『愛を叫ぶ。』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
生まれてきたことを後悔し続けるだけの為に私はこの世に生まれさせられてきたような気が今はしています ..... 。
風にいつまでもいつまでも吹かれていたかった少年は草の上に寝転び時々膝を抱えて座ったりしながら空の深さを想いながら眺めていた。青が沁みる。風は心地良く僅かに冷んやりしていた。時の経つのを忘れる恍惚に剥ぎ取られ失っていくという事を考え始めてみたりする。死神の召使 ... 雨 ... 風 ... ...... 太陽は神の子で ... そして偉大なる詩人なのであろう。具体化するその神の子の詩の中の世界 ... 所謂降り注がれる光の下で私たちは神に各々与えられた其々異なった物語りを歩いている .......... 。だから少年は歩くのをやめて腰を下ろして風に吹かれて老人になった。彼がこの世界に生まれて得た究極の冥利は ... この世界の全てを無事に厭になれた事だと確信した。
愛を叫ぶ
俺の喉は枯れやすい
故に叫ぶ愛は短すぎる
愛を紡ぐこの喉に
潤いを与えてくれる者は居ない
世の中の歌やドラマは「愛がどうとか」って言っているけれど、俺には愛が分からなかった。愛ってなんだ。
みんなは簡単に「愛してる」だとか「愛が一番」とか語っているけれど。その根本的な部分が分からなければ意味がないじゃないか。
そう思っていた。でも彼女は俺に教えてくれた。その言葉で、身体で、行動で。やっと、ちょっとは理解出来た気がしたんだ。
でも、貰ってばかりでは満たされないことを知った。俺も返したい。一方通行なんて、虚しさが残るだけ。
だから伝えていいですか。貴女に貰った愛を、俺が貴女に与える為に。俺は今から、貴女に愛を叫びます。
大切な人と、さいごのお別れをするため
今回のお題はスキップします
オレは愛がわからない
だから、叫ぶ愛を持ち合わせていない
と思っている
それなオレでも、
時に頭に浮かび
時に心を保つ名前がある
その名前を黙して叫ぶ時、
それが愛なのかもしれない
#愛を叫ぶ
愛を叫ぶ
どんな愛も受け止めてくれる
自分だけの大きな渓谷があったらいいのに。
愛は見返りを求めると
傷付くこともあるのかもしれない
けど、生きてる限りね
愛無しではいられないんだ。
✳︎愛を叫ぶ✳︎
今日席替えしたの。
新しい座席票を先生が発表した。
「Yさん、Sh君の隣だ」
えっ?
Sh君の隣!?
どうしよう。
明日から、勉強頑張らないとっ!
愛を叫ぶ。
「愛してるって言えよばかー!」
河川敷で思い切り叫んでいるのは最近恋人ができた僕です。もちろん迷惑にならないように叫んでるのでご安心を。そもそもなんで叫んでたか気になりますよね。え?気にならない?いやいや、聞いてくださいよ。結構悲しいんですよ?言葉で伝えてもらえないとさ。
その人が奥手というかはずかしがりやなのは分かってるんです。緊張したり不安になったりしないようにゆっくり時間をかけてでもいいよって言いました。その人のこと好きですし、愛してますし、一生一緒でもいいくらいなんです。だから、その人に負担をかけたくなくて、嫌われたくなくて慎重にお付き合いをしてたんです。でもね、ずっと話すだけっていうのもさ、ちょっと物足りないというか。別に今すぐ口づけしましょうとかじゃなくて、でも恋人同士のいちゃいちゃ的な?のしたいんですよ。それがなくても愛してるくらいなら言ってほしいなって。
それをその人に言ったらまだ早いとか言うんです。おかしいと思いません?顔真っ赤にしてるのは可愛いですけどそれで誤魔化そうったってそうはいかないですよ。まぁ、毎回絆されちゃいますけど。愛してるって言うだけで良いんだけどなぁ…
最悪です。浮気ですよ。仲良さそうに肩組んじゃって。なんでそんな嬉しそうに笑ってるんですか泣きますよ?あなたの前で大号泣かましますよ?嗚咽もれるくらい泣いてやりますけどいいんですか?なんて、言いませんけど。恋人を縛る気はありません。束縛激しいって思われたくないですし、なにより……同性なんだから、普通に恋愛なんて、できるわけ、なかったんですよ。あはは、ごめんなさい、気持ち悪いですよね。彼もそう思ってたのかな。彼も、僕を、嘲笑いたかった、だけ、なのかな。
今、河川敷にいます。あ、風に当たりたかっただけです。死にたいとかは全く無いですよ。ご安心を。
でも失恋とか初めてですよ。もう恋愛なんてしない。先ほどLIMEを送りました。アプリで別れ話ってフィクションかと思ってましたけど意外とするんですね。
さて、帰りますか。
「あ」
彼がこちらを見てますね。いや睨んでる?めちゃくちゃ肩で呼吸してますね。汗だくですけど大丈夫かな。
「………てる」
なにか言ってますかね?何でしょう?
「おれはぁ…俺はー!お前を、あ、あいっ、愛してるー!」
え?
その時の彼の顔は林檎のように赤くて。夕日に照らされている彼はいつもよりキラキラしていました。
「好きになったのお前が初めてで、恋人って意識すると恥ずかしくて顔真っ赤になるから、その、カッコわりぃとこ、見せたくなくて。でも、浮気はしてねぇ。これは絶対誓う。ただの友達とは肩組んだりできんだけど、マジでそれ以上の関係は持ってないし持つ気ねぇから。でも浮気って不安にさせたよな。本当にごめん。」
「こちらこそ、その、浮気だと決めつけてしまってすみませんでした。あなたのような誠実な方が浮気なんて、…ちょっとしそうだなとか思ってました」
「そこは嘘でもしないってことにしてくれ。改めて、言わせてくれ。あ、愛してる」
「あはは、遅すぎですよ、ばか…!」
休日の朝、ヒヨドリが大音量で鳴く。
ピィイギィイイヤァア゛ァーッ!!。
文字にすると大体こんな感じだ。
しかも一発ではない、ピギャピギャと連続で煩く喚くのだ。
オスがメスにアピールするために鳴く求愛行動?らしいのだが、あんなに煩く喚くヤツをメスが好きになるとは到底思えないが。
あまりにも煩いから売れ残っているんじゃないか、とガラス戸越しに木の枝のヒヨドリを睨んでいると、メジロが庭に飛んできた。
ここらへんを縄張りにしている番で、庭の椿や梅が咲く頃に蜜を啄みにやって来る。
ヒヨョヨン、ヒヨヨッ。
労り合うような番のメジロの鳴き声、交互に蜜を舐める可愛らしい仕草。かわいい。
独り身のヒヨドリに見せつけるように、番のメジロがいちゃいちゃしだす。
ヒヨドリは、ギャフンっと一鳴きして何処かへ飛び去っていった。
テーマ「愛を叫ぶ。」
愛を叫ぶ
「愛してるよ」なんて声を掛けることも若いときはあったけど、今は恥ずかしくてない。
好きなんて言葉すら言っていない。
そんな状態で妻はいいのだろうか。
やっぱり「愛してるよ」、「好きだよ」なんて、言葉はほしいものなの?
ほしいと言われても言えないな…。叫べないな。
年を取ると臆病になっちゃうよ。
【愛を叫ぶ】
人を好きになる。
簡単そうで難しい。
本気で好きだった人には想いを伝えられず。
こんな、恋愛をしている自分が嫌いだ。
人を愛することが嫌いになっていく。
怖くなっていく。
せめて…自分のことを好きなら想いを伝えてほしい。
絶対後悔しないはず。
だって、今日も自分は愛を叫ぶはず_。
死んでしまっては、何も伝えられない。
死人に口なしとはいうが、本当にそうだ。
私の不注意で、私は死んだことになっているが、実際はそうではない。
でも、何も言えなかった。
私の亡骸を見て、彼女は泣いていた。
傍らで、死を理解できていない我が子は不思議そうにしていた。
事故扱いの真相も伝えたいけれど、それよりも。
私は、あなた達のことを愛しているよ。
離ればなれになってしまったけれど、ずっと愛して、ずっと見守っているよ。
不安にならないで、悲しまないで。一緒にここにいるからね。
声はでない、伝わりもしない、それでも。
私は二人に愛を叫んだ。声にならない愛を叫んだ。
【愛を叫ぶ】
※シリーズものの作品です
元々、そう言うのは苦手だった。
言ったところで、伝えたところで、変わることは何もなくて。
そもそも、それがそうなのかさえ解らなくて。
だとしたら、どうすればよかったんだろうって、未だに考えている。
”愛を叫ぶ。”
その愛がどんなものだったかなんて、結局伝わりはしないんだ。
愛を叫ぶ。
お題「愛を叫ぶ」
君の中の片隅でいいんだ
僕の居場所があれば
それだけで
生きられるんだ
君の毎日の中に
一瞬だけでも
僕の居場所があれば
それだけで
息ができるんだ
君の目に最後に映るのが
僕でなくても
君の意識の最後に浮かぶのが
僕であれば
生まれたことを
悔やまない
「愛を叫ぶ。」
叫ぶということは、
相手は遠いところにいるのかな。
叫ばなければ届かないところに。
叫んでも届かないところに。
隣にいる君の、小さな愛のつぶやきに、
「私も」と笑いあえるこの幸せ
幸せにするって言ったじゃないか!
一生抱けるって言ったじゃないか!
あれから20年…
私は、幸せじゃない!
3年、抱かれてない!
でまかせやないかーーー!
この声が君に届くことはもうないのだ…
そう考えると胸が苦しくなる
どうやっても届かない
この思いをただ1人心の中で叫んでいた
この愛を受け止めて
お前と居なきゃこの先が見えなくなりそうなんだ
お前の笑った顔
お前の怒った顔
お前の泣いた顔
お前の嬉しい顔
どれもすべてが好きだ
人に言われても気にしない
最後に俺は
世界のど真ん中で御前好きだあ
【愛を叫ぶ。】
雑居ビルの地下、手狭なライブハウスのステージで相棒のギターをかき鳴らす。色鮮やかに輝くサイリウムの海。観客たちの歓声。その全てが俺の血を熱く沸騰させる。
いつもならこの勢いのまま、最後の曲に突入する。だけど今日だけは、小さく息を吸い込んで一呼吸を置いた。
――いつだって俺の歌を笑顔で聞いて、そうして拍手を送ってくれた人。すごいねとキラキラとした瞳で笑う君にもっともっと喜んでほしくて、消毒液のツンと香る真っ白い病室を訪ねては拙い歌を紡ぎ続けた、俺の始まりの記憶。
ギターの弦を一つ、二つとピックで弾く。そうしてから勢いよく、曲を奏で始めた。普段この曲に込めるのは、来てくれたお客さんへの感謝。俺なんかのライブに足を運び、ファンだと言って応援してくれる人たちへと捧げるラブソング。だけどどうか、許してほしい。今日だけはこの歌を、ただ一人のために奏でることを。
二時間以上も歌い続けた喉は、枯れかけてガラガラだ。それでも構うものか。歌え、歌え、歌え! 俺にはそれしか、俺の心を表現する方法がないのだから!
五月の涼やかな風に攫われるように、旅立っていった美しい人。最期まで君に伝えることのできなかった愛を、全身で叫んだ。
愛を叫ぶ
私は神谷さんが大好きだー!
うっちーも好きだー!
たっちゃんも!
ムーミンママも!
赤井さんも!
みーんな大好きだー!!