみんなに伝えたいわけじゃないから、君にだけ伝われば良いんだ」
私の手を両手でキュッと握って、私を見つめる瞳はすごく必死だった。
「じゃあさ、一緒に探そうよ。2人だけの愛言葉」
そう私が言えば、貴方は満面の笑みを浮かべ私を勢いよく抱きしめた。
都合よく優しいあなたが別れ際発した「愛」は「i」に変わった
題-愛言葉
何度も
すれ違って
傷つけあって
それでも二人で居たいと
心に誓う
ぼくは…私は
「あなたと、今一緒にいる」
何よりも大切に忘れずに
思い続けること
人に愛を伝えたいって思ったことはありますか。
親?親友?恋人?大切な人?先輩とか後輩?それとも──
まあ別に愛を伝えることは悪いことじゃないし、誰が誰に伝えようがどうでもいいんだけどさ。
ただ、
「好き」とか「愛してる」とか
簡単に言っちゃダメだよ。
ちゃんと、自分が伝えた分と同じくらい愛を返してくれる人に伝えようね。
貴方も、私みたいに一方的に愛言葉を送り続けないように気をつけて。
2024.10.26.愛言葉 02
愛言葉
それは憎しみとか嫉妬とかの
どっか向こう側にある言葉
簡単には触れれないよ
だって宝物のように大切な言葉だもん
どうか、優しく扱ってね
「愛言葉」
″ごめんね″ が言えなくて
モヤモヤしてる私
カモミールの香水をつけて
貴方の前をウロウロしてみる
・・・・何?って顔してる(・-・`)
カモミールに
ごめんねの意味があるなんて
貴方は知るわけないよね...
ただ言えばいいだけなのに
″ごめんね″の合言葉
″大好きだよ″の愛言葉
1人1人唯一無二の笑顔。
短い言葉でも想いは伝わるでしょう
私と貴方の愛言葉
ありがとう
「愛言葉」
好きとか恋愛っぽい(?)言葉じゃなくても
ありがとうって笑顔で言うこと自体が
愛言葉なんじゃないかなって思いました。
⬆いいこと言ってそうで意味分かんないこと
言ってる(笑)
(多分)人生初の失恋を経験しました。
失恋ソング聞いていっぱい泣きました。
わざと完全に落ち込んでるような顔してても(笑)
いつも通り「なーなー○○(私の名前)ー!」って
話しかけてくる男子。でも男子のおかげで少し
元気が出ました。
まーだ恋愛は早いかもなあ...
愛言葉
愛してる
会いたい
一生懸命護る
たくさん愛を伝えよう!
朝目覚めてリビングに行くと、テーブルの上に小さなメッセージカードが置かれているのを見つけた。
『お誕生日おめでとう』
そういえば今日は私の誕生日だったな、と思い出す。
メッセージカードの字は、一緒に住む彼のもの。彼は毎年こうしてカードをくれる。直接渡してくれる年もあったけど、今年は彼が仕事で早くに出かけてしまったからこういう形になったのだろう。
カードの縁では、小鳥がリボンを咥えて飛んでいる。カードの模様も毎年違って、私を楽しませてくれる。
私は、カードの縁を指で撫でながら、ひとり口元を緩めた。もう私は30歳をすぎて、自分では素直に年を取るのを喜べなくなってきた。でも、彼がこうして祝ってくれると、年を取るのも悪くないと思えてくるから不思議だ。今日の仕事も頑張れそう。私は明るい気持ちで朝食の準備に取りかかった。
誕生日だからって仕事が楽になるわけはなく、1日いつも通りに仕事をして、2人で住む部屋へやっと帰り着いた。
「ただいまー」
「おかえりー!」
玄関を開けて声をかければ、先に帰っていた彼の声がすぐに返ってきた。
パタパタと足音がして、彼が出迎えてくれる。
「お誕生日おめでとう!」
ハグをしながら彼が言ってくれた。
仕事で無意識に張り詰めていた心がふんわり和らいだ。
「ありがとう」
「えへへ、やっぱり直接言えると嬉しいね!」
私がお礼を言うと、彼はキラキラの笑顔で返してくれた。
「今日の夕食はごちそうだよ!」
私よりもルンルンな様子で彼が言って、リビングに戻って行く。
私が生まれたことを私以上に喜んで、お祝いの言葉を欠かさずくれる人がいるのって、すごく幸せなことだなあ。
彼の背中を追いかけながら、私は幸せな気持ちで胸がいっぱいになった。
「愛言葉」
愛を伝えることって凄く難しい。
本当に好きでも、なかなか言えない。
でも、伝えないと後悔することもある。
私の好きな人は二年前に亡くなった。
その人は太陽のように暖かく、輝くような笑顔の人。
誰よりも私を好きにさせた人。
でも、その人に私は愛してると言えなかった。
でも、今なら言える。
その人に愛の言葉を。
後悔したって遅いけど、もう一度会えるなら。
君の笑顔をもう一度見れるなら。
愛してると、好きだと伝えたい。
今日はその人の命日。
君と歩いた道、一緒に行った場所。
君の面影が私の心を締付ける。
まだ、忘れられない。
彼の笑顔を、優しさを。
「愛言葉」
愛を表せる言葉は沢山ある。
「愛してる」「大好き」「大切だよ」「君だけだよ」
世界中の人の数だけ、愛を表す言葉がある。
ありふれてるかもしれないけど、言われると嬉しい言葉。
でも、それが本当に心の底から言ってるのか、表面だけの言葉なのかは、言ってる本人にしかわからない。
なのに、皆その言葉を信じたがって、信じて。
その結果、幸せになる事もあれば、不幸になる事もある。
「愛言葉」が「哀言葉」になってしまう事もある。
そして、不幸になった事のある人は、次から慎重に、臆病に、疑心暗鬼に、なってしまう。
でも、考えてみて?
信じても、信じなくても、幸せになるか、不幸になるかの結果は変わらない。変えられない。
だったら、信じてみようよ。
信じて裏切られるのは辛いけど、でも、信じるべき人を、信じるべき言葉を信じられずに、想ってくれた相手を傷付けるよりはずっといい。
自分が、傷付きたくない事は、人を傷付けていい理由にはならない。
自分が傷付きたくないからって、人を傷付ける人にはなりたくない。
だから、私は人の善意や愛を信じて生きていきたい。
愛言葉
心に届いた?もっと聞かせてあげる
君への想いで溢れる言葉たち
心を溶かせるほどの
僕の想いを言葉にして
割引シールが貼れた言葉で、
絶対量の尽きた愛をお互いに確かめて、
日曜日の朝のような、曖昧な体を寄せつけ合う。
【無垢】← change order 【愛言葉】
◀◀【子供のように】からの続きです◀◀
⚠⚠ BL警告、BL警告。誤讀危機囘避ノタメ、各〻自己判斷ニテ下記本文すくろーるヲ願フ。以上、警告終ハリ。 ⚠⚠
見紛うことのない悪しき数字の配列、電波による忌まわしきものの訪れを告げる呪われたサイン ―― スマートフォンの画面で禍々しく点滅を繰り返すそれをしばらく無表情で身動きもせず眺めていたアランだったが、20コール目に達したところでようやく気怠げに指を動かし、しつこく鳴り響いていた手の中の電子端末機器を沈黙させると物憂い表情で悩ましい溜息を小さく吐いた。途端にあたりはシンと静まりかえり、先ほどまでワイワイしていた脳裡の記憶に違和感を覚えてスマートフォンから顔を上げると、なんのことはない。忍んでいたつもりの不機嫌が目にもあらわなアランにただならぬ雰囲気をさとったのか、まわりで息を潜めるように残業社員たちがなりゆきを伺っていたのだった。
ああいけない、本社の愚劣な問題に善良な子会社の人たちを巻き込んでは、彼らの素朴で清らかな魂を穢してしまう ―― 心の中で慌てながらも何事も無かったようににこやかな風情を取り繕い、それでもって失礼のないよう改まった態度で、アランは愛すべき社員たちへ弁解のために口を開いた。
「申し訳ありません、みなさん ―― 僕自身の口から事情を説明して、快くみなさんのご了承を頂きたかったのですが、どうやら時間的に事態が差し迫ってきたようで ―― 僕ではなく先ほどの電話の相手による一方的な都合なのですが ―― 残念ながら叶わなくなってしまいました。不本意ながら至急先方と一度連絡を取らねばならず、僕は少々この場を中座させて頂きたいと思います。なので ―― 」
社員たちは何が何やら、今ひとつ分からぬながらも神妙にアランの言葉を聞き入ってくれていた。その仔羊のような彼らの従順さは、取締役のお高くとまった取り巻き連中を見続けてきたアランにはまるで無垢でいたいけな天使のように見え、思わず胸がキュンとするのを感じながら語の先を継いだ。
「 ―― なのでそのあいだ恐縮なのですが……ヴィルケ専務 ―― 」
結局彼にお願いすることになったか ―― 己の不手際なヘマに若干凹んだ口調でアランは、背後へ庇ってくれた名残ですぐ目の前に佇んでいるゲーアハルトの背に声を掛けた。
呼ばれた彼はおもむろに横半身を振り向かせ助けを乞うような眼差しで見上げるアランに顔を向けると、憂いを払い消してくれるような落ち着いた物腰で万事承知という穏やかな笑みを浮かべて見せた。そして、
「構いません、ジュノーさん。説明は私に任せてどうぞお電話してきて下さい。戻られたときはすぐに始められるように整えておきますから、ご心配は無用ですよ」と、アランが言わんとした頼みを聞かずもがなで請け負い、事も無げに悠然とした気概でエレガントに答えてくれた。
一を聞けば十まで察して動いてくれる ―― 会議の時でもさり気ないフォローやサポートで出席者全員への気配りを忘れない、イダ・スティール・プロダクツの賢人専務、ゲーアハルト・ヴィルケ。マーケティング会議が上辺だけでも泥沼の殺伐とした吊し上げの狩場とならないのは、縁の下で手腕を振るう彼の平和的貢献によるところが少なくないのだ。エルンストの頼もしいところはきっとこのハンサムな叔父さんのこんなところに似ているんだろうな ―― 同じ水色の瞳にひよこ頭の相棒を思い出しながら、アランはゲーアハルトの常と変わらぬ厚意に感謝の笑みでうなづいた。
「ありがとうございます、あなたには本当に助けてもらってばかりで痛み入ります。今回もご面倒ですが、どうかよろしくお願い致します」
右手を差し出しそう告げてゲーアハルトと軽く握手を交わすと、
「我々は偉大な取締役に忠誠を誓う高潔の同志なのですから、面倒などと厭わずに助け合うのは当然のことです。なのでこれは高くつけませんからご安心を。ではご健闘を、ジュノーさん。準備してお待ちしています」
アランの二の腕を優しく叩き、白々しくもホッとするジョークと悪戯なウインクを添えて朗らかに送り出してくれた。お返しにアランもわざとらしく驚いた面持ちで、
「おや、突然取締役の名を出されるなんて、読心術の達人かなにかですか、ヴィルケさん?実はさっきの電話の相手がなんと偉大なる取締役からでして。いやーお恥ずかしいことに、彼の番号が目に入るやあまりにも畏れ多くて手が震え、思わず操作を間違えて切ってしまいました。ハハ、参ったまいった」
慇懃無礼な棒読みのとぼけたジョークを飛ばし、ふたたび互いに屈託なく笑い合った。社員一同はアランと専務との傍輩仲間のような遣り取りを不思議な顔で眺めるばかり。ひとしきり笑ったあと、アランは愉快に苦笑いをこぼしながら、
「うまくやり込めて、なるべくすぐ戻って参ります」
そう言って、状況を呑み込めず呆然と見送る残業社員一同と、先ほどまで笑い合った朗らかな態度から打って変わった心配気な眼差しで見送る専務に手を振って、ストレスの元凶である相手への電話を掛け直すために気の進まぬ足取りで事務所の吹き抜け階段を降りていった。
▶▶またどこかのお題へ続く予定です▶▶