『愛があれば何でもできる?』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
このテーマが来た時に足りない頭を絞って考えてみた結論。
『有形の愛』なら出来るのかな?と思う。ただし、「何でも」とついたら不可能だと思う。
愛するものは私には沢山ある。
納豆、ラーメン、とろろ、音楽、落語、家族。
数え上げればキリがない。毎日見ても。毎日聞いても。毎日食べても受け入れられる。どんな体調でも自分の身に何が起きても受け入れられる。私の心には少なからず無償の愛はあるようだ。
私がAIじゃなくて人間だったという安堵は置いといて(何者だお前?)
じゃあ、愛する人や物はどうしたら手に入る?
与えてくれる人がいて、与えられる環境下で昔から今もいる人なら、手に入るだろう。しかし、そんな人はごく少数でしょう。
そうなると、手にいれるには、愛する人や物に投資する、買う、交換するという必要になる。やはり、お金、仕事、相談、契約といった「有形」にして、愛を手にいれるしかないのだと思う。
幸せなら態度でしめそうよ、という歌詞があるけど。
愛するなら形でしめそうよ、と私なら書き換えられる(笑)
ちなみに「何でも」はあり得ないといったのは、物や人は有限だからと思うからだ。地位や名誉を愛したいと思う人はお金だけでなく権力も必要だが、力を振りかざした時点で愛は強欲に変わるのではないだろうか。
「両手広げて手に入る」愛があれば、それでいいな。人生。
「愛があれば何でもできる?」
愛があれば何でもできる?、と問われたら、
私は出来ないと言うと思う。
やっぱり、出来ること出来ない事はある。
何でも?というのは無理だな。
愛があれば何でもできる?
「おいっ今すぐ来れるか?」真夜中友人の葉流から電話があった。「どうしたの?こんな時間に」「いいから来てくれよ、今すぐ俺ん家で待ってるからじゃあ。ガチャン」葉流はそう言うと慌てた様子で電話を切った。電話の向こうでは怒鳴り超えや悲鳴が少し聞こえた。これはただ事ではないと思った私はコートを着てスマホを持ち自転車に乗って葉流の家に向かった。
葉流の家に着くと「入って、とにかく大変なんだよ」言われるがまま家の中に入ると何やらもめ事が起きていた。葉流によると、22歳の姉が四年間付き合った彼氏と結婚したいと親に言ったら両親が大反対したらしい。何故ならその彼は姉より3つ年上で麻雀などの賭け事にハマっていてホストクラブで仕事をしているらしい。両親はろくな男じゃないと猛反対。
「これどうしたら良いと思う?」と葉流は私に聞いた。「あのさ今更かもしれないけれど、私じゃなくて自分で仲裁に入ったら?私じゃどうにもならないよ」「え〜?今更かよ」と葉流は言った。「だってさ……」すると葉流は思い切って仲裁に入った。「もうやめてよっ姉ちゃんも諦めろよ。そんな男ろくな人じゃないって母さんも父さんも言ってるだろっ、何でわからないんだよっ?お願いだからこんな喧嘩を聞かされてる俺の身にもなってよ。俺は喧嘩しないで仲良く暮らしたいよ」葉流にしては良い事言うじゃんと私は思った。すると両親は、「ごめんね葉流。そうだよね。こんな言い争いを聞いてる葉流も嫌だよね」そして姉も「確かにろくな男じゃないかもな、私も諦める。ごめんなさいお母さんお父さん」と謝った。「良かったね」私は葉流にそっと囁いた。「うん、ありがとな」葉流は嬉しそうに言った。
愛があれば何でもできるなんてことはない。
でも、愛があるからこそ出来ることが多くあることも事実
愛があればなんでもできる?
いまは、利害関係があるのか
愛は関係ないのかもしれない
でも…
一滴の水という愛を注げば
不思議な力に変わること
も時にはある
1人では無理でも
2人なら…叶うことも
ある…
信じるかは自由だけど
愛があれば何でもできる?
目が覚めれば、放課後になっていた。
嗚呼…僕はまた寝てしまっていたのか。
また怒られてしまう。
そう思いながら、鞄に教科書やノートを入れる。
鞄に詰めていると、誰かに背中を押された。
誰かと思い振り返ると、“終焉”と呼ばれている子がいた。終焉は僕の反応に満足すると、また寝ようとしていた。僕は慌てて止める。
「寝ないで⁉︎もう下校時刻だよ⁉︎帰らないの⁉︎」
そう言うと終焉は顔を上げて言う。
『もう下校時刻?じゃぁ帰らないと…』そう言いうと終焉は、鞄を掴み出ていった。
僕は暫く呆気に取られていたが、自身も帰宅の準備をして帰路についた。
僕は今日も寝ていた。
いつものように、鞄に教科書やノートを詰めていた。
だが、いつも終焉は僕の背中を押すのに、今日は静かだった。どうしたのかと思い、振り返ったが誰もいなかった。
(終焉は先に帰ったのか。)
そう思い、僕はいつもように帰路についた。
ーGAME OVERー
画面にはそう映し出されていた。
僕はコンテニューを押そうとした。
だが、《コンテニュー》の文字はなかった。
『いつまで、やるんですか?もういい加減諦めたらどうですか?僕だって暇じゃ無いんですよ。
…何ですか?“最後の一回”?分かりましたよ。
これが“本当に最後”です。次上手くいかなかったら、終わりですからね。』
画面に《コンテニュー》が映っていた。
僕は迷いなく始めた。
暗い画面から、
小さい声で何か言ってるのが聞こえた。
“もうやめてよ…”
目が覚めれば、放課後になっていた。
愛があれば何でもできる?
自分を大切にする為に愛は必要だが、この世はそんな愛だけでは出来ない事が多すぎる。
とりあえず今は甘いココアでも飲んで、自分を愛でてあげたい。
日々家
愛のパワーを活かせるくらい 自分が強ければ
―愛があれば何でもできる?
愛があれば何でも出来る?
人を好きになる事は
良い事も悪い事もあるよね…
原動力にもなり
傷つけてしまう事も有る
でも、やっぱり本気で人を愛したら
何でも出来ると思う…そう信じたい
『愛してるなら(やってくれるよ) ね?』
そんな裏に隠された意味のある言葉ですら特別で嬉しかったから。たとえただ便利に利用されているだけでも構わないと思っていたんだ。君の時間を貰って仮初の愛を対価として手に入れていたのだから。
本当は……、いや、
それはある種幸福なことだと思っていた。例えばアイドルや役者に恋をしても淡い願いは叶わないけれど、ホストやホステスからは夢を買えるように。この関係はあくまで利害関係によって成り立つ気楽なビジネスの親戚だから。
(作り物でもよかったのに)
騙してくれる気があるならそれでよかった。なのに君はそれですら出し惜しんで、バレなきゃいいって軽んじてきたんだ。さすがにひどいよね。
愛があればなんでも出来る? そうかもしれないね。愛は時に狂気にも致命傷にも形を変えるから。
だからさ、これもきっとあいだよ ね?
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「さよなら」
#柚原くんの一目惚れ (BL)
Side:Luki Ichinose
第一志望に選んだ男子校の入学式があったのが3週間前。
約半年間付き合ってた彼女をフッたら、同じクラスになった柚原に突然告白されたのが2週間前。
…何だこの入学早々のイベントに有るまじき情報量。とは思ったけど、まぁ柚原自身良い奴っぽいし、キレるとなんか面白いし…ということで程々につるんでいる。
「…柚原ぁ、メシ行かなくていーの?俺腹減ったんだけど」
「だ、か、らっっ!!何で毎回わざわざ俺の頭を顎置きにすんだよこのノッポが!!!!」
「え〜…いーじゃん、柚原可愛いし」
「んなっっ!!…か、可愛いって言えば許されると思ってんなよ!?」
「は〜いはい、可愛い可愛い〜」
「市ノ瀬それテキトーに言ってるよなぁ!?」
…程々につるんでいる。うん、多分。
身長159cmの柚原の頭に顎をのせてぐりぐり〜っとすると、なんかイイ匂いするし毛質はフワフワで気持ちいい。
一度やるとなかなかやめられないんだな、これが。
「おいいいやめろおおお!髪型崩れるうううう!!」
「はいはいごめんごめん。後で俺が直したげるから機嫌直しなって。愛があれば髪型だって直せる俺だから」
「言ったな??よっしゃ、イケメンにしろよ!」
「え、やだ。柚原にイケメンは無理」
「何でだよぉ!!!!」
柚原は言葉ではキレていても、何故かちょっと嬉しそうにしている時がある。
…いわゆる惚れた弱み、ってやつか?
そんな柚原の反応が面白くて、いつもしている黒いマスクの下の俺の口角がちょっとニヤついてしまった。
「何でちょっと嬉しそーなの」
「はっ!?…そ、そんなに嬉しそうにしてたか俺!?」
「柚原って俺のこと相当好きなのな〜」
「…」
冗談半分でそんなことを言ってみたら、柚原が黙った。
顔も耳もみるみる真っ赤になっていっている。
「…は、はぁ??好きだけど文句あんのかよ…??」
────────キュン。
…は?何これ。キュンって何、キュンって。
何で胸のあたりがこんなムズムズしてんの?意味分かんない。
今まで他人にそこまで興味なんて持たなかったのに、この感覚が俺らしくなくてどこか気色悪いとさえ思う。
確かに柚原は今までつるんできた奴らとは全く違うタイプだけど、だからって俺がそんな簡単にキュンとくるようなタイプだとは正直思えない。
…でも、何故かこいつのことは構いたくなっちゃうんだよな。
「おーい市ノ瀬〜…聞いてんのかぁ?」
「ん?あ〜…なんか、柚原が可愛いなって思って気ぃ取られてたわ」
「それ今1ミリも思ってないだろぉ…」
「さぁね〜」
俺はあえてはっきりと答えずに、また柚原の頭に顎をのせてぐりぐりし始めた。
速くなった心臓の音が柚原にバレないように。
ちょっとニヤついた俺の表情が柚原に見えないように。
「も〜…それやめろって言ってるだろおおお…」
「かまちょしてる柚原のことを構ってるだけで〜す。愛があればかまちょの対応だってお手のもの〜」
「かまちょしてねぇし…!」
…案外、構ってほしいのは俺のほうだったりして。なーんて。
愛があれば何でもでき…る?まではまだ程遠いけど、俺は今日もこうして柚原を可愛がっている。
【お題:愛があれば何でもできる?】
◾︎今回のおはなしに出てきた人◾︎
・柚原 愁 (ゆずはら しゅう) (受けみたいな)攻め 高1
・市ノ瀬 瑠貴 (いちのせ るき) (攻めみたいな)受け 高1
愛があればなんでもできる?
若い頃は本気でそう思っていた。
でも実際愛があってもどうにも、ならなかったよ
2024 5/16 愛があればなんでもできる?
[愛があれば何でもできる?]
愛があれば何でもできるわけではない。
でも、愛があると何でもやる気になる。普段はあまり外見なんて気にしないけど、好きな人ができたら可愛いくなる。化粧とかオシャレしたり。
褒めてもらうために料理を美味しく作ったり。
愛は生きるための原動力になっている。
暖かくてほんわかな感じになる。
〚愛があればなんでもできる?〛
愛だけじゃできない。愛と夢と勇気と家族と仲間が必要。愛があれば無敵?なんてそれも正解かも知れませんね。でも本当の正解は全てなんですよ。
それはどうだろう。
その人次第ではないだろうか。
その人が持っている "愛" の定義によるだろう。
力になり、善悪が分かれる。
善であったほうがいいとは思うが、
その人に関する周りがいいとするのなら
悪でもいいのかもしれない。
最後は自分で決めることだ。
#愛があれば何でもできる?
5月16日 20:34
"愛があれば何でもできる?"
愛があってもできないこともある。
もし、あなたが家族でも恋人でも、愛してる人に
『・・・私を愛してるなら、死んで?』
って言われたら分かりましたって言えますか?
愛してるだけでは
この世の全てができるわけではない。
でも、愛がないとできないこともある。
何かの原動力になって、体のどこからか
不思議とものすごい力が出てくる。
"愛があれば何でもできる"ことはないかもしれないけど、愛のおかげでできることもあると思う。
Q.愛があれば何でもできる?
A.そこに愛があるから「しない」こともあってほしい
ある映画を観て久しぶりにまた考えていた
私が初めてキスをする相手とか
初めてそういう雰囲気になる相手とか
そういう人が、私の本当に好きな人だったら
違ったのか
今の私は過去の私がつくったのか
とにかく結婚もしたくないし
妊娠もしたくないから
わたしは一人で生きていく
でも、結婚も妊娠もない
心安らぐ絆や「居なくならない」人と巡り会えるなら
私も、巡り会いたいよ
それを愛と呼ぶなら、なおさら
愛があれば何でもできる? できる愛もある、それは親の愛。これに勝るものはないだろう。
愛の力は確かに尊い。
人を強くし、人を支え幸せにする。
でも愛ひとつでどこまで走り続けられるのかな。
全てを解決する万能の鍵ではないよね。
愛と現実のいろんな要素がそろった時に、何か求めるものが可能になると思ってる。
「愛があれば何でもできる?」
「ねぇ、」
と、スマホゲームをしている俺に彼女が話しかける。
「ん?」
と、スマホを片手にだいぶ曖昧な返事を返すと、
「愛があればなんでもできる?」
そう言いながら、こてん、と首を傾げる愛しい彼女。
かわいい。そう思った直後に俺はやっと彼女が放った言葉の意味をやっと理解する。
「急にどうしたの?」
いきなりの事でやっている途中だったゲームをやめて、スマホを置く。
「いや、なんとなく笑」
「なんとなくなんだ笑」
と、ふたりで笑った。
でも、と彼女は続ける。
「なんとなくで言ったけど、ちょっと気になるかも」
そう言って、ちょっとぎこちなくはにかんだ。
「そうだなあ…考えたことなかったかも」
「だよね笑」
「無理しないでいいよ、流していいから」
そう答える君に、俺は
「でも、愛があるかないかは別として、自分にとって大事で、今しかしてあげる事ができないなら」
「非人道的な、っていうか、道徳心に欠けること以外ならするかもな」
…なんともありきたりな回答だ、と自分でも思う。
「なるほど…」
と、変に納得している彼女。
そんな君にそれでも、と俺は言葉を綴る。
「他の誰でもない、自分が守るって決めた人になら、その言葉は使えるかもね」
「例えば?」
と聞く君に、
「どんな時でも、側に居てくれた最愛の人とか…ね?」
俺はそう言いながら、彼女の…妻になる君の左手をとる。
俺が握っている小さな手には、これからの未来を指すかのように、淡く光る指輪がはめられている。
Write By 凪瀬